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選考対策

外資系企業の就活スケジュールは?23卒内定者が時期別にやるべきことを徹底解説

「外資系の企業に興味があるけど何をしたらいいかわからない」「外資系の企業と日系企業って何が違うんだろう?」などと思っている方はいませんか?今回はそんな就活生に向けて、23卒内定者が外資系企業の魅力や時期別にやることについて解説していきます!

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外資系企業とは?就活生が知っておくべき特徴

まずは、外資系企業の特徴や日系企業との違い、向いている人の特徴などについて解説していきます。

外資系企業とは?

外資系企業とは、日本に進出した海外の企業のことで、外国の投資家や法人が投資した外国資本により成り立っています。 具体的な比率などは決まっていませんが、経済産業省の「外資系企業動向調査」では対象となる企業は「外国資本比率が3分の1以上」としています。しかし実際には外資系企業の明確な定義は定められておらず様々な意見があるので、資本比率や本社の所在地などを調べてご自身で判断されるのがおすすめです。

外資系企業と日系企業の違い

外資系企業と日系企業の違いについては色々な意見がありますが、今回は日系企業と外資企業どちらも選考を受けていた筆者から見た違いについてお伝えします。外資系企業と日系企業の違いは①カルチャー②キャリア③給与の3点です。

①のカルチャーについてですが、「成果主義」「フラットな上下関係」などがあげられます。前者に関して、日系企業の場合、上司や同僚からの意見など定性的な指標により評価されることが多くありますが、外資系の企業の場合は目標数値の達成率など、定量的な指標により評価される傾向があります。後者に関して、日系企業では年功序列など「勤めた年数が長くなれば職位があがる」という傾向がありますが、外資系企業では勤めた年数は関係なく、成果を出したかどうかで評価され職位も上下します。

次に②のキャリアについてですが、外資系企業の特徴として「職種別採用」や「転職は当たり前」などがあげられます。まず職種別採用について、新卒就活で基本的に日系企業は「総合職採用」、外資系企業は「職種別採用」で採用活動がおこなわれています。総合職採用では自身が営業になるのか、バックオフィスになるのか、コンサルになるのかなど決まっていない状態で採用されますが、職種別採用では職種が決まっている状態での採用になるので配属などを気にする必要がなく、キャリアが明確な状態で入社することができます。

次に③の給与ですが、基本的には外資系企業の方が高い傾向があります。とはいえ、会社や職種によって違うので、ご自身で調べることをおすすめします。

最後に④のグローバルさについてですが、やはり外資系なので日系企業と比べて英語の資料や英語を使う頻度が高くなる可能性があります。

外資系企業で就活生から人気な業界は?業務やキャリアについて解説!

外資系企業とひとくちに言っても色々な企業がありますよね。この章では、就活生から人気な外資系の企業について解説していきます。

就活生から人気な企業①外資系コンサルティングファーム

外資コンサルの仕事は、クライアント企業の経営課題を特定し解決に導くことです。クライアントとなるのは大手企業や政府機関等多岐にわたり、その中でも経営陣や幹部を相手にするため若手のうちから相当な実力が求められます。外資系コンサルと言っても様々な種類がありますが、特に人気なファームは以下の2つに大別されます。①戦略コンサルティングファーム②総合コンサルティングファーム。

まず、①の戦略コンサルティングファームは大手企業の戦略立案・新規事業立案等CXO案件のプロジェクトが基本です。

次に、②の総合コンサルティングファームは戦略から業務改善・IT等幅広く一気通貫したプロジェクトを行います。

外資系コンサルの主なキャリアパスとしては「パートナー・プリンシパルを目指す」「事業会社の戦略ポジションへの転職」「ファンドへの転職」「企業・独立」等様々です。

就活生から人気な企業②外資系投資銀行

外資系投資銀行には主に4つの職種、「IBD部門(投資銀行部門)」「マーケット部門」「リサーチ部門」「アセットマネジメント部門」があり、それぞれ業務内容も異なります。

就活生に特に人気なIBD部門では「企業の株式・債権発行による資金調達支援」「M&Aアドバイザリー」を行います。クライアントに提案を行う際には膨大な資料を作成する必要があるため、若手のうちは特にハードワークとなる傾向にあります。ただ、その分新卒1年目から年収約1,000万円程の高給を手にすることができます。

外資系投資銀行の主なキャリアパスとしては、「ファンドへの転職」「事業会社のCFO等への転職」「起業」等財務回りで様々となっています。

就活生から人気な企業③外資系企業のマーケティング職

外資系企業のマーケティング職の仕事内容は「消費者ニーズを分析するための市場調査」「ニーズを踏まえた上での商品企画」「商品を効率的に売るための販売促進」等多岐にわたります。どの会社も採用人数が15-30名と非常に少ない一方で人気であるため、かなり競争が激しくなっています。

また3章にて詳しく解説しますが、外資マーケでは各社WEBテストが独自のものを採用しており、頭の柔らかさが問われます。

就活生から人気な企業④外資系IT企業

外資系IT企業の業務内容は、「ソフトウェア・ハードウェアの開発」「WEBサービスの開発」「それらの営業」等非常に多岐にわたります。基本的に中途採用が中心であるため、新卒での採用はかなり狭き門となっています。採用は職種別で行っており、営業職・技術職が大半となっています。

外資系企業の就活スケジュールは?時期別選考対策も解説

外資就活の選考は非常に早く、以下の通り大学3年(大学院1年)の春から開始し、遅くともその1年後には終了します。つまり、大学生活を1年残した状態で内定先を保有していることになります。


