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選考対策

みずほ総研のOB訪問のポイント|求められる人材や事業内容を理解

みずほフィナンシャルグループ系列のシンクタンクとして、みずほ総合研究所があります。みずほ総研に就職を検討している人は、多くの競争相手から選ばれなければなりません。みずほ総研のOB訪問のチェックポイントを押さえておきましょう。

日本を代表するシンクタンクみずほ総研

みずほ総合研究所株式会社に就職を検討されているなら、企業研究をしっかり行わなければなりません。相手は、専門家集団なので生半可な準備では通用しない可能性があります。 企業研究の一環として、OB訪問があります。OB訪問でOBの貴重な話を聞けば、公式ホームページなどでは分からない情報もたくさん得られます。ただ、OB訪問は、実際にみずほ総研で働いている人が相手です。みずほ総研のOB訪問では、何に注意をすればよいのか知りましょう。ポイントを押さえて、OB訪問をスムーズに行いましょう。 画像

企業概要

みずほ総合研究株式会社は、みずほフィナンシャルグループ系列のシンクタンクです。略称としてみずほ総研と呼ばれています。2002年の4月に第一勧銀総合研究所がみずほ総合研究所に社名を変更しました。その後、日本興業銀行の調査部門と統合しています。2002年10月1日に、富士総合研究所のシンクタンク部門と統合してみずほ総研となりました。 主な事業はリサーチ、ビジネスコンサルティング、ヒューマンリソースコンサルテイング、メンバーシップなです。企業や官公庁や自治体が求めるニーズに対してソリューションを提供しています。

事業内容

みずほ総研のOB訪問を行うなら、事業内容は最低限覚えておきたいところです。就職した際に、みずほ総研でやりたいことを考えるためにも重要です。事業内容の細かい部分までチェックすれば、みずほ総研を理解することができます。

リサーチ

リサーチは情報の分析と収集、解釈などさまざまな業務を行います。ビジネスをする場合、このリサーチが重要な役割を持っています。情報1つで、企業が大きく飛躍することも少なくないからです。 みずほ総研のリサーチ事業では、高い専門性と洞察力を持ったスペシャリストが、リサーチ業務を行います。現在、そして将来に関係するテーマに関し、情報だけではなく付加価値を持つ情報提供と政策への提言を行っているのです。 例えば、マクロ経済、金融や資本市場などの分析や予測、グローバルリサーチ、経済、金融、社会に関連する政策や制度、国内外の課題に関する政策提言を行います。

ビジネスコンサルティング

企業や官公庁、地方自治体を運営するためにはさまざまな問題や課題と向き合わなければなりません。これは、質が高まれば高まるほど、課題は複雑化する傾向にあります。このような問題に対して、コンサルティングという業務は解決方法を提供してくれます。専門的な知識と経験があるからこそ、大きな力を発揮するのです。 みずほ総研のコンサルティングは一方向から問題をみるのではなく、あらゆる視点から問題を分析して、実効性の高いコンサルティング&アドバイザリーを提供します。具体的には、経営、投資運用などのコンサルティング業務、PPP/PFI、都市や地域戦略、海外プロジェクトなどのアドバイザリー業務を行います。

ヒューマン・リソース・コンサルティング

企業を飛躍・発展させるために必要なのは優秀な人材です。組織は、人材でつくられるからです。ここでは、組織、人事に関するコンサルティングを行います。また、年金、財政のコンサルティングも業務に含まれます。他にもセミナー、企業内研修、通信教育講座の開発や運営などが主な事業内容としてあげられます。

メンバーシップ

メンバーシップでは、法人会費制のプラットホームを提供しています。会員となった企業のスムーズな事業運営、組織マネジメントをサポートする業務です。例えば、経営情報や法律、税務、会計や人事労務などの相談サービスがあります。さらに、社員向けのラーニング、実務効率化、ビジネスサポートへのサービスを行っています。

