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選考対策

【例文あり】人と企業をマッチング「人材業界」の志望動機の書き方

人材業界を志望しているみなさん。人材派遣と人材紹介の違いを知っていますか。志望動機を書く前にまず重要なのは仕事内容について正しく理解することです。リサーチ不足では、「人材業界で働きたい」という想いを伝えることができません。人材業界と言っても人材紹介から人事コンサルまで、仕事は様々。まずは人材業界全体の仕事内容を把握し、それぞれの会社の特徴を分析しましょう。

人材業界の主な分け方とは

人材派遣業が1986年の労働者派遣法施行からスタートして約30年が経過しました。人材業界は比較的新しい業種だと言われていますが、現在人材派遣から人材紹介、再就職支援など、人材業界は「求職者と企業を繋ぎ、社会全体を支える。」という大きな役割を担っています。様々な仕事がありますが、主に以下の3つに分類されます。

①人事コンサル
②求人メディアの仕事
③人材紹介

人事コンサルの仕事内容と企業紹介

人事コンサルには、会社の人事制度に関するコンサルティングと新卒採用のコンサルティングがあります。

①会社の人事制度に関するコンサルティング

会社の人事制度に関するコンサルとは、社員のモチベーションを高め、会社の業績を上げることを目的とするコンサルティング業務のことです。能力開発やキャリア形成など人材マネジメントがこれにあたります。社員がその会社でどのような実績を上げるか、個々の能力を引き出し、力を発揮させる組織作りをサポートします。また、M&Aによる企業再編に伴う、人事制度の調整を行うコンサルティングも求められます。
●会社の人事制度に関するコンサルを行う企業
リンクアンドモチベーション・マーサージャパン

②新卒採用のコンサルティング

新卒採用のコンサルティングとは、新卒生の募集から面接などの選考、入社までの新卒採用に関わる業務を支援する仕事のことです。会社説明会の動員数や、ミスマッチによる早期退社など悩みを抱えている企業を支援します。
●新卒採用のコンサルを行う企業
マイナビ新卒紹介・リクルートマネジメントソリューションズ・ディスコ

求人メディアの仕事内容と企業紹介

求人メディアの仕事とは、企業の求人情報を紙面やWeb上に掲載し、仕事を探している人に提供する業務のことです。紙面やWebサイトのコンテンツの作成、自社の求人広告に求人を出してもらうようにアプローチをする営業の仕事などがあります。企業の魅力をはじめその企業が人材を募集していることを広く知らせるために活用されています。

エン派遣のアンケート調査では約60%の人が派遣の仕事を探す際に、求人ポータルサイトを利用していることが明らかとなりました。求人メディアは、多くの人が仕事を探す上で必要としているサービスであることが伺えます。
●求人メディアを運営する企業
リクルート・毎日コミュニケーションズ・エンジャパン

人材紹介・人材派遣の仕事内容の違いと企業

人材紹介は企業と求職者の仲介を行い、雇用に繋げる仕事です。人材紹介は直接雇用する手助けをする事業です。人材紹介において、キャリア相談から求人の案内、面接のセッティング、給料の交渉まで行うサービスを転職エージェントと呼びます。一方、人材派遣は派遣会社が雇用している人材を派遣会社と契約を結んでいる企業に派遣し、派遣先で一定期間働かせる事業のことです。人材派遣会社で人選を行う人のことを人材コーディネーターと呼びます。一般的に、人材紹介は、正規雇用。人材派遣は非正規雇用として区別されています。
●人材紹介の企業
リクルートエージェント・DODA・パソナキャリア
●人材派遣の企業
パーソルテンプスタッフ株式会社・株式会社スタッフサービス・ホールディングス

ポイントは4つ!志望動機の書き方

志望動機の書き方のポイントをまずはおさらいしましょう。志望動機は、企業が必要としている人物像を掴んだ上で、自分がどのように貢献できるのか伝えるものです。自分のアピールポイントや興味を持ったことなどを具体的に示し、もしも入社したらどのように働きたいか伝えます。伝えるポイントは以下の4つ。それぞれ詳しく説明します。

