BizReach Campus

App Storeから無料ダウンロード

ダウンロード
close
就活生が語る

【九州大学_工学部_就職活動体験記】自分が本当にやりたいことはなんなのか?向き合い続けた先に掴んだメーカーでのデザイン職

5つの時期ごとの過ごし方がわかる「時期別×体験記」。周囲のアドバイスを受けて就活を開始。就活サービスに登録し、企業研究や業界分析を進める。まだ具体的な志望業界は定まっていなかったものの、デザイン職に興味を持ちつつ、夏インターンシップに参加。インターンシップを受けてもなかなか自身のやりたいことがわからずに熟慮するが、最終的には友人のアドバイスや自分自身との対話を通じて、キャリアを模索し、本当にやりたかった会社の内定を獲得する。

目次

<プロフィール>
Oさん/女性
九州大学/学卒
芸術工学部芸術工学科インダストリアルデザインコース
ガクチカ:学業/ゼミ/研究, ビジネスコンテスト, 大学での活動/プロジェクト, 学外での活動/プロジェクト

就活開始:学部3年生(2022年)の6月〜7月
初内定 :学部4年生の5月
OB/OG訪問:2人

内定取得先:飲料・食品
入社予定先:飲料・食品

#大学#大学生#就活#大学院生#院生#芸術#デザイン#旧帝#食品




01:就活スタート(準備)期

ーーいつから就活を開始したか?
学部3年生(2022年)の6月〜7月。
サークルの先輩や姉から助言を受けて、「そろそろ就活を始めなければ」という焦燥感に駆られた。
姉が就活に力を入れて取り組んでいた過去があったので、初動についてアドバイスを受けた。


ーー何からスタート・準備したか?
①就活サービスへの登録 (オファーボックス、ワンキャリア、マイナビ、リクナビ)。
就活サービスに登録しなければ何も始まらないと思い、ひとまず色々なサービスに登録した。周りの就活生や先輩などから、「このサービス使うといいよ」とアドバイスを受けたマイナビとワンキャリアをメインに使っていた。

②サークルの先輩や姉から就活情報を収集する。
夏インターンシップで行きたい企業や業界の情報収集を行うと良いとアドバイスを受けたので、マイナビやワンキャリアを使って企業・業界分析をしていた。また、ガクチカを軽く書いてみて先輩からFB(フィードバック)を受けていた。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
業界を問わず、プロダクトデザインの職種を志望。
専攻で得た知見を活かして職に就きたいと思っていた。その中でも特にメーカー(電気製品・文房具メーカー)は注目していた。


ーー応募までの過ごし方や意識した準備は?
①自己分析
先輩から「やっておいた方がいいよ」とアドバイスを受けた。まずマイナビの「就活何から初めるか分からない人向け」の記事を読み、どうやって自己分析すべきか探っていた。YouTubeで自己啓発について発信しているYouTuberを見つけ、「やりたいことがわからない人がやりたいことを見つけるために」という動画を何度も見返していた。週に2時間程度の時間をとって進めていたが、結局あまり自分が本当にやりたいことなどは見つからなかった。

②ESの準備
夏インターンシップ用のESをコツコツ書いていた。先輩に書いたものを添削してもらって、再思考することを繰り返した。
週に2時間程度くらいやっていたと思う。


ーー応募までに困っていたことは?
応募する企業の選び方がわからなかった。
自分が本当にやりたいことを仕事にすべきなのか、それともそれなりの企業に就職して給与面や会社ブランドを重視すべきなのか悩んだ。自分自身のやりたいことやライフプランを、ほとんどイメージできていなかったので、就活することが嫌になった。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
面倒臭いと思っていた。
自分が本当にやりたいことがわからず、就活しようとあまり思えなかった。


ーー応募までに「やっておけばよかった」は?
中高生の頃から、周りに流されるのではなく、自分自身の気持ちを優先したり、本当にやりたいことについて考える時間を設けておくべきだった。そうすれば、もっとスムーズに自己分析が進んでいたと思う。