エコノミスト・コンサルタント・一般事務

もっと細かくなると、一般的な社員は、エコノミスト、コンサルタント、一般事務に分けることができます。エコノミストとは、経済問題の専門家です。また、コンサルタントは企業が持つ問題を解決する専門家といえます。一般事務では、例えば経営コンサルティング部の場合、コンサルタントの進捗管理や経理事務、業務全般へのサポート、さらに企画する研修会などの運営にも対応します。事務関係の業務を引き受ける仕事と考えればよいでしょう。

過去3年間の売上/利益推移

(単位/億) 2015年度 2016年度 2017年度
売上 32,152 32,929 35,611
営業利益 8,528 6,634 4,578
当期利益 6,709 6,035 5,765
当期利益率 21% 18% 16%
参考:https://finance.yahoo.co.jp/ 2015年は、中期経営計画が着実に進み、2016年もみずほ証券が好調で、中長期的な成長に向けた取り組みを行っています。ただし、不良債権残や比率は、みずほ発足から最低水準にまで低下しているのは見逃せないでしょう。

次年度の戦略

みずほフィナンシャルグループ全体の経営戦略では、2016年から3年間の中期経営計画「進化するOne MIZUHO~総合金融コンサルティンググループを目指して~」と掲げています。

基本方針

  • カンパニー制導入
  • 事業の選択と集中
  • 強靭な財務体質の確率
  • 金融イノベーションへの積極的な取り組み
  • 強いみずほを支える人材の活躍促進とカルチャーの確立

この中期経営計画は2018年までのものです。2019年には、また新たな経営戦略が発表されるでしょう。2018年の経営戦略をみると、銀行、信託、証券、アセットマネジメント、シンクタンクなどが一体となる「One Mizuho」戦略があります。 お客様第一という考えを徹底し、顧客セグメント別カンパニー制を導入しているのも特徴です。国内戦略は、銀行・信託・証券一体戦略、法個一体戦略、トップクラスのプロダクツ力という強みにより、貸出やソリューション提供を行います。 海外戦略は、日系企業の海外事業展開のサポートや、非日系企業でも長期的な関係構築と取引の拡大を行います。コンサルティング機能の強化のため、グループ内のリサーチ機能、コンサルテイング機能をONEシンクタンクとし、リサーチ&コンサルティングユニットを設置しています。 画像

2018年のみずほ総合研究所に関するトピックス

2018年、みずほ総合研究所に関するニュースもチェックしておきましょう。OB訪問では話題になることもあります。では、どのようなニュースがあったのでしょうか。

BtoC市場の調査レポート発表

みずほ総合研究所が、BtoC市場の調査レポートを発表しました。「EC市場の光と影」と題し、インターネットを通した支出が消費物価にどのような影響を与えるのかを推計したものです。また、省庁や日銀が発表した調査結果が元になっています。 インターネット通販が一般的に当然のようになり、消費者が価格の比較をしやすくなっていることについて言及されています。これは、Amazon効果と呼ばれるものです。価格が比較できることが理由となり、ECを利用する人が4割いることをあげています。それが消費者物価指数に対し下押しとなっていることを指摘しているものです。

みずほらしくない人を採用基準に

8月24日、「みずほらしくない人」を採用基準にあげたみずほフィナンシャルグープ。どのような学生が内々定を受けたのか、みずほフィナンシャルグループの社長、酒井辰史社長が、朝日新聞のインタビューに答えています。 「そもそもなぜ「みずほらしくない人」を採用基準にしたのかには、理由があります。まず、ITと金融が融合するフィンテックによる影響です。これまでにない金融サービスの形であり、前例を踏襲するだけの銀行員では対応できないという考えが生まれました。」結果、とんがった人材を採用できたと社長は語っています。 ただ「みずほらしくない人」を採用したことによる影響は、まだ未知数です。それまで働いてきた「みずほらしい」社員とトラブルが生じないのか、組織にも受け入れる柔軟性が求められます。また、この採用例が、今後の新卒採用にどのような影響を与えるかは、働きぶりによるでしょう。

