BizReach Campus

App Storeから無料ダウンロード

ダウンロード
close
選考対策

就活の自己PRで使える強み例文20選!強みを見つける方法も紹介 | ビズリーチ・キャンパス

就活で欠かせない自己PR。その中でも「自分の強みをどう伝えるか」に悩む学生は少なくありません。「そもそも自分の強みがわからない」「アピールしても根拠が弱い気がする」そんな不安を抱える就活生に向け、本記事では就活の自己PRで使える“強み”の具体例を20種類厳選して紹介します。 さらに、自分に合った強みを見つけるためのヒントや考え方も合わせて解説します。面接官に伝わる説得力のある自己PRを目指しましょう。

目次

強みって?

就職活動における「強み」とは、自分ならではの得意分野や行動特性のことを指します。
例えば、目標に向かって粘り強く取り組む姿勢や、人と円滑にコミュニケーションを取る力などが挙げられます。大切なのは、「その強みがどんな場面で発揮されたのか」「企業でどう活かせそうか」を具体的に伝えること。自分では当たり前に感じていることでも、実は立派なアピール材料になることがあるのです。

長所と何が違う?
「強み」と「長所」は似た言葉ですが、就活においては明確な違いがあります。
長所は性格的な良さを指すのに対し、強みは“仕事にどう活かせるか”までを含めて語るものです。例えば、「明るい性格」は長所ですが、それを活かして「初対面の相手ともすぐ打ち解け、チームの雰囲気をよくできる」なら強みになります。企業が知りたいのは、入社後にどう活躍してくれそうかという視点。だからこそ、強みは「成果につながる力」として伝えることが大切なのです。

強みを聞かれる理由は?
企業が「あなたの強みは何ですか?」と質問するのは、単に性格を知るためではありません。強みを通じて、その人がどのように考え、行動し、成果を出せるかを見極めたいからです。
つまり、自分の強みを理解し、それを仕事にどう活かせるのかを言語化できるかどうかが評価のポイント。自己理解の深さや、入社後の活躍イメージを持てるかが問われていると考えましょう。

自分の強みを見つける方法

いざ「自分の強みは何ですか?」と聞かれても、すぐに答えられないという方は多いはずです。強みを見つけるには、自己分析に加えて、身近な人の意見をもらったり、これまでの自身の経験を丁寧に振り返ることがヒントになります。

自己分析をする
自分の強みを見つける上で、まず取り組むべきなのが自己分析です。これは、自分がどんな場面で力を発揮してきたのか、どんな価値観を大切にしているのかを言語化する作業です。
自分の過去の行動や考え方を振り返ることで、「得意だったこと」や「周囲から評価されたこと」が見えてきます。強みは“感覚”ではなく“根拠”を持って伝えることが重要。その土台となるのが、丁寧な自己分析なのです。

関連記事:(自己分析の記事ID)

家族や友人から意見を貰う
自分では気づいていない強みを、実は周囲の人がよく理解していることも少なくありません。そこで有効なのが、家族や友人に「私の長所ってどこだと思う?」と聞いてみる“他力分析”という方法です。
第三者の視点を取り入れることで、自分だけでは見落としていた特性や行動傾向に気づけることがあります。特に、自然にやっている行動ほど自覚しにくいため、客観的な意見をもとに自己分析を深めるのはとても効果的でしょう。

関連記事:(他力分析についての記事ID)

自分のこれまでの経験を振り返る
どんな経験にやりがいを感じ、どんな場面で力を発揮してきたのかを整理することで、自分の強みが見えてきます。過去を振り返る際におすすめなのが、「モチベーショングラフ」を使った方法です。学生生活やアルバイトなどの出来事を時系列で並べ、やる気の高低をグラフ化すると、自分が何に反応しやすいかが可視化されます。
感情が動いた場面には、自然と強みが表れていることが多いため、気づきのヒントにもつながります。

関連記事:(モチベーショングラフ記事ID)

自己PRで使える強みの例文20選

強みがある程度見えてきたら、次はそれをどう伝えるかがポイントです。
ここでは、就活の自己PRでよく使われる代表的な強みを20個ピックアップし、それぞれに具体的な例文を添えて紹介します。自分に近い強みを探しながら、伝え方の参考にしてみてください。

主体性
「主体性」とは、指示を待つのではなく、自ら考え、行動に移す力のことを指します。
企業では、変化や課題に自発的に取り組める人材が求められるため、主体性は多くの場面で評価されやすい強みです。ただし、自己中心的な印象にならないよう、周囲との協調や成果への貢献と結びつけて伝えることがポイントです。

