<プロフィール>
Aさん/女性
九州大学/学部卒
経済学部
ガクチカ:学業/ゼミ/研究, アルバイト, インターン
就活開始:学部3年生(9月)
初内定 :学部3年生(1月〜3月)
OB/OG訪問:15人程度
内定取得先:総合商社2社, メガバンク, 証券
入社予定先:総合商社
#就活 #文系 #商社 #総合商社 #長期インターン
01:就活スタート(準備)期
ーーいつから就活を開始したか?
学部3年生の4月。
大学で就活の説明会が開かれ始めたことがきっかけ。オンラインで気軽に参加できるものもあった。周囲も就活ムードになっていたため、出遅れたくないと思い開始した。
ーー何からスタート・準備したか?
就活サイトへの登録。
マイナビやリクナビなど。説明会を主催していたのがマイナビで、登録が推奨されていた。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
金融業界。
ゼミで財務会計を学んでおり、その内容と関連性が高いため。収入も高そうなイメージを持っていた。金融業界で働いている先輩からよく話を聞くなど、身近でもあった。
ーー応募までの過ごし方や意識した準備は?
長期インターンシップを始めた。
ガクチカとして自信を持ってアピールできるエピソードがないと感じていたため。アプリでスカウトを受け、広告関連の事業に参加した。主な業務はWEB広告の運用、その広告のためのインタビューなど。
学部3年生の5月から、学部4年生の9月まで続けた。働く社会人がいる環境に身を置くことで、自分の将来像を描くことにも繋がった。
ーー応募までに困っていたことは?
就活のやり方が全く分かっていなかったこと。
あまり先輩との繋がりがなく、実体験からイメージすることができていなかった。友人に話を聞くなどして、情報収集に努めた。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
まだ就活についてよく分かっておらず、何も考えていなかったというのが正直なところ。
ーー応募までに「やっておいてよかった」は?
ガクチカを強化すること。
自分の場合は長期インターンシップを始めた。それでなくとも学生の時にしかできない経験を積み、自分の言葉で語れる経験を作るとよい。
ーー応募までに「やっておけばよかった」は?
夏インターンシップの情報収集。
結果として応募できなかったが、たくさんの業界を知る上では参加してみてもよかったかもしれない。
02:夏インターンシップ期
ーーいつから夏インターンに応募したか?
学部3年生の4月〜9月。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
金融業界。
志望理由は上記の通り。
ーー何社に応募したか?
応募しなかった。
長期インターンに追われ、応募や参加の時間を取れなかったため。在宅勤務もしつつ、月60時間以上働いていた。
ーー夏インターンで体験/知れたことは?
参加していないため、特になし。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
夏の期間は就活にほとんど時間を使っていなかった。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
焦りが出てきた。
友人らが夏インターンシップに参加しており、就活での出遅れを感じていたため。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
自分のペースを大切にすること。
自分の場合は、最終的には秋からでも十分にインターンシップへの参加などができた。この経験から、就活には周りを気にせずに臨むことが大切だと感じた。やりたいことを諦めてまで、就活に打ち込む必要はないと思う。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
広い視野を持って業界分析をすること。
まだ自分がしたいことが定まっていなかった。そのため、まずは幅広い業界や企業について知ることが、それ以降のインターンシップへの応募・参加を考える上で大切だったと思う。
03:秋冬インターンシップ期
ーーいつから秋冬インターンに応募したか?
学部3年生の9月〜2月。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
金融、商社、IT、飲料メーカー。
金融業界に加え、幅広い業界の説明会に参加し、関心の幅も広がっていた。例えば全国転勤には抵抗を感じていたため、勤務地や働き方などの面でIT業界に惹かれていた。飲料メーカーは自分の興味関心と合致しており、面白そうだった。
ーー何社に応募したか?
15社ほど。
授業も少なくなっており、長期インターンシップにも慣れて両立しやすくなっていた。そのため、業界を絞らず幅広く応募した。各種就活サイトや、SNSに投稿されていた締切情報が情報源。金融、商社、ITなど10社に通過し、全て参加した。
ーー秋冬インターンで体験/知れたことは?
自分の関心がはっきりした。
幅広い業界のインターンシップや説明会を経て、興味のある業界が絞られた。例えばSIerは向いていないのではないか、商社は面白そうなどの思いが出てきた。
前者は1人での作業が多く外との関わりが少ない点、プログラミングが自分にとって未知数な点が不安だった。後者はインターンシップで新しいビジネスを作るワークを体験し、優秀な社員や同級生と働けそうな点に魅力を感じた。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
①ガクチカの言語化
ガクチカを強化するために始めた長期インターンも、その動機や発揮された自分の強み、志望動機との関連付けを言語化してこそ、就活に活きると考えた。自分の業務や得意なこと・苦手なことを振り返り、上司や友人と対話もしながら、考えをまとめていった。
②書類選考、面接の対策
インターンシップに参加するにあたっての関門であるため、注力した。まず、企業に合わせてゼミで行っていた研究の話と長期インターンの話のどちらを使うか考えた。そしてワンキャリアに掲載されている過去の質問内容も参考に、面接の準備を進めた。
ーー当時困っていたことは?
