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企業研究

【リクルート】企業研究「リクルート志望学生なら一冊は読んでおきたい...!本6選」

18卒リクルート内定学生が読んでいた、リクルートを知るための本をご紹介いたします!リクルート志望学生ならば「一冊は読んでおきたい」ものです。

こんにちは!ビズリーチ・キャンパス編集部です。
本日は、リクルート志望学生なら一冊は読んでおきたい本をご紹介いたします!

2017年8月現在、時価総額3.2兆円と成長を続けているリクルート。 ここまで成長できているのには、理由があります。その理由を知ることによって、リクルートの魅力を再確認でき、リクルートがどのような人材を欲しているのかを理解できるでしょう。

リクルートの原点を知ろう

リクルートのDNA―起業家精神とは何か
(著)江副 浩正


概要
創業者の江副浩正氏が語る、リクルートはどのように創り上げられていったのか?
 └創業者江副氏が創り出した、リクルートの社風について
 └起業家としての江副氏のスタンス
 └江副氏の視点から語られる、リクルート創業の経緯から急成長時代

リクルート創業者の江副浩正氏による著書です。
現在にも受け継がれているリクルートの社風(=DNA)について、江副氏が赤裸々に語ります。当時掲げていた「社員皆経営者主義(リクルート内にスモールサイズの会社を設立し、起業家集団をつくる)」「健全な赤字事業を持つ(見込みのない事業は即座に撤退する)」など、成長を求める人材には魅力的な会社づくりがなされていたことが理解できます。

また、江副氏の起業家としてのスタンスが理解できるでしょう。江副氏が参考にしていた起業家の言葉が紹介され、江副氏が考える「起業家として成功するための条件」、どのような想いでリクルート制度という会社を創っていったのかが書かれています。
リクルートの創業者なのだから、いわゆる「豪腕な」経営者をイメージしている方もいらっしゃるかもしれませんが、この本を読んでみると意外や意外に江副氏の「謙虚さ」が印象に残ります。

リクルート創業の経緯や如何にして急成長をしていったのか、人材輩出企業として名を馳せるような企業になったのか?といった現在のリクルートの基盤となっているようなことが語られています。

おすすめポイント
①現在のリクルートの基盤となっている、創業時の信念が理解できる
②起業家の一つのロールモデルとして参考にできる
③成功だけでなく、失敗についても赤裸々に語られている

「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」を始めとした、
リクルート創業時の信念を知れることで、現在のリクルートへの理解を早めることができます。なぜリクルートが人材輩出会社と呼ばれているのか、その本質を知ることができます。

また、起業家を目指している人ならば、一つのロールモデルとして江副氏はとても参考になるのではないでしょうか。常識に囚われずに、自由闊達で起業家精神溢れる社風を創り上げた、江副氏のリアルを知ることができます。

そして、ただ成功事例を淡々と紹介するのではなく、新規事業立ち上げでの失敗経験についても語られていて読み物としてもおもしろさを感じられます。

リクルートの社風知ろう

「どこでも通用する人」に変わるリクルートの口ぐせ
(著)リクルート卒業生有志


概要
リクルート社内で繰り広げられる「口ぐせ」から紐解いたリクルートの社風の紹介
 └リクルート1985年入社の卒業生有志による著書
 └すべてエピソード仕立てになっていて、社員目線のリアルな視点で語られている

1985年にリクルートに入社した、通称「R85」の仲間たちによって制作された著書です。
リクルートの企業文化を社内で頻繁に繰り広げられる「口ぐせ」から紐解いていっています。以前、ご紹介した「お前はどうしたいの?」もリクルートの口ぐせの一つです。
合計32個の口ぐせで構成され、その口ぐせとなるフレーズ一つひとつに、卒業生の実体験と共に解説されています。

おすすめポイント
①現在のリクルートの基盤となっている強烈な社風が知れる
②「どこでも通用する」ような優秀なビジネスマンの仕事への向き合い方が学べる
③すべて実際の社員の体験談なので、実感を伴って理解できる

リクルートが「人材輩出企業」と呼ばれている所以が理解できるような、強烈な企業文化を知ることができます。その口ぐせを知り、「リクルートってこういう会社なのか」と理解するだけに留まらず、「今の自分の行動にも適用できるのでは?」と積極的に取り入れようとすると、リクルートのことが知れて自身の学びにもなるという一石二鳥の一冊です。
すべて社員目線で、実話で描かれているので実感を伴いますし、何よりも読み進めやすいのが特徴です。