【例文】
『私は、課題に対して自ら考えて動く「主体性」を大切にしています。大学のゼミでは、グループ研究の進行が滞っていた際、全体の進捗を整理し、タスクを再分担する提案を行いました。メンバー一人ひとりに無理のない範囲で役割を調整したことで、スムーズに作業が進み、無事に発表まで間に合わせることができました。この経験を通じて、目的達成のために自発的に動く力と、周囲を巻き込む大切さを学びました。今後も組織の中で必要とされる行動を自ら考え、実行していきたいと考えています。』

協調性
「協調性」とは、チームや集団の中で他者と良好な関係を築きながら、共通の目標に向かって行動できる力を指します。
就職後は多様な立場や価値観の人と関わりながら仕事を進めるため、円滑なコミュニケーションや柔軟な姿勢は重要視されます。ただし「周りに合わせるだけ」ではなく、自分の意見も持ちながらチームに貢献している点を示すと、より説得力のある自己PRになります。

【例文】
『私の強みは、相手の意見を尊重しながらチームとしての成果を大切にできる「協調性」です。大学のゼミでは、グループ研究においてメンバーの意見が対立する場面がありました。その際、全員の意見を整理して共通点を見つける形で議論を進め、納得感のある結論に導くことができました。結果として、発表内容の完成度も高まり、教授からも高評価を得ました。今後も、対話を大切にしながら、チームの力を最大限に引き出す関わり方を意識していきたいと考えています。』

継続力
「継続力」とは、すぐに結果が出なくても、コツコツと努力を積み重ねられる力のことです。
地道な積み重ねが求められる仕事や、課題解決に向けて粘り強く向き合う姿勢は、多くの企業で高く評価されます。継続する中での工夫や成長を具体的に示すことで、説得力のある自己PRにつながります。

【例文】
『私の強みは、目標に向かって地道に努力を続けられる「継続力」です。大学1年生から学習記録アプリを使って英単語の勉強を習慣化し、毎日少しずつ語彙を増やしてきました。途中でモチベーションが下がる時期もありましたが、友人と学習時間を共有するなど工夫しながら継続した結果、TOEICで初回から150点以上スコアを伸ばすことができました。この経験から、自分に合った方法を見つけて続ける力と、地道な積み重ねが成果につながることを実感しました。入社後も、一歩ずつ確実に成長していく姿勢を大切にしていきたいと考えています。』

柔軟性
「柔軟性」とは、状況や相手に応じて考え方や行動を変えられる力のことです。
特に変化の激しいビジネスの現場では、自分の意見に固執せず、周囲と協調しながら臨機応変に対応できる姿勢が重視されます。自己PRでは「ただ言われたことに従うだけ」でなく、自分で判断しながら柔軟に動いた経験があると効果的です。

【例文】
『私の強みは、状況に応じて柔軟に対応できる力です。飲食店のアルバイトでは、急な人手不足の際にホールとキッチンの両方をカバーする必要がありました。普段は接客担当でしたが、あらかじめ他ポジションの業務内容も把握していたため、現場の流れを乱すことなくサポートできました。その結果、店長からも「安心して任せられる」と評価をいただきました。これからも、どんな環境でも冷静に判断し、必要とされる行動を選び取れる人材でありたいと考えています。』

論理的思考力
「論理的思考力」とは、物事を筋道立てて考え、課題の本質を捉えて解決に導く力です。
業務上の報連相や問題解決の場面で必要とされる力であり、伝える順序や根拠のある主張ができるかどうかも評価の対象になります。自己PRでは「結論→根拠→結果」の流れを意識すると、説得力が高まります。

【例文】
『私の強みは、物事を整理して論理的に考えられる力です。大学ではゼミのディスカッションで、議論が感情的になり意見がまとまらない場面がありました。そこで私は、一度論点を整理し、「何について議論しているのか」「なぜ意見が分かれているのか」をホワイトボードに可視化しました。その結果、話し合いの方向性が明確になり、短時間で結論に至ることができました。この経験から、冷静に全体を見渡し、論点を構造化して解決策を導く力が身についたと感じています。今後も課題に直面したとき、感情に流されず、理論的に判断する姿勢を大切にしていきたいです。』

