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企業研究

カネボウ化粧品へOB訪問する際の事前準備【企業概要や業界の動向】

カネボウ化粧品は国内大手の化粧品メーカーなので人気が高く、内定をもらうには厳しい競争に勝たなければなりません。OB訪問は志望動機や自己PRに必要な情報が得られる場でもありますので、事前に企業研究し理解を深め本格的に始まる選考に備えましょう。

カネボウ化粧品について

百貨店向けのハイブランドからコンビニ向けのお手軽な商品まで、多くの化粧品ブランドを手掛けるカネボウ化粧品は国内大手の化粧品メーカーです。同社は旧カネボウ株式会社から化粧品事業を切り離し、2004年に発足した会社で、現在では東京証券取引所1部上場の花王株式会社の完全子会社になります。
化粧品販売を主体としているなか、いままでの歴史で培ったノウハウを活かし、最近ではエステスクールやメイクスクールなど美容教育にも力をいれるなど、新たな取り組みをはじめています。
事業所は北海道、東北、関越、首都圏、中日本、関西、中国圏、九州の計8支社30支店の国内から、欧州、中東、アジアなど50を超える海外の国と地域で幅広く展開しています。

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企業概要

化粧品全般の開発、製造、販売を一貫しておこなっています。国内だけ、化粧品だけではなく、さまざまな事業展開をしていることに注目してみましょう。

事業内容

国内化粧品事業
多様なニーズに対応できるよう、多くのブランドや商品を取り扱っています。雑誌やTVのコマーシャルでみかけることも多いのではないでしょうか。
面接を受ける会社の製品を知ることで、OB訪問時に会話がしやすくなるケースもあります。どのようなブランドがあり、どのような商品を製造しているのか、事前にチェックするとよいでしょう。

グローバル化粧品事業
欧州、中東、アジアなど50を超える国と地域で展開されており、百貨店や化粧品専門店などの最高級市場では高い評価を得ています。
各国の化粧意識やトレンド情報、市場特性などをあらかじめリサーチし、その国の特色を知ることで現地生産ブランドを開発するなどマーケティング事業をしっかりとおこない、とくに成長著しい中国の化粧品市場では確固たる地位を築いている実績があります。

美容教育事業
エステスクールとメイクアップスクールの2つのスクールがあり、エステスクールのカネボウトータルビューティアカデミーでは、歴史の中で培ってきた経験を活かし、美と健康について学ぶことができます。
より確かな技術と技を身につけるために、資格取得やスキルアップに向けた独自のコースでトータルビューティを実践できる、優れた人材を育てます。技術だけではなく、マナーやカウンセリング力が自然と身につくよう授業には工夫がなされているのもポイントです。
メイクアップスクールのメイクアップインスティテュートでは、第一線で活躍するアーティストを講師に迎えることで国内外の情報を聞ける機会があったり、1クラスに4〜5名の講師がいるような手厚い環境の中で、メイクアップのスキルアップがめざせます。卒業後は進路相談など、全面的にバックアップの体制がととのっています。
化粧品やスキンケア用品はカネボウ化粧品のものを使用しているので、授業料が他のスクールよりもリーズナブルにできたり、採用側のはなしが直接聞けるなど、カネボウ化粧品だからこそできるスクール事業には関心が集まっています。

過去3年間の売上/利益推移

これからはカネボウ化粧品の、過去3年間の売上と利益推移をみていきます。データは下記のサイトを参照しましたが、営業利益率は計算した後で、端数を切り捨てしています。

(単位/億) 2015年度 2016年度 2017年度
売上 1,397 1,405 855
営業利益 1 -21 -0.5
当期利益 0.5 -15 9
営業利益率 0% -1% 1%

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2013年7月4日にカネボウ独自の成分ロドデノールが含まれた美白化粧品の回収が発表されました。のちの白斑事件といわれるもので、そのときに失った信用が経営状況にも現れています。現在は症状に応じて解決金を支払うなど、信用の回復に随時対応している状況です。

