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選考対策

OB訪問の質問リスト作成から前日メール送付まで!テンプレート付き解説 | ビズリーチ・キャンパス

OB訪問は、ただ「話を聞いて終わり」にすると、せっかくの機会がもったいないです。情報収集の場であると同時に、選考で語れる「根拠」をつくる機会でもあります。大切なのは、会う前に“何を持ち帰るか”を言語化し、質問リストを磨き、当日の進め方まで整えておくこと。 この記事では、OB訪問の準備の進め方から質問設計の考え方、相手に配慮しながら要点を押さえる連絡・共有のしかたまで、実務レベルで解説します。OB訪問を「話を聞いた」で終わらせず、次の行動につながる材料に変えるための型を押さえましょう。

目次

OB訪問の事前準備

OB訪問の事前準備は、下記の4つのポイントを意識しておくとより精度を高めることができます。

①目的を決める:何を持ち帰りたいか(志望動機の材料/不安の解消など)を先に言語化すると、質問がブレません
②企業・OB情報を集める:公式情報で前提を押さえるほど、当日は「現場の解像度」を深掘りできます
③質問リストを設計する:限られた時間で回収したい論点を優先順位づけし、聞き方まで整えます
④共有・連絡を整える:事前送付や前日確認で、相手が答えやすくなり当日も進行がスムーズです

これらをしっかりと押さえるようにしましょう。順番に詳しく解説します。

目的の設定
まず、OB訪問の目的は、最初に「企業理解」と「キャリア設計」の2軸で切り分けると整理しやすいです。
企業理解では、公式情報で分かること(事業・制度)ではなく、“現場でどう運用されているか”や、“どこに難しさや面白さがあるか”を確認する視点を置きます。キャリア設計では、配属・育成・評価の考え方を聞き、自分の将来像と接続できる材料を集めるのがポイントです。
目的の例としては、

①志望動機の根拠として「この会社らしさ」を具体化する
②職種選びの迷いを解くため、1日の業務と必要スキルを把握する
③3〜5年後の成長イメージを描くため、キャリアの分岐点と学び方を聞く

など。これらの点を意識し、自身の目的を固めましょう。

企業・OB情報収集
次に、企業・OB情報収集は、「調べれば分かる前提」を先に固めてから、OB訪問で“現場ならでは”を深掘りする順番が効率的です。
まず企業研究では、公式サイトや採用ページで事業の柱と注力領域を把握します。続いて統合報告書や決算説明資料などのIR資料を確認し、どこで利益を生み、何を成長領域としているのかを整理すると、質問の解像度が上がります。さらに業界地図や四季報で競合や市場構造を俯瞰し、直近のニュースで業界トレンドを押さえておくと、OBの話を企業固有の話として理解しやすくなります。
OBについては、所属部署や職種、入社経緯などの前提情報を確認した上で、当日は「実際とのギャップ」に焦点を当てて聞くのが効果的でしょう。

【効果的な情報源】
・企業公式サイト/採用ページ
・IR資料(統合報告書・決算説明資料)
・EDINET(有価証券報告書などの開示書類)
・会社四季報・業界地図
・新聞・業界ニュース

質問リストの作成
質問リストは、「聞きたいことを並べる」よりも、限られた時間で成果を取り切るための設計図だと考えると作りやすくなります。
まず網羅性の面では、

①就活全体の進め方
②業界・企業理解
③仕事のリアル
④キャリア設計

のように論点を分け、抜け漏れを防ぎます。
その上で具体性を上げるには、抽象的な質問を避け、「どんな場面で・どのくらいの頻度で・具体例は?」と5W1Hで深掘りできる形に整えるのがコツです。
優先順位は、

A:今回の目的に直結する“必須”
B:話が広がったときに効く“深掘り”
C:時間が余ったら聞く“予備”

