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【例文あり】ESの書き方とコツ!23卒内定者が徹底解説!

就職活動において、一番最初に企業に評価されるものがESです。どれだけ面接に自信を持っていても、ESで落ちてしまっては、元も子もありません。言い換えると、良いESを書くことは、内定に向けたはじめの一歩なのです。今回は、「ESの書き方が分からない。」「どうすれば評価されるESを書けるのか。」そんな就活生のお悩みに応えるべく、ESの書き方のコツを徹底解説していきます!

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1.エントリーシート(ES)とは?

1-a.エントリーシート(ES)とは?

エントリーシートとは、就活において学生が企業に提出する「応募書類」のことです。エントリーシートの頭文字を取って、ESと呼ばれます。
多くの企業は、まず就活生が提出したエントリーシート(ES)を見て、次のステップに進む学生を決めます。企業側が学生にエントリーシート(ES)で選考をする理由として、「自社に合った人材を効率的に見つける」ことが挙げられます。
たくさんの就活生が企業にエントリーするので、企業は就活生全員と面接する余裕はありません。だからこそ、エントリーシート(ES)を就活生に提出させることで、効率的に採用活動を行っています。エントリーシート(ES)だけでも「書類選考」という形でふるいにかけられますが、エントリーシート(ES)はその後の面接における参考資料としても使われます。ESで書いた内容を元に、面接が進んでいくことから、ESを分かりやすく書くことは面接にも繋がる大事な作業になってきます。

1-b.エントリーシート(ES)では、どのようなことが聞かれるの?

エントリーシート(ES)では、企業によって様々なことが聞かれます。企業や業界によって聞かれる内容も異なりますが、今回は特に汎用性の高い「ガクチカ」「自己PR」「志望動機」について扱っていきます。

ガクチカとは、「学生時代に力を入れたこと」の略で、設問例としては下記のようなものが挙げられます。
「学生時代に最も力を入れたことは?」
「リーダーシップを発揮した経験は?」
「困難を乗り越えた経験は?」
ガクチカは面接で最も時間をかけて深堀をされるパートでもあるので、入念な準備が必要とされます。

自己PRとは、名前の通り「自分のことをPRする」設問になります。設問例として下記が挙げられます。
「あなたの強みを発揮した経験とともに教えてください」
「あなたの強みは?」
自分の強みとその強みを発揮したエピソードを合わせて話すことが必要です。

志望動機とは「自分が企業と同じ方向を向いている」ということを証明するものです。下記のような質問で問われることが多いです。
「就職活動の軸を教えてください」
「弊社を志望する理由を教えてください」
志望動機は、エントリーシート(ES)ではもちろん、内定に近づけば近づくほど面接で問われやすい内容になっているので、しっかりとした対策が必要です。

2.ESの書き方/ステップを1から教えて!

2-a.ガクチカの書き方のステップ

ガクチカについては、より詳しく解説した記事がありますので、是非チェックしてください。


まずどの企業でも必須と言われるガクチカの書き方について、解説していきます。

ガクチカの書き方のステップは、大きく3つに分かれます。
①訴求する強みの選定
②エピソードの選択
③エピソードの整理

1つ目のステップは、訴求する強みの選定です。
ガクチカにおいて重要なのは、強みが伝わることです。自己分析で強みを把握し、その強みを伝えるべくガクチカを作成することが理想的な作成手順となります。一方で、自分が今までやってきたことから強みが言語化できる場合もあるので、①~③は順不同に行ったり来たりするものだと柔軟にとらえましょう。

2つ目のステップは、エピソードの選択です。
エピソードの選択は活動の洗い出し→活動の中で力を入れたことの洗い出し→活動の選択→テーマとなるエピソードの選択の順番で行うことをお勧めします。活動の洗い出しとは、今まで大学生活で行ってきたことを書き出すことです。

例)
・バイト
・塾講師、カフェ、スーパーの店員
・サークル(英語サークル、フットサルサークルなど) 
・部活動
・インターン
・ゼミ
・学校行事
・ボランティア
・留学


次は活動の中で力を入れたことの洗い出しです。
ガクチカは1つの活動を書くことで、アピールしたいポイントを明確にすることができます。
例を挙げると「部活動」を頑張ったと書くのではなく、「部活動で、新入部員を多く入れたこと」など活動の中で特に力を入れた1つのエピソードを選択します。そのために、以下の例のようにすべての活動の中で行ってきたことを時系列順に書き出してみましょう。

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そして、次に行うことが活動の選択です。
活動の選択は、アルバイトや部活動などの活動からガクチカに使用する活動を決めることです。ここでは、「自分のアピールしたい強みが現れているか」を基準に決めていきます。
今回はサークル活動を選択したとすると、次に、活動の中で行ってきたことの言語化を行います。

