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選考対策

自己分析で価値観を見つける方法!例文も合わせて解説 | ビズリーチ・キャンパス

就職活動では「自己分析が大切」とよく言われますが、その中でも特に重要なのが自分の価値観を言語化することです。価値観とは、仕事や人生で何を大切にしたいのかという判断の基準のこと。これが整理できていないと、企業選びの軸が定まらず、志望動機や面接の回答にも一貫性が生まれにくくなります。 本記事では、そもそも就活における「価値観」とは何かを整理した上で、企業が価値観を質問する理由や、自己分析で価値観を見つける具体的な方法などを解説します。

目次

そもそも「価値観」とは?就活の軸との違い

就活でいう「価値観」とは、あなたが物事を判断するときに何を大切にするか、という考え方の土台です。例えば、「成長できる環境に身を置きたい」「人の役に立つ仕事がしたい」「周囲と協力しながら進めたい」といった感覚は、まさに価値観にあたります。自己分析でここを整理しておくと、興味のある企業を並べるだけでは見えにくい、自分に合う働き方や環境がはっきりしてきます。
一方で、「就活の軸」は、その価値観をもとに企業選びの条件へ落とし込んだものです。つまり、価値観が“考え方の根っこ”だとすれば、就活の軸は“企業を選ぶときの判断基準”です。
価値観が曖昧なままだと軸もぶれやすくなるため、まずは自己分析を通じて、自分が仕事で何を大事にしたいのかを言語化することが大切です。

就活で企業が価値観を質問する3つの理由

企業が面接で価値観をたずねるのは、答えの正しさを見たいからではありません。
社風との相性や、入社後に力を発揮できそうか、そしてスキルだけでは見えにくい人柄まで知りたいからなのです。

1. 企業文化との相性(マッチ度)を見極めるため
面接で価値観が問われる場面では、その人が会社の考え方や職場の雰囲気になじめそうかも見られています。
例えば、スピード感や挑戦を大切にする社風の中で、慎重さや安定を重視する人が働くと、仕事の進め方や評価のされ方にギャップを感じやすくなります。こうしたズレは、入社後の違和感や働きにくさにつながり、早期離職の一因になることもあります。そのため企業は、スキルや経験だけでなく、その環境で無理なく力を発揮できるかという”相性”の部分まで確かめようとしています。

2. 入社後の活躍・定着を予測するため
入社後に力を発揮できるかどうかは、能力や経験だけで決まるわけではありません。何にやりがいを感じ、どんな場面で前向きに動けるかには、その人の価値観が深く関わっています。
例えば、成長機会を重視する人は挑戦できる環境で意欲を持ちやすく、周囲への貢献を大切にする人はチームで役割を果たす場面で力を出しやすいでしょう。企業はこうした傾向を通じて、自社の仕事や求める人物像に合うかを見極め、活躍や定着の可能性を判断しているのです。

3. スキルでは測れない人柄を理解するため
ESや面接で見えるのは、これまでの経験や身につけた力の一部です。そこで企業は、価値観に関する質問を通じて、物事の捉え方や周囲との関わり方といった、その人らしさまで確かめようとするのです。
例えば、成果の出し方だけでなく、チームの中でどう役割を果たすのか、相手を尊重して動けるのかといった点は、組織で働く上で欠かせません。そのため選考では、スキルの有無だけでは見えにくい人柄や協調性も、”価値観”という観点からあわせて見られているのです。

自己分析で価値観を明確にするメリット

自己分析で価値観がはっきりすると、企業選びの基準が定まりやすくなり、志望動機や自己PRにも一貫性が出てくるなど、メリットが多くあります。就活を進める中で迷いが出やすい人ほど、早めに整理しておきたいポイントです。

企業選びの軸が明確になる
企業の数が多い就活では、なんとなく知名度や条件だけで応募先を選ぶと、途中で迷いやすくなります。そこで役立つのが、自分の価値観を基準にして企業を見ることなのです。
例えば、「若いうちから挑戦したい」「周囲と協力しながら働きたい」など、自分が仕事で大切にしたいことが見えていると、企業選びの軸も絞りやすくなるでしょう。給与や知名度は大事な要素ですが、それだけでは入社後の納得感までは判断しきれません。自分に合う環境を見極めるためにも、まずは価値観を整理し、その上で企業を比較することが大切なのです。