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※外資系IT企業は企業ごとに選考フローが大きく異なるので各社採用ページを確認推奨
このように、外資系企業では早期から選考が進んでいくため、それに伴った対策に関しても早期から活発化します。次章では、各業界で特に重要な選考に対する対策方法について詳しく解説します。

外資系コンサルティングファームの時期別就活対策

外資系コンサルティングファームで特に重要である「ケース面接」について以下で詳しく解説します。外資コンサルのケース面接では主に「フェルミ推定」「ケース」の2つで構成されます。

まず、フェルミ推定とは「マクドナルドの年間売上はいくらか?」「日本に存在する電柱の数はいくつか?」のように一見肌間ではわからない数値を知識とロジックをもとに肌間でわかる程度まで落とし込んで行う推定のことです。次に、ケース面接とは「マクドナルドの売上を向上させる施策を考えよ」「交通事故を「減らすためにはどうすればよいか?」のようなお題に対し、知識とロジカルシンキングを駆使して打ち手を提案する面接形式のことです。フェルミ推定・ケース面接ともに、高いレベルの論理的思考力が必要となります。内定までに行うべきおすすめの対策は以下の通りです。

1.フェルミ推定・ケース面接に関する書籍を読む
2.ケース面接のセミナー等に参加し思考法をインプットする
3.コンサル就活仲間やメンターとケースの壁打ちを行う
4.壁打ちで発見した気づきを抽象化してストックする

まずは書籍を読んだり、我々ビズリーチキャンパスアンバサダーも行っているセミナー等に参加してケース面接に関するインプットを行いましょう。インプットが一定完了したら、自身で考え、人と議論をすることで面接練習を行っていきましょう。ただ、問題を解いてそのままにしていても思考力は向上しないため、解いた後は「なぜそのような思考に至ったのか?」等を考える中で抽象化してストックしておきましょう。

外資系投資銀行の時期別就活対策

外資系投資銀行では、何度も行われる「面接」が非常に重要となってきますが、その中で特に「明確な志望理由」「深い業務理解」「英語力」の3点が重要となります。

まず、「外資系投資銀行で何をしたいのか?」に関してはかなり深く聞かれるため、その理由に対して原体験を用いて論理的に説明しなければなりません。次に、面接内では「気になるM&A・資金調達は何か?」など、投資銀行の業務への理解も問われるため事前の準備が必要となってきます。最後に、外資系投資銀行ではどのハウスでも英語面接を課される場合が多いため、一定以上の英語力をつけておく必要があります。

外資系企業のマーケティング職の時期別就活対策

外資系企業のマーケティング職の選考では「独自のWEBテスト」「面接内で試されるマーケティングの知識、考え方」の2点が重要となってきます。

通常、新卒採用のWEBテストでは玉手箱やSPI等が用いられますが、外資系企業でマーケティング職の採用を行う各社ではほとんどが独自のWEBテストを設けています。独自のものであるため対策は難しいですが、記憶ゲームやパズルゲーム等のような変わった問題も出題されるため、頭を柔らかくするような問題を解いておくことで少しは対策となります。

また、大抵の会社では「マーケティングの知識は問わない」と言われるものの、実際の選考ではマーケティングに関する知識や基本的な考え方を身に着けていた方が有利である場合が多いです。そのため、基本的な考え方のインプット等は行ってから選考に望みましょう。

外資系IT企業の時期別就活対策

外資系IT企業では主に「職種への適性」「英語力」の2つが重要になってきます。まず、様々な選考において職種への適性がかなり見られています。

そのため、例えば営業職であれば「実際の営業のシチュエーションに対してどのように振る舞うか」等、その職種に対する質問に対して準備が必要です。また、外資系IT企業では一部の企業で英語が必須となっています。面接中にも英語での会話を求められる場合がとても多いので、志望する場合には勉強が必要です。

外資系企業を目指す就活生は英語が必須?必要な資格など

外資系企業、と聞くと「英語ができないとダメ」などと思っている人も多いのではないのでしょうか?もちろん、英語力があるに越したことはありませんが、なくても内定自体はもらうことができます。実際に筆者TOEIC未受験の状態で就職活動を行いましたが、外資系の企業から複数内定をいただくことができました。

とはいえ、実際の面接では英語で会話することを求められることもありました。ネイティブ並みに英語ができる必要はありませんが「挨拶程度しか英語が話せない。」「英語を話すことに抵抗がある」という方は少し勉強しておいてもいいかもしれません。

また、個人的な見解にはなりますが、業界単位でいうと外資系投資銀行と外資系IT企業、外資系企業のマーケティング職は選考内に英語面接が導入されている場合が多く、外資系コンサルティングファームは導入されていないか、あまり見ていない企業が多い傾向にあります。

自身の英語レベルや受ける企業にあわせて勉強をするのがおすすめです。

外資系企業の就活の時期別スケジュールを理解して計画的に就活を進めよう!

いかがでしたか?ビズリーチキャンパス学生アンバサダーは『「なれる」可能性を広げ「なりたい」姿につなげるパートナー』をビジョンとして掲げ、様々な業界のトップ内定者が就活生の皆さんのサポート活動を行っています。

【アンバサダーの主な内定先】外資戦略コンサル/外資総合コンサル/外資金融/外資メーカー/日系コンサル/日系金融/商社/ベンチャー/日系メーカー/不動産/IT

【主なサービス】①就活セミナー:トップ業界に内定した学生アンバサダー完全オリジナルのセミナーです。自己分析、面接対策、ケース対策など全20種類以上の講義をご用意しており、23卒では延べ1200人以上の方にご参加いただきました。

②個別面談:学生アンバサダーとの1on1面談が可能です。ES添削から模擬面接まで幅広く対応しており、中には何十回もリピートしてくださる就活生の方もいらっしゃいます。

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