リーダーシップ
「リーダーシップ」とは、必ずしも“先頭に立つ”ことだけを意味するのではなく、周囲を巻き込みながら物事を前に進める力のことです。
組織やチームで成果を出す上で求められる力であり、目標設定、役割分担、動機づけなどを通じて行動を促す力も含まれます。自己PRでは「自分なりの関わり方でチームを導いた」経験を具体的に示すと効果的です。

【例文】
『私の強みは、周囲と協力しながらチームをまとめ、目標達成に導くリーダーシップです。大学の文化祭実行委員では、広報チームのリーダーを務めました。当初は意見がまとまらず、作業の遅れが出ていたため、全員で話し合いの場を設け、役割分担を再構築しました。それぞれの得意分野を活かす形に変更したことで、メンバーの意欲も高まり、結果として予定より早く準備を終えることができました。この経験から、周囲の力を引き出しながら物事を動かす力を身につけることができました。今後も一人で背負い込まず、チーム全体で成果を出す姿勢を大切にしていきたいです。』

計画性
「計画性」とは、目標に向けて段取りを立て、効率よく物事を進める力のことを指します。
納期を守る、優先順位をつけて行動する、といったビジネスシーンで求められる基本的な姿勢のひとつです。自己PRでは、「どのように計画を立てたか」「計画によってどんな成果が得られたか」を具体的に伝えることがポイントです。

【例文】
『私の強みは、計画的に物事を進める力です。ゼミでの卒業研究では、資料収集から分析、発表準備までにかかる時間を逆算し、月ごとのタスクと目標を立てて進めました。途中で予定外の調査内容が増えた際も、優先順位を整理して調整することで、スケジュールに大きな遅れを出すことなく研究をまとめることができました。この経験を通じて、柔軟さを持ちつつも、全体を見渡しながら着実に取り組む力が身についたと感じています。入社後も、計画的な行動を意識しながら、確実に成果を出せる人材を目指します。』

忍耐力
「忍耐力」とは、困難やプレッシャーがある状況でも簡単にあきらめず、粘り強く物事に取り組む力のことです。
特に長期的な目標に向かって地道に努力する場面や、思い通りにいかない状況でも冷静に対応する力として、仕事においても高く評価されます。ただ我慢強いだけでなく、「行動を工夫しながら粘り強く取り組んだ」という視点を加えることで、より説得力が増します。

【例文】
『私の強みは、困難な状況でも粘り強く努力を続ける「忍耐力」です。大学1年次に履修した必修の専門科目で、最初は授業内容に全くついていけず、試験でも思うような結果が出せませんでした。しかし、授業後に教員へ質問に行ったり、参考書を使って自習を重ねたりと、地道な努力を半年以上続けました。その結果、2年次には同分野の応用科目で高い成績を収めることができ、自信にもつながりました。今後も、簡単に諦めず粘り強く取り組む姿勢を大切にし、継続して成果を出していきたいと考えています。』

負けず嫌い
「負けず嫌い」という言葉は一見ネガティブに聞こえることもありますが、就活では「目標に向かって努力を惜しまない力」や「困難に直面しても諦めず挑戦し続ける姿勢」として捉えることができます。
ただし、自己中心的・対抗心ばかりが目立つ印象にならないよう、「成長意欲」や「努力の過程」に焦点を当てて伝えることが大切です。

【例文】
『私の強みは、目標に対して諦めず努力し続ける「負けず嫌いな性格」です。ゼミでのプレゼン発表において、初回の練習時に先生から厳しい指摘を受けたことがありました。「このままでは終わりたくない」と感じ、同じグループの仲間とともに資料を一から見直し、毎晩練習を重ねました。その結果、本番では堂々と発表を終えることができ、「内容も表現も大きく改善された」と高く評価されました。この経験を通じて、自分の課題に真正面から向き合い、努力を積み重ねる姿勢が自分の強みだと実感しました。』

行動力
「行動力」とは、考えたことを素早く実行に移す力のことです。
現場でのスピード感や、失敗を恐れずチャレンジする姿勢として、多くの企業が重視する要素の一つです。ただし、がむしゃらに動くのではなく、「目的意識を持って行動した結果、どうつながったか」を伝えることで、説得力のある自己PRになります。