なぜ人材業界なのか
人事コンサル・求人メディア・人材紹介のどの分野に興味があるか
なぜ貴社なのか
なぜ自分が貴社に入社すべきか

①なぜ人材業界なのか

履歴書などの応募書類のなかで志望動機は選考において重視される項目です。「興味がある。」「仕事で役に立ちたい。」「会社で色々学びたい。」など、志望動機でよく目にするフレーズですが、これは志望理由とは言えません。採用担当者は、出版社、IT業界など様々な仕事があるなかで人材業界を選んだ理由を知りたいと思っています。これまでの経験やアピールポイントを交えながら、志望動機には、人材業界を選んだ理由を書きましょう。

②人事コンサル・求人メディア・人材紹介を選んだ理由

人材業界の仕事には、人事コンサル、求人メディア、人材紹介などの仕事があります。どの分野に興味があるのか、なぜその分野なのか詳しく説明しましょう。採用担当者は、志望動機を通して人材業界に対する熱意や理解度を確認しています。業界研究を通して得た知識を踏まえて書くとよいでしょう。

③なぜ貴社なのか

例えば、人材紹介の会社1つとっても1万社以上あります。人材業界に対する興味について書いただけでは、他の会社でもよいのではないかと思われてしまいます。数ある会社のなかから選んだ理由をそれぞれの会社の特徴を踏まえて伝えましょう。他との違いを示してもよいですが、他の会社の悪口にならないように注意が必要です。例えば、「転職成功者を数多く出し実績がある会社も魅力的ではあるが、私は、貴社の社会貢献活動やシニアの雇用に力を入れている点に強く惹かれた。」などと説明するとよいでしょう。

④なぜ自分が貴社に入社すべきか

会社を選んだ理由だけでなく、なぜ自分が入社すべきなのか、入社したらどのように働きたいのか書きましょう。自分の目標や自分を採用した場合、会社にどのようなメリットがあるのか、自己PRを交えて伝えられるとベストです。採用担当者が、実際に働くあなたをイメージしやすくなります。

志望動機の例文を紹介

志望動機の書き方を説明しましたが、具体的にどのように書くとよいのか例文を紹介します。実際には、それぞれの企業を研究し、それにあわせて書く必要がありますが、内容を考える参考にしてください。

人事コンサルの志望動機

企業の抱える問題を解決し成長をサポートする仕事に興味を持ち志望しました。大学のサークル活動では、サークルの魅力を高めるために様々な提案をしてきました。そういった部分において、貴社に貢献できるのではないかと考えています。

求人メディアの志望動機

求人メディアを通して、より多くの仕事を紹介し、やりがいを感じる仕事を見つけるお手伝いをしたいと思い、志望しました。私は、就職活動において、なかなか自分に合う仕事が見つけられず苦労しました。この苦労や経験を活かし、求職者と会社、双方に寄り添い、お互いが笑顔になれる関係を築けるような求人メディアを作りたいです。

人材紹介の志望動機

学生インターンとして転職支援を行う人材紹介会社で勤務し、求職者と企業の架け橋となる、この仕事の面白さに魅せられました。学生インターンとして働いた会社は、IT業界に特化した求人が中心でしたが、様々な業種の人と触れ合える貴社に魅力を感じました。

まとめ

人材関連の会社では社内のモチベーション管理などを通して人を変えていく使命を持った会社です。そのミッションに納得し、ともに貢献できそうと思えた場合はぜひエントリーしてみてください。人を扱う会社なので新卒の質もかなり高いレベルを求める企業が多く、かなりこだわって採用プログラムを作成しているケースが多いです。ここで勝ち抜くためには自己分析が必須。あたらめて自己分析や他己分析に取り組んでみませんか?

一次情報を得て、自分の未来を見つけに行こう

採用ホームページやニュースなどのメディアを読んで、業界・企業研究に励むことはとても大事なことです。 しかし、それらの多くは二次情報に過ぎません。何かしらのバイアスがかかっており、正しい情報であるかどうかは自身で選択していかなければなりません。

情報収集で重要なことは、「どれだけ新鮮な一次情報」を得られるか、ということ。 そしてその一次情報を得る手段としては、「とにかく人と出会う」ことが重要になります。

ビズリーチ・キャンパスでは、様々な社会人と出会える機会をご用意しています。 学生ならではの特権を使って、今しか聞けない話を聞きに行ってみませんか?