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最後に、テーマとなるエピソードの選択を行います。
エピソードの選択でも自分の伝えたい強みが含まれているエピソードを選ぶことが重要です。自分の伝えたい強みがリーダーシップなのであれば、オンライン新歓のエピソードを選択していきましょう。

そしてエピソードの整理をして、ガクチカに落とし込む作業を行います。
エピソードの整理とは、「結論→目標→問題→課題→施策→効果」の順に書いていくことです。

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それぞれの要素について、簡単に解説していきます。
結論では、ガクチカを一言で表現してください。「家庭教師のアルバイトだ」という書き方ではなく、「家庭教師のアルバイトにおいて、一年間の指導により生徒の偏差値を20上げ、第一志望合格に導いた経験」というように、ガクチカで行った具体的な行動を一言でまとめてみましょう。

続いて、目標と問題について触れていきましょう。目標は、何のためにこの活動をしているのかについて触れます。
問題はその目標とその当時の現状のギャップを書きます。目標が「担当生徒を偏差値60の志望校に合格させること」に対して「生徒の現在の偏差値が50である」という現状があったとすると、ギャップは偏差値にあり、問題は「偏差値が低いこと」であることが分かります。

そして課題とは、その問題の原因のことです。なぜそのギャップが生じているのかを分析する必要があります。「偏差値が低い」原因がどこにあるのかを書きましょう。

施策に関しては、原因に対して適切なアプローチができているかが大切です。「苦手科目をほったらかしにしていた」という原因に対して、得意科目を伸ばす施策を講じても、問題解決には繋がりません。分析した原因に対して妥当な施策を書く意識を持つのがポイントです。

そして、最後に結論です。施策の結果や効果を書く部分になります。ここでは、定量的に表すと伝わりやすいです。「偏差値を20上げた」などの数字を用いて、誰が聞いても効果が分かりやすい表現を意識すると良いでしょう。
構造的に分類して書いた例文を確認してみましょう。
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2-b.自己PRの書き方のステップ

続いて、自己PRのステップについて解説します。
自己PRの書き方のステップは、下記の5つです。

①強みの特定
②どこで培われた強みであるか探す
③その強みが発揮されたエピソードを探す
④具体性・再現性を補強する
⑤構造的に書いてみる

1つ目は、強みの特定です。
まずは、自分がこれまで活躍した場面をいくつか思い浮かべてみましょう。活躍方法や、組織貢献をした中で、自分の強みの傾向がざっくりと見えてきませんか?「リーダーとして組織を引っ張る」や「縁の下の力持ち」など組織の中での立ち位置などを思い浮かべると見えてきやすいかもしれません。ここでは、ざっくりとした強みが出てくればOKです!

2つ目のステップは、どこで培われた強みであるか探すことです。
①で得られたざっくりとした強みは、どのような経験で得られたものなのかを過去にさかのぼって探す作業をしてみましょう。ここで重要なポイントは、実績や結果などの大小は考慮せずに考えてみることです。自分の生まれ育った環境や、きっかけとなる些細な出来事でも大丈夫です。例えば「傾聴力がある」というざっくりとした強みが培われた経緯が、「三兄弟の末っ子で小さい時から姉の話をいっぱい聞くのが好きだった」などの環境でもOKです。

3つ目は、その強みが発揮されたエピソードを探すことです。
1つ目の強みの特定で思い浮かべた活動や場面を具体的に探してみましょう。ここでのポイントは、自分が自信を持って話せるエピソードを選ぶことと、複数のエピソードを用意しておくことです。

4つ目に、具体性・再現性を補強してみましょう。
具体性は、「傾聴力」などざっくりとした強みではなく、「相手の立場を考えることで、ニーズを把握する力」のように、どういう場面・どのような手段で発揮できる強みであるのか具体的に言語化しましょう。再現性とは、自分の強みがその企業や社会において、どのように発揮できるのかを考えてみましょう。受ける業界や企業で求められる業務に落とし込むのが理想ですが、まだ決まっていない人は広く社会で求められる普遍的な業務や場面で考えてみましょう。

最後は、いよいよ構造的に書いてみるステップです。
自己PRは「結論→原体験→エピソード→再現性」の順番で書くことをお勧めします。

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まず結論では、ガクチカと同じように強みを一言で表現して書いてみましょう。
原体験では、結論で書いた強みがどこで培われたのか、②の作業で抽出した経験を書き出してください。
そしてエピソードは、③で探したエピソードの中で、自信を持って書けることを書きましょう。上で紹介したガクチカと同じような構造で、「活動の概要→課題→行動→結果」の流れで書くと書きやすいと思います。
そして最後に、その強みを活かして、社会や企業でどう活躍していきたいのかを書きましょう。その業界や企業で特に求められている業務などと結び付けられると、再現性高く書くことができます。
それでは、構造的に書いた自己PR例文を見てみましょう。