迎える東京オリンピックでもダイバーシティへの取り組みに期待

ダイバーシティへの取り組みは、多くの企業で行われています。それはみずほ総研も同じです。みずほ総合研究所は、東京オリンピックにむけてダイバーシティに配慮した街づくりに期待を高めています。例えばロボットやAI、観光や健康サービスの面での発達についても言及しています。 1964年、東京オリンピックが開催され、当時の高速道路や新幹線などの交通インフラが飛躍的に発展しています。今回はグローバル化がポイントであり、ソフト面での発展が期待されているのです。例えば、ドローンによる監視システム、警備員の胸ポケットにつけたスマートフォンによる動画撮影など。このような取り組みがレガシーとなり、発展につながることが期待されています。 画像

コンサルティング業界の動向

みずほ総合研究所は、みずほフィナンシャルグループのシンクタンクです。みずほフィナンシャルグループ自体は銀行業界に入ります。ただ、みずほ総合研究所はコンサルティングなどを中心に事業を行っているため、コンサルティング業界の動向もチェックしておきましょう。

コンサルティング業界の業績推移

コンサルティング業界の規模について、平成20年から27年までの流れをみていきます。平成20年から21年はほぼ同じで、業界規模の増加はみられません。平成22年から徐々に増加傾向がみられ、そして平成27年まで減少することがなく、順調に増加しています。

金融危機を脱しグローバル化が業績アップの後押し

平成20年から21年の横ばい状態は、世界的な金融危機の影響が大きいといえます。多くの企業で研修や人事関連の予算を減らしたことが大きく影響していると考えられます。 平成24年からは経済政策や金融政策への期待が高まり円安傾向になりました。日経平均株価の上昇などもあり景気回復への期待が高まった時期です。また、グローバル化に舵を切る企業が増えたことで、コンサルティング会社への依頼も増加しました。デジタル活用を目的とした需要も増えています。 画像

みずほ総合研究所へOB訪問に行く前に準備すべき3つの項目

みずほ総研のOB訪問をするなら、準備をしっかりと行いましょう。準備が中途半端であれば、OB訪問を成功させることは難しくなるでしょう。では、どのような準備をすればよいのでしょうか。

みずほ総研の基本情報は押さえておこう

みずほ総研では、どのような事業を行っているのか、頭に入れておきましょう。また、みずほフィナンシャル・グループとの関係も調べておきたいところです。みずほ総研のホームページから、事業内容や会社概要などの情報を得られます。また、人事部長メッセージや、数字データーなども掲載されています。 このデータを知ることは、みずほ総研がどのような企業か知る手がかりとなるでしょう。OB訪問を受けるOBは、みずほ総研を理解していて、勉強している人材を求めています。勉強不足と感じられないように基本的な情報は頭に入れておきましょう。もちろん、募集要項も確認しておく必要があります。

人事などのメッセージに目を通そう

みずほ総研のホームページでは、トップのメッセージや、人事のメッセージが掲載されています。このメッセージは、みずほ総研の価値観が反映されているといえるでしょう。現状だけではなく、将来を見据えた言葉もみられます。OB訪問で質問をする際には、みずほ総研がどのような方向へ進んでいこうとしているのかも、事前に理解しておく必要があります。

働く環境についての情報もチェック

働く環境について知ることも重要です。教育制度はどのようなものか、ワークライフバランスについてどのような取り組みをしているのかは、働くにあたり気になるところです。みずほ総研では、ワーク・ライフ・バランス支援制度を設けています。これは、性別や年齢など関係なく、自分の能力を最大限に発揮してもらうための取り組みです。将来、結婚した後もキャリアを重ねたい人には、ひとつのポイントになるでしょう。 教育制度に関しても、自分のスキルを磨くためには大切です。どのような取り組みをしているかにより、みずほ総研に入ってどのような働き方をするのか、どのようにキャリアを積んでいくのか、プランをイメージすることができるのです。 画像

OB/OGへの質問を準備

OBやOGへの質問は、事前に準備しておくことが大切です。では、どのような質問がよいのかみていきましょう。

マッチング度をはかれる質問 

長期的に働くためには、マッチングについても大切なポイントです。自分と企業の相性がよいか探ることができる質問をしてみましょう。

  • ビジネスコンサルティングを志望しています。この分野で採用されるには、どのような知識や経験が必要とされているでしょうか?

