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選考対策

インターン面接を乗り切ろう|自己PRや面接対策のコツについて

インターンの選考では、多くの場合面接があります。面接は行き当たりばったりでは上手くいきません。自己PRの作り方や面接の対策など、事前準備をしっかりしておく必要があります。自己分析を行い、準備万端でインターン面接を乗り切りましょう。

インターンの面接のコツを掴み準備する

インターンはその業界や企業を肌で感じることができるチャンスです。しかし、多くの場合インターンには選考があり、面接に通過しないと参加することができません。この記事では本選考とインターン選考の違いや、面接で聞かれる内容や自己PRの作り方など、面接対策を中心にまとめています。
しっかりと準備をしてインターン面接に臨み、チャンスを掴みましょう。 画像

就活とインターンの採用面接は異なる

就活とインターンの採用面接を混同する人がいますが、まったく別のものです。2つの違いを見ていきましょう。

就活面接とインターン面接の違い

就活面接とインターン面接は、目的がまったく異なります。
就活面接は、当然、新たに採用する社員を決める目的で行われるものです。企業は、自社にあった人材か、自社に入って活躍してくれそうかという観点で面接します。
しかし多くの日系企業がインターンを行う目的は、採用ではありません。学生に就業体験を積む機会を与え、業界研究やキャリアを考える機会を提供することが目的です。そのため熱意がある学生が採用される傾向があります。

採用が関わるインターンはそれを明記している

もちろん、採用が関わるインターンも存在します。特に外資系企業などのインターンは採用に直結していることが多く、内容も実践的で参加者の能力を計るものになっています。その場合は事前の入念な準備が必要です。
採用が関わるインターンはそれを明記しているので、要項をしっかりと確認してください。 画像

インターンへの目的意識を明確にする

面接でよく聞かれる質問というものがあります。事前準備でそれらに備えましょう。

なぜ参加するのかという質問に対して

上で見てきたように、多くの場合、企業側がインターンをする目的は、学生に就業経験の機会を与え、キャリア形成を助けることです。「なぜ参加するのか」という企業の問いかけは、あなたの目的意識がしっかりしていて熱意があるのかを 見ています。
その目的をしっかりと捉えた上で、自分自身に置き換えて答えましょう。話をわざと作る必要はありません。自分自身がインターンになぜ参加しようと思ったのかしっかり考えていれば、自然と答えは出てくるはずです。率直な熱意を言葉にしてください。

何を学びたいのかという質問に対して

企業側は、「何を学びたいのか」という質問を通してあなたがインターン中に何を重視して取り組もうとしているのかを見ています。業界研究の一環だという人、先輩社員がどのように仕事をしているのか見てみたいという人、純粋に意識の高い学生たちと共に切磋琢磨したいという人もいるでしょう。
インターンに参加して自分は何を学びたいと思っているのか、自分自身を顧みて答えれば大丈夫です。学生にとって珍しく馴染みのない業界なら、業界研究の一環としてより実践的にその業界に触れてみたいと答えるのもよいです。 また実際の現場に立つことで、現場の雰囲気を感じ取ったり、先輩社員の仕事ぶりを見ることもできます。自分自身が今後キャリアを考える上で何を知りたいのかを見つめ直してみてください。

身に付けたいものは何かという質問対して

学びたいことは何なのかという疑問には、自分なりに学んだときに身に付くと思われるものを答えましょう。それはコミュニケーション能力かもしれませんし、ロジカルシンキング、もしくはリーダーシップかもしれません。
しかし、「コミュニケーション能力です」とただ一言答えるだけでは、面接官に印象を残すことは難しいです。例えばコミュニケーション能力ならば、先輩社員がどのように社内外の人たちと接しているのか知りたいなどと付け加えるだけでも、ぐんと印象は変わります。 画像

自分自身を顧み、自己PRの準備をする

面接では、あなた自身のことも問われます。自己PRを作り込み、面接対策をしっかり整えましょう。

頑張ってきたことを年齢ごとにまとめる

自分自身が頑張ってきたことを、年齢ごとに書き出してみてください。賞を取ったりしていなくても、自分なりに頑張ってきたことで大丈夫です。学校行事や部活動、習い事やアルバイトなど、何か力を入れてきたことがあると思います。
今のあなたがあるのは、それらの経験から何かしらを学んで成長してきたからです。自分自身がどのように作られてきたのか知るには、頑張ってきたことを書き出してみるのが一番です。

力を入れてきたことを簡潔に整理する

年齢順に書き出した頑張ってきたことを見ながら、特に頑張ったものをピックアップして、具体的に伝えられるようにまとめてください。ダラダラと長くまとめず、簡潔に整理することが大切です。 また頑張ってきた内容だけではなく、そこから何を得て成長することができたのかを考えてみてください。文化祭などでクラスメートと制作物を作ったのならば、そこから仲間と協力する大切さを学んだかもしれません。頑張ったもの、そこから得たものは人それぞれ違い、それが個性となります。

