今回も、23卒BCA生向けの講座を作成したアンバサダーに、講座内容や想いなどをインタビューしていきます!
このインタビューを通じてBCAの講座の魅力に迫ります。
BCAとは
2021年4月からビズリーチキャンパス・学生アンバサダーが運営する選抜コミュニティ
”BizReach Campus Academy”(以下、BCAと記載) です。
募集回数は年に数回を予定しております。
24卒の募集は1月13日より開始する予定で、主に戦略コンサルティングファーム志望者を募集します。
募集人数は未定です。
選考フローは書類→GD(複数回の可能性あり)→ケース(回数は未定)です。
高い倍率の選考を勝ち抜いた方のみ、ご参画頂けます。
23卒BCA生のジョブ参加実績~戦略コンサル編~
※2021/12月上旬時点
※戦略コンサル受験者26名中
累計ジョブ参加者数:53名
(うちMBB20名)
ジョブ参加先ファーム内訳:
BCG、Bain、A.T.カーニー、Strategy&、ADL、ローランド・ベルガー、アクセンチュア戦略部門、ZSアソシエイツ、IGPI、DI、EYパルテノン、アビームコンサルティング戦略部門
今回は講座を作成したAさんとTさんにお越しいただきました!
プロフィール
Aさん
慶応義塾大学 経済学部 4年生。
22卒として就活をし、外資戦略・総合コンサル、外資メーカー、ベンチャー等から内定を獲得。
Tさん
慶應義塾大学 経済学部 4年生。
22卒として就活をし、外資戦略・総合コンサル、日系総合コンサル、M&Aアドバイザリー、通信、ベンチャー等から内定。
M:質問者
AさんとTさん同じくアンバサダーとして活動している23卒内定者。
2期生から講座を担当予定。
また、過去にBCA生として本講座を受講している。
※以下敬称略
-まずはロジカルシンキング講座の内容を教えて下さい。
A: ロジカルシンキング講座では、仮説思考とクリティカルシンキングを学びます。
M: 仮説思考とクリティカルシンキングを同時に学ぶのですか?
A: はい、ロジカルシンキングとは、仮説をもとに組み立てたロジックを批判的に(クリティカルに)見ることの繰り返しだと思います。
だからこそ、同時に解説をしセットで習得していただくことを目指してます。
講座では、まず最初に仮説思考とクリティカルシンキングについてインプットを行います。
インプット後に個人ワークにて思考法を実践していただきます。そのうえで個人ワークと同様のお題で今度はグループワークを行います。
1度個人ワークで考えたお題でグループワークを行うことで、クリティカルシンキングの効果が体感できると思います。
自分の仮説があるからこそ他者の仮説が成立している前提を疑いやすくなると思います。
-この講座をなぜ作ろうと思ったのでしょうか?
A: ロジカルシンキングは、コンサル就活に限らず就活の成功確率を上げることにつながると思います。
巷ではあたかも「ロジカルシンキング」の講座は、コンサル就活のために提供されているように見えるかもしれないですが、
多業界の面接を通過するためにもロジカルシンキングは必要だと思います。
M: ロジカルシンキングができるに越したことはないのでしょうが、コンサル就活以外でもそんなに大事なんですか。
A: そうですね。ロジカルシンキングが身に着いているかは、結構ESや面接の通過率を左右すると思います。
学生面談やセミナーを通じて就活生の模擬面接等を行うと、伝えようとしている内容は素晴らしくても
自分が伝えたいことを面接官に伝えきれていないが故に、苦戦する方が少なくない印象です。
伝え方が理由で面接を通過できないのはもったいない。
そういう学生の力になれたらと思って作ったのがロジカルシンキング講座ですね。
M; なるほど....コンサルタントになりたい人だけのためのロジカルシンキング講座ではなく、全ての就活生に向けてのものだったのですね。
T: そこがBCAとして大切にしていることですね。
たしかに、コンサルティングファームから内定をもらうためだけにロジカルシンキングを学ぶこともできます。
しかし、せっかくロジカルシンキングを身に着けるのであれば、選考を突破するだけではなく仕事や学業など他のところでも活かすことを意識して習得してほしいです。
本などで紹介されているやり方やフレームワークを覚え、それをなぞることは誰でもできます。
沢山情報も出回ってますし、付け焼刃な対策で選考を通過することはできるのかもしれません。
しかし、コンサルタントとして価値を出していくには、目の前の問題に対して最適な切り口を自ら設定し、
一番解くべき本質的な課題を見つけ、それを解決することが大切になってくると思います。
おそらくケース面接ではそのようなポテンシャルがあるかどうか見られていると思います。
具体的には、目の前のお題に対して意味のある切り口で構造分解ができているかが重要だと考えています。
本質的な課題に対する仮説をもち、重要な論点にたどりつくよう構造化していく意識を持っていただきたいですね。
-そういった思いの中、どういうところを工夫されたのですか?