新卒で入社をした場合、基本的に、先輩たちとは大きな差があります。特にシンクタンクは専門的な集団のため、働いている人もレベルが高いのはいうまでもありません。みずほ総研では、最低限、どの程度の知識や経験やスキルが必要か、OBやOGに聞いておきましょう。不足している部分を知り、補うこともできるからです。

  • 例えば人材育成事業部や、経営コンサルティング部など、事業部同士の交流はあるのでしょうか?

みずほ総研では、それぞれの事業部で業務も異なります。仕事をする中で、お互い連携をする場面も出てくるかもしれません。その時、他を受け入れない風土では、業務に支障も出てしまいかねません。違う事業部同士の雰囲気について質問することは、職場の雰囲気をイメージできます。みずほ総研内、みずほ総研とグループの関係性など、具体的にチェックしてみましょう。

企業研究に役立つ質問

企業研究を深めるには、実情をOBやOGに聞くのが一番です。どのような質問をすればよいのでしょうか。

  • グローバルな展開をし、国際性のある人材の養成のため、海外留学制度なども設けていることを知りました。みずほ総研の社員として、海外で得られる知識や経験、その他は、具体的にどのようなものがあるでしょうか?

海外留学を経験しているOBやOGなら、その知識や経験は参考になります。特にグローバルな視野を持ち、海外で仕事をしたいと考えている人にとっては重要な情報になるでしょう。ホームページにも海外で働く社員の言葉は掲載されています。ただ、そこにはない情報について質問することで、より実のある情報を得られるはずです。

  • 経営コンサルタントを志望しています。経営のサポートをする業務の中で、一番プレッシャーがかかるものはどのようなことでしょうか?

コンサルタント業務だけに限りませんが、大きな金額が扱う業務も多いです。自分の言葉で、企業の業績がアップするだけではなく、ダウンする可能性もあります。シビアな業務環境の中で、一番プレッシャーを感じる時はどんな時かを知ることは大切です。業務を知るだけではなく、自分の志望動機や、モチベーション、マッチングなども含めて検討する材料になります。

選考に役立つ質問

就活のライバルに勝つためには、選考を有利にする質問もしておきましょう。

  • みずほ総研の分析結果による提言は、社会に大きな影響を与えると思います。レポートを出した結果、マスコミも含めた意見に対して、どのような意識を持った方がよいのでしょうか?

みずほ総研はシンクタンクとして社会的な注目度は高いです。分析結果をレポート化して世間に公表することで、さまざまな議論も生まれます。その中で、マスコミなどに反論されることもあるかもしれません。どのような意識を持ち業務を取り組めばよいか知ることは、実際に自分が働く上での参考になります。また、選考において求められる人物像を知る参考にもなるでしょう。

  • 人事部長のメッセージで、シンクタンクは社会や企業の羅針盤という考え方に共感しています。その羅針盤となるために、どのようなことが重要なのか考えを教えてください。

選考を有利にすることを考える上で人事部長のメッセージは大きな参考になるでしょう。その中で気になることがあれば、OBやOGに聞くことをおすすめします。また、自分の考えや解釈についても述べると、OBやOGに間違いを修正してもらえることもできます。結果、企業や社風、求められる人材像に近づくことができます。 画像

どんな人材が求められるかを要チェック

みずほ総合研究所は、社会的な影響力が大きい企業です。大手企業だけではなく、時には国全体を動かす仕事に関わることもあります。だからこそ、高いレベルの人材が求められています。みずほ総研のことを深く知り、選ばれる人材を目指しましょう。そのためには、OB訪問は欠かせません。ポイントを押さえて入念に準備を行いましょう。

みずほ総合研究所のOB訪問なら、ビズリーチ・キャンパス

ビズリーチ・キャンパスには様々な企業の社員が登録しており、皆様の訪問依頼を歓迎します。

ご協力いただいている社員たちは、様々なバックグランドを持ち、自身のストーリーを歩んでいます。
もしかしたら、あなたのバックグラウンドを理解し、あなたのキャリア形成に寄り添ってくれる先輩がいるかもしれません。
まずは行動をしてみましょう。社会人は皆さん学生の味方です。