の3段に分け、上から順に聞ける並びにしておくと、当日も迷いません(1時間なら5〜10問程度を目安に)。

質問リストの送付方法
質問リストは、日程が確定してから「訪問の2〜3日前まで」を目安に送るのが基本です。相手が忙しい時期でも目を通せる余裕が生まれ、当日の回答準備もしやすくなります。
送付方法はメールが無難で、本文に要点(訪問日時・所要時間・当日聞きたい大項目)をまとめ、質問は箇条書きで10問前後に絞ると読みやすいです。長い場合は、本文は短くして、質問リストは別添(PDF等)にするのも一案でしょう。直前に内容を変えた場合は、前日夜〜当日朝に「最終確認」の一通を入れると丁寧です。

【送付時の基本マナー】
①相手の負担を増やさない分量:質問は優先度順に並べ、数を絞る。
②結論から書く:訪問日時・形式・所要時間→質問の順で、要点が先に伝わる構成に。
③更新があれば明示する:差し替えた箇所を簡潔に伝え、古い版が残らないよう配慮する。

OB訪問で聞くべき質問50選

OB訪問で聞くべき質問は、

①就活の進め方(選考の動き方)
②業界動向(変化の読み筋)
③企業理解(他社との違い)
④仕事のリアル(1日の実態・難所)
⑤キャリア設計(成長の道筋)

の5分類で整理するとよいでしょう。
各カテゴリ10問前後を目安に、目的に合わせて取捨選択できる構成にしておくとベストです。

就活の進め方に関する質問
【質問例】
・就活の軸はどう作り、途中でどう見直しましたか?
・志望業界や企業は、どんな基準で絞りましたか?
・その会社に決めた「最後の決め手」は何でしたか?
・ESで特に見られていたと感じる点はどこですか?
・ESの設問ごとに、どんな構成で書き分けましたか?
・面接で深掘りされた質問と、回答の組み立て方を教えてください。
・逆質問で反応が良かったものや、避けた方がいいものはありますか?
・選考が進むほど重視される力(再現性・主体性など)は何だと感じましたか?
・忙しい時期の情報収集・対策の優先順位はどう付けましたか?
・今振り返って「これをやっておけば良かった」と思う準備はありますか?

【ポイント】
「相手の体験談」ではなく、判断基準・比較の仕方・準備の順序まで具体化して聞くのがコツです。ESや面接は添削依頼に寄せすぎず、評価されやすい観点や深掘りの傾向を引き出すと、他社選考にも転用できます。

業界・企業理解を深める質問
【質問例】
・いま業界で起きている変化のうち、現場に影響が大きいものは何ですか?
・その変化に対し、御社はどこに力を入れて対応していますか?
・主要な競合はどこで、競争軸(価格、品質、スピード等)は何だと感じますか?
・競合と比べたときの「強み」と「弱み」はどこにありますか?
・近年伸びている事業(領域)と、その背景にある顧客ニーズは何ですか?
・逆に苦戦している領域があれば、理由をどう捉えていますか?
・事業戦略を考える上で、社内で重視される指標や判断材料は何ですか?
・新規事業や投資の意思決定は、どんなプロセスで進みますか?
・法規制・技術革新・景気など外部要因で、今後注意すべき点は何ですか?
・入社後の配属先によって、見える業界課題はどう変わりますか?

【ポイント】
「すごい会社ですね」で終わらせず、競合比較の軸と戦略の背景(なぜ今それをやるのか)を言語化するのが狙いです。事前にIRやニュースで仮説を立て、「私はこう理解したが合っていますか?」と確認すると、OBも答えやすく、企業理解が一段深まるでしょう。

仕事のリアルを知る質問
【質問例】
・出社〜退社までの1日の流れを、できるだけ具体的に教えてください。
・1週間、1カ月の中で、定例業務と突発対応はどれくらいの比率ですか?
・直近で担当した仕事を例に、目的→進め方→成果を簡単に教えてください。
・業務の中で「ここが勝負どころ」という難所はどこですか?
・その難所は、どんな工夫や準備で乗り越えていますか?
・若手のうちに任されやすい仕事と、任されるまでに必要な条件は何ですか?
・仕事の成果は、どんな指標や観点で評価されますか?
・関わる相手(社内外)は誰が多く、調整はどのように進みますか?
・忙しい時期(繁忙期)はいつで、残業・納期の雰囲気はどの程度ですか?
・リモートや出社の比率や、働き方の実態はどうなっていますか?
・チーム内の役割分担や、上司・先輩とのコミュニケーションの取り方は?
・入社後に「想像と違った」と感じた点があれば教えてください。
・逆に「入って良かった」と感じる瞬間はどんなときですか?
・職場の雰囲気は、忙しい時と平常時でどう変わりますか?
・活躍している人に共通する行動や習慣は何だと感じますか?

