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OB/OGが語る

最前線インタビュー | コンサルティング業界 「挑むのは、 前例なき経営課題。 ひとつひとつ、 解決策を紡ぎ出しています。」

コンサルティング業界の最前線を日本初の独立系戦略コンサルティングファームである株式会社コーポレイトディレクションで活躍するパートナー、占部氏にお話をお伺いしてまいりました。

インタビュイー紹介

株式会社コーポレイトディレクション パートナー 占部伸一郎 [Profile] 1978年生まれ。東京大学経済学部卒業後、コーポレイトディレクションに入社。26歳でマネジャーに昇格し、28歳でアソシエイトパートナー、33歳でパートナーに就任した。入社以来、通信・インターネット、流通小売、不動産など多岐にわたる領域を経験し、現在では新規事業やスタートアップのプロジェクトに強みを発揮するようになった。

コンサルタントではなく、ひとりの職人でありたい。

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今、コンサルティング業界は「産業化」が進んでいます。従来は「ひとつひとつ手作りの提案」が当り前でしたが、現在では他社でうまくいった解決策をパッケージ化して横展開することが多くなっていますし、「高級文房具」とも揶揄される顧客の現場への人材派遣型の仕事も業界全体としては増えており、大手ファームではそのような仕事の比率が増えていると聞きます。こうした流れは、「熟練したコンサルタントでなくてもそこそこの品質のアウトプットが出せる」という意味で「産業化」と呼んでます。

もちろん日本企業は過度にカスタマイズすると言われてるとおり、顧客の課題の中にはうまくいっている事例をそのまま導入した方がうまくいくケースも少なくなく、そういったニーズに業界として答えてきたからこそ業界全体が成長してきた面は否定しません。しかし、その一方で、誰もぶち当たったことのない課題は「パッケージ化」できません。また、クライアントごとに状況が違う中で、求められる「答え」は「固有解であること」が必要なケースも依然として存在します。その最たるものは革新的な新規事業やベンチャービジネス立上げであり、ユニークなモデルであればあるほど、この壁にぶつかることが多い。

我々コーポレイトディレクション(CDI)では“職人”という言葉をよく使うのですが、こうした“世の中のどこにも参考事例がないプロジェクト”にこそ積極的に挑戦したいと思っていますし、ゼロからひとつひとつ手探りで解決策を紡ぎ出していく“職人”でありたいと考えています。

答えがないという難しさ、答えがないという面白さ。

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これまで通信・インターネット、小売流通、不動産と様々な業界を手掛けてきました。専門領域を決めずに多種多様な経験ができるのもCDIの特徴ですが、個人的には知的好奇心が満たされ続ける毎日にやりがいを感じていますし、今でも「この業界にはこんな手法があるのか」と驚かされることがあります。その反面、やはりゼロから解決策を捻りだすことは簡単なことではありません。「本当にこれが最善なのか」と問い続け、粘り続けなければなりません。

コンサルティング業界全体がどんどん仕組化していくところに反して属人的な部分も強いのですが、その分プロとしての力量が試されますし、経営や社会にインパクトを起こせたときのダイナミズムには何事にも代えがたいものがあります。CDIでは入社1年目からアイデアを求められますし、プレゼンを任されることも珍しくありません。答えがないという難しさ、答えがないという面白さ。それらを全身全霊で味わいながら、また一歩また一歩と鍛えられてきた。振り返ってみると、そんなキャリアだったように思います。

ファームの仕事だけでなく、“人”を見極めてほしい。

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大学時代、私は最終的に“人”で入社を決めました。外資系企業の海外勤務制度などには惹かれていたのですが、結局日々働くチームメンバーが尊敬できるか、尊大だったり上から目線で一緒に働きたくないような人がいないか、ということを重視していろいろな企業を見たとき、CDIの先輩社員には実直な方が多く、回数を重ねるごとに「この人たちと働きたい」という想いが強くなっていったんです。しっかりと芯を持って話をする方、心底コンサルタントという仕事を楽しんでいる方。業界特有の派手なイメージとのギャップに驚きはしたものの、当時は純粋に「尊敬できる人」「信頼できる人」として映りました。

今思えば、コンサルティングはサービス業に通じるところがありますし、お客様に「君だからやるんだ」と信頼される先輩たちに揉まれたことには大きな意味がありました。CDIの採用では学生自身に“誰に採用されたいか”を選んでもらう「担当パートナー/プリンシパル制」を導入しているのですが、これも「一緒に働く人を知ってもらいたい」という想いから始まったもの。入社後に日々ふれあうのは、やはりそのファームの先輩たちです。みなさんにもぜひ、その職場の“人”をちゃんと見極めてほしいと思います。