【例文】
『私の強みは、思い立ったらすぐに行動に移せる「行動力」です。大学のサークルでは新歓イベントの参加者が年々減っていたため、状況を変えたいと思い、自ら新たな広報施策としてSNS活用を提案しました。経験はありませんでしたが、他大学の事例を調べて投稿を企画し、自分で画像や文章も制作。結果的にイベント当日の参加者数は前年比の1.2倍に増えました。周囲の協力も得ながら、自ら動くことで結果につなげる経験となりました。今後も課題に気づいたら行動を起こし、周囲を巻き込んで前に進める人材でありたいと考えています。』

精神力
「精神力」とは、プレッシャーや逆境に直面しても冷静さを保ち、粘り強く取り組む力のことを指します。
就活においては、困難な状況でも安易に投げ出さず、自分の責任を果たそうとする姿勢として高く評価されます。単に“我慢強い”だけではなく、「ストレスにどう向き合い、どう乗り越えたか」を具体的に伝えると印象が深まります。

【例文】
『私の強みは、困難な状況でも冷静に物事に向き合える精神力です。大学時代、所属していた飲食店でアルバイトリーダーを務めていた際、繁忙期にスタッフが急に減ってしまい、一時的に人手不足に陥りました。精神的にも体力的にも厳しい状況でしたが、目の前の業務を一つひとつ丁寧にこなすことを心がけ、同時に新人スタッフの教育も並行して行いました。その結果、チームの体制を持ち直すことができ、店長からも感謝の言葉をいただきました。どんな場面でも落ち着いて状況を判断し、責任を果たす姿勢は今後の仕事でも活かせると考えています。』

課題解決力
「課題解決力」とは、問題の本質を見極め、最適な方法で解決に導く力のことです。
ビジネスの現場では、マニュアル通りにいかない場面も多く、柔軟な発想や実行力が求められます。自己PRでこの強みを伝える際は、「どのように課題を発見し、どのような工夫や行動で解決したか」のプロセスを具体的に語ることが重要です。

【例文】
『私の強みは、状況を客観的に見て、解決策を考え行動に移せる課題解決力です。大学のグループワークで、メンバー間の進捗に差が出て作業が遅れていたことがありました。そのままでは提出に間に合わないと判断し、進捗状況を一覧化して全員に共有。負担の偏りを見直し、役割分担を再調整する提案を行いました。その結果、チームの連携が取りやすくなり、無事期限内に提出できただけでなく、内容も高く評価されました。この経験を通じて、状況を冷静に整理し、周囲と協力しながら前に進める力を身につけました。』

データ分析力
「データ分析力」とは、情報や数値をもとに傾向や課題を把握し、改善や意思決定につなげる力です。
就活では、感覚だけに頼らず、客観的な根拠をもとに行動できる力として評価されます。分析ツールや数値を活用した経験を交えつつ、「データをどう読み取り、どう活かしたか」を具体的に伝えることがポイントです。

【例文】
『私の強みは、データをもとに改善策を立て、成果につなげる力です。大学のゼミ活動で運用していた広報用SNSアカウントのフォロワー数が伸び悩んでいた際、過去の投稿の反応をGoogleスプレッドシートで整理し、投稿時間・内容・ハッシュタグの傾向を分析しました。特に「学生生活に役立つ情報+画像付き投稿」が反応率が高いと分かり、それを軸に発信した結果、2か月でフォロワー数が約1.6倍に増加しました。感覚ではなく、データに基づいて戦略を考えたことが結果につながった経験です。今後も、状況を冷静に分析しながら成果を出せる人材を目指したいと考えています。』

傾聴力
「傾聴力」とは、相手の話に真摯に耳を傾け、言葉の裏にある気持ちや意図をくみ取る力です。
仕事では、社内外の人と信頼関係を築く上で欠かせない要素であり、特にチームで成果を出す場面で重視されます。自己PRでは、「話を聞いて終わり」ではなく、相手の声をどう行動につなげたかを具体的に伝えるのが効果的です。

【例文】
『私の強みは、人の話を丁寧に聞き、相手の立場に立って考えられる「傾聴力」です。大学のサークル活動で、メンバー間に価値観の違いによる摩擦が生じ、活動の雰囲気が悪化していた時期がありました。その際、両方の立場のメンバーに時間をとって個別に話を聞き、互いの主張や背景を整理した上で、共有の目的に立ち返る場を設けました。話し合いの中で相互理解が深まり、以前のような活気が戻りました。相手の声にじっくり耳を傾けることで、関係性を前向きに変えていけると実感した経験です。』

