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就活生が語る

【早稲田大学_基幹理工学研究科_就職活動体験記】学部生時代のリベンジ?メーカーの希望職種に内定して夢を叶える!

5つの時期ごとの過ごし方がわかる「時期別×体験記」。学部生の時は就活に失敗し、大学院進学に切り替えたKさん。反省も踏まえて再始動し、研究に注力しながらもインターンシップ参加など着実に経験を積んでいく。最終的には2社に内定。自分と向き合い、メーカーの調達職こそ進むべき道だと確信した。そんなKさんの就活の軌跡を追う。

目次

<プロフィール>
Kさん/男性
早稲田大学/院卒
基幹理工学研究科電子物理システム専攻
ガクチカ:学業/ゼミ/研究, アルバイト, サークル

就活開始:修士1年生(7月)
初内定 :修士1年生(1月)
OB/OG訪問:17人

内定取得先:SIer, 電気・電子部品・半導体
入社予定先:メーカー(電気・電子部品・半導体)

#就活 #理系 #大学院生 #メーカー




01:就活スタート(準備)期

ーーいつから就活を開始したか?
修士1年生の7月ごろ。

学部3年生の時も就活をしていたが、当時は始めるのが遅すぎてうまくいかず、大学院進学に切り替えたという経験がある。そのため、今度は夏インターンシップの応募に間に合うように始めようと考えた。


ーー何からスタート・準備したか?
仕事に求める条件を洗い出した。

どのような仕事がしたいか、十分に考えてから就活に臨むべきだと思っていたから。具体的には家族を養える年収が得られること、海外駐在の機会があることなど。元々海外旅行が好きだったこともあり、海外で働けたら楽しそうだと思っていた。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
メーカー、商社、SIer。

メーカーと商社については、駐在や出張など海外で働く機会が多いため。SIerはワークライフバランスに優れ、待遇も良いイメージがあった。

既に就活を済ませていた研究室の後輩(学部4年生)に話を聞いたり、ワンキャリアやOpenWorkなどの就活サイトを見たりして情報収集していた。


ーー応募までの過ごし方や意識した準備は?
ガクチカをまとめること。

学部生時代の就活で苦労したのが、強くアピールできるエピソードがなかった点。その反省から、就活後に教育系の長期インターンシップに取り組んでいた。そこでの経験を、後輩にも添削してもらいながらESとして提出できる形に仕上げた。


ーー応募までに困っていたことは?
特になし。

学部生時代の経験から、流れなど基礎的な部分は知っていたため。WEBテストの勉強も大方済んでいた。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
学部生時代の失敗を思い出し、「また就活が始まったか」と憂鬱な気持ちだった。


ーー応募までに「やっておいてよかった」は?
気になる企業の募集要項を読むこと。

なんとなく思い描いている仕事内容と実情が違うことがよくあるため。また、求める人物像をこの時期に把握しておけば、それに合致するガクチカ作りも間に合うと思う。自分も学部生時代の失敗を受け、1年少しで教育系インターンの経験を積むことができた。


ーー応募までに「やっておけばよかった」は?
特になし。

先述の通り、学部生時代の経験があったため基本的な部分は対応できていた。




02:夏インターンシップ期

ーーいつから夏インターンに応募したか?
修士1年生の7月〜8月。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
メーカー、商社。

自分の海外志向を改めて意識し、それを叶えられる企業への志望度が高まっていた。


ーー何社に応募したか?
3社(SIer、メーカー)。

研究が忙しく、まだ就活本番は先であるという思いもあり身が入らなかった。その中でも研究室の後輩、ワンキャリアなどの就活サイトを参考に応募した。SIerとメーカーに1社ずつ通過し、どちらも参加。前者は2日間、後者は1日のプログラムだった。


ーー夏インターンで体験/知れたことは?
①SIerの仕事内容を理解した
プロフェクトマネージャーの業務体験で、現実に近い打ち合わせなどを体感した。具体的なイメージを掴むことができ、面白そうだと感じた。ただ、海外に行く機会は少ないと聞いたため志望度はあまり上がらなかった。

