OB訪問は、就職活動を行う学生にとって貴重な機会です。
企業で働く人から情報を聞き出せるため、メリットがたくさんあります。
ですが、会ったことのない社会人を相手に、連絡をとり、質問をするのは緊張しますよね。
社会人マナーが正しくできているか不安になります。
中でも「名刺が必要かどうか」については、誰しもが心配になるポイントの1つです。今回は「OB訪問で名刺を持っておくべきホントの理由！」をお話します。
名刺の必要性や、交換時のマナーまでお話するので、ぜひ不安を解消し実践してみてください。
OB訪問のメリットについて
そもそもOB訪問にはどのようなメリットがあるのでしょうか？
最も大きな点は「志望先の企業や業界への理解が深まる」ことです。
実際に会社で仕事している人に話が聞けるため「リアルな情報」を手に入れることができます。OB訪問を通じて企業研究や業界研究をより深めることが可能です。
さらに、OB訪問で得た情報を面接でアピールすることもできます。他の学生に比べて志望度が高いと評価されることもあるので、選考が有利にすすむ可能性もあるでしょう。
また、OB訪問を選考過程としている会社もあります。良い印象を持たれれば内定への距離がぐっと縮まることもあるので、OB訪問を行うメリットは多いです。
名刺は本当に必要なのか
社会人同士の場合、初対面では名刺を交換するのが一般的です。
では、OB訪問の際は、学生も名刺が必要なのでしょうか？
結論から言うと「持っていた方が良い」です。
必ずしも持っていなければいけないわけではありません。が、名刺持つことで得られる良いこともあります。それは「相手に顔と名前を覚えてもらえる可能性がある」ことです。もしOB訪問での印象がよかった場合、先輩社員から採用担当へ話を通してもらえるかもしれません。
ただし、これは名刺交換でのビジネスマナーが正しくできている場合に限ります。
ちゃんとしたマナーで行わないと、悪いイメージを持たれかねないので注意しましょう。
名刺交換時のマナー
相手に良い印象を与えるためにも、名刺交換時のマナーはしっかりと覚えることが大切です。
名刺は立場が下の人間から渡すのがマナーです。テーブルを通さず、両手でしっかりと持って差し出しましょう。
名刺を受けとる際は、相手の目をしっかりと見て、両手で受け取ります。その際「ありがとうございます」といったお礼の言葉を伝えるとベストです。必ず内容に目を通し、名刺入れにしまいましょう。
もらった名刺を机の左斜め前に置くこともありますが、OB訪問の場合はしまうことをおすすめします。場所がお店であることが多く、名刺が汚れてしまう可能性があるためです。相手の会社名や名前もすでに把握している場合は、机に置く必要はないので安心してください。名刺をしまう際は「頂戴いたします」と一言いうと良いでしょう。
おわりに
正しい方法で行えば、OB訪問で名刺を渡すのはとても効果的と言えます。きちんとビジネスマナーを身につけていることをアピールできますし、名前を覚えてもらうことも可能です。
マナーが細かく難しいため、そのぶん、しっかりと交換できれば周りの学生に差をつけることもできます。家族や友人など、身近な人で練習してからOB訪問に臨むと安心ですよ。
いまでは、大学で名刺をつくってもらえる場合もあります。また、インターネットで就活用の名刺を作成してくれるサービスもありますので、1度作ってみるといいかもしれません。
ぜひしっかりとした名刺交換のマナーを身につけ、OB訪問を有意義なものにしてください。
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