<プロフィール>
Gさん 男性
京都大学大学院
情報系
就職予定先 :日系証券
応募したサマーインターン:12社
内定社数 :3社
就職活動のスタート期
就活は、23卒として夏まで行っていたが、秋に留学にいった関係で、1年間遅らせて24卒として改めて行うことにした。そのため、留学途中の1月から再開した。
23卒の時点で、コンサルや外資系投資銀行などを見ていたため、早めからスタートした方が良いと考えた。また、ガクチカをしっかりと作り上げるために留学中に準備をしようと考えた。
――まずは何から始めたか
業界研究からスタートした。昨年も就活をしていたこともあり、知っていることが多かったが、改めて自身にカルチャーフィットするのはどんな業界なのか?という視点で見にいくことにした。
昨年は余裕がなくて調べられなかった業界もネットで情報収集を行った。
また、昨年の反省として、学業と就活のバランスを取ることができなかったため、精神的にもきつくなったりしていたので、今まで知ってきたことなどの整理を行った。
――スタート期の心境
様々な企業を調べる中で、40年間その仕事に従事できるかという視点で考えた時に自身が得意な領域で仕事を選択できないかと考えた。自分は数学系のバックグラウンドがあったため、数学を活かせるような仕事がしたいと思うようになった。
また、自身の性格的に「論理的にいつも会話すること」が少し苦手だと思い、コンサルや外資系投資銀行は、合わないというのも感じた。
その中で、証券会社のグローバルマーケッツ(GM)の職種を知り興味を持つことになった。
――何に困りどう解決したか
情報を得る中で、「やりがい・収入・働く時間」など何を自分は重要視して天秤にかけるべきなのか?などに悩み、昨年の就活時にコネクションができたGMやコンサルの先輩たちに話を聞いたりしていた。
また、同じ学科の先輩に選抜コミュニティを紹介していただき参加することができたため、メンターへの壁打ちなどを繰り返し行った。
選抜コミュニティの良さは、気兼ねなく相談できる相手がいることだと感じた。周囲にいる先輩や友人に根掘り葉掘り聞くのは躊躇われるし、申し訳ない気持ちになるため。
――利用したサービス
外資就活、ワンキャリア、選抜コミュニティ
サマーインターンシップ期
サマーインターンシップは、10社ほど応募をし、応募した会社全部に参加することができた。この時に、早期から対策することの重要性を再認識した。
――選考対策に関して
選抜コミュニティのメンターとESや面接対策の練習を重ねた。
ESは何度も書き直しを行い、面接は模擬面接を繰り返し行うことで、伝え方や深掘りへの言語化を強化していった。
――サマーインターンシップ期の心境(困ったこと含め)
選考が始まる前までは、本当に受かるのかなという不安が強かった。
GMnoインターンは、事前知識よりも人当たりの部分を見られると先輩から聞いていたため、どんな風に対策をすればいいのかに困惑した。事前知識は日経新聞などでインプットしながら、コミュニケーション力を強化するために飲食店に入り、知らない人へ話しかけることで特訓をした。
――サマーインターンシップ後
インターンシップに参加した会社の早期選考に進むことができ本選考を受けたが、全部落ちてしまった。何がダメだったのかが不明確のためメンターにも相談しにくくなった。
本選考期
早期選考が全部落ちてしまったため本選考が始まるまでは、時間が空いていた。
日系の説明会が始まる時期から再稼働を行った。
――本選考期に何をしたか?
外資系銀行の選考に全て落ちてしまっていたため、日系証券のみでは受けれる会社が少なく心許ないと思い、日系金融(銀行・損保・生保)などに幅を広げて説明会に参加。
金融系で広げた理由は、証券GMを目指したいたこともあり、ESや志望動機などが作り替えやすかったというのが大きい。また、落ちてしまったショック引きずっていたため改めて違う業界を受けようという気力が沸かなかった。
――本選考期の心境
早期選考に落ちてしまい、大学の研究もうまくいかず不安な日々が続き落ち込んでいっていた。
早く就活を終えたい、早く内定を出して欲しいと願っていた。
――入社の決め手
入社先を決めた理由に、その会社のリクルーターの存在が大きかった。
選考の面接が終わる度に面談をしていただくことができ、フィードバックなどを通じて励ましていただいた。この面談に非常に助けられたと感じる。