T: そうですね、選考を突破するためだけにロジカルシンキングを身に着けてほしくないからこそ、講座全体を通して選考対策の色が強くならないよう気を付けました。
例えば、コンサルティングファームの選考以外で仮説思考がのどのように活かされているのか、実際にお伝えしました。
また、ワークを通しても仮説の有無で論点がいかに変わってくるのか、などを体感いただけるようにしました。
A: コンサル就活以外でも役に立つようにロジカルシンキングを教えることができるのは、BCAの良さですよね。
BCAのメンター陣は多様な業界から内定している方が多く、選抜コミュニティの運営以外にも個人面談やセミナー運営を行っております。
面談の経験数の圧倒的な多さには自信があります。
数千人の学生との面談経験から、ロジカルシンキングのわかりやすい教え方はかなり試行錯誤しております。
また、多くの面談を通じて様々な業界の対策をサポートしてきたからこそ習得した、ロジカルシンキングの活かし方はどこにも負けないくらいお伝えできると思います!
-この講座を作成する上で苦労したポイントはありますか?
A:解説のオリジナリティの担保と、繰り返しになりますがコンサル就活だけのためのロジカルシンキングでないことを伝える点ですかね。
オリジナリティに関しては「ロジカルシンキング」を学ぶ講座や本等が沢山ある中で、BCAだからこそ提供できる価値をどう出すかという点に非常に苦労しました。
オリジナリティを出すためにも、メンター陣で世にある「ロジカルシンキング」の講座や本を研究し、自分なりに「ロジカルシンキング」とは何かを考えました。
「ロジカルシンキング」には一つの正解がないからこそ、考え方の方向性を明確にすることでオリジナリティを出しましたね。
-BCA生からの反応はどうでしたか?
A: そうですね〜。講座後「ロジカルシンキング」を意識しているんだな、というのは感じることができました。
具体的には、日々のメンタリングやその他のやり取りでメンター陣に「答え」を求めるのではなく、「仮説」をぶつけて対話をし、
自ら答えにたどり着こうとメンティー達が変わっていく姿勢を見れてよかったです。
選考という観点では、Day5に行ったジョブを想定した講座で、「ロジカルシンキング講座」が活かされているなと感じられる場面もいくつかあり嬉しかったですね。
T: コンサル就活以外でのロジカルシンキングの活かし方という点では、人物面接などでも効果が見られたようです。
面接の最後にどの企業でもある逆質問の時間で、仮説を持って質問するかどうかで質問を通した熱意の伝わり方はもちろん、質問から吸収できることも変わってくるのではないかと思います。
ロジカルシンキングを講座で学んですぐにできるようにはならないですが、
実際に使おうと意識することと、その上で改善を繰り返すことで、自然とできるようになるのではないかなと思います。
-では、最後に24卒就活生に向けて一言お願いします!
A; この時期に就活を始めること自体はとても有利になるのかなと思います。
早く始めているからこそ沢山対策し、考える時間があるというアドバンテージはあると思います。
その反面、パターン化してしまい思考の柔軟性を失うというデメリットもあると思うので、本質は何かを考える癖をなくさないようにしていただけたらと思います。
T: BCAでは「本質を捉える姿勢を身につけられるコンテンツを提供する」ということに関して、かなり自信があるので是非BCAに応募してみてください!
コンサル以外の日系大手企業とのコラボレーション企画なども行っていますので、コンサルへの志望度に関係なく是非門をたたいていただけたらと思います。
M: 私自身、就活を始めた頃にBCA生としてこの講座を受講しておりました。
一朝一夕には身につかないロジカルシンキングだからこそ、質問の仕方など就活以外での活かし方も教えていただき助かった覚えがあります。
メンターの皆さんとお話をするとき、選考の逆質問の時、学校の授業等で実践してみることを繰り返してロジカルシンキングを身につけられたのかなと思っています。
2期生の皆さんにロジカルシンキング講座をお届けするのを楽しみにしております。
-次回も別の講座作成者にインタビューします!お楽しみに!