志望動機に一貫性と説得力が生まれる
志望動機に説得力を持たせるには、「なぜこの会社なのか」を自分の価値観と結びつけて説明することが大切です。例えば、成長を重視する人なら、若手に裁量を任せる風土や挑戦を後押しする制度に魅力を感じた、という形で企業の方向性につなげられます。さらに、そう考えるようになったきっかけとして、学生時代の経験や行動を添えると、言葉に筋が通り根拠が生まれます。価値観、企業理解、具体的なエピソードがつながると、志望動機全体に一貫性が出やすくなるでしょう。

入社後のミスマッチを防ぎ、長く活躍できる
入社後のミスマッチは、仕事内容だけでなく、「どんな働き方を心地よいと感じるか」「何にやりがいを持てるか」が会社とずれていると起こりやすくなります。
例えば、周囲と連携しながら仕事を進めたい人が個人主義の強い環境に入ると、力を出しにくさを感じることがあります。こうしたズレは、仕事への納得感を下げ、早期離職につながることもあります。そのため、自己分析で価値観を明確にしておくことは、自分に合う環境を選び、無理なく長く活躍できることの土台になるのです。

【簡単3ステップ】自己分析での価値観の見つけ方

価値観は、いきなり言葉にしようとしても見つけにくいものです。過去の経験を振り返り、周囲の声も参考にしながら整理していくことで、自分らしい判断基準が少しずつ見えてきます。
自己分析で価値観を見つける3ステップをみていきましょう。

1. 過去の経験を振り返る(自分史・モチベーショングラフ)
価値観を見つける第一歩は、過去の出来事を「良かった・つらかった」で終わらせず、なぜ心が動いたのかまで振り返ることです。
部活、ゼミ、アルバイト、受験などを思い出し、達成感があった経験や悔しさが残っている経験を書き出してみましょう。その上で、「どんな場面でうれしかったか」「何が嫌だったか」「なぜ頑張れたか」を一つずつ整理すると、自分が大切にしたいことが見えてきます。
進め方としては、まず年代順に印象的な出来事を並べる自分史を作り、次に各時期の気持ちの上下を線で表すモチベーショングラフに落とし込むのが基本です。山や谷が生まれた理由を言葉にしていくと、価値観の輪郭がつかみやすくなるでしょう。

2. 他己分析で客観的な意見をもらう
他己分析とは、友人や家族、ゼミの仲間などに「自分はどんな人に見えるか」を聞いて、自分では気づきにくい特徴を知る方法です。
進めるときは、ただ「長所は?」と聞くだけでなく、「一緒にいて安心する場面はある?」「私が頑張っていたのはどんなとき?」「逆に不器用に見えるところは?」のように、行動が浮かぶ聞き方をすると答えが具体的になりやすいです。もらった意見は、そのまま鵜呑みにするのではなく、共通して挙がった内容や、自分史で振り返った経験と重なる点を整理するのがコツです。
複数の視点を照らし合わせることで、自分の考え方や行動パターンが見えやすくなります。

3. 自己分析ツールを活用する
自己分析が進みにくいときは、診断ツールをきっかけに考えてみるのも一つの方法です。
無料で使えるものとしては、厚生労働省のマイジョブ・カード「価値観診断」や、job tagの「仕事価値観検査」があります。どちらも、仕事を選ぶ上で何を重視したいかを整理するのに役立ちます。
有料のツールでは、クリフトンストレングス(旧ストレングスファインダー)があります。Gallupの公式ページでは、オンライン才能テストとして案内されており、診断を受けて結果レポートを確認できる仕組みです。
こうした診断ツールは便利ですが、そのまま「自分はこういう人間だ」と決めつけるためのものではありません。大切なのは、診断で出た言葉が自分の経験と本当に重なるかを振り返ることです。納得できた部分は深掘りし、違和感がある部分は「なぜそう感じるのか」を考えることで、自己理解をより実感のあるものにしていけます。

※参考:
https://www.job-card.mhlw.go.jp/shindan/value
https://shigoto.mhlw.go.jp/User/ExplainMyself/Step2
https://www.gallup.com/cliftonstrengths/ja/home.aspx

【タイプ別】価値観一覧と具体例

価値観は人によって表れ方が異なり、仕事に求めるものにも違いがあります。
新しいことに前向きになれる人もいれば、周囲との関係性や誰かの役に立てる実感を重視する人もいます。まずは代表的なタイプを知り、自分に近い考え方を整理してみましょう。