リクルートの「事業創造」を知ろう

リクルートの すごい構“創"力 アイデアを事業に仕上げる9メソッド
(著)杉田 浩章


概要
リクルートの事業創造のノウハウ
 └「0→1」事業の種を見極める方法
 └「1→10」事業の勝ち筋を見つける方法
 └「10→100」事業を爆発的に拡大していく方法

リクルートの事業創造のノウハウが詰まった一冊です。
世の中の「不(=課題)」を発見し、事業となり得るかどうかを見極める「0→1」フェーズ。
課題であれば何でも良いのではなく、収益面や自社の強みとの相性など「本当にリクルートがやるべきことなのか」というチェックが徹底的に行われています。

事業の勝ち筋を見つけ、事業の種を芽生えさせる「1→10」フェーズ。
事業として可能性を感じるものは、テストマーケティング(試しに市場に出してみること)をしてみます。そこでは、厳格な目標ラインが設けられていて、所定の時期に目標に達しなかった場合は、即撤退です。
目標はなんとか達成していても、「勝ち筋」が見つからなければ事業としては成功しません。
したがって、勝ち筋が見つからない事業も撤退を余儀なくされます。
リクルートは、事業撤退のラインが明確に設定されているため「ダラダラと事業を続けることなく」、スピード感を持って価値ある事業を生み出せているのでしょう。

爆発的な事業成長を狙う「10→100」フェーズ。
ある程度形になってきた事業を、爆発的に普及させます。そのために、真に価値ある行動のみを徹底して行なうように組織内で徹底をし、PDCAを素早く回し続けます。
顧客との接点を増やし続け、顧客のリアルな声を聞きながら、しつこく価値あるPDCAを回し続け、事業の勝ちパターンを型化していきます。

おすすめポイント
①リクルートの事業創造のノウハウが詰まっている
②リクルートでの新規事業立ち上げのイメージがつく
③リクルートが得意なビジネスモデルの理解ができる

この一冊を読めば、リクルートの事業創造ノウハウがわかってしまいます!
将来的に、「自分で事業を創る力を付けたい」という方なら一読をオススメします。
まずは、「リクルートで新規事業をしてみたい!」という方も新規事業を創り上げていくイメージが付くようになるので、面接やOB訪問の際に社員さんに質問をしやすくなるでしょう。
リクルートのビジネスモデルである「リボンモデル」について理解ができていると、リクルートの企業研究も捗ること間違いなしです。

難しい単語も少なく、非常に読みやすいのもオススメポイントです。

リクルートの「事業戦略」を知ろう

Hot Pepperミラクル・ストーリー―リクルート式「楽しい事業」のつくり方
(著)平尾 勇司


概要
リクルートの一事業『ホットペッパー』の成功ストーリー
 └『ホットペッパー』はビジネスモデルとして優れているポイント
 └『ホットペッパー』が成長していくための仕組みづくりの数々

現在は株式会社リクルートライフスタイルが保有しているメディア『ホットペッパー』。その立ち上げ当時に事業部長を務めていた、平尾勇司氏による著書です。
ホットペッパーが急成長するまでの紆余曲折が描かれています。

今や、誰もが目にしたことがあるホットペッパーですが、当初(ホットペッパーの前身である『サンロクマル(360°)』という雑誌の時代)は黒字の目処が全く立たないお荷物事業だったのです。
『サンロクマル(360°)』の事業コンセプトを再定義し、『ホットペッパー』としての再スタートを切りました。そしてその4年後には、なんと売上300億円、営業利益100億円の高収益事業となっていたのです。
事業戦略の鮮やかさはもちろんのこと、戦略を実行まで落とし込む「仕組化」についても多く語られています。

おすすめポイント
①一大事業を創り上げた人間の熱量を感じられる
②社会人になっても参考になるような、鮮やかな事業戦略を知れる
③戦略を実現するまでの泥臭さを知れる

事業とは、素晴らしい戦略だけでは成功しません。戦略を実現するための圧倒的な熱量が大事なのです。この本は、著者である平尾氏の、事業に対する圧倒的なパッションを感じられ、「事業を成功させられる社会人」のロールモデルを知れるでしょう。

ホットペッパーの事業戦略は、有名なビジネスパーソンも唸るほど素晴らしいものだと言われています。学生の内から、レベルの高い知識に触れることは選考にも有利な知識となるかもしれません。