②就活生のレベルを把握した
インターンシップに慣れていそうな人から、グループワークの進め方にも不慣れな人まで様々だった。出遅れてはいないようだとやや安心するとともに、本選考までに到達すべき就活生としてのレベルが分かった。


ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
毎日就活の情報に触れること。

学部生時代、情報不足ゆえに失敗したのではないかと思っていたため。インターンシップや説明会の案内は毎日確認し、興味のあるものには参加していた。また、第1志望だったメーカーのOB/OG訪問を4人ほど行った。使用したのはビズリーチ・キャンパス。


ーー当時困っていたことは?
ES作成のやる気が出なかったこと。

インターンシップの重要性を知ってはいたものの、実感があまりなかった。そこで先輩のアドバイスから、ChatGPTを活用することにした。具体的には、必要な要素を盛り込んだ下書きを作ってもらい、それを整えるという方法。0から書き上げる必要がなくなり、ES作成に取り掛かるハードルが下がった。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
就活の早期化にうんざりしていた。

普段は研究に注力していたが、いつも頭の片隅に就活がちらついていた。インターンシップにたくさん参加している人の話を聞いて焦りを感じることもあった。



ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
インターンシップへの参加。

のちに早期内定へと繋がったため。実際に内定を得られるかは別にして、その可能性があるだけでも相当気が楽になると思う。


ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
インターンシップへの応募数を増やすこと。

先述の通り、夏インターンシップから早期内定に繋がるケースは多い。そのルートをなるべく多く確保しておくと精神が安定し、結果としてより効率的な就活ができるのではないだろうか。




03:秋冬インターンシップ期

ーーいつから秋冬インターンに応募したか?
修士1年生の12月〜1月。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
メーカー、商社。

海外志向は変わらず。加えて社会的に意義のある仕事ができ、理系と文系両方の知識を活かせる点に魅力を感じていた。自分は理系ではあるが、会計・法律・言語などにも興味を持って勉強してきたため。


ーー何社に応募したか?
2社(メーカー)。

夏と同様に後輩や就活サイトで応募に向けて情報収集していた。しかし10〜11月ごろは海外学会の準備で忙しく、考えていたよりも応募できなかった。通過したのは1社で、2週間のプログラムに参加。エネルギー関係の事業が面白そうだと感じていた。


ーー秋冬インターンで体験/知れたことは?
希望の職種が定まった。

1月に参加したインターンシップでは、関心のあった調達職の業務を体験した。志望理由は、海外に行く機会が多く様々な知識を活かせそうなことなど。

結果として、調達職は自分に合っていると確認することができた。取引で海外と接点があることはもちろん、理系であることも強みになるため。文系の学生が多い中で、資材に関する技術的な知識がある人材は貴重だという話を聞いた。


ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
志望度の高い企業の選考に向けて準備していた。

強く志望していたメーカーや商社、夏から早期選考ルートに乗っていたSIerに絞って対策を進めていた。OB/OG訪問や説明会への参加など。後述するが、1月に参加したインターンシップ直後に内定を得たことでその傾向が強まった。

OB/OG訪問は第1志望のメーカーは3人、早期選考のSIerは(企業側からの案内も含めて)6人行った。主に業務内容や入社理由、海外勤務の機会について話を聞いていた。


ーー当時困っていたことは?
商社就活の難易度の高さを実感し、困ってしまった。

説明会には参加していた。しかし留学など前々からの準備が必要であり、自分には無理ではないかと感じるようになった。また、体育会系の雰囲気で非常に忙しそうな点が肌に合わなそうだとも思った。結果、商社は断念してメーカー、SIerに絞ることにした。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
一安心していた。

