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OB/OGが語る

―海外大先輩の就活体験記―トップソフトエンジニアを目指してアメリカで就活!

幼少期から海外で過ごし、アメリカトップリベラルアーツのタフツ大学へ進学した。 高校時代から興味があったコンピューターサイエンスを大学でも数学と共に専攻。就職はアメリカですることを決め、日本とは就職の勝手が違う中どう対策しGAFAに匹敵するIT大手の就職内定を獲得したのか。ソフトエンジニアのアメリカ就活あれこれを存分に語ってもらいました。

<プロフィール>
N.O 男性
タフツ大学卒業
インターン参加社数: 1-2
就職予定先: 外資大手IT企業 (アメリカ本社)

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いつから就職を視野に入れ始めましたか

コンピューターサイエンス(CS)を専攻していると周りはやはりソフトウェアエンジニアになる人が多かったので大学1年の後半から自然とエンジニアに興味が湧きました。ただ、アメリカの大学はほとんどが2年の春まで専攻を決めなくていいことから2年次に志望業界が決まっていなくても大丈夫だと思います。ただ、CS方面での就職を希望する場合は早めにわかっておいた方が必要な授業を効率よく取れるのでおすすめです。

そもそもアメリカで就職しようと思ったのはなぜですか

国で決めたと言うよりか、自分がなにがしたいかを考えた結果がアメリカでした。やはりソフトエンジニアをするにはアメリカが本場だったし、せっかくやるなら一番のところでやりたいという思いが強かったです。そして何より日本に帰れろうと思えば帰れることから、アメリカで思う存分アメリカで挑戦したかったからです。

なぜソフトエンジニアになりたかったのですか

コーディングの大きなテーマである問題解決は、チームで解決することが多く個人作業よりチーム戦が好きな自分には合っていると思いました。学校の課題では経験できなかった多くの人が喜ぶプロダクトを作りたいという思いもソフトエンジニアになることで叶えられると思いました。 一時期ビジネスと技術的なコーディングの中間管理職と悩みましたが、ソフトエンジニアからビジネスマネジメントへの転職の方がその逆より簡単にできるだろうと思いソフトエンジニアを選びました。なので今の夢はエンジニアの経歴をもつプロダクトマネジャーになることです。

就職以外の道は考えましたか?

CSは特定の学問的な興味がない限りマスターやPhDは必要ないと思っています。ソフトエンジニアの場合就職してからの方が学ぶことが多いので、CSの基礎を学部で学べば十分だと思いました。あとは経済的に自立したい思いが強かったです。

インターンの経験を教えてください

大学1年のときは東京でスタートアップのインターンをしました。2年のときは大学の研究所でアルバイトをして、ちゃんとしたインターンは3年生の時にしました。インターンをすることで自分が好きなこと嫌いなことが明確化するためやっておいた方がより納得いく就活ができると思います。僕の場合、2年の大学研究所でのアルバイトで大学院は行きたくないなと気づきました。3年次のインターンではリターンオファーが来ることもあります。

ソフトエンジニアの選考プロセスを教えてください

アメリカでは一般的にESの代わりにレジュメを提出します。その他にカバーレターを出すこともできます。僕の場合は大体数十社にレジュメを送り、その後の選考につながればオンラインテストや面接をします。ソフトエンジニアの場合はwebテストの代わりにコーディングのテストが課せられます。その出来によって後続の面接に呼ばるかが決まります。中にはテストを飛ばして直接一次面接に呼ばれることもあります。大体の場合は大学のキャリアイベントでリクルーターの方々に自分をアピールした後、レジュメを渡すことが多いです。

面接をゲットするための秘訣はありますか

アメリカでは一次面接にたどり着くよりも、レジュメ審査で通過する方が難しいので、就活の全ては大学でのキャリアイベントへ行っていかに自分を覚えてもらうかにかかっています。なので目立ちにくいオンラインでレジュメを提出するのはやむおえない場合のみです。リクルーターと話すチャンスがある時はなぜその会社で働きたいのか、なぜ自分がその会社で成功できるか自分を覚えてもらえるように話します。後日フォローアップのメールを送ることも大切です。採用するかどうかはリクルーターの仕事ではありませんが、面接のチャンスを与えるか与えないかはリクルーターにかかっているので就活する上でリクルーターとのコミュニケーションが一番大事だと言えます。

レジュメ対策はどうやりましたか

レジュメを会社に提出するまで大学1-3年の約3年間あります。なのでよりリッチなレジュメにするためには1年生の時からインターンやリサーチをして置いた方がいいです。特に課外活動は自分の興味を示すためにも大事になってきます。逆にCSの就職ではGPAは極端に低くない限りそこまで重要視はされません。レジュメを書くときは自分がどうプロジェクトに貢献できたかを数値化して表すとインパクトが大きいです。ただ、レジュメでは自分の話はあまり書かないのであくまでも実績をアピールする場として捉えた方がいいです。

面接の対策を教えてください

まずはエピソードをいくつか書き出し、自分の強調したいポイントと混ぜて話せるように練習しました。また、会社のカルチャーとも合わせて話をしなければいけないので会社のリサーチも大事になってきます。僕はyoutubeをうまく活用してリサーチしていました。面接は実践が大事なので学校の先輩と練習し、フィードバックをもらいました。

選考プロセスで何が一番見られていたと思いますか

一定以上のコーディングスキルはもちろんですが、問題を解く上でのコミュニケーションが一番見られていたと思います。一人でコーディングしていては必ずと言っていいほど落とされます。どういう思考で、どう問題解決するか、どれだけうまくコミュニケーションを取れるかがチームで働く上で大事な要素なので特に見られていると思います。その上で、会社に対する情熱と適性、人間性が見られます。

最後に今後アメリカで就活する学生にアドバイスあればお願いします

繰り返しになりますが、できるだけ早いうちから情報を得ておくためにも自分が就きたい職業がわかったらその分野での就活経験のある先輩に話を聞いたり、面接対策をしてもらうことが一番重要です。また、まだどの職に就くかわからない場合でも同じ専攻の先輩がどういったキャリアパスを歩んでいるかを聞くことで将来の選択肢が広がります。実際に応募する段階に来たら、オンラインのみではなくキャリアフェアに行ってリクルーターに話したり、フォローアップのメールをすることが大事になります。また、会社によりますが推薦や紹介状ももらっておくと若干のプラスになるかもしれません。総じてアメリカでの就活に言えるのはネットワーキングの大切さです。先輩、同じ大学の卒業生、リクルーター、教授などとコネクションを持っておくことで就活の結果が変わってくると思います。