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選考対策

CABの対策方法を徹底解説

企業の選考において適性テストの一種である「CAB」というものをご存知でしょうか?今回は一般的に用いられるSPIや玉手箱とも異なる、図形を用いたユニークな問題が特徴のCABについてご紹介します。

こんにちは!ビズリーチ・キャンパス編集部です。 企業の選考において適性テストの一種である「CAB」というものをご存知でしょうか? 今回は一般的に用いられるSPIや玉手箱とも異なる、図形を用いたユニークな問題が特徴のCABについてご紹介します。

CABって何?

CABとは日本エス・エイチ・エル(SHL社)が提供している適性検査に用いられる筆記試験です。学力検査を中心としたSPIとは違い、暗算・法則性・命令表・暗号といった分野による、論理的思考力を測る問題が出題されます。SHL社が提供している試験には、他にも言語・計数・性格診断を問う「GAB」といった筆記試験や、両試験のWEB版であるWeb CABやWeb GABといったWEBテストがあります。

CABの分野別設問数と実施時間

CABの問題は前述のように、暗算・法則性・命令表・暗号の4つの能力試験と性格診断から成り立っています。その設問数と実施時間は下図のようになっています。

分野別対策方法

上記の科目の中でも特に能力試験に絞って、詳しい試験内容と対策方法をご紹介します。

暗算

CABの中でも比較的容易な基本的な四則演算が問われます。ここで得点を稼ぐためのポイントは、「計算ミスを減らすこと」と「必要以上の時間をかけないこと」です。この二つのポイントを押さえる解法の一つとして、設問の数式の数値を四捨五入を用いて考えやすい数字で計算し、計算結果に最も近い選択肢を探すことが有効です。 画像

<例題>
?に当てはまる数字は選択肢A~Eのうちのどれか。
13.46 - 425 - 6.85= ?

A-51.49
B-398.26
C271.91
D-418.39
E-195.29

<解説>
小数点を含む四則演算では、四捨五入して考えるのも一つの手です。設問の式の一の位を四捨五入してみると
10-430-1=-421
選択肢の中で最もこれに近いのは「D.-418.39」

法則性

ここでは、正方形の箱の中を色のついた図形が主に4つの規則

  • 回転:一定の角度で図形が回転する
  • 移動:マス内で図形が移動する
  • 交互移動:図形が上下左右斜めに移動する
  • 増減:図形の個数が増減する に基づいて移動する様子が、5枚の連続した図として描かれています。その中の1枚が空欄になっており、そこに当てはまる図を推定して選択肢から解答します。解答時には図の変化の様子を「図形の個数、大きさ、色、回転・移動の仕方」などのチェックポイントを基にして図の変化の規則性を吟味していくことが解答の糸口となります。 画像 <例題>
    ?に推測される図形をA~Eから選びなさい。 画像

<解説>
この連続した図の中で二つの「円の移動の仕方」を別々に見てみると、青い円は時計回りに、緑の円は反時計回りに移動している。この法則性に従って考えていくと最後の?に入るのはDの図形である。

命令表

命令表では基になる図形群が縦に並んでおり、それぞれの図に一つずつ「上下(左右)反転」「前(次)の命令を消す」「前(次)の図形を消す」等の、図の変形に関する記号が紐づけられています。受験者はその命令の結果表される図形群を選択肢の中から解答します。ここでのポイントは、まず前後の図形に変化を及ぼす命令があることに注意して、どの様な命令がなされているか確認することです。それからは、頭の中けで考えずに実際に紙に書いて、記号の指示通りに図形を変形させていくことも有効な解答手段です。 画像 画像 <例題>
次の問題は縦に並べられた1つ以上の図形からなっています。上から順に命令を実行し、すべての命令を実行した結果得られる図形群を次から選びなさい。なお、各命令の意味は命令表を参照してください。 <解説>
最初に命令表を見ながら、問題の各図にどの様な命令が紐づけされているか確認すると、順に「上下反転させる」「前の命令を削除」「次の図を削除」「左右を反転させる」となっている。これらの命令から各図の変化点は順に「変更なし」「変更なし」「変更なし」「図の削除」となるので、これに対応した図形群はAである。

暗号

こちらの分野はまず、ある図が「図形を変形させるいくつかの記号」によって変化していく様子が例示されます。この例からそれぞれの記号に表される指示を解読し、これを本題に当てはめて解答していく問題です。図形変化の空欄を推測する「法則性」の問題と、指示記号の下で図を変化させていく「命令表」の問題を組み合わせた問題といえます。この分野のコツはまず図の変化の前後に、法則性の様に「図形の個数、大きさ、色、回転・移動の仕方」のどの変化がなされているかを確認します。次に、その変化から間の記号はどの様な命令をを表しているのか考えることです。記号が表す命令さえわかれば、あとは問題に当てはめて解答することができます。 画像

<例題>
下の正方形の間にある円形の記号は、左の図形に対してなされる暗号命令です。この暗号により、左の図形は矢印の方向へ記号に従い変化します。 以下の暗号図から暗号の意味を解読し、下の設問の?に入る選択肢を1つ選びなさい。 画像 <解説>
まず、例示の図から各記号がどの様な命令を表しているのか順に考える。下図において、

  • まず①と②の組み合わせによって空白の三角形に「黒線が入り」、「四角形の枠」で覆われる。次に、①と③の命令によって空白の三角形に「黒線が入り」、「色が反転」する。これらのにおいて共通している①と「黒線が入る」は同じものであることが分かる。
  • 次に、③と④の組み合わせによって黒い五角形の「色が反転」し、「上下に反転」している。ここで逆さになった空白の五角形が②の命令によって「四角形の枠」で覆わている。これらのことから残りの命令記号は、②「四角形の枠」③「色が反転」④「上下に反転」であることが分かる。 問題に戻ると、星形の図形に④「上下に反転」③「色が反転」の命令がかかっているので、この結果得られる図形はCである。 画像

主要実施企業一覧

このCABやWeb-CABは以下のような企業を中心に、IT・商社・金融・シンクタンクなどの業界の選考に用いられています。 ・NTTコミュニケーションズ
・ヒューチャーアーキテクト
・富士通
・カプコン

CABの特徴

CABの特徴をまとめると以下のようになります。 ・限られた短い時間の中で、処理能力の速さが重視される。
・図形をもとに考える、IQテストとの類似傾向がある問題。
・IT系の企業を中心に特に論理的思考の問われる業界において活用されている。

おわりに

今回紹介させていただいた適性試験のCABは、慣れないうちは苦戦する人も少なくないでしょう。コツを掴みことで一気に差をつけることができます。その他の選考についても志望企業のOB訪問での面談を通じて、より内定に近づくことができるアドバイスをいただけるでしょう。

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