次年度の戦略

親会社である花王は、化粧品事業においてグループ全体で抱える49のブランドの見直しを行うと発表しました。グローバル戦略のブランドを11、国内戦略のブランドを8つに絞り、個々のブランドを磨くことで、これまであった複数の分類を整理しています。
カウンセリングブランドとセルフブランドの2つに再編していくことで、消費者の選び方や買い方に合わせたチャネル展開を行っていく方針です。
日本を含むアジア・欧州における成長を加速させ、2020年には、売上3,000億円以上、営業利益率10%、海外売上比率25%をめざします。
グローバル戦略は2020年に誕生予定のエキップの新ブランドと、カネボウ化粧品が欧州・中東の40カ国以上で展開している「SENSAI(センサイ)」のグローバル化を加速させるとともに、「RMK」、「SUQQU(スック)」、「EST(エスト)」、「KANEBO」、「ソフィーナ iP」、「モルトンブラウン」、「KATE(ケイト)」、「FREEPLUS(フリープラス)」、「キュレル」の11ブランドを選定しました。
また、「SENSAI(センサイ)」は19年秋に日本に旗艦店の出店を計画し、20年には中国でも展開予定などフラッグシップブランドとして位置付ける予定になっています。
国内戦略は、従来の「プレステージブランド(高価格)」、「マステージブランド(中価格)」、「マスブランド(低価格)」という3つの分類を、「カウンセリングブランド」と「セルフブランド」へとスマート化させることで個々の個性を磨きあげ、ブランドの位置づけを明確にしモノづくり、売り方を徹底的に見直す方針です。
「LUNASOL(ルナソル)」、「TWANY(トワニー)」、「LISSAGE(リサージ)」、「PRIMAVISTA(プリマヴィスタ)」、「COFFRET DOR(コフレドール)」、「ALLIE(アリー)」、「EVITA(エビータ)」、「MEDIA(メディア)」の8つに選定し「カウンセリングブランド」は、高度な教育を受けたプロフェッショナル美容部員などによるカウンセリングを顧客へ提案する一方で、「セルフブランド」では、特長が際立つスターアイテムづくりを進めながら、ブランドごとに最適なコミュニケーション施策や店頭施策を強化し、eコマースも積極的に活用していく戦略になっています。

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2018年のカネボウ化粧品に関するトピックス

カネボウ化粧品にまつわるニュースはたくさんありますが、直近にあった気になるニュースをチェックしてみましょう。

新シリーズの中核商品「KANEBO」から高価格帯ライン登場

主力ブランド「KANEBO」から2万円を超える新ライン「KANEBO THE EXCEPTIONAL(エクセプショナル)」が追加されると8月29日に発表がありました。品ぞろえが薄くあまり競合しないプレステージ(高価格帯)分野の新商品は、日本だけではなくグローバル拡大の狙いも含まれるのでしょう。
現在「KANEBO」は日本と東南アジア7カ国、ドイツ、ロシアで販売されていますが、記者会見で年内にイタリアや台湾、韓国に投入することも明らかにしました。22年以降、中国での発売も検討されています。
「KANEBO」は2016年9月に発売のスキンケア化粧品で、従来は1万円以下のカジュアルな価格帯が中心でした。今回発売される「エクセプショナル」はハリや潤いなど肌の透明感に作用する6つの要素を高める独自の処方で開発されています。
クリーム、化粧水、乳液の3品種をそろえ価格は2万円~12万円(税抜き)で、カネボウ全体でも旗艦ブランド「SENSAI(センサイ)」と並ぶ高級品です。11月7日から全国の百貨店や化粧品専門店で販売されます。

「白斑事件」現在の現状について

2013年7月4日、カネボウと子会社2社が製造・販売する美白化粧品54品を自主回収すると発表がありました。化粧水や乳液に使う独自成分のロドデノールが原因で、肌がまだらに白くなる白斑の症状が確認されたためです。
2018年7月10日時点で、白斑状態を確認されたのは19,593人とされ、現在でも該当商品の回収、対応をおこなっています。同年8月6日に該当商品を利用していた女性44人が損害賠償を請求した裁判では、金額は非公開のまま、カネボウと子会社が解決金を支払う形で大阪地裁で調停が成立しました。

カネボウで印象アップにつながるアイ&ヘアコスメ

「KANEBO」のクリームシャドウを筆頭に、「LUNASOL(ルナソル)」の人気アイシャドウパレット、「RMK」のカラーマスカラで上品で落ち着きのある目元が完成します。カネボウ化粧品を使用することで、魅力について聞かれてもしっかり答えることができるので、自信にもつながります。

KANEBO モノアイシャドウ07
まぶたの上になじませると、サラサラの質感に変わるクリームタイプのアイシャドウです。まぶたに奥行きを演出しながら、肌色を持ち上げてくれるキャラメルブラウンのトーンで上品で繊細な印象をつくれます。

LUNASOL ニュアンスシェイドアイズEX01
肌に溶け込むようになじみ、自然な陰影が演出できるパレットです。左上のゴールドをトッピングすることで華やかな印象にもでき、オンにもオフにも大活躍します。

RMK WカラーマスカラEX-04
スタイリッシュなカーキを上まつげに、ヘルシーなオレンジを下まつげに塗ることで、さりげなくオシャレを楽しむことができます。カラーが目立たないので使いやすさも好評です。

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化粧品業界の動向

あらかじめ業界の動向を把握することで、訪問時の見方も変わってきます。カネボウ化粧品が今後どういった方向へ向かおうとしているのか注目してみましょう。

化粧品業界の業績推移

富士フイルムの「アスタリフト」など異業種からの参入も相次ぎ、化粧品業界の競争は激化しています。一方で、国内の市場だけでみると消費の一服感に加え、少子高齢化の影響も受け、不透明感が漂い始めています。
近年ではインターネットを通じた口コミサイトやSNSの普及も加わり、消費者の商品や企業をみる目はますます厳しくなっています。こうした国内の厳しい動向を見据え、化粧品メーカーはグローバル化に活路を見出しはじめました。

