<企業紹介>
PwC Japanグループは、日本におけるPwCグローバルネットワークのメンバーファームおよびそれらの関連会社の総称です。各法人は独立した別法人として事業を行っています。 複雑化・多様化する企業の経営課題に対し、PwC Japanグループでは、監査およびアシュアランス、コンサルティング、ディールアドバイザリー、税務、そして法務における卓越した専門性を結集し、それらを有機的に協働させる体制を整えています。また、公認会計士、税理士、弁護士、そのほか専門スタッフ約8,100人以上を擁するプロフェッショナルサービスネットワークとして、クライアントニーズにより的確に対応したサービスの提供に努めています。
<取材対象者>
久保 香澄
Kubo Kasumi
2018年10月入社
新卒採用リクルーター
前職の食品メーカーでは営業と人事を経験。新卒採用に携わったことを機に人事の仕事に魅了される。ピアノと料理が趣味。
<担当職種>
ビジネスコンサルタント職(国内採用)
~職種説明~
PwCコンサルティング合同会社、PwCアドバイザリー合同会社においてのクライアントの経営戦略策定から実行まで、総合的なコンサルティングサービスを提供する。
新卒採用を担当するなら、自分が誇りに思える会社を選びたかった
―2018年に転職したとのことですが、きっかけを教えてください。
きっかけは、前職で営業から人事に異動になったことでした。新卒採用を担当する中で、企業のリソースである人に関わる人事の仕事が好きになりました。前職は良い会社でしたが、ジョブローテーションがあり、キャリアは基本的には会社が決めます。私はもっと人事の専門性を高めたいと思ったので、自分でキャリアを描ける会社に転職しようと決めました。
―PwCを選んだ理由を教えてください。
転職活動中はさまざまな会社を見ていました。転職の動機から外資系企業が中心でしたが、そのうち数社から内定をいただきました。それぞれの企業の方とご飯にいったりする中で、PwCの人が一番合うと思ったのが大きかったです。
―特に決め手となったことはありますか?
新卒採用の仕事をすることは分かっていたので、自分が誇りに思える会社であることが大事だなと。特にPwCの新卒採用は学生ファーストで、内定者には納得いくまで就活してもらい、自分の意思で会社を選ぶことが大事という姿勢や考え方があり、そこ共感できたことが決め手になりました。
ビジネスコンサルタント職は幅広い選択肢があるのが魅力的
―担当しているビジネスコンサルタントとはどのような職種でしょうか?
そもそも、コンサルタントとは課題解決のプロフェッショナルです。企業の抱える課題も複雑化する中で、コンサルタントはクライアントであるお客様に寄り添いながら、自身の知識や経験を活かして解決していく仕事です。また、PwCは157カ国に広がるグローバルネットワークを持つため、研修やプロジェクトなどの機会を通じ国際的な経験が積めるのも特徴です。
中でもビジネスコンサルタントは他の職種が部門採用で入り口が決まっているのに比べて、幅広い選択肢があります。PwCコンサルティング合同会社・PwCアドバイザリー合同会社の両方の配属があるのはビジネスコンサルタントのみです。
―それぞれの配属でどのような違いがあるのでしょうか?
PwCコンサルティング合同会社は部署がマーケット軸とソリューション軸に分かれており、それぞれの専門家が連携し、企業の戦略の策定から実行までを総合的に手掛けています。一方、PwCアドバイザリー合同会社は事業再生、M&A、そして民間と国の間に入るコンサルである官民パートナーシップ(PPP)・インフラという3つの柱があります。入社後の1カ月の研修期間に、さまざまな部署の情報に触れて理解を深めてから希望を出してもらい、配属次第でどちらの会社で働くかが決まります。
―どのような方に適しているのでしょうか?
コンサルタントとしての適性という意味では、課題解決に興味がある方、また誰かのために貢献することがやりがいにつながる方であることは大前提ですが、今の時点でやりたいことが明確でない方や、あえて決めたくない方にとっては、選択肢がたくさんあることは魅力的だと思います。
―PwCのビジネスコンサルタントのやりがいを教えてください。
大きく2つあります。1つは幅広い業界、ソリューション領域を担当できることです。さまざまなプロジェクトを担当し、新しい知識や経験を得ることでスキルアップも望めますし、知的好奇心が満たされます。もう1つはクライアントの課題に対して戦略立案から実行まで一貫して携われることです。クライアントに寄り添いながら現場に入り一緒に進めるプロジェクトも多く、お客様から感謝されることがやりがいにつながっています。
PwCは新しいことにチャレンジできる柔軟さが強み
―久保さんにとってPwCとはどのような存在でしょうか?
新しいことにチャレンジさせてくれる存在です。今年、ビジネスコンサルタント職の新卒採用で通年採用を開始したのですが、プロモーション施策やスケジュール策定などにおいて大きな変更にも関わらず上司は私に任せてくれました。採用の仕事に正解はなく、うまくいかなかった施策もありましたが、PwCは挑戦してだめだったら変えれば良いという柔軟な姿勢の会社です。うまくいかなくても次どうするかを前向きに考えてどんどん改善していく。これができるのはPwCの良さだと思います。
―いま何かチャレンジしていることはありますか?
今回の通年採用に変更するにあたっての採用戦略の立案は大きいチャレンジだったのですが、現在また来期の採用戦略をプランニングしています。また大きな挑戦になりそうです。 私は前職でも一生懸命やってきたつもりでしたが、PwCで初めて上司に提案した時、いかに自分のスキルが通用しないかを実感しました。全てを論理立て、仮説を立て、検証していくという流れをきちんと組めていなかったことに初めて気付きました。今はさまざまな経験を通して、論理的かつ長期的なビジョンを持って提案できるようになってきたように思います。
―それでは、今後の目標を教えてください。
将来的には会社経営により近い立場で戦略人事も経験してみたいですが、新卒採用がすごく楽しいのであと数年はこのまま続けたいです。新卒採用の醍醐味は、自分が採用に関わった方が数年後に活躍している姿を見られること。それを楽しみにしながらやり切りたいと思います。
―最後に就活生の皆さんに対してメッセージをお願いします。
最近はネットの情報が充実しているからこそ、情報に惑わされたり、受験感覚で就活されたりする方が増えていると感じます。でも、就活は皆さんと企業とのマッチングです。ネットの情報だけでなく、足で稼いでいろいろな人に出会い、生の情報を取りに行ったほうが良いと思います。ネットであふれている情報は誰でもアクセスできますが、生の情報はそこでしか得られない希少なものです。そして、一番大事なのは自分を偽らず素で臨むことです。内定をもらってゴールではなく、会社で自分らしく活躍することが大事です。必ずありのままの皆さんを受け入れ、自分らしく活き活きと働ける会社に出会えますので。
―本日はお忙しい中、本当にありがとうございました。