そして、戦略を徹底的に実行していく泥臭さが描かれています。時には、営業社員とぶつかることもありながら、良い事例を「仕組化」していくプロセスは、「働く」ことはただの作業ではないということを理解させてくれます。

こちらの本も総じて、リクルートの事業創造力の高さを思い知らせてくれる一冊です。

リクルートの「営業」を知ろう

リクルートのトップ営業が後輩に伝えていること ―一人前の営業になる6つの習慣
(著)的場 正人


概要
リクルートのトップ営業ノウハウを6つの習慣に分けて解説
 └お客様に価値を提供するということ
 └営業としてのセルフマネジメント
 
リクルートと言えば「営業力」。そう聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
今のリクルートは、「テクノロジー」と「グローバル」を成長戦略に掲げていて、IT企業への転身を進めていますが、「営業力」は顕在です。

その営業力について、株式会社リクルートマネジメントソリューションズ(社外に対して、営業社員向けの研修も提供しているグループ会社)の的場正人氏が書き上げたのがこの本です。
的場氏自身、4年連続で全社の営業MVPを獲得し、営業マネージャーとしても最優秀を獲得しているプロフェッショナルです。

そんな著者が語る、営業としての「お客様との向き合い方」から「営業ができる本質的な課題解決」について語り、モチベーションを高く保つための「セルフマネジメント」についても詳しく書かれています。

おすすめポイント
①「リクルートの営業とは」が知れる
②営業だけに留まらない、お客様への価値提供の本質を知れる
③モチベーション高く働くためのセルフマネジメントについて知れる

リクルートの営業は、単なるモノ売りではなく、お客様が抱える課題を解決することです。
その「リクルートの営業とは」を明確に理解できる一冊でしょう。

また、「お客様に対して価値を生み出す」という営業だけでなく、どこに行っても活躍することができる仕事への向き合い方が知れます。

初めての営業は、上手くいかないことの方が多いでしょう。
しかし、そのような時でも、「環境に他責をしない」「わくわくするようなPDCAの回し方」といったセルフマネジメントの方法についても解説されているので、スキルとマインドの両面をカバーした一冊を言えるでしょう。

リクルートの今とこれからが知れる

リクルート 挑戦する遺伝子
(編集)日本経済新聞社


概要
今のリクルートの全貌を明らかにした一冊
 └リクルートとは何をしている会社なのか
 └リクルートの組織風土
 └リクルートのIT動向
 └リクルートのグローバル展開

日本経済新聞出版社の徹底取材により生まれた一冊です。
売上高1兆2000億円、グループ従業員3万人と巨大企業となったリクルート。
本記事で紹介した、江副氏の著書「リクルートのDNA―起業家精神とは何か」の最新版にアップデートしたイメージの内容です。
今のリクルートの社風や事業内容について、過去の背景を踏まえて理解できます。
そして、成長戦略としてあげられている「テクノロジー」と「グローバル」について具体的に語られています。

リクルートの今がとことん取材されている一冊です。

おすすめポイント
①日本経済新聞の取材力ゆえの説得力
②今のリクルートについて客観的な目線での解説
③リクルートの成長戦略について詳しくなれる

日本経済新聞の記者の取材によりできあがった一冊です。
やはり、日経新聞の綿密な取材とストックしてある情報量からか、とても説得力のある内容になっています。

そして、リクルートの関係者が書いた本ではないので、客観的にリクルートを解説してくれています。リクルートの凄さを滔々と語っているのではなく「ネットビジネスで後れを取ってしまった」という批評的な内容も含まれています。

リクルートの成長戦略である「テクノロジー」と「グローバル」。このことについて、具体的に理解できている学生はかなり少数でしょう。「テクノロジー」「グローバルの」の両軸で具体的に何が変わっているのかを理解しておくことで、「リクルートで今後何ができるようになるのか」と、自分と企業の未来を照らし合わせることができます。

おわりに

今回は、リクルート志望学生ならぜひとも読んでほしい本をご紹介いたしました!
リクルートのことを知れるのはもちろんのこと、就活生にとって教養となるような内容もたくさん含まれている本ばかりです。ぜひ読んでみてくださいね。

また、ビズリーチ・キャンパスには、リクルートグループに在籍されているOBOGの方が多数在籍されています。本の内容を元に、社員さんに質問していけば、リクルートについてより詳しくなれるでしょう。ぜひ、ビズリーチ・キャンパスを使ってOB訪問をしてみましょう!

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