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OB/OGが語る

伊藤忠商事 若手人事が語る「ワタシ流のOB・OG訪問」とは

世界62ヶ国に約100の拠点を持つ総合商社として圧倒的存在感を放つ一方で、若手に仕事を任せ、「挑戦」を繰り返す伊藤忠商事。就職活動において、学生がOB・OG訪問で得られるものは非常に大きく貴重なものであると考えているという。採用担当者がOB・OG訪問に託す想いや、学生の皆さんに対するメッセージを取材してきました。

<人物紹介>
伊藤忠商事株式会社
人事・総務部 キャリア支援事務局
岸本 莉香
2018年入社
入社後、一貫して新卒採用業務を担当。入社3年目にして新卒採用のチームリーダーになり、新卒採用に関する実務のすべてを統括。

<企業紹介>
繊維、機械、金属、エネルギー、化学品、食料、住生活、情報、金融の各分野において、輸出入および三国間取引を行うほか、国内外における事業投資など、幅広いビジネスを展開。「マーケットインの発想」でお客様の欲求に応えることを追求し、世界中の様々な地域で新しい価値を提供している。

追い求めたのは、自由度が高く、主体的に働ける企業

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―――――本日は、宜しくお願いします。まずは、岸本さんの仕事内容を教えてください。

入社後、人事・総務部に配属され、以来3年間新卒採用業務に携わってきました。現在は2022年度新卒採用のチームリーダーとして、全体の採用戦略を立案・実行するという重要な役割を任せてもらっています。

―――――岸本さんご自身の就活は、どのように進めましたか?

実は就職活動を始めた当初は、総合商社志望ではありませんでした。私は就活当時、2つのポイントを重視していました。一つ目は、「グローバルに働けるか」、二つ目は、「自分が主体的に働けるか」ということです。一つ目のグローバルという点を重視していたのは、親の仕事の関係で幼少期に香港やフィリピンで生活し、海外と関わる仕事に元々興味を持っていたからです。私としては、海外で働くことがすべてではなく、地域・商材・立場の自由度が高く、多様な人々を巻き込みながら仕事をすることを「グローバルに働く」と捉えていました。

二つ目の主体的に仕事がしたいという思いが生まれたのは、大学時代のラクロス部のマネージャー経験が大きいです。部活ではプレイヤーに近い立場で自ら考えて様々なことに挑戦し、成果に繋げていくことに大きなやりがいを感じていました。社会人になっても、主体的に行動するかどうかは自分次第でありながらも、社員一人ひとりが意見を発信し、行動に移すことを尊重する業界・企業で働きたいと思いました。

そんな考えから、最初はグローバルかつボトムアップのイメージが強かった外資系企業に絞っていました。ただ、外資系企業の選考やOB・OG訪問を通じて、すべての外資系企業がイメージに当てはまるわけではなく、自分の思い込みで就職活動を進めているのではないかとなんとなく違和感を覚えたんです。後から後悔しないためにも、ちゃんと視野を広げて色んな業界を知った方が良いと判断し、インフラ、広告、商社と様々な業界に目を向けることにしました。

グローバルかつ主体的に働ける企業はどこなのか、最終的に選んだのが総合商社でした。総合商社は、世界中を舞台に働くことができる点はもちろんのこと、ビジネスの自由度が高く、企業や消費者の課題に対し、どうアプローチするかは自分次第である点に惹かれました。解決策を選択する際にルールがないことから、自らの主体性を発揮できる機会も多いと感じ、志望を固めました。

――――最終的に伊藤忠商事に決めた理由を教えてください。

総合商社の中でも社員数が少なく、若手から仕事を任せる風土がある点が自分の軸と最もマッチすると感じたという理由もありますが、それ以上に社員の印象が大きいです。伊藤忠商事の方にはOB・OG訪問で4名の方に会ったのですが、年次の高い方から若手の方までみんな私の話を真剣に聞いてくれて。自分の話をする前に、私の生い立ちから将来の展望を確認した上で、私に寄り添って話をしてくれました。担当業務の説明においては、私の理解度を確認しながらもご自身の想いや考えを話してくださり、相手目線と主体性のバランスが取れている社員が多い点にすごく感動したのを覚えています。