【ポイント】
仕事内容は「やりがい」だけでなく、具体例と頻度をセットで聞くと輪郭が出ます。
特に、
①1日の流れ
②直近案件の具体例
③難所と乗り越え方

の順で質問すると、話が抽象論に寄りにくく、職種理解にもつながります。
事前に採用サイト等で分かる範囲は押さえ、「それは実際どう運用されていますか?」と“現場の差分”を取りにいく意識が大切です。

キャリア設計に関する質問
【質問例】
・入社後3年、5年で、任される仕事はどう変化しますか?
・若手が伸びやすい配属や役割には、どんな共通点がありますか?
・異動やジョブローテーションはどの程度あり、希望は通りやすいですか?
・キャリアの分岐点になりやすいタイミング(部署替え・昇格など)はいつですか?
・昇進・昇格は何を評価して決まりますか(成果、プロセス、周囲の巻き込み等)?
・研修制度(新入社員研修・階層別研修・専門研修)は、実務でどう役立ちましたか?
・OJTはどんな形で進み、独り立ちの目安はどのくらいですか?
・成長のために「会社が用意している機会」(学習支援・資格・社内公募など)はありますか?
・入社前にやっておくと良かった準備(知識・スキル・姿勢)は何ですか?
・ご自身のキャリアを振り返って、意思決定の軸になった考え方は何でしたか?

【ポイント】
キャリアの質問は、理想論よりも「制度がどう運用されるか」「どんな行動が評価に結びつくか」を具体化すると、入社後のイメージが一気に現実的になります。評価・昇進は待遇の話に寄りやすいので、聞き方は「評価されやすい行動」「成長機会の使い方」に寄せると角が立ちにくいです。研修も「内容」だけでなく、「どの場面で役に立ったか」まで聞くと再現性が高まります。

避けるべきNG質問
【質問例】
・御社の事業内容を詳しく教えてください。
・福利厚生にはどんな制度がありますか?
・平均残業時間はどれくらいですか?
・初任給やボーナスはいくらですか?
・なぜこの会社は成長しているのですか?(前提理解なし)
・社内恋愛などはありますか?
・SNSやネットニュースで◯◯ですが、現場ではどう認識されてますか?(ネガティブ・ゴシップ等)
・リモートワークや在宅勤務に対する風当たりはポジティブですか?
・精神論や根性論をよしとする上司はいますか?
・新しい世代の価値観への各種ハラスメント対策などは周知されていますか?

【ポイント】
OB訪問は“相手の時間をもらう場”なので、調べれば分かる質問は準備不足に見えやすく、会話も深まりません。公式サイトやIRで前提を押さえた上で、「実際に働く立場からどう見えるか」を聞くのが筋です。
また、個人情報や私生活に踏み込む質問は、相手に負担をかけやすい領域です。聞くなら目的を明確にし、業務に必要な範囲にとどめましょう。収入などの条件面も話題としては敏感なので、いきなり単刀直入に聞くと印象を落とすリスクがあります。

OB訪問前日に送るメール

前日メールは、当日の行き違い防止と相手の準備負担の軽減になります。
ポイントは

①日時・場所(オンラインならURL)など最終確認
②簡単なお礼と当日の所要時間
③聞きたいテーマの要約(必要なら質問リスト再掲)

など。
これらを抑えたシンプルな内容で構成するとよいでしょう。

メールを送る目的と効果
前日メールは、単なるリマインドではなく「きちんと準備して臨む姿勢」を相手に伝え、関係を丁寧に結ぶための一通です。
日時・場所(URL)や所要時間を再確認して行き違いを防ぐだけでなく、聞きたいテーマを短く添えることで、OB側は話す内容を整理しやすくなります。その結果、当日の会話が雑談で終わりにくく、こちらも深掘り質問に時間を使えるようになります。加えて、直前に一言お礼を添えるだけでも「この学生は礼儀と段取りができる」という印象につながり、安心して話してもらいやすくなるのもメリットです。
送るなら訪問日の前々日〜前日午前を目安に、長文や深夜送信は避けましょう。

