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企業研究

農林中央金庫のダイバーシティな働き方

これから就活を始める学生たちに向けて、ビズリーチキャンパス特別セミナー『農林中央金庫のダイバーシティな働き方』が開催されました。 「ワークライフインテグレーション※」をテーマに、本店や支店で「総合職」として勤務する育休取得経験のある男性・女性職員が登壇。農林中央金庫での働き方やライフイベントをどのように両立させているかなどをはじめ、農林中央金庫ならではのやりがいやキャリアプランなど、現役職員たちが本音で語ります。 当記事では、当日のイベントコンテンツの中でも、現役職員たちのパネルトークを中心にご紹介します。 金融・銀行業界を志す学生はもちろん、目指すべき業界を模索中の学生にとっても必見のトークセッションとなりました。 ※ワークライフインテグレーション:仕事と私生活を別のものではなく統合的に捉えて両軸の充実を求める考え方

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【農林中央金庫の関連記事はこちら】
▶「農林中央金庫トークセッション ~ダイバーシティ推進とキャリア・働き方について~」
 https://br-campus.jp/articles/report/1080
 (関連記事リンク)
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●農林中央金庫とは
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農林中央金庫は、「金融業務を通じて農林水産業の発展に貢献する」という公共性の高い使命を持つ、唯一無二の民間金融機関です。

2023年に創立100年目を迎え、資産規模はメガバンクとほぼ同様ながら従業員数は1/10ほどの少数精鋭による企業運営を実現しています。

●銀行業界における農林中央金庫の立ち位置とは
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JAバンク・JFマリンバンク・JForestグループの全国機関として、また、農林水産業のメインバンクとして、日本の第一次産業、ひいては日本の食とくらしを支えています。

日本の第一次産業のための金融機関・銀行及びJA(農業協同組合)グループの一員として、
信用部門を担当しているほか、「農林中央金庫法」という独自の法律に則った事業運営を行っています。

●パネルトーク
農林中央金庫のダイバーシティな働き方
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【登壇者プロフィール】
■中井緑(2009年入庫)
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2009年入庫、15年目の職員。市場業務マネジメント部、営業企画部、リスク評価部などの配属を経て2017年に産休・育休を取得。時短勤務の活用のほか、2020年には2度目の産休・育休を取得し、2児の母として現在はリスク統括部で活躍している。

■濱田雄樹(2012年入庫)
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2012年入庫、12年目の職員。資金証券管理部で市場部門の事務を担当した後にトレーニー制度でロンドン支店へ。その後、資金為替部や市場運用部などを経て、2022年に10か月間の育休を取得。
3児の父として、現在は市場運用部で活躍している。

■田内杏奈(2014年入庫)
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2014年入庫、10年目の職員。本店営業部で金融事務を担当後、営業第三部で法人融資に従事。
その後、IT総括部や千葉支店のシステム企画などを担当し、
2022年に産休・育休を取得。現在では千葉支店でシステム業務を担当している。

【パネルトーク】
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司会者:
本日のテーマでもある「ダイバーシティな働き方」を軸に、農林中央金庫ならではの働きがいや今後のキャリアなどについてお聞きしていきましょう。

【トークテーマ①現場職員が捉える農林中央金庫のダイバーシティ】

司会者:
まずは「農林中央金庫のダイバーシティの実現」についてお聞きします。現場職員の皆様が感じていることについて教えてください。

田内(2014年入庫):
私が入庫した10年前と比べても、非常に意識が高まってきたという実感がありますね。昔も理解はあったのですが、フレックス・在宅勤務・時間休などの制度面が追い付いていなかったのかなと。そもそも金融機関で在宅勤務するという発想もありませんでした。
以前は男性で育休を取得する方は稀でしたが、今では普通の流れになっています。また、親御さんの介護をしながら働く方もいて、時間の融通も利くし周囲の理解もあるし、全体的に多様性に長けた空気感だなと感じています。現在私は第二児を妊娠中なのですが、一人目のときに復職して働いてみて「この企業でなら二人目も…!」と思うことができました。とても働きやすい職場だと思っています。

中井(2009年入庫):
私が1回目の産育休を取得した2017年当時は、フレックス・在宅勤務・時間休などの制度はまだなかったので、子供の発熱などにより通常勤務ができない場合は早退・遅刻・半休という扱いになっていました。2020年に2回目の産育休を取得した頃に、ちょうど在宅勤務ができるようになり、ありがたかったことを覚えています。産休直前は在宅勤務を多めにするなど、体調に合わせて勤務形態の調整ができたため、「たった3年でも結構変わるんだな」と。徐々に制度が拡充していっていることは感じました。男性職員の育休取得も実績が増えていますし、周囲の雰囲気的にも言い出しにくいということは全くないですね。職員それぞれの事情に配慮してくれるようになっているので、働きやすさは日々向上していると思います。

