ビズリーチ・キャンパスは2021年12月にInternet Explorerのサポートを終了します。別ブラウザでのご利用をお願いいたします。

詳細を確認

BizReach Campus

App Storeから無料ダウンロード

ダウンロード
close
就活生が語る

就活でメンタルが弱くなりそうな人へ|葛藤を抱えた24卒生の就活

就活でつらいな、不安だなと感じることはありませんか? 就活は受験のように偏差値や点数などの明確な指標がなく、結果に対するフィードバックもないため、もやもやとした悩みを抱えてしまいがちです。 周りの人と比較して落ち込んだり、自分のやっていることが正しいのかわからなくなったりと、メンタルが不安定になることは多くの就活生が経験することだと思います。 本記事では、「選考が思うように進まない...…」、「漠然とした不安や焦りで押し潰されそう」という方に向けて、途中で葛藤を抱えながらも、最終的には志望業界に内定したBRCアンバサダーの就活体験や、実際に行っていたメンタルケアについてご紹介します。

避けては通れないメンタルとの戦い

悩んでいるのはあなただけではない

入社先の選択は人生において大きな選択です。
プレッシャー故に、つい視野が狭くなりがちな就活ですが、悩んでいるのはあなただけではありません。
BRCアンバサダーに「就活でつらかったこと」についてインタビューしたところ、
第一志望の会社から電話を待ち続けて日が暮れた
滑り止めだと思っていた企業にあっさり落ちた
周りの遊んでいる友人が早々に内定をとったのに、自分はなかなか内定がとれなかった
などの経験があったようです。

また、厚生労働省も、「就活うつ(就職活動を早期から始めているにも関わらず内定がとれないため、『就職活動の失敗』を自己否定されたように認識し、うつになる傾向)」の危険」について言及しています。

いわゆる「誰もが憧れる人気企業」に内定した人も、選考に落ちたり、精神的につらくなったりしてしまった経験がある人がほとんどです。
「自分だけがうまくいっていない」と感じる必要はありません。

メンタルとの葛藤の末、内定を獲得した就活生にインタビュー

本記事では、就活中に葛藤を抱えながらも、志望業界である総合デベロッパーの選考を経験した24卒BRCアンバサダーにインタビューしました。

プロフィール

都内国立大在籍
理系院生
内定先:総合デベロッパー

順調にみえた就職活動

Q: 就活はスムーズに終えることができましたか?
A: 志望業界の企業から内定をいただけましたが、第一志望群の企業からはいただくことができませんでした。
Q: 本選考まではどのように進められていましたか?
A: 学部生の段階で志望業界を決めていました。そして、修士1年の5月から本格的に就活を始めました。本選考直前の秋冬では志望度の高い企業のインターンに複数参加でき、本選考の優遇もいくつか頂けました。
Q: 具体的にどのような対策を行っていましたか?
A: 研究の合間を全て就活にあて、対策としては自己分析に加え、就活仲間や先輩と模擬面接を頻繁に行っていました。インターン選考の反省から、他者との関わりを積極的に取るようにしました。加えて、就活対策情報を知る手段としてBCAを活用していました。
Q: 客観的に見ても、熱量高く取り組まれていましたか?
A: 周囲からはいわゆる「就活本気勢」という風に捉えられていたと思います。就活に対して不安が尽きなかったのと「やっておけば良かった」と後から後悔することだけは絶対に避けたかったので全力で向き合い続けていました。

本選考の魔物

Q: 秋冬のインターン選考では結果を出すことができたとのことですが、本選考は異なるものでしたか?
A: はい。一つ一つの質問の重さが違うと感じました。インターン選考のときから緊張感を持って取り組んではいたものの、本選考の「次が無い」状況が無意識のうちに自分を追い込んでいたなと思います。
Q: 面接のどの段階でつまづいてしまうことが多かったですか?
A: 最終面接です。
面接官の数も増え、様々な角度から質問されてその人らしさをじっくり見ている場面でうまく自分を表すことができなかったなと思っています。
Q: その理由についてどのように考えていますか?
A: 最終面接で落ちてしまった企業様にお話を聞く機会があったのですが、「全て”綺麗な”回答が返ってきて、本心がわからなかった。」と言われてしまいました。そのとき、「受かりたい」という気持ちと焦りが先行し、自分の本心より、受けが良さそうな回答を無意識に選んでおり、その点が良くなかったと痛感しました。

立ちはだかるメンタルの大きな壁

Q: 「受かりたい」という気持ちと焦りによって上手く自己表現ができなかったとのことですが、要因は何だと思いますか?
A: 自分のこころのバランスを取ることが出来なかったことだと思います。周りと比較し過ぎたこと、人それぞれにペースがあることを理解していても気持ちが伴わなかったことが要因として大きいと感じています。
Q: 他にもメンタルによって支障が出てしまったことはありますか?
A: 連続で選考に落ちると、ネガティブ思考が働き、再度やる気を起こすのに時間がかかっていたことです。
Q: もしもう一度やり直せるとしたら、どのように取り組みたいと思いますか?
情報の取捨選択を意識したいと思います。
就活を通じて多くの人と接し、意見や情報を得る中で、情報に振り回されてしまったり、自分の主張したい個性まで失われていってしまったと感じました。なので、自分が吸収するものの線引きを吟味するべきだと感じています。方法としては、
①自分が譲れない軸を早い段階で決め、それを思い返す機会を定期的に設けること。
②頂いたアドバイスを鵜呑みにせず、常に評価する姿勢を忘れないこと。
があがると思います。どの立場からであろうと、自分の腑に落ちていない意見を取り入れることはやめた方が良いと思います。

就活でつらくなったとき、メンタルケアをするには?