発信力
「発信力」とは、自分の考えやアイデアをわかりやすく言葉にし、周囲に伝える力のことです。
どれだけ良い意見を持っていても、発信しなければ周囲には届きません。組織で働く上でも、情報共有や意見提案を積極的に行える姿勢は高く評価されます。自己PRでは、「誰に」「何を」「どう伝えたか」、その結果どう影響を与えたかを具体的に示すと効果的です。

【例文】
『私の強みは、状況に応じて言葉を選び、自分の考えをわかりやすく伝える「発信力」です。大学の学生団体で、学内イベントの広報を担当した際、従来の一方向的な告知では反応が薄いと感じていました。そこで、学生目線の言葉で「なぜ参加する価値があるのか」をストーリー形式で投稿するよう企画を提案し、自ら原稿も執筆。その結果、イベントの申込者数は前年の約1.4倍に増えました。発信の仕方を工夫することで、人の動きや反応を変えられる面白さと責任を実感しました。』

創造力
「創造力」とは、既存の枠にとらわれず、新しい発想や価値を生み出す力のことです。
デザインや企画といった分野だけでなく、業務の効率化や提案活動など、さまざまな場面で求められる力です。就活においては、「自由な発想を形にできる」「問題に対して新しい視点を提示できる」といった具体的なエピソードを添えて伝えることで、より魅力的な自己PRになります。

【例文】
『私の強みは、既存の枠にとらわれず、新しい発想で物事を形にする「創造力」です。大学のサークルで新歓イベントの集客が年々減少していた際、例年の説明会形式から脱却し、「体験型イベント×SNSライブ配信」という新たな企画を提案しました。初めての取り組みだったため不安もありましたが、準備段階から小規模なテストを重ね、実現にこぎつけました。結果として、イベント参加者は前年の2倍近くになり、サークル内でも恒例企画として定着しました。既存のやり方にとらわれず、必要に応じて新しい仕組みを提案・実行できる力は、今後の仕事にも活かせると考えています。』

チャレンジ精神
「チャレンジ精神」とは、未知のことにも前向きに取り組み、失敗を恐れず行動に移す姿勢のことを指します。
変化の激しいビジネスの現場では、新しいことへの挑戦を恐れない姿勢が高く評価されます。ただし、自己PRでは「挑戦しただけ」で終わらせず、「なぜ挑戦したのか」「どう工夫し、何を得たか」まで伝えることが重要です。

【例文】
『私の強みは、未経験のことにも臆せず取り組むチャレンジ精神です。大学の授業で動画制作の課題が出た際、映像編集はまったくの未経験でしたが、どうせなら一歩踏み込んだものを作りたいと考え、YouTubeや書籍で学びながら企画から編集まで一人で挑戦しました。途中うまくいかないこともありましたが、構成を何度も練り直すことで納得のいく仕上がりに。最終的に作品はクラス内で最も再生数を集め、教員からも高く評価されました。今後も、未知の分野にも積極的に挑戦し、自分の可能性を広げていきたいと考えています。』

几帳面
「几帳面」とは、細かい部分にも丁寧に気を配り、正確かつ着実に物事を進められる性格や姿勢を指します。
ビジネスの現場では、ミスの少ない作業や、信頼される業務対応につながる力として評価されやすい特徴です。自己PRでは、「ただ几帳面な性格です」ではなく、実際にその性格が活きた経験を具体的に伝えることが大切です。

【例文】
『私の強みは、細部まで丁寧に取り組む几帳面さです。大学では図書館でのアルバイトをしており、蔵書管理や貸出処理、利用者対応などを担当していました。中でも、館内掲示物の更新作業では「誰が見てもわかりやすいレイアウト」にこだわり、文言や配置、誤字脱字のチェックを徹底しました。その結果、「案内が見やすくなった」と学生からの問い合わせが減り、職員の方からも改善の効果を評価していただきました。今後も、目立たない部分にも丁寧に向き合い、着実に信頼を積み重ねていく姿勢を大切にしたいと考えています。』

前向き
「前向き」とは、物事に対して肯定的に捉え、困難な状況でも希望を持って取り組もうとする姿勢のことです。
社会に出ると、思い通りにいかない場面も少なくありません。そのようなときに、状況を切り替えて前を向ける力は、継続的な成長や周囲への好影響にもつながります。自己PRでは「落ち込んだ後どう立ち直ったか」「どう行動に移したか」に注目して伝えると、より信頼性のある強みに映ります。