「こういう人たちと一緒に働きたい」と純粋に思える社員が多かったのが最終的な入社の決め手でした。

入社後も大きなギャップはないです。年次関係なく、意見をどんどん出すことのできる風通しの良さを実感しています。まだ業務理解が浅い入社1年目で打ち合わせに入った時も、必ず自分の意見を求められました。主体的に考え、行動していく文化が合っているなと感じるので、当時の自分の判断は間違っていなかったと思います。

OB・OG訪問は、能動的にディスカッションする

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――――先輩社員と直接会って話したのが決め手だったんですね。

私は、同じ企業の社員に少なくとも3名に会って話をすると、会社の雰囲気や社風、共通項が分かるのではないかと思っています。ネットの情報と社員から得る生の情報は情報の質も違いますし、社員とじっくり話をしないとその企業を本質的には理解することはできないと思います。

――――OB・OG訪問はやって良かったと思いますか?

業界・企業の理解を深めるためにも、自分の疑問・不安を解消するためにも、やって本当に良かったと思います。受け身にならず、自ら主体的に業界・企業研究をし、さまざまな企業の社員の話を聞くことで、自分に合っている企業を見つけることができます。

OB・OG訪問を通じ、今まで出会うことのなかった多くの社会人と出会い、触れたことのない知識や考え方に触れることができるのは、自分自身の成長にも繋がるはずです。いま思えば忙しい社会人の方が時間をつくって一生懸命話してくれるのは、就活生の特権ではないかと思います。

――――OB・OG訪問を有効活用するにはどうすれば良いでしょうか?

一番もったいないのは、「とりあえずOB・OG訪問をする」ことですね。OB・OG訪問をすることが目的になってはいけないと思うんです。訪問前には必ず何を聞くか、何を知りたいのか決めておくことが重要です。ですので、OB・OG訪問がすべてではなく、社員の話を聞くことができるセミナー等も活用して良いと思います。その人がどういう考えで働いているのか、どんな想いがあるのか、何を目指しているのか、人となりを確認して初めてその企業の社風を理解することができます。

さらに大事なことは、自分の意見をきちんとぶつけることです。一方的に話を聞くのではなく「私はこう思っていますが、どう思いますか?」と社員と価値観のすり合わせをすると、より社風を感じ取ることができると思います。そういう意味では、社員とじっくり話ができるOB・OG訪問は効果的であり、是非能動的に社員とディスカッションしていただければと思います。

夢は、社会に価値を提供すること

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――――では、岸本さんの今後の目標を教えてください。

短期的には、採用活動をしっかり行うことですかね。コロナ禍ではありますが、学生に寄り添った情報提供をきちんと行いたいです。その上で、今までの採用手法ではなく新たな採用モデルを構築できればと思います。中長期的には、結婚、出産してその後もきちんと働いていきたいので、働く女性としてのロールモデルになりたいと考えています。自分なりに創意工夫し、新たな価値や文化を提供するサービス、事業をつくってみることも私の夢です。特に総合商社は多様なフィールドが広がっているので、今から将来どんな挑戦ができるかワクワクしています。

――――最後に就活生へメッセージをお願いします。

新型コロナウイルスの影響で、対面で社員と会うことのできる機会はますます減っています。大変な状況だとは思いますが、今の状況で出来ることを見つけ出し、是非主体的に就職活動をやり抜いていただきたいと思います。就職活動は、「己」を知り、「世界」を知ることができる貴重な機会です。周りの意見に流されることなく、自己分析・企業分析を繰り返すことができれば、きっと自分に合う企業が見つかります。

特にOB・OG訪問を積極的に行い、広い世界を知っている人と出会えば、自分の世界もその人と同じように広げていくことができると思います。その上で最終的に皆さんが総合商社、そして伊藤忠商事に魅力を感じていただければ大変嬉しいです。これからも体調には気をつけて、就職活動頑張ってくださいね。応援しています。

――――本日はお忙しい中ありがとうございました。大変参考になりました!

伊藤忠商事のOB/OG一覧はこちら↓

https://br-campus.jp/companies/134/obs