冬インターンシップ経由で内定が得られたため。学部生時代からの成長が実感でき、感慨深かった。


ーーこの期間の内定は?
2社(メーカー、SIer)。

インターンシップに参加したメーカーから、1月のうちに内定を得た。希望の調達職に就けることもあり、当時は第1志望ともいえるほどだった。

また、SIerの早期選考が1月に始まり、2月に内定を得た。東京勤務の可能性が高い点が魅力的だった。


ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
インターンシップへの参加。

夏と同様、早期内定に直結するため。


ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
インターンシップへの応募数を増やすこと。

自分はあまり多く応募できなかったが、選考のチャンスが多ければ安心感に繋がると思う。




04:本選考期(秋冬IS以降)

ーーいつから本選考に応募したか?
修士1年生の2月〜5月。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
メーカー(調達職)。

OB/OG訪問やインターンシップから、メーカーの調達職が最も自分の就活軸に合う仕事だと思っていた。


ーー何社に応募したか?
2社。

メーカーの調達職に内定を得ていたものの、取得後に、勤務地が関西である点を少し懸念するようになった。慣れた土地を離れることが不安だったから。そのため、第1志望のメーカーに加えて東京勤務の企業をもう1社受けた。


ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
本命企業の対策に終始していた。

基本的には1月に得た内定に満足していたため、「可能なら行きたい」と思っていた企業の対策に時間をかけた。ワンキャリアなどを参考に、面接の想定回答を用意するなどして準備した。


ーー当時困っていたことは?
第1志望企業の対策に時間がかかること。

本命であったため、慎重になりすぎてしまったのかもしれない。ESを1問書くのにも5時間ほどかかり、辛かった。行き詰まると、リフレッシュを兼ねて散歩しながら内容を考えていた。机に向かっているだけでは浮かばない視点が出てくるため、効果的だった。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
第1志望企業から内定を得られるかどうか、本当に入社したいと思っていたからこそ不安だった。


ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
周囲のことを気にせず、自分の就活に集中したこと。

なるべく他人の就活結果を気にしないように心がけた。周囲と自分を比較しても、よい影響をもらえるわけではないため。研究室の同級生などとも、就活の話はほとんどしなかった。


ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
特になし。

自分がやるべきことにはしっかり取り組めていたため。この時期は、誰もが否応なしに全力で就活に臨むことになると思う。




05:意思決定期

ーー意思決定の時期は?
修士2年生の4月〜6月。


ーー最終的に何社から内定を得たか?
1月と2月に内定を得ていた2社。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
どちらを選ぶか、非常に悩ましかった。

学部生時代の失敗から立ち直り、納得いく内定先を2社得られたため嬉しい悩みという面もあった。


ーー最後は「どこ」と「どこ」で迷ったか?
メーカーとSIer。

前者は調達職確約であり、海外との関わりも多いため非常に魅力的。しかし勤務地が関西であり、東京を離れなければならない点が自分にとってネックだった。

後者は勤務地や働き方が魅力的だが、業務内容にはあまり惹かれていなかった。ほとんど海外で働く機会がなさそうな点も、自分の思いと合わなかった。


ーー最後の「決め手」は(どうやって決めた)?
目先の楽さではなく、人生の目標を考えて決めた。

「海外で働きたい」という当初からの軸を重視し、メーカーに入社することを決意した。「慣れない土地に行きたくない」という思いに流されてしまっては、後から後悔するかもしれないと考えたため。

どこかで「人生で決断に迷ったら難しい方に進め」という格言を聞いたことがあるが、その通りの決断をすることにした。


ーー意思決定で困ったこと/悩んだことは?
勤務地、ネームバリューの面に懸念があった。

友人と離れることになるなどの理由から、関西勤務への抵抗は消えなかった。しかし自分の軸を信じ、内定先の調達職が最も合っていると自信を持つことで気にしないよう努めた。


ーー就活全体を振り返ると(またはアドバイス)?
可能であれば、学部生のころから希望の仕事を考えておくべき。

結果的に、大学院生としての自分の就活に後悔はない。しかし、就活が始まってからでは対策が間に合わない業界や企業があることも実感した。商社に入りたいならば留学に行っておくなど、学部2〜3年生のうちにやっておくべきことがある。先を見据えて動くことで、選択肢が広がると思う。





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