【例文】
『私の強みは、失敗や壁に直面しても前向きに捉え直し、行動につなげられるところです。大学のプレゼン課題で、自信のあった発表が教員から厳しく指摘され、落ち込んだことがありました。しかしそのままにせず、「どこが伝わりづらかったのか」を教員や友人に聞いて振り返り、伝え方やスライド構成を一から見直しました。再提出の場では「内容がよく整理されていてわかりやすい」と評価をいただくことができました。この経験から、マイナスな出来事も学びに変える姿勢が、自分の成長につながると実感しました。』

素直さ
「素直さ」とは、相手の意見や指摘を前向きに受け止め、柔軟に自分を変えられる姿勢のことです。
社会人として成長する上で、指導やフィードバックに対して素直に耳を傾けられるかどうかは、企業が重視するポイントのひとつです。自己PRでは「素直に受け止めただけ」で終わらず、そこからどう行動し、どう変化できたかを具体的に伝えることが大切です。

【例文】
『私の強みは、指摘を素直に受け止め、すぐに行動へと移せるところです。大学のグループ発表で、私は資料作成を主に担当していましたが、初回の打ち合わせで「説明が抽象的で分かりづらい」と指摘を受けました。自分では丁寧にまとめたつもりでしたが、意見をそのまま否定せずに受け入れ、内容の構成や言葉選びを見直しました。再提出の際には「改善点が的確に反映されている」とメンバーからも好評で、発表本番もスムーズに進みました。今後も、素直に学ぶ姿勢を持ち続け、より良い成果につなげていきたいと考えています。』

自己PRで強みを伝える時の注意点

様々な強みは自己PRのアピール材料として効果的ですが、いくつか注意点もあります。
伝える強みは一つに絞り、具体的なエピソードをもとに、仕事でどう活かせるかを明確にすることが大切です。また、社会人として当然とされる内容では評価につながりにくいため、伝え方にも工夫が必要です。

強みを1つに絞って伝える
自己PRで複数の強みを詰め込みすぎると、結局「一番伝えたいこと」がぼやけてしまいます。面接官に印象づけるためには、強みは1つに絞り、その強みがどう活きたかを具体的に伝えることが大切です。
また、企業によって求める人物像は異なるため、応募先に合わせて一番響く強みを選び、的確にアピールする意識を持ちましょう。

具体的な事例、社会で生かせる強みを伝える
自己PRで評価されるのは、「強みそのもの」ではなく、それをどう発揮し、仕事にどう活かせるかです。抽象的な言葉だけでは伝わりづらいため、実際に強みが発揮されたエピソードを添えることが大切です。
また、企業側は「入社後に活躍できそうか」を見ているため、社会人になっても通用する強みであることを意識して伝えましょう。

社会人として当たり前の強みは伝えない
「遅刻しない」「真面目に取り組む」といった当たり前の姿勢だけを強みとして伝えても、企業には“活躍できる人材”とは映りません。強みは、社会に出た後にどう活かせるかが評価の基準です。そのためには、当たり前のことを並べるのではなく、自分ならではの強みや工夫、行動が見える伝え方を意識することが大切なのです。

まとめ

自己PRで「自分の強みをどう伝えるか」は、多くの就活生が悩むポイントです。
本記事では、代表的な強みの例文20選とともに、自分に合った強みを見つける方法や、伝え方の注意点も紹介しました。
大切なのは、強みを1つに絞り、実体験を通じて“その人らしさ”が伝わる内容にすること。企業が知りたいのは、入社後にどう活躍してくれるかという未来の姿です。見せ方を工夫し、自信を持ってアピールしていきましょう。

人気大手企業就活ならビズリーチ・キャンパス!

ビズリーチ・キャンパスは三井物産、JR東日本、三井不動産、三井住友銀行、ソニー、NTTデータ、サントリーなど様々な業界の大手企業が利用しており、人気大手企業就活を目指す学生にとって必需品と言えるサービスです。
・誰もが知る人気大手企業から、特別座談会・選考免除・特別選考ルートなどのスカウトが届く
・人気大手企業によるビズリーチ・キャンパス限定のインターンシップ
・人気大手企業による各業界特化型の限定イベント
・難関企業内定者による就活対策講座を毎日開催
・先輩が『いつ・何をして・何に悩んだのか』を綴った就活体験記。就活全体像や時期別の悩みの具体的な解消方法がわかる

ぜひビズリーチ・キャンパスご活用し皆様にとって最適なキャリア選択を実現してください。

登録はこちら

https://br-campus.jp/register/campus