濱田(2012年入庫):
私は2022年に10ヵ月間の育休を取得しましたが、私が育休を取得した当時は、ここまで長期間取得する男性は珍しかったですね。最初は一か月くらいを想定していたのですが、産まれてくる子供が双子だったんです。そのこともあり上司や周囲のメンバーに相談したら、「大変だからもっと長い期間取得したら?」と勧められました。それで思い切って長期間の育休取得に踏み切ったんです。復帰の折には不安もありましたが、部署全体がフォローしてくれたおかげで無事に復帰できました。元々いた部署で業務内容も変わらず、むしろ担当範囲が増えたくらいです。その後も長期で育休取得する男性職員も増えていて、どんどん時代は変わっていってるなと感じますね。育休は男性も学ぶことがとても多いので、検討されている方にはぜひ取得してほしいと思っています。

司会者:
実際に産育休を取得してみてから現状に至るまで、キャリアだったり周囲の反応だったり、皆様どんなことを感じましたか?

濱田(2012年入庫):
子育てと仕事の両立には、子供のイレギュラー対応の想定が必要になるので、効率的に働くことの重要さを再認識しました。育休を取得したことで効率化やタイムマネジメントのスキルも上がったと思うので、仕事に活かせる気付きも多かったです。今の部署では男性長期育休の一人目が私なのですが、自分が実績を作ることで後輩たちも長期育休を取得するようになり、背中を見せることができたのは嬉しいですね。

中井(2009年入庫):
出産を機に仕事のやり方を変えようと思い、周囲とのコミュニケーションをより意識するようになりました。業務のマニュアル化をはじめ、自分の仕事状況を常に見える化するなど、自分一人で完結させずチームで仕事をする意識が高まったと思います。周りのメンバーからも本当にご配慮いただいていて、「子育てしながら働く」女性のロールモデルになることで恩を返していきたいなと。

田内(2014年入庫):
子供のイレギュラーに備え、仕事を可能な限り前倒しで進めるクセが付きました。仕事への向き合い方やキャリア観的な部分については、出産前後で特に変化はありません。今までやりたかったことをこの先もできるだろうと感じていますね。今の農林中央金庫の環境であれば、出産がキャリアに影響することはあまりないと私は思っています。

【トークテーマ②農林中央金庫での働きがい】

司会者:
皆様が思う、農林中央金庫ならではの働きがいについて教えてください。

中井(2009年入庫):
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現在の業務が信用リスク管理なので、農林中央金庫全体の信用ポートフォリオを見ることができるんですね。経営層にそのような数字をどう見せていくのか考えるのが、大きなやりがいです。元々「理系出身の強みが活かせる」とリスク管理に興味があって今の部署に所属したのですが、それは今でも変わっていません。市場業務マネジメント部に営業企画部と、一見すると現在業務に関係のない部署も経験しましたが、実は全ての経験を横串的に活かすこともできるし、築いてきた人脈などのつながりもあります。自分の経験がどんどんスケールしていくのは、農林中央金庫ならではの大きな働きがいだと思います。

濱田(2012年入庫):
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私は市場部門の在籍が長いのですが、債券や株式の運用はあまり目に見える形に残るものではないかもしれません。しかし、自分が仕事をして生み出された収支が、会員への還元を通じて日本の農林水産業を間接的に支えているという想いを持てることが農林中央金庫の市場部門の働きがいだと思います。農林中央金庫には専門性を養っていこうという文化もあり、私は入庫から市場部門を中心に専門性を伸ばす仕事をやらせてもらっていますので、今後もこの領域でもう一段深めた専門性を磨いていきたいと思っています。

田内(2014年入庫):
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若手のうちから規模の大きい案件を担当できることでしょうか。なんせ大手金融機関さんの1/10ほどの人員で同じ規模感の仕事をしていますので、おのずと携わる仕事の規模もそれなりになるっていう。私はこの3人の中では比較的多くのビジネス領域を経験していますが、異動に関しては自分で希望を出して通していただいています。それぞれの部署では業務が違うので、やりがいやお客様も違い、全てそれなりの規模感の仕事に携わることができています。若手のうちから規模感の大きな仕事ができるのは、少数精鋭の農林中央金庫ならではの魅力ですね。

司会者:
仕事を進める上で必要な知識やスキルはどのように身に付けて行きましたか?

