実際の業務体験ができるインターン
インターンも企業の方針によってそれぞれ期間が決まっています。その中でも期間が短いものは参加しやすいと感じるのではないでしょうか。しかし1dayのインターンでは実務などがありません。そうなると短期インターンという選択肢が出てきます。この短期インターンでも職場体験ができますが、具体的にはどんなことを行うのでしょうか？
短期インターンの種類
短期インターンにはどんな種類があるのか知っておきましょう。短期インターンにも1dayや1weekなど、その期日もさまざまです。自分の状況に合わせたインターン先を効率的に見つけるためにも必要な知識です。
1dayのインターン
1dayは1日だけ行う会社説明会と考えても良いでしょう。ただし、通常の会社説明会より詳しい情報を得られることが多いです。例えば会社や工場などの見学をすることもできます。企業によっては、グループワークとして、他のセミナー参加者と一緒に業務を行う場合もありますが短時間なことも少なくありません。実際の業務体験はできない場合が多いでしょう。 ただし、1dayインターンに参加した学生へ企業が直接コンタクトする場合もあります。選ばれる条件はハードルが高いかもしれませんが、時間に余裕があるなら参加する価値はあります。
1weekのインターン
1weekは1dayより期間に余裕があります。そのため、他のセミナー参加者とチームを組みグループワークや業務体験を中心に行われることが多いです。もちろん、他にも詳細な会社説明会や、職場見学も行われています。また、平日で1日中行っている企業が多いです。
業務体験やグループワークを行うので内容は充実していることが多いです。さらに社員からのアドバイスを受けられる場合もあります。また、1週間とある程度の時間を費やすことになりますので、大学の長期休み期間中に行われることが多いです。充実したインターンを希望しているなら、最低1weekぐらいから検討しましょう。
短期インターンのメリット
実務を行うことをメインにしているなら長期インターンの方が良いのではないか？と考える人もいるかもしれません。ただ、短期インターンだからこそのメリットがあることは忘れてはいけないでしょう。そのメリットについて解説します。
学業との両立が可能
インターンに参加する人の立場は、あくまで学生です。学生ですから単位も取る必要があります。インターンばかりしていて、結果的に卒業ができなかったのであれば悲劇にしかならないでしょう。短期インターンは夏休みや冬休みなど学生が長期休みになるタイミングで実施されることが多いです。そのため学業と両立しやすいのがメリットでしょう。
たくさんの企業や業種を体験できる
長期インターンの場合、基本的に一社しか体験することができません。志望企業のインターンであるならそれでも構いませんが、他にも複数の興味がある企業があるなら短期インターンの方が都合は良いでしょう。 短期インターンなら、終わった後、また異なる企業や業種を体験することもできます。スケジュールや志望企業の実施期間も考えなければなりませんが、多くの短期インターンに参加すれば、自分の選択肢を増やせますし、業界研究や自己分析などの助けになる可能性は高いからです。
大手の企業も開催する
短期インターンのメリットの1つに大手企業も開催していることがあげられます。大手企業で実際に行われている業務を行える可能性は残念ながら低いです。それでも得られるものは多いのは無視できません。
大手企業のインターンに参加する学生は意識も高く優秀な人材が多いです。もちろん社員も優秀な人が多いため、刺激を受けたり吸収できることもたくさんあります。また、大手企業の価値観やビジネスモデルを深く知ることは志望企業を絞る助けになるでしょう。
海外の短期インターン
短期インターンは国内ばかりではなく海外で行う場合があります。語学力を高めたい、活かしたいと考えている方にとって適しているでしょう。では、短期海外インターンはどのようなことができて何がメリットか解説します。
海外での経験が積める海外インターン
日本国内の企業では語学力のある人材の評価は基本的に高いです。商社や海外にも拠点がある企業、アプリ開発においての翻訳作業や貿易会社などあらゆる企業に求められます。海外インターンは海外で行うことになるので、語学力を試したい、伸ばしたい人におすすめできます。 また、インターンですから留学と違うのもメリットの1つでしょう。さらに海外での長期インターンを検討している人で、どんな感じなのか不安を払拭するために体験してみたいという人にも向いています。