送信のタイミング
送信タイミングを訪問日の前々日〜前日午前を基準にする理由は、早すぎると相手の予定が変わりやすく、内容が埋もれて忘れられる可能性がある一方、前日深夜など直前すぎると相手が確認できず、すり合わせの余地がなくなるためです。
曜日は、週明けは予定調整が立て込みやすいので早め、金曜や連休前は返信が遅れがちと想定して前倒しが無難。時間帯は平日9〜18時を目安に、深夜・早朝送信は避けると印象面でも安心です。

メールテンプレートと構成例
【メールテンプレート】
件名:
【OB訪問(最終確認)】○月○日(○)○時〜/○○大学 氏名

本文:
○○株式会社 ○○部 ○○様
(ご担当者名が不明な場合:○○様)

お世話になっております。○○大学○○学部○年の○○(氏名)です。
先日はOB訪問のお時間を頂戴し、誠にありがとうございます。
明日の訪問につき、下記の通り最終確認のご連絡を差し上げます。

【日時】○月○日(○)○:○○〜○:○○(所要時間:○分)
【場所】(対面)○○駅○○出口付近/(オンライン)Zoom:URL(会議ID: /PW: )
【当日お伺いしたいテーマ】業務内容の具体例、若手の成長機会、配属・評価の考え方 など
(※質問リストを別途お送りしている場合:必要に応じて当日はこちらを中心に伺います)

当日はどうぞよろしくお願いいたします。
お忙しいところ恐れ入りますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

――――――――――
○○大学○○学部○年 ○○(氏名)
電話:090-XXXX-XXXX
メール:xxxxx@xxx.ac.jp
――――――――――

【ポイント】
・件名:一目で用件が分かるよう「OB訪問/最終確認/日時/大学名・氏名」を入れる。
・宛名:部署、氏名は誤字厳禁。分からない場合は無理に推測せず「○○様」で統一。
・冒頭:名乗り+お礼は短く。目的は確認なので、前置きを長くしない。
・本文(確認事項):日時・場所(URL)・所要時間は箇条書きで明確に。オンラインはID/PWまで。
・テーマ:質問を羅列せず、2〜3行で要約して相手の準備負担を減らす。
・結び:丁寧語で締め、深夜送信や長文は避ける。
・署名:大学名・学部学年・氏名・電話・メールを固定化しておくと連絡がスムーズです。

まとめ

OB訪問は、会って話せば自然に何かが得られるものではなく、事前準備で成果が決まります。
まずは「企業理解」と「キャリア設計」の2軸で目的を定め、公式情報で前提を押さえた上で、当日にしか聞けない“現場の実態”を質問リストに落とし込みましょう。質問は網羅性を意識しつつ、優先順位をつけて深掘りできる形に整えるのがコツです。送付は相手の負担を増やさない分量と伝え方を意識し、前日メールで日時・場所の最終確認とお礼、テーマの要約まで添えると面談の質が上がります。
準備と連絡の型を押さえ、OB訪問を次の行動につながる材料に変えていきましょう。

よくある質問

OB訪問で質問リストは送るべき?
基本は送った方が良いです。事前に共有すると相手が答えを準備でき、当日も深掘りに時間を使えます。目安は訪問の2〜3日前。直前なら「聞きたいテーマだけ」先に伝え、詳細は当日でも構いません。

OB訪問での質問リストは何日前までに送るべき?
目安は訪問の2〜3日前までです。相手が質問に目を通し、必要なら社内情報も整理できる余裕が生まれます。直前だと準備時間が足りず、当日の質が下がりがち。遅れる場合は「聞きたいテーマだけ先に共有」し、詳細は当日補足でもOKです。

30分間のOB訪問で質問する数は?
30分なら、質問は3〜7個程度が目安です。序盤は自己紹介と目的共有に数分かかるため、数を詰めるより「深掘りできる問い」を優先しましょう。必須3〜4問+余裕があれば追加2〜3問、という組み立てが安全です。

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