田内(2014年入庫):
営業部からIT総括部に異動したときは、システム知識皆無での異動だったので全く素養もなく、本当にゼロベースでのスタートでした。なので、最初の1年くらいは今何をやっているのか、メールで何を言われているのかも分からなかったです(笑)。ただ、そんな中でも業務を通じて周囲の方から手厚いサポートをしていただいて、ようやく理解できるようになっていったという状況ですね。

濱田(2012年入庫):
私は元々、金融市場や運用についての知識が全くない状態で入庫したので、入庫してから業務を通じてOJTで学んでいきました。なので、学生時代に経済学部や金融ゼミに入っていたりする必要はないと思います。入庫してから先輩や上司がしっかりサポートしてくれる環境が整っています。

中井(2009年入庫):
私の部署では、自分で勉強して知識やスキルを身に付けていく方が多かった印象です。私自身、学生時代は物理を学んでいたので、リスク管理は全く関係ない領域でした。そのため、必要な資格を勉強したり、会社の助成制度を活用して通信講座を受けたり、自身で興味ある分野を学んでいきました。一律の研修パッケージが用意されているというよりは、それぞれが業務に必要だったり興味があったりすることを自分で勉強していくイメージです。勉強熱心な方が多いというのも農林中央金庫の特徴かもしれないですね。

司会者:
業務を通じたOJTから自身の学習と、様々な方法で必要な知識や経験を身に付けられたと。ちなみに「農林中央金庫にはどんな人が多いですか?」を一言で言うと皆様はどう思いますか?

濱田(2012年入庫):
温厚で真面目な方が多いですね。コツコツ真摯に仕事に取り込まれる、協調性の高い方が多いと思います。

中井(2009年入庫):
優しい方ですかね。仕事ができる方ももちろん多いですが、お互い尊重し合って物事を進められる方がたくさんいらっしゃいますね。

田内(2014年入庫):
“大人の対応”ができる方が多いですね。必要な場面で議論はありつつも、感情論ではなくて建設的に合理的に物事を考えられる方が多いと思います。

【トークテーマ③今後の展望やキャリアプラン】
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司会者:
皆様それぞれが、多様性への理解溢れる現場で農林中央金庫ならではの働きがいを感じつつ毎日を過ごされてらっしゃるのですね。そのような現状も踏まえ、今後の展望やキャリアプランなどはいかがでしょうか?

田内(2014年入庫):
自分がどんなキャリアを歩んでいくかは、正直迷っているところもあります。今やっているシステムも面白いですが、中井さんと濱田さんのお二人がやられているお仕事も面白そうで興味があります。この10年間で多くの方のお世話になり、仕事のやり方や考え方について学ばせていただく機会に恵まれました。自分が学べて良かったと思うたくさんのことを、今後は私自身が後輩たちにもしっかり伝承していけるようになっていけたらと思っています。

濱田(2012年入庫):
今後のキャリアについては、まさに今悩んでいるところです。農林中央金庫には幅広い仕事があり、手をあげればそこに挑戦させてもらえる文化があるので幅広い視野を持っていたいと思っていいます。ただ、当分は今自分が任されている市場部門で頑張っていきたいですね。今まで勉強させてもらったという感謝の気持ちがあるので、今後は様々な面で周囲に還元していけるように働いていきたいです。

中井(2009年入庫):
JA系統信用事業の都道府県段階の連合会組織である「JA系統」のリスク管理に携わりたいと思っています。今まで市場リスク・流動性リスク・オペリスクと様々なリスク管理業務に携わってきて、現在は信用リスク管理の業務に従事しているので、これまでの経験を活かしゆくゆくは系統組織のリスク管理にも携わりたいですね。これまで悩んできた際には先輩方に相談に乗ってもらい、「こういうことをやりたいのですがどのような部署が良いでしょうか?」ということをお話させていただいたり、情報収集したりしてきました。農林中央金庫にはそのように気軽に相談に乗ってくださる方々が多くいます。

司会者:
ありがとうございます。それでは最後に、就活中の学生さんたちへのメッセージをお願いいたします。

田内(2014年入庫):
本日はイベントご視聴下さりありがとうございました。将来、このイベントを見てくださった方と一緒に働けることを楽しみにしています。就職活動頑張ってください!

濱田(2012年入庫):
就職活動は長いですが、終わってみれば「あっという間だった」と振り返れるときが来ると思います。体調に気を付けて、頑張ってください!

中井(2009年入庫):
就職活動は人生を左右する大きな起点だと思うので、しっかりとご自身の軸を持って頑張ってください。今日はありがとうございました!

司会者:
皆様ありがとうございました!


取材・記事:島名(Webライター)