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就活生が語る

【私の就活体験記】偶然見かけた総合デベロッパーに進むと決心するまで

大学生活では体育会に没頭した私が、エネルギーを注げる次の場所を見つけるまでのストーリー

<プロフィール>
T.Uさん 男性
京都大学
文系学部(本人希望により非公開)
体育会所属
就職予定先    :総合デベロッパー
応募したインターン:5社程度
応募した本選考:25~30社程度
内定社数     :7社(総合デベロッパー、総合コンサル、メガベンチャー)


就職活動のスタート期

体育会の活動が4年の秋まであるので、1年長く大学に残ることを決めていた。
本格的に就職活動を始めたのは4年の12月。
それまでも、マイナビ・リクナビに登録して、パラパラと企業を眺めたり、一足先に社会に出た先輩に会ったついでに話を聞いたりしていたので、就活への意識は頭の片隅にはあった。
就活の全体像を誰から教わるわけでもなく、とにかく行動して、知識を得ていった。
体育会つながりの合同説明会や他のイベントに参加して、企業のマイページの存在を知り、手当たり次第にまずは登録。
その後、案内が来た企業・インターンを開催している企業の中から、興味のある企業のインターンに応募。
秋冬のインターンに応募したのは、総合商社と総合デベロッパー。
元々先輩が多くいる業界は話を聞く機会も多く、親近感を持っていたので、最初は漠然と商社への憧れがあった。
総合デベロッパーは、たまたま合同説明会で見かけて、インターンを開催しているし、受けてみるかと。
あとは、場数を踏む意味も兼ねて、メガバンクにも応募。
他にも出そうと思ったが、すでに外資系の一部やメディアなどはインターンが終わっていたのもあり、これ以上は出さなかった。


――スタート期の心境
周りが就職活動を進めていることへの焦り

――何に困りどう解決したか
困ったこと: 企業選び・自己分析をどのようにしたらいいのか
解決方法: その業界に進んだ先輩に話を聞くなどして

――スタート期の情報収集・使用してたサービス
リクナビ・マイナビ・ワンキャリア

サマーインターンシップ期

開始時期が12月なので、夏は活動なし

秋冬インターンシップ期

6社に応募した結果、総合デベロッパー2社の複数daysインターンとメガバンク2社の1dayインターンに参加した。

選考ステップは、ESと面接。
ESについては、ワンキャリアで自分の受けようとしている企業の他の人のESを参考に、一旦書いてみた。中身を見たかったわけではなく、構成・フォーマット・流れが知りたかった。
そうやって書いたものをお世話になっていた先輩に見てもらった。
例文を書いてみせてもらったり、添削してもらったりと、本当にお世話になった。
面接については、大きな対策はしていない。最初に1度だけ先輩に模擬面接してもらったぐらいで、あとは実践でブラッシュアップ。
もちろん、ESを通じて、ガクチカ・志望動機はまとめておいた上ではあるが。


――何に困りどう解決したか
困ったこと:
・面接の経験不足
・どの企業が第一志望なのかが明確に見えなかった。
どう解決したか:
・面接の経験不足に関しては、以降、面接の機会を増やすことで解決した。
・第一志望が定まらなかったことに関しては、まあいっかと。どうせ全部受かるわけではないので、全部受かりにいって、、残った数社の中で基準を以て決めようと思った。



――インターンシップに参加した結果・心境の変化
複数daysのインターンに参加した企業の志望度が上がった。
社員さんの雰囲気や業務内容理解が進んだのが大きい。
一方で、1dayの方はワークではなく説明会の色が濃かったのもあり、理解は深まったが、志望度は変化せず。
インターンを受けた企業から、3月ぐらいに案内が来て、4月に他の人たちよりも少しだけ早めの選考案内をいただいた。


就活最終期(本選考)

秋冬のインターンと並行して、ベンチャー・コンサルの選考を受け始めた。
上述の通り、面接の場数不足を痛感していたので、場馴れの意味も込めて。
結果、コンサル・メガベンチャーから内定をいただいた。
グループディスカッションやケース面接にも出くわしたが、対策は特にしていなかった。

ベンチャー・コンサルの早期選考を経て、ここから、25~30社の選考に応募した。(ES提出)
この時点で、興味あったところは全部出した。
総合商社、総合デベロッパー、広告代理店、パイロット、総合コンサル、証券会社の投資部門・メーカー。
純粋なかっこよさ・憧れを感じてて受けたところもあれば、その道に進んだ先輩からよく話を聞いていて応募したところもある。あとは力試しで受けたところも。
ただ、その中でも志望度の濃淡はあり、一番は総合商社(先輩が多く、よく話を聞いていたのもあり)、ついで、インターンに参加した総合デベロッパーが志望度が高かった。
スケジュールの忙しなさと、本命の総合商社の一部の不合格が影響して、焦りもあったが、一方で、面接の場数をこなしたことで、手応えも獲得できた。

最後まで悩んだのは、企業の判断軸が自分の中で確立できなかったこと。
企業のいいところしか見えず、どうしようという思いが募った。
自分の中に基準がなく、聞くところ聞くところいいなと思っていた。

そんな中、総合コンサル・証券会社の投資部門→総合デベロッパーの順番で内定をいただいた。
この時点で、選考途中の企業の中で、相対的に志望度が高かったこの3社よりも志望度が低いところは、すべて選考を自体した。
一番気になっていた総合商社は選考終盤まで行ったが、残念ながら落ちてしまった。

悩んだ結果、総合デベロッパーへの就職を決めた。


――最終的に内定承諾の決め手は何か
大企業からベンチャーにはいけるけど、その逆はどうなのかは疑問がずっとあったので、ファーストキャリアで選べる選択肢は限られると思っていた。
もし最初に選んだその場所が違うかもと思ったときの間口が広いのは大手であると。
なので、ベンチャーではなく、大手を選んだ。

印象に残っているのは、総合デベロッパーの社員訪問の場での社員さんの話。
何度も社員訪問・面談の機会をいただいた。
そこで、他社(総合コンサル、証券会社の投資部門)をどう思うかを聞いてみた。
ポータブルスキルで、幅広さ・柔軟性という意味では、プラス。
どちらがいい・悪いではないが、大きな違いは、自分たちで事業を作るか・コンサル・アドバイスをするかだと言われた。
この話を聞いて余計に悩んだ。
自分がやりたいのはどちらなのか。

この答えは最後まで出なかったが、一番最初に自分のことを評価してくれたと思えた総合デベロッパーに決めた。
就活開始初期に、インターンの面接のFBをいただける機会があった。
そこでのFBを聞いて、自分の人柄も含めて見てくれた印象を受けた。
会社側から自分がフィットしてると思ってもらえてる・自分を見てくれる企業という。
あえて表現するなら、恩義とか御縁という言葉になると思う。
これが正解だったのかは分からないけれど、自分で選んでこの道を正解にしようと思った。