02:夏インターンシップ期

ーーいつから夏インターンに応募したか?
学部3年生(2022年度)の6月〜9月。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
業界を問わず、プロダクトデザインの職種を志望。
専攻で得た知見を活かして職に就きたいと思っていた。


ーー何社に応募したか?
メーカー4社(電子機器、文房具、家具)。
2社通過、2社参加(電子機器と家具)。
2社、作品のポートフォリオを提出しないといけないず、応募準備で手一杯になってしまい、あまり多くの企業に提出できなかった。
ESの外枠ある程度決まっていたので、夏インターンシップへの応募がESだけの会社に2社応募することができた。


ーー夏インターンで体験/知れたことは?
集団面接の対策に手が回っていなかったため、他の学生の熱量に圧倒された。面接の際は論理的に話したり、ワークの際は「この仕事やります!」と積極性を見せたりするなど、熱意のわかりやすさが採用担当の方にチェックされていることを学んだ。夏インターンシップに参加した会社では、会社の雰囲気や社員のムードなどが明るくて、とても面白そうな職場だと感じた。ただ、自分自身が本当にやりたいことが何かわかっていなかったので、この仕事が適職かどうかまではわからなかった。


ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
企業・業界研究
夏インターンシップを経験した後も、どんな企業が自分に合っているのかわからなかった。マイナビを通じて、メーカーの企業比較を週に5時間ほどしていた。


ーー当時困っていたことは?
自分自身のやりたいことや、ライフプランなど全く見通せていなかった。なかなか就活に熱が入らなかった。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
不安。
夏インターンにたくさん応募するべきだったが、あまり応募できず「乗り遅れてしまった」と感じた。
就活に時間をかけていたはずだったのに、夏インターンシップに参加できた会社が2社だけで、どちらも1dayだったため、「大丈夫かな」と不安に陥った。対面型のインターンシップや複数daysなども参加しておけば良かったと感じた。


ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
先輩に就活の流れを詳しく聞いていたことで、就活の進め方についてあまり悩まなかったことは良かった。
また、過去作品のポートフォリオを一度作成したことで、作り方の目処や感覚を掴むことができた。


ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
やはり、中高生の頃から、自分自身の気持ちを優先した行動を心がけておけばよかったと感じた。企業選びや適職探しの際に、なかなか自分がやりたいことがわからず悩んでしまった。また、集団面接の練習をもっとやっておけば良かった。自分の考えをまとめて話すことが苦手なので、練習が絶対に必要だったと思う。




03:秋冬インターンシップ期

ーーいつから秋冬インターンに応募したか?
学部3年生(2022年度)、学部4年生(2023年度)ともに不参加。
卒業制作に追われていたこともあり、前々から夏に一度就活をやめようと考えていた。


ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
この時期はまったく就活をしていなかった。


ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
自己分析をこの時期に進めておくべきだった。正直夏の時期に興味があったメーカーに関しても、学部から就職する人が多いという理由だけで応募していたので、自分自身に本当にあった業界かどうかはあまりよくわかっていなかった。この時期に自己分析を進めていれば、もっとスムーズに就活を進めることができたと思う。




04:本選考期(秋冬IS以降)

ーーいつから本選考に応募したか?
学部4年生(2023年度)の2月〜学部4年生(2024年度・計画留年しているため)の4月


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
応募可能な業界はほぼ全部説明会に参加した。

1年間就活を離れていたこともあり、ちゃんと本腰を入れようと思って、視野を狭めずに様々な会社・業界を見て回った。
自分に本当にあった会社を見つけたいと決意した。


ーー何社に応募したか?
20社程度(映像・広告・食品・コンサル・鉄道)応募。

15社程度(食品・コンサル・鉄道)通過。
「特別な日常」ではなく「普段の生活」で笑顔になれるような、ちょっとした体験を手助けしたいと思った。
合同説明会に参加したり企業分析をした上で、内定をもらったら就職しようと思えた会社を全部受けた。たくさん受けてたくさん落ちることは精神的にきついと考えていたものの、ES・面接練習を実践を通して学びたかったので、結局たくさん応募した。


ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
卒業制作も落ち着き、単位も取り終えていたので、かなりの時間を就活に割くことができた。当時意識していた対策は以下3つ。