おすすめの海外短期インターン先
おすすめの海外短期インターン先をご紹介します。選定基準として多くの日本人が選ぶ国、また、インターンを受け入れている国、さらに経済活動が活発な国です。この選定基準に沿ってご紹介しますので、海外インターンを選ぶ際の参考にしてみてください。
アメリカ
海外インターンで多く選ばれているのがアメリカです。まず、インターンの発祥地ですから、インターンを受け入れる体制や経験が充実していることがあげられるでしょう。例えば受け入れ先や、複数種類の仕事から選ぶことも可能です。もちろん英語が公用語ですから、語学力を伸ばしたい人にも向いているでしょう。 さらにアメリカは経済力も世界第1位なことも無視できません。どのような働き方をしているのか、日本とどう違うのか自分の目で確かめることも可能です。さらに日本人の中にも憧れているアメリカの文化に触れられるのもメリットの1つでしょう。
台湾
台湾も海外インターンで選ばれる代表的な国の1つです。日本に近く時差も一時間程度なのでアクセスの良く、短期インターンへ気軽に参加しやすいと言えます。また、世界第一の人口を誇る中国の、中国語を勉強したいという方にも向いています。さらに言語が比較的聞き取りやすい中国語、というところも選ばれる理由の1つです。
比較的、治安も良いですし親日として有名なので日本人にも好意的です。そのためインターンをしつつ観光をしながら文化や人々との触れ合いも気軽にできるでしょう。ただし、やはり外国なので危険はありますから油断してはいけません。
おすすめのインターンサイト
インターン先を探す時には、インターネットのインターンサイトの利用を検討されている人も多いでしょう。ただ、インターンサイトも複数あり一長一短、条件によっても使いやすさは変わってきます。もちろん情報量がどれぐらいあるのかもチェックしておきたい所です。では、おすすめのインターンサイトについてご紹介します。
マイナビ
マイナビは学生の就活にはおなじみのサイトでしょう。メリットは膨大な企業情報です。同時に短期インターン求人の数も多くなっています。マイナビを調べることで、自分の条件に合った短期インターン先を見つけやすくなるのはメリットの1つでしょう。できるだけさまざまな企業や業界のインターンに参加したい人にもおすすめできます。
リクナビ
リクナビも企業数が多いですし短期インターンを受け入れている企業情報が同様のサイトの中でNo.1を誇っています。インターンだけではなく、企業研究や自己分析、イベントなどの情報も多数掲載されているのも魅力です。就活に関するインターン以外の情報を得たいなら、リクナビもチェックした方が良いでしょう。
キャリアバイト
キャリアバイトも短期インターンを募集している企業が多いため、利用する価値は十分にあります。インターンに関する情報量は日本最大級ですし社員にインタビューした記事も掲載されています。また、就活に関して役立つコラムなどもありますので、短期インターンに関する情報収集を行っている人はチェックしてみてください。
短期インターンで就職活動を有利に
短期インターンでも得られるものは多いです。長期インターンがむずかしい人は短期インターンだけでも参加しておきたい所です。インターンへの参加が採用の必須条件という企業もあるからです。他にも業界研究や自己分析を行う上でも短期インターンは重要とも言えるでしょう。
社会を知る方法はインターンだけじゃない
インターンシップに参加することで、その会社を深く知ることが出来ます。 ですが、インターンシップに参加できる社数は限られているはず。1人あたり平均して3~5社程度受けられるはずですが、スケジュールの関係でそれ以上は難しいことも。 では、それ以外の会社や業界のことを知るにはどうしたら良いのでしょうか？
答えは、OB/OG訪問にあります。ビズリーチ・キャンパスには多様な業界、会社に所属する先輩社会人が登録しています。あなたのキャリア選択にきっと力になってくれるはず。
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