成長・挑戦に関する価値観
成長・挑戦に関する価値観とは、できることを少しずつ増やしたい、新しい役割にも前向きに取り組みたい、といった考え方です。
例えば、「若いうちから裁量を持ちたい」「難しい課題にも挑戦したい」「変化のある環境で自分を伸ばしたい」と感じる人は、このタイプに近いでしょう。こうした価値観を持つ人は、年次に関係なく仕事を任せる風土がある会社や、新規事業・企画提案に前向きな会社、研修やフィードバックの機会が整っている会社と相性がよい傾向があります。また、成果に至るまでの過程を見てもらえる環境や、失敗をすぐ否定せず次の挑戦につなげる社風も合いやすいでしょう。
会社選びでは、事業の成長性だけでなく、若手の裁量や育成方針まで確認してみることが大切です。

協調・貢献に関する価値観
協調・貢献に関する価値観とは、自分だけの成果よりも、周囲と力を合わせて物事を進めたり、誰かの役に立っている実感を大切にしたりする考え方です。
例えば、「チームで目標を達成したい」「相手の声をくみ取りたい」「社会や顧客に役立つ仕事がしたい」と感じる人は、このタイプに近いでしょう。こうした価値観を持つ人は、部門連携を重視する会社や、対人支援・顧客対応の比重が大きい会社、理念として社会への貢献や現場での協働を大切にしている会社と合いやすい傾向があります。
会社選びでは、事業内容だけでなく、チームで進める文化があるか、周囲と支え合う風土があるかまで見ておくことが大切です。

安定・着実に関する価値観
安定・着実に関する価値観とは、派手な変化や大きな勝負よりも、無理のない環境で一歩ずつ力を積み上げていきたいと考える姿勢です。
例えば、「落ち着いて仕事を覚えたい」「急激な方針変更が少ない職場で働きたい」「決められた役割を丁寧に果たしたい」と感じる人は、このタイプに近いでしょう。こうした価値観を持つ人は、業務の進め方や評価基準が比較的明確で、教育体制が整っている会社と相性が出やすいです。加えて、長期的な育成を前提にしていたり、現場の連携が安定していたりする職場でも力を発揮しやすい傾向があります。
会社選びでは、知名度だけでなく、仕事の進め方や配属後のフォロー体制まで見ておくことが大切です。

【タイプ別】面接・ESで使える回答例文

価値観を整理できても、それをうまく伝えられなければ評価にはつながりにくいものです。選考の場で自分の言葉として伝えられてこそ、意味があるのです。
面接やESで、価値観を説明するときの”タイプ別の回答例”をみてきましょう。

回答例文1:「挑戦」を価値観とする場合
【回答例文】
『私が仕事で大切にしたい価値観は、挑戦することです。結果が見えない場面でも一歩踏み出すことで、自分の可能性を広げられると考えているからです。大学では学園祭実行委員として企業協賛を担当しました。当初は断られることが続きましたが、相手の反応を踏まえて伝え方や提案内容を見直したところ、徐々に話を聞いてもらえるようになり、最終的には前年を上回る協賛を得られました。この経験を通じて、挑戦は成功そのものだけでなく、試行錯誤の中で自分を成長させるものだと学びました。入社後も新しい課題に前向きに向き合っていきたいです。』

【ポイント】
「挑戦」という言葉だけを置くのではなく、何に対して踏み出したのか、途中でどんな壁があったのか、その中でどう工夫したのかまで入れると伝わりやすくなります。最後に、その経験で得た学びを入社後にどうつなげたいかまで述べると、価値観の説明が自己PRで終わらず、志望先で働くイメージにもつながります。

回答例文2:「協調性」を価値観とする場合
【回答例文】
『私が大切にしている価値観は、協調性です。自分だけで進めるのではなく、周囲と状況を共有しながら動くことで、よりよい結果につながると考えているからです。大学ではゼミ発表の準備で意見が分かれ、作業が止まりかけたことがありました。そこで私は、それぞれの考えを整理し、共通する方向性を見つけた上で役割分担を提案しました。その結果、準備が進み、発表も無事にまとめることができました。この経験から、相手の意見をくみ取りながら全体を前に進める姿勢が、成果につながると学びました。入社後も周囲と連携しながら、組織に貢献していきたいです。』

【ポイント】
協調性を伝えるときは、「人と仲良くできる」だけで終わらせず、意見の違う相手とどう向き合い、どのように周囲を動かしたかまで書くことが大切です。抽象的な性格説明より、行動が浮かぶエピソードで”行動と結果”が見える形で示すと伝わりやすくなります。