他の人を頼れなかったこと。
ESのブラッシュアップや面接対策は、誰かに手伝ってもらうとよいと聞いていた。しかし模擬面接サービスなどはあまり認知しておらず、友人にもなんとなくプレッシャーを感じて頼みづらかった。
大学のキャリアセンターで書類を見てもらうこともあったが、納得できる回答は得られず利用しなくなってしまった。結局、この時期は基本的に1人で対策を行っていた。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
不安や焦り。
上記の通り、1人で就活を進めているという孤独感があった。自分のやり方が正しいのか分からない不安に加え、志望業界・企業が決まっていないことへの焦りも覚えた。
ーーこの期間の内定は?
銀行1社(2月)。
冬インターンシップから早期選考に進んでいた。長期インターンの業務内容と関連のある部署に内定。志望度は中ぐらいだったが、一安心した。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
OB/OG訪問。
15人ほどから話を聞いた。やりがいや詳しい業務内容など、面接対策に必要な情報が得られた。説得力のある志望動機を書くことにも活かされた。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
もっと幅広くインターンシップに応募すること。
応募数を確保しておくことで安心にも繋がるため。就活と長期インターン中心の生活で忙しかったが、もう少し頑張ってみてもよかったと思う。
04:本選考期(秋冬IS以降)
ーーいつから本選考に応募したか?
学部3年生の2月〜学部3年生の3月。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
総合商社。
2月に参加したインターンシップが好印象だったため。5日間のプログラムで牛肉の販路拡大というテーマに取り組んだ。「新しいビジネスをつくっていく」仕事の面白さを実感し、志望度が高まった。
ーー何社に応募したか?
総合商社3社を含む7社。
インターンシップ経由で選考に臨む企業が5社あった。すでに内定を得ていたこともあり、本当に行きたいと思える企業にのみ応募した。書類選考は全て通過。秋冬インターンシップ応募の段階からテストの経験も積んでいたため、問題なく面接に進めた。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
ビズリーチ・キャンパスを使って面接対策を行った。
まず、OB/OG訪問に励んだ。各社1〜3人に話を聞き、その社員がなぜ総合商社を選んだのか、業界内での特徴は何かなどを学んだ。
また、総合商社の内定者との模擬面接にも取り組んだ。OB/OG訪問で知ったことも織り交ぜながら練習し、本番に備えていた。
ーー当時困っていたことは?
時間の使い方。
長期インターンも続けており、非常に忙しかった。そのため、面接が続く際には時間にも心にも余裕が少なくなってしまった。次のようなことを意識し、乗り切っていた。
まず本選考では無闇にたくさん応募せず、既にある内定先より志望度が高い企業にのみ応募した。また、対策もあれこれ行わず、OB/OG訪問でしっかり学ぶことと内定者と面接練習をすることに集中した。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
焦りや不安が緩和され、前を向けるようになった。
2月まで内定がなかったため、先述の不安や「本当に就職できるのか」という思いがあった。しかし内定してからは不安も薄まり、志望企業が総合商社に絞られたことで心にゆとりができた。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
志望企業数を絞って本選考に臨めたこと。
総合商社に志望が定まった。そのため必要以上に選考を受ける必要もなく、対策も十分に行えた。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
特になし。やるべきことに精一杯取り組むことができていた。
05:意思決定期
ーー意思決定の時期は?
学部3年生の3月。
ーー最終的に何社から内定を得たか?
4社。
本選考では総合商社2社、証券1社から内定を得た。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
志望業界の企業から内定を得られ、安堵していた。
ーー最後は「どこ」と「どこ」で迷ったか?
総合商社2社。
片方は総合商社を第1志望とするきっかけになった企業。インターンシップに参加してから非常に魅力を感じていた。もう一方は「挑戦枠」として本選考を受け、内定した企業。ビジネスの規模はより大きく、待遇も良さそうだった。
ーー最後の「決め手」は(どうやって決めた)?
客観的な情報を重視して決めた。
最終的には、本選考から内定を得た総合商社に意思決定した。決め手になったのは、企業としての大きさや待遇。OpenWorkの企業評価も参考にしていた。
志望し始めたのが2月ごろで、OB/OG訪問もあまりしておらず、特徴をあまり知らない点に懸念もあった。しかしもう一方の企業も5日間のインターンシップの印象がほとんどであり、実情はよく分からない。そのため、事業規模や残業時間、給与など客観的に判断できる部分で決めることにした。
ーー意思決定で困ったこと/悩んだことは?
内定先についての情報不足。
先述の通りOB/OG訪問や説明会への参加が不十分で、正直なところほとんど何も知らないままだった。内定を得てから懇親会などもあったが、あまり理解は深まらなかった。もう少し社員に相談する機会などがあれば良かったと思う。
ーー就活全体を振り返ると(またはアドバイス)?
就活は早期化しているが、自分のペースで取り組むことが大切。周囲の様子を見て焦る必要はない。自分のように長期インターンシップを始めてみてもよい。
また、自分は挑戦枠だと考えていた総合商社に内定を得た。この経験から、どんな企業も無理だと思わずに行きたいと思ったら応募するべき。
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