長所と短所についての自己分析をする

自分の長所と短所について、書き出します。もしも自分のことを客観的に見ることが難しければ、家族や友達に聞いてみてもよいでしょう。自分をよく知る他人に聞いてみることで見えてくることがあります。 また短所についてですが、「あまり人と話すことが得意ではありません」とだけ答えると、面接官の心象はあまり良くありません。
「人と話すのが苦手→聞き手に回ることが多い」というように解釈し、「あまり自分から話すのが得意ではありませんが、その分人の話をよく聞きます。しかし社会に出たら自分から積極的に話さなければならない場面も多いと思うので、インターンでは社員の方々がどのようにコミュニケーションを図っているか学びたいです」などのように、自分が短所と思っていることでもそれを学びの意欲に変えることができれば、マイナスもプラスに転じます。 画像

面接で質問に答えるときのポイント

面接でのポイントをまとめてみました。自分自身で質疑応答集を作るときの参考にしてください。

特別なことを作り上げる必要はない

インターンシップの面接では、自分を優秀に見せるために答えを作り上げる必要はありません。あまり作り込みすぎても、面接官は人事の専門家なので見抜きます。また自分では特別なことだと思っていても、「○○のリーダーでした」などの発言は学生に多くみられ、面接官は驚かないものです。
またインターン面接に成功したとしても、自分が発言した内容が後々までつきまとうことになってしまいます。インターンシップ中に自分が自分らしくいるためにも、当たり前のことを当たり前に、素直な気持ちで答えましょう。

見られているのは質問の意図を見抜く力

面接官が本当に面接を通して見ているものは、それまでその学生が経験してきた内容というよりも、その学生の対応力です。
インターンに参加してみると、意識が高いもののそれほど特別な経験をしてきた学生が集められているわけではないことに気づくはずです。面接とはその人となりを判断する場所である以上に、人と人とが対話してお互いを知ろうとする場所なのです。
面接官も話していて楽しい学生には好印象を持ちますし、質問の意図を理解せずに自分のことばかりを主張してくる学生とは一緒に働きたいとは思いません。質問の意図を見抜くコミュニケーション能力が評価されるので、面接当日は作り込んだ内容を棒読みするのではなく、面接官と対話するつもりでいるとよいでしょう。 画像

質問はありますかと聞かれたとき

面接の最後によく「質問はありますか」と聞かれます。どのように対応したらよいのでしょうか。

1つだけ質問を準備しておく

最後の「質問はありますか」という問いかけで、特にないと返事したからといって面接に落ちることはありません。ただし定型文のようによく聞かれる質問なので、1つだけ質問を準備しておくと積極性をアピールできます。
会社案内に書かれているようなものでは、面接官も答えがいがない上に「パンフレットを読んでないのか」と思ってしまいます。現場の社員だからこそ答えられるようなものがよいでしょう。

質問する積極性が求められている場合がある

最後に質問しなかったということが理由で、面接で落ちることはありません。しかしこの「質問はありますか」という問いかけは最後のチャンスでもあるのです。なぜなら、面接官が面接で見ているのは、質問するということ自体の積極性を見ているからです。最後に落ち着いて質問をし、面接官が答える内容にしっかり耳を傾けるようにしましょう。
また、万が一インターンに選ばれなかった場合、これが本選考までにこの企業の社員と話せる最後のチャンスかもしれないのです。そう思えば、自然と質問内容も思い浮かぶと思います。 画像

自分の目的意識と自己分析で面接を乗り切る

インターン面接を乗り切るためには、事前準備が必要です。面接の準備として始めたいのが自己分析。過去に自分が何に真剣に取り組み、何を得たのか。そして、自分の長所と短所は何なのか、自分を顧みてみてください。想定する質問と、それについての答えを書き出すことで十分面接の下準備となります。
しかし、面接というのはプレゼンテーションのように、一方的に自分のことを発表する場ではありません。人と人とが会話をする場である以上、相手の意図をきちんと把握して、自分なりに対応していく必要があります。面接で求められるのは、対応力や機転といったコミュニケーション能力なのです。
面接では、自分が判断されていると同時に、あなたもインターン先としてふさわしいかどうか企業を観察るつもりで挑むといいかもしれません。

社会を知る方法はインターンだけじゃない

インターンシップに参加することで、その会社を深く知ることが出来ます。 ですが、インターンシップに参加できる社数は限られているはず。1人あたり平均して3~5社程度受けられるはずですが、スケジュールの関係でそれ以上は難しいことも。 では、それ以外の会社や業界のことを知るにはどうしたら良いのでしょうか?

答えは、OB/OG訪問にあります。ビズリーチ・キャンパスには多様な業界、会社に所属する先輩社会人が登録しています。あなたのキャリア選択にきっと力になってくれるはず。

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