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選考対策

【志望者必見】コンサルの種類と履歴書に活かせる志望動機例文集

クライアントの悩みを解決し、経営改善に導くコンサルの仕事はとても魅力的であり、志望している就活生の数も決して少なくはありません。 コンサルにはさまざまな種類があり、業種や目的によって携わる業務は大きく異なります。 今回はコンサルの種類を紹介するとともに、就職活動で活かせる志望動機をタイプ別に紹介します。

コンサルの種類にはどんなものがある?

コンサルは6つのタイプに大別されます。それぞれの仕事内容や、代表的なコンサルティングファームを把握しましょう。

戦略コンサル

企業の経営層から事業計画などに関する相談を受け、経営戦略を練り、提案するのが、戦略コンサルの仕事です。所謂上流工程などを担当し、提案するところまでが仕事です。コンサルの中でも広く浅く様々な業界に提案することで力をつけたいと考えている学生はこちらの戦略コンサルが向いていると言えるでしょう。
戦略コンサルを行うコンサルティングファームとしては、マッキンゼーやボストンコンサルティンググループ、ドリームインキュベータなどが有名です。

総合コンサル

経営コンサルともいわれる総合コンサルは、企業が抱える問題を全体的に把握し、必要な解決策を提案、実装、運用などを行います。戦略からITなどの実装の部分も担当することが多く、実装部分である下流部分までを担当している分野です。多くのコンサルタントは各産業を担当するケースが多いです。
コンサルティングファームの中でも、野村総合研究所やアクセンチュアが総合コンサルを得意としています。

ITコンサル

企業の課題にIT技術を用いて解決を試みることが、IT系コンサルの仕事です。最適な解決策を提案するために、IT関連の知識はもちろん、業務内容への深い理解も求められます。業務系のパッケージソフトを採用して、業務改善を図るアプリケーションコンサルもIT系コンサルの一種です。
IT系コンサルとしては、IBMやオラクルが広く知られています。

人材コンサル

人材系コンサルは、クライアントの企業に必要な人材や人事制度を導入することで、社員のモチベーションを高めるなどして企業力を上げることに貢献する仕事です。転職希望者と採用側の間に立って採用の斡旋を行う機会も多く、仕事内容は多岐にわたります。
マーサージャパンやリンクアンドモチベーションは日本でも有名なコンサルティングファームです。

財務コンサル

企業の財務状況を把握・分析し、M&Aや財務に関する課題を解決していくのが財務系コンサルの仕事です。M&A支援では、買収ターゲットの選定から企業価値算定、交渉まで、ほぼすべての過程をサポートします。具体的には資金繰りをはじめとする資金計画や節税対策の立案も財務系コンサルの仕事です。
財務系コンサルでは、PwCアドバイザリーやアドバンスト・ビジネス・ダイレクションズが有名です。

シンクタンク

ここまでに紹介してきたコンサルは、基本的に「企業・官公庁の課題の解決」を目的としていますが、シンクタンクの目的は「社会や経済の調査や分析・研究」にあります。母体となっている組織下で、その組織の問題解決を図る研究機関として機能していることが多く、経済調査や官公庁向けの調査、コンサルティングを分業して行うのが一般的です。
シンクタンクは、大和総研や三菱総研などの日系企業がほとんどで、外資系企業に比べると、安定して働けるでしょう。

どの分野のコンサルを目指せばいいのか?

コンサルの種類を理解したところで、どのような人がどの分野のコンサルを目指すべきかあらゆる角度から調べてみました。

解決したい課題から考える

例えば、人材不足や配属など人事に関する悩みを解決したいのであれば人材系コンサル、財務関連の解決を試みるのであれば財務系コンサルなど、解決すべき課題に合わせてコンサルを選んでみてはいかがでしょうか。 自分自身の長所や強みを活かして解決できる課題は何かを考えてみましょう。 営業活動や提案よりも研究や分析が得意な人は、コンサル会社よりもシンクタンクの方があっているのかもしれません。

誰の悩みを解決したいのか?