海外事業に力を入れている企業は売り上げが上昇傾向にあり

業界首位の資生堂は中国へ積極展開しており、中国のECサイトを通じて、日本からの輸入品を販売。中国の富裕層や中産階級層をターゲットとした販売チャネルの構築に力を注いでいます。また、欧州、中東、アジアなどに子会社を設立し、海外展開を加速させ、海外での売上高は60%を超えています。
業界大手のコーセーは、アラブ首長国連邦、台湾、中国、韓国、香港、シンガポール、欧州、米州でも展開しており、こちらも海外事業に力を入れています。

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カネボウ化粧品へOB訪問に行く前に準備すべき3つの項目

見切り発車でOB訪問へ来ていると思われてしまうと、やはり印象はよくありません。そのためにも事前準備をしっかりとおこない、OBに好印象を与えましょう。

社是通りの会社だということを念頭に

カネボウのHPの中では、企業繁栄は顧客の幸せから成り立つという強い想いがいたるところで感じ取れます。実際に顧客サービス向上のための研修制度が整っており、スキルアップがしやすい環境になっています。カネボウ化粧品が顧客に対し今後どのような貢献ができるのか考えておくことで、OBの印象も変わってくるでしょう。

カネボウの商品を実際につかってみましょう

数ある化粧品メーカーの中から、なぜカネボウを選択したのかといった質問は面接でもよくあります。たとえば、「LUNASOL」がコンセプトとしているような上質な女性を目指したい、という場合にはどうすればよいのかなど、実際に商品を使用することでイメージがわきやすくなります。
実際の面接でカウンターディスプレイのアイデアを具体的に伝えたところ、面白いアイデアと受け入れられたケースもありますので、自分の個性をアピールするチャンスにもつながります。

今後、化粧品業界は海外進出が要になる

上記でも述べたように、カネボウ化粧品は海外の特色をマーケティングしたうえで、その国限定の商品をつくるといったことも手掛けています。実際に行く行かないは置いておき、行ってみたい国やその国のコスメ事情などを把握しておくとよいでしょう。

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OB/OGへの質問を準備

質問の時間になって慌てることのないよう、事前にいくつか考えておくことが必要です。企業研究を進めていくうちに疑問に感じたことなど、聞き逃しがないようにするのはもちろん、意欲的な印象を与えるチャンスの場をうまく利用しましょう。

入社後のギャップを感じないために

- 営業職を経験した後は、どういったキャリアアップを望めるのでしょうか。
カネボウでは、入社すると営業職からはじまります。営業経験のあと、自分の希望する部署へどうすればいけるのかなど、キャリアアップについて聞いてみましょう。

- 生活スタイルが変わった後は、どのようになるのでしょうか。
HPには育児中の女性の声が記載されていますが、実際に働いているかたは、社内でどのような業務につき周囲との連携はどのようにしているか気になるところです。HPに載っていない現場の声を聞くと印象が変わるかもしれません。

実際に働いている自分をイメージする

- 入社前と今ではギャップがありましたか。
実際に働いているOBから直接聞くことで、自分が働いてみてどういう現場なのかイメージがしやすくなります。他社と比較する意味でも是非聞いておきたいポイントです。

- どういった人物が求められるのでしょうか。
英語スキルが堪能であることなど一般的なものではなく、カネボウ化粧品だからこそ求められる人物像が気になるところです。技術面では難しいところがあった場合でも、補える部分がみつかるかもしれません。

気になる福利厚生や給与について

- どういった福利厚生があるのでしょうか。
家賃補助がどのくらいなのか、勤務地によっては親会社である花王の社員食堂が利用できるなど、事前にどのような福利厚生があるか聞いておくと、入社後の生活がイメージしやすいです。

- 昇格制度や給与について教えてください。
なかなか聞き辛い内容ではありますが、給与面に関していえば質問の仕方次第で永く働く意思があることを伝えることができます。
また、カネボウ化粧品のような大企業であれば、意欲次第で商品開発や企業戦略など、さまざまな分野にたずさわることができますので、将来のビジョンをしっかり伝えてみましょう。

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社会人として歩みだす自覚を持つこと

まだ社会人ではありませんが、OB訪問の際には服装や言葉遣いに気をつけるなど、最低限のマナーが必要になります。大学の先輩といっても、身内感覚で気軽に接するとマナーがなっていないと判断され、よくない評価がつくこともあります。
敬語が完璧に使えなくても、丁寧に話そうとしている姿勢は伝わりますので、こういう後輩と一緒に働きたいと思ってもらえるように意識しましょう。
化粧品業界は従業員のヘアメイクが顧客の手本となるため、身だしなみが乱れていないかをよくみています。また、カネボウ化粧品は顧客を大切に思う気持ちが強く、ホスピタリティあふれる人材を重要視していますので、人柄がみられていることも念頭に置いておくとよいでしょう。

学生の皆さんのキャリア選択を応援します!

ビズリーチ・キャンパスでは、早期から将来を意識し、キャリア選択に前向きな学生の皆さんを応援します!
対策や企業研究よりも前にやるべきことがある…それは「どんな生き方をしたいか?」を考えること。その方法はネットで検索することでも、内定者の先輩に聞くことでもありません。実際に働く社会人の先輩たちに聞くことです。