本章では、BRCアンバサダーが実際に行っていたメンタルケアの方法を紹介します。どの方法が合うかは人によって異なりますので、自分に合う方法を見つけて頂ければと思います。

自分に自信を持たせる

①これまでに自分が成し遂げてきたことを整理し、自信をつけるための材料にする。
▼実際の声
「自分に自信を持てるようなエピソードを文章にしてみることで、意外と自分のできていたことは多かった!と気づけた」
「高校生の部活で審査員に褒められた評価シートをコピーしてお守りにしていた」

②不安な気持ちにさせる人とは距離を置く。
▼実際の声
「建設的な指摘ではなく、自身の精神安定を目的にただ何かを否定している人とは距離を置いた。」

一旦就活から離れる

①就活とは関係のないコミュニティに入る
▼実際の声
「就活の中で嫌なことがあったときに一人でいると、考えすぎで負のスパイラルに陥ってしまっていたので、就活以外のことを考える時間を意図的に作っていた。」
「就活に時間を割くことで得られる安心感を得たい気持ちもあったが、やり過ぎは効率が下がるので無理矢理にでも忘れる環境に身を置いた。」

②対面の面接の後に外食する
「対面の面接の後は外食して良いルールを自分の中で作り、頭を空っぽにする時間を設けた。」

辛さを忘れるくらい就活に打ち込む

①日にちを設定し、その日までは就活に打ち込むと決める
▼実際の声
「悩んでいても選考は待ってくれないので、その日までは頑張ろうと決めていた。」
「就活への不安感は就活でしか拭えないので、とにかく取り組み続けた。」
②就活関連の予定を毎日入れるようにする
▼実際の声
「休む暇があると怠けてしまい後で後悔するタイプなので、とにかく予定を入れるようにしていた。」


ビズリーチ・キャンパス学生アンバサダーは、
『「なれる」可能性を広げ「なりたい」姿につなげるパートナー』をビジョンとして掲げ、様々な業界のトップ内定者が就活生の皆さんのサポート活動を行っています。

セミナーや個別面談に興味のある方はビズリーチ・キャンパスにぜひご登録ください!
ビズリーチ・キャンパスの登録がお済みでない方はコチラ



就活生へのメッセージ

最後に、就活生に何か伝えたいことはありますか?

自分を責め過ぎないで

「なんで上手くいかないんだろう」「自分って前に進んでるのかな」と不安になったり、自分に自信が無くなったりする場面は多くの人が経験します。けれども、このコラムを読んでいる時点で、就活にしっかり向き合っている証拠ですし、新たな情報を得て自分をアップデートしようとしている姿勢は素晴らしいものだと思います。「やってきたことは全て無駄じゃない」と就活を終えてみて、本当に実感したので、そこは自分を評価して信じてあげてほしいです。その気持ちや姿勢が選考にも表れて来ると思います。

人を頼って良い

就活は個人の戦いゆえに、全て自分一人で解決しなければいけないと色々と背負い込み過ぎてしまうことがあると思います。ですが、辛い時は家族や友人などに弱音を吐いてもいいのではないでしょうか。誰かに打ち明けることで心が軽くなったり、言葉にする際に一旦文章化することで頭が整理されて、自分は何に問題意識を感じているのかわかることもあります。本当に辛い。でも頑張らなきゃいけないときはあるからこそ、上手く周りを使って自分の機嫌や調子を整えてあげることが大切だと思います。

自分が進む道を正解にする

どれだけその会社を志望していようと、希望に沿わない結果になることは起こり得て、悔しい想いを多くの人が経験しています。ですが、過去を悔やむのではなく、10. 20年後に「当時の自分の選択は正しかった」と胸を張って言えれば、それは第一志望の企業に入社することよりも価値のあることではないでしょうか。自分が進む道を正解にするために行動することが大切なのではないかと思います。

まとめ|心の健康は何よりも大切

自己分析、模擬面接、GD練習など選考のためにするべきことはたくさんあると思います。
ですが、何より心が健康でないと実を結ぶはずの努力も結ばなくなってしまいます。
だからこそ、十分に対策を重ねつつも、自分の調子を整えてあげてください。
これまでに成してきたことを振り返ったり、家族や友達に悩みを相談する時間をつくったりするなどの小さな工夫の積み重ねが、後の自分の心に生きてくると思います。**
BCAでは、お悩み相談会であったり、メンタリングなども行っておりますので、是非活用してみてください!

一生に一度の新卒での就職活動、全てにおいて悔いのないよう、自分と向き合ってください。


ビズリーチ・キャンパス学生アンバサダーは、
『「なれる」可能性を広げ「なりたい」姿につなげるパートナー』をビジョンとして掲げ、様々な業界のトップ内定者が就活生の皆さんのサポート活動を行っています。

【アンバサダーの主な内定先】
外資戦略コンサル/外資総合コンサル/外資金融/外資メーカー/日系コンサル/日系金融/総合商社/総合デベロッパー/広告/ベンチャー/日系メーカー/IT

【主なサービス】
①就活セミナー:トップ業界に内定した学生アンバサダー完全オリジナルのセミナーです。自己分析、面接対策、ケース対策など全20種類以上の講義をご用意しており、24卒では延べ1200人以上の方にご参加いただきました。
②個別面談:学生アンバサダーとの1on1面談が可能です。ES添削から模擬面接まで幅広く対応しており、中には何度もリピートしてくださる就活生の方もいらっしゃいます。

セミナーや個別面談に興味のある方はビズリーチ・キャンパスにぜひご登録ください!
ビズリーチ・キャンパスの登録がお済みでない方はコチラ