総合コンサルや財務系コンサルの多くは、経営者や管理職を対象に、課題の解決方法を提案します。それに対して、IT系や人材系コンサルでは、現場で働く従業員の視点から適切なアドバイスをする必要があります。

ソリューション別で考えるコンサル

コンサルの世界では、問題を解決することをソリューションと呼んでいます。 ソリューションの方法は非常に多く、コンサルの種類によっては用いるソリューションが大幅に変わります。 例えば、一般的にIT系コンサルはIT技術を駆使したソリューションを試みますし、人事系コンサルは、従業員に対して研修やワークショップを行うことで課題を解決します。

コンサルの種類別・志望動機例文集

ここからは、エントリーシートや履歴書に記入する各コンサルに合った志望動機を紹介します。コンサルは少々特殊な仕事ですが、志望動機は一般企業同様に、人間性や自己アピール、志望する企業の魅力、将来的に目指す姿の3点を押さえて構成しましょう。

戦略コンサルの志望動機

戦略コンサルタントを志望した最も大きな理由は多くの業種・企業について学ぶことができるためである。その中でも潜在的な課題に対するアプローチができるのが戦略コンサルタントと考えたため貴社を志望する。コンサル企業で長期インターンに携わった経験から潜在的な課題を見つけることにやりがいを実感した。潜在的な課題を見つけるために貴社では企業の中でも様々な要素を考慮し、課題を解決するという観点から潜在的な課題を見つける環境が最も整っていると思ったためである。

総合コンサルの志望動機例文

組織が抱える問題を解決し、サポートをする総合コンサルの仕事に大きな魅力を感じております。私は大学のサークル活動でリーダーを務め、グループを一体化させることの難しさや大切さを学びました。御社は、すべてのコンサル工程を一貫して行っていて、組織の課題を全体的に解決する姿勢に共感を覚えています。自分自身の経験を活かして、御社のコンサルに携わりたいと考えております。

人材系コンサルの志望動機例文

私は大学4年間の部活動の部長として部員ひとりひとりのモチベーションを管理することで全国入賞に導きました。モチベーションの向上と成績アップの相関性があり、それを自分の目で確認できたことが嬉しく、こういった課題を持っている企業のもとへ出向き業績が上がる場所を目の前で見たいと強く考えています。

シンクタンクの志望動機例文

私は大学で機械学習や人工知能などの研究を行っており、それを企業の事業にどのように組み込み、データを取り組んでいくかということについて非常に興味があります。そういった知識をより社会で活かし、コンサルタントとしてアドバイスすることで人材としての価値を提供したいと考えています。具体的には政府や地方公共団体とのやり取りが多い貴社で力を出すことを通して日本における人工知能の普及に努めたいと考えています。

財務系コンサルの志望動機例文

私は経営学部に在籍し、4年間経営・財務に関する知識を身に着けてきました。中でも、組織が抱える問題を分析し、最適なソリューションを提案するゼミのケーススタディには積極的に取り組みました。学生ながらも企業の経営判断を支え、経営者の方とともに仕事をすることで楽しさや成長を実感することができました。これからもこういった方々と共に仕事に関わりたいと思いこの業界を志望しました。

IT系コンサルの志望動機例文

私は学生生活の中で、ITコーディネーターと情報処理技術者の資格を取得し、IT関連の知識には多少なりとも自信を持っています。また、高校時代からの趣味であるプログラミングスキルをコンサルに活かして、業務の効率化を提案したいと考えております。御社は幅広い業種でIT系コンサルを手掛けていると知り、長い間関心を持っていました。さまざまな業種に携わりながらスキルアップを図り、ひいては御社の事業拡大に貢献したいと強く考えています。。

まとめ

コンサルは成果をシビアに求められる仕事ですが、その分達成感も大きく専門職としては大変魅力的です。企業によって得意とするコンサルの種類が大きく異なるため、よく比較して検討してみるといいでしょう。 コンサルは、論理的思考力を求められる仕事です。自分史を振り返り、得たものをどのように社会で活かしていくのかを考えると説得力のある志望動機を書けるでしょう。

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