回答例文3:「成長」を価値観とする場合
【回答例文】
『私が大切にしている価値観は、成長です。現状に満足せず、課題に向き合いながらできることを増やしていきたいと考えています。大学では飲食店のアルバイトで新人教育を任された際、最初はうまく教えられず苦戦しました。そこで、相手に合わせて伝え方を変えるようにしたところ、新人が業務を覚えるまでの時間が短くなり、自分自身も周囲を見ながら動けるようになりました。この経験から、成長とは改善を重ねながら自分の役割を広げていくことだと学びました。入社後も学ぶ姿勢を持ち、着実に成長していきたいです。』

【ポイント】
成長を価値観として伝えるときは、「成長したいです」と抽象的に述べるだけでは弱くなりがちです。どんな課題にぶつかり、何を見直し、どう変化したのかまでを具体的なエピソードで入れると、言葉に実感が出ます。最後に、その経験から得た学びを入社後にどうつなげたいかまで示すと、前向きさだけでなく、働くイメージも伝わりやすくなるでしょう。

面接で評価される価値観の伝え方3つのコツ

面接で価値観を伝えるときは、何を大切にしているのかを話すだけでは十分ではありません。伝える順番やエピソードの入れ方、企業との結びつけ方を意識することで、話のわかりやすさや説得力は大きく変わってきます。

1. 結論から簡潔に話す(PREP法)
面接で価値観を聞かれたときは、まず「私の価値観は〇〇です」と結論から伝えると、話の軸がぶれにくくなります。
そこで使いやすいのが『PREP法』です。最初に結論を述べ、次にそう考える理由を伝え、そのあとに学生時代の具体的な経験を入れ、最後に、入社後どう活かしたいかという流れで締めます。この順番なら、話が長くなりすぎず、聞き手にも内容が伝わりやすくなります。1分程度でまとめるなら、結論を10秒、理由を10秒、エピソードを30秒、最後のまとめを10秒ほどで意識すると整理しやすいでしょう。
最初から細かく説明しすぎずに要点を先に置くことが、時間が限られている面接では特に大切です。

2. 価値観を裏付ける具体的なエピソードを添える
価値観を伝えるときに「私は協調性を大切にしています」「成長を重視しています」と抽象的な言葉だけで終わると、面接官にはその中身が見えにくくなります。そこで大切なのが、実際にどんな場面でそう考え、どう動いたのかが伝わる経験を添えることです。
整理するときは、STARメソッドを使うとまとめやすくなります。

・Situationで状況
・Taskで自分の役割や課題
・Actionで取った行動
・Resultで結果や学び

として整理します。
この順番で振り返ると、価値観がただの理想論ではなく、自分の判断や行動に表れているものとして伝わりやすくなります。また、結果だけでなく、その行動を選んだ理由まで言葉にすると、自分らしさや考え方の筋道もより伝わりやすくなるでしょう。

3. 企業の理念や事業と結びつけて話す
価値観を伝える場面では、自分の考えを語るだけでなく、それが応募先でどう生かせるのかまでつなげて話すことが大切です。企業研究をするときは、理念、事業内容、求める人物像、仕事の進め方を見て、自分が大事にしていることと重なる点を探してみましょう。
例えば、「変化のある環境でも前向きに学び続けたい」という価値観なら、新しい取り組みに積極的な事業や、若手にも挑戦の機会がある風土との接点を示せます。さらに、その企業のどの取り組みや考え方に共感したのかまで言葉にすると、表面的な企業研究ではなく、自分なりに理解した上で応募していることが伝わりやすくなります。
企業研究で見つけた要素に、自分の経験や志望理由を結びつけて話すことで、「なぜこの会社なのか」がより明確になるのです。

まとめ

自己分析で価値観を見つけることは、きれいな答えを用意するためではなく、自分に合う企業や働き方を見極めるためにあります。価値観が整理できると、企業選びの軸が定まり、志望動機や面接での受け答えにも一貫性が出てきます。大切なのは、正解らしい言葉を探すことではなく、自分がどんな場面で前向きになれたのか、何に違和感を覚えたのかを丁寧に振り返ることです。
自己分析を通じて見えてきた価値観は、就活を進める上での判断材料になるだけでなく、入社後の納得感にもつながっていくはずです。自分の価値観を言葉にしながら、納得できる就職活動につなげていきましょう。

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