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2-c.志望動機の書き方のステップ

志望動機については、より詳しく解説した記事があるので是非チェックしてください。


志望動機の書き方のステップは、下記の5つです。
①ビジョンの策定
②ビジョンを達成するために必要なものを考える
③業界を絞り込む
④企業を絞り込む
⑤構造的に書いてみる

まず1つ目は、ビジョンの策定です。
ここでは、自分軸と社会軸の両面から考えることがポイントになってきます。自分軸とは「どのような時に喜び・やりがい・モチベーションを感じるのか」を考えることで、社会軸は、「解決したい社会課題、社会から必要とされていること」を考えることで導き出します。自分が今まで力を入れてきた経験や行動に対して「なぜ?」と繰り返し問いかけることで、ビジョンが見えてきやすくなります。

2つ目のステップは、ビジョンを達成するために必要なものを考えることです。
具体的には、ビジョンと自分の現状のギャップを考えることで必要なものが見えてきます。自分のビジョンが「マーケティングを通して、世界中に受け入れられるものを作る」だったとすると、
・マーケティングのノウハウを学べる環境か
・グローバル展開している企業か
などの必要な環境やスキルが見えてきます。

3つ目は、業界を絞り込むことです。
先ほどのステップで挙げた、必要なものに当てはまる業界を考えることで絞ることができます。

そして最後に、企業を絞り込むことです。
「それぞれの企業を比較して、どこなら一番ビジョンが達成されるか」という視点から企業を絞り込んでいきます。
・マーケティングのノウハウを学べる環境か→研修制度や社員教育に力を入れている企業
のように②で考えた必要なものを企業に当てはめて考えてみましょう。

最後のステップは、構造的に書いてみることです。
志望動機の構造は「結論→ビジョン→原体験・価値観→業界選択理由→企業選択理由→結論」の順番で書くことをお勧めします。①~④で考えたことを言語化して文章化してみてください。

以下が構造的に書いた志望動機の例文です。
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3.ESについて気になる点を解消!

3-a.ガクチカはいくつ必要?高校時代のものでもいいの?

「ガクチカって複数ないとダメなの?」「高校の経験って使っていいの?」という疑問をよく耳にします。今回はその疑問にもお答えしていきます。

1つ目の答えは、「ダメではないが、複数あった方がいい。」です。
ほとんどの企業は一つのガクチカで終わることが多いですが、複数のガクチカを求めてくる企業もあります。「ほかに力を入れたことはある?」と聞いてくる面接官もいます。
また、ガクチカによって自分のアピールしたい側面を使い分けることもできます。このような理由から、ガクチカは複数ある方が理想です。ただ、まずは自分が自信を持って話せるガクチカを一つ作ることから始めていきましょう。
2つ目の質問の答えは、「問題はないが、メインのガクチカとして用いるのはお勧めしない。」です。
高校時代に取り組んだ経験を書きたいのであれば、書いても大丈夫です。しかし、高校時代の話だけされると、面接官に「この学生は大学時代に何をしてきたのだろうか?」という疑問を与える可能性が高いです。このような観点から、高校時代の経験を使っても良いが、大学時代に力を入れたことも用意しておくことをお勧めします。

3-b.ガクチカにできるすごい経験がないのですが。

「ガクチカで話せるほどすごいことをしていない。」「ガクチカで話せる経験がない。」という声をよく耳にします。
この疑問に対する答えは、「ガクチカにおいては、成果の大小ではなく、成果が出るまでの過程や自分の強みが表れていることの方が重要である。」です。もちろん成果が大きい方が聞こえがいいという側面はありますが、それ以上に重要なのは、「その成果を出すためにどのような行動をしたか、どのような強みを発揮したか」といったところになります。成果に自信のない人は、そこまでに至る過程や考え方などをしっかり言語化してみましょう。

3-c.エントリーシート(ES)の添削は必要?

添削はしてもらいましょう!
自分の書いた文章は客観的に見れないことが多いです。誰に見てもらえばいいの?という方は是非ビズリーチ・キャンパスのイベントを活用してみましょう!

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難関企業の内定者である、ビズリーチ・キャンパスアンバサダーにESを添削してもらえる無料イベントです。
FB面談がついているので、分かりやすく添削内容について解説してもらえます。

3-d.ですます調の方がいい?

ですます口調である必要はありません。
基本的に、字数を削りながら伝えたいことを伝えるために、「~だ。~である。」のような形で書くことをお勧めします。
(ごくまれに、ですます調を推奨する企業もあります)

4.さいごに

ここまで、ESの書き方について解説してきましたが、どうでしたか?
ぜひこのコラムを参考に自信のあるESを作ってみてください!


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ビズリーチキャンパス学生アンバサダーは『「なれる」可能性を広げ「なりたい」姿につなげるパートナー』をビジョンとして掲げ、様々な業界のトップ内定者が就活生の皆さんのサポート活動を行っています。

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