①自己分析
自分の生い立ちを振り返り、自己形成の要因を探った。ノートに細かく書き出して、自分自身と対話する形で毎日3〜5時間、2~3月間進めた。

②企業分析
とにかく何度も会社説明会や合同説明会に参加して、得られた情報をもとに企業分析を繰り返し行なった。応募した20社全て時間をかけることができた。

③OB/OG訪問
広告会社のみビズリーチを通じて、2人OB/OG訪問を行なった。「職場の雰囲気」や「仕事内容」、「就活体験記」などを伺った。人をまとめたりすることが苦手なので、自分自身には向かない仕事だなと思ったが、広告自体はとても好きなので、仕事の裏側が知れて面白かった。


ーー当時困っていたことは?
2023年度の就活の際は、卒業制作と説明会の時期が被り、かなり忙しかった。
予定の管理を徹底して、やるべきことの優先順位をつけていた。
予定に追われる日々でも、自分にご褒美をあげたりしてセルフケアを行なっていた。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
不安。
説明会にたくさん参加してものの、企業ごとの志望度にあまり大差がなく、面接の際などにはっきりと「この会社じゃなきゃダメなんです!」と言える自信がなかった。
また一番憧れていた広告業界に、OB/OG訪問を通じて自分が合わないことがわかり、なかなか自分とマッチする仕事が見つからないと思っていた。


ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
色々な業界を見たこと。
面接練習を実践を通じて積むことができたので、回数を重ねていくうちにどんどん得意になっていく手応えがあった。就活生の時期しか、こんな体験はできないので、色んな業界・仕事を知れて、知的好奇心が満たされる思いだった。また、興味があった業界に自分が合わなそうでも、クヨクヨせずに切り替えることが大切だと思った。


ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
本当にもっと早くから就活を始めておけば良かったと思う。




05:意思決定期

ーー意思決定の時期は?
学部4年生(2024年度)の5月。


ーー最終的に何社から内定を得たか?
1社(食品業界)。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
安心。
本当に自分がやりたいことができる企業に内定をもらえた。(嫌いだった就活から解放された喜びもあった)。


ーー最後は「どこ」と「どこ」で迷ったか?
各会社選考に進んでいく中で、勤務地や労働条件などを考慮し、自分が続けられる会社を選んだ。


ーー最後の「決め手」は(どうやって決めた)?
最終面接で会社に直接伺った際に、職場を見させていただく機会があり、会社の雰囲気の良さに惹かれた。

面接官の人柄のよさにも魅力を感じた。就職を決めた会社の雰囲気は、少数精鋭で社員同士の仲が良さそうだなと感じた。


ーー意思決定で困ったこと/悩んだことは?
即決。
就職を決めた会社が自分に一番あっていると心から思えたため。


ーー就活全体を振り返ると(またはアドバイス)?
就活に限らず、自分自身の気持ちをいつも大事にして生活すること。
自分自身のことがよくわかっていなかったために、自己分析がなかなか進まず就活で苦労した。友人に生き方について相談した際に、「自分自身の気持ちを優先して生きてみれば?」とアドバイスを受け、とても心が軽くなったことを覚えている。





(PR)人気大手企業就活ならビズリーチ・キャンパス!

ビズリーチ・キャンパスは三井物産、JR東日本、三井不動産、三井住友銀行、ソニー、NTTデータ、サントリーなど様々な業界の大手企業がを利用しており、人気大手企業就活を目指す学生にとって必需品と言えるサービスです。
・誰もが知る人気大手企業から、特別座談会・選考免除・特別選考ルートなどのスカウトが届く
・人気大手企業によるビズリーチ・キャンパス限定のインターンシップ
・人気大手企業による各業界特化型の限定イベント
・難関企業内定者による就活対策講座を毎日開催
・先輩が『いつ・何をして・何に悩んだのか』を綴った就活体験記。就活全体像や時期別の悩みの具体的な解消方法がわかる

ぜひビズリーチ・キャンパスご活用し皆様にとって最適なキャリア選択を実現してください。
登録はこちらから!