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選考対策

冬のインターンに参加する際の服装選びのポイント・注意点とは

インターンは、学生の夏休みの時期と並んで12月~2月頃に開催されるプログラムも多くあります。季節的に冷え込む時期ですので暖かい服装で参加したいところですが、防寒具はカジュアルなスタイルになりがちで、インターンにふさわしいか迷ってしまう人も多いようです。そこで今回は、防寒対策をしながら充実したインターンにするための、服装選びのポイントをご紹介します。

まずは服装の指定があるかを確認

大前提として、「これならどんな企業・どんなインターンでも通用する」という服装はなく、TPOにあわせることが基本です。
ただし、ホームページ等に記載されているインターンの参加要項や、メールでの連絡事項に服装に関する記載がある場合は、その内容にあわせるようにしましょう。というのも、就業体験型のインターンの場合、先輩の顧客商談に同行したり、業種によっては製造現場や工事現場での就業体験・現場見学をおこなうことがあります。業務に支障が出ないように服装を指定しているケースもありますので、まずは企業からの連絡事項を確認しましょう。

服装指定がない場合の確認方法

企業から特に言及がなく自身で判断がつかない場合は、企業に直接問い合わせをしてみるのも一つの方法です。とはいえ、「こんなことを質問して良いのかと」不安になる場合もあるでしょう。そんな時は以下のような方法で企業の組織風土を知り、インターンにふさわしい服装を判断しましょう。

社員が登場している記事の写真・動画から判断する

企業の採用ページや就職情報サイトには、多くの場合、職場環境や先輩社員のインタビューが掲載されています。写真や動画で実際の社員が登場しているものも多いもので、先輩たちの服装を参考にすると良いでしょう。スーツで働いている人ばかりなのか、カジュアルでもジャケットは着ているのか、Tシャツ・デニム・スニーカーを着用しているのかなど、登場している人の服装から、その職場の基準を判断できます。 採用情報で社員の様子が分からない場合は、会社の公式SNSで登場している社員・職場の様子や、ニュース記事に登場した社員のインタビュー写真などを探してみても良いでしょう。

OBOG訪問をする

実際の社員に会って先輩たちの服装を確かめる・聞いてみるのも良いでしょう。インターン前に先輩社員の経験談や意見を聞き、疑問・質問を解消しておくことは、服装について知るだけでなくインターン当日の満足度・理解度を高めることにも有効です。

先に参加した学生の声を聞く

最近は就活情報の口コミに派生してインターンの口コミも多く見られます。こうした口コミを服装の参考にすることも一つの方法です。ただし注意したいのは、口コミサイトの情報や学生個人の発信は、あくまでも学生の個人的な意見であり、企業のオフィシャルな見解ではないこと。「企業や社会人の立場から見てどうなのか」という視点も踏まえて最終的に判断しましょう

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仕事にふさわしい服装と、寒さ対策を両立するポイント

ニット、パーカー、ダウンジャケットなど、暖かい服装はカジュアルな印象になりやすく、職場によってはふさわしくない場合があります。そのため、カジュアルすぎる服装が合わない企業でインターンをおこなう場合は、以下のような方法で寒さ対策をすると良いでしょう。

インナーで調整する

例えばシャツの下に保温性の高い高機能インナーを着用するなど、外から見えにくい部分で対策をしましょう。ただし襟・袖・裾からはみ出たり、透けてみえないこと。清潔感のある身だしなみを保てるように気をつけましょう。

重ね着できない分、違う部分で防寒する

過度な重ね着は、着膨れした印象やカジュアルな印象を与える場合があります。そのような場合、カイロや温感スプレーなどで暖かくするのも一手。現在は感染対策として日常的に着用されているマスクですが、冷たい外気から顔を保護する役割も果たしてくれます。

マフラー・手袋などの小物を活用する

コートやマフラー・手袋などは、企業を訪問する前に外しておくのが社会人のマナーです。コートは大物なので脱いでも人の目に触れますが、小物は使わない間は鞄の中にしまうため、マフラーや手袋などは企業風土やインターン内容との相性を深く気にしすぎなくても良いでしょう。ただし、営業同行など外出を伴うインターンの場合は先輩社員や企業の顧客の目に触れる場合がありますので、注意が必要です。

コートは畳みやすいものがベター

小物と違って人の目に触れるコートですが、インターンの最中に着用することはほとんどないのが実態でしょう。実際の社会人も、職場への行き帰りや移動中に身にまとう程度なので、機能性を重視したスポーティなアウターを着用している人も多く見かけます。ただし、気を付けたいのはデザインや色・柄よりも取り扱い。脱いだ時の畳み方や、オフィスや会議室での保管の仕方は、社会人としての印象を左右する冬の時期ならではのポイント。その意味では、シンプルなデザインの方が取り扱いがしやすいでしょう。

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「オフィスカジュアル」「服装自由」と言われたときの防寒対策

「オフィスカジュアル」「服装自由」の場合は、防寒対策も選択肢の幅が広がります。あくまでも100%の正解はありませんが、一般的にオフィスカジュアルであればジャケットの下にセーターなどを身に着けている人は多いです。もう少しカジュアルな職場であれば、ニットやカーディガンなどで働いている人もいます。どれくらいカジュアルなものが許容されるかは、職場写真などを見て判断しましょう。
また、服装はTPOと同じくらい清潔感が相手に大きな印象を与えます。冬の服装はコートなどを筆頭に夏物と比べて毎日は洗濯しづらいものが多いため、しわ・汚れや毛玉などが目立つと野暮ったい印象に見えることも。着用する前に手入れをしたり、普段から使っているものはクリーニングに出しておくと安心です。
このように、冬の時期には寒さ対策をしたいからこその服装のポイントがありますが、やはり最終的な判断基準はインターン先企業の風土次第です。服装に注目して企業を研究することは、企業のカラーを理解する手掛かりにもなりますので、インターン参加の前に一度調べてみると良いのではないでしょうか。