こんにちは!ビズリーチキャンパス学生アンバサダーチームです。
今回は、私を含め、21卒内定者たち4人の動きから納得内定のためのポイントを掴んでいきましょう。図では先輩たちの時期ごとの気持ちの変化もわかるので、チェックです! 実際に最近まで就活をしていた先輩たちが良かったと感じたポイント、失敗したというポイントはきっと皆さんにも生きるのではないでしょうか。
SIer内定の筆者の動き
皆さんに就活を早く始めることを勧めておきながら、私自身が就活に本腰を入れたのは3年の秋からでした。サマーインターン時期以降から巻き返しした私の就活をご紹介します。
<やってよかった>
◆本1冊書けそうなレベルまでガクチカ等を練りあげた
→自信を持って自分のことを話すことができるようになった
◆OBOG訪問をたくさん
→訪問時に別のOBOGを紹介していただき、インターンに参加できずともたくさんの企業と接点を持てた
◆秋の本選考にエントリー
→面接の場数を踏む&実際の深堀されるポイントを知れる
<これは失敗>
◆春夏が中途半端すぎた
→ゼミも就活も本気になれず。やるべきことしっかり決めて動くべき
◆サマーインターン出しとくべきだった
→秋冬は募集企業も参加できる日程も限られているため、取捨選択大変
◆秋の本選考での失敗をなかなか次に生かせず
→選考受けっぱなしは意味なし。きちんと振り返りをすることが大切だった
◆就活に時間を割きすぎて学業をおろそかに
→卒業できなければ内定も意味をなさないので学業もきちんと取り組むべき
しっかりと自分から就職活動の機会を獲得しにいった姿勢が、スロースタートでも成功できた秘訣だったのではないかと思います。しかし、夏インターンからの早期選考ルートを逃がしたり、就活に時間を圧迫されすぎてしまったりと、ゆとりのない生活になっていたことも確かです。なので、皆さんには早めの時期からそのほかの活動と両立しながら就活を進めてほしいと思います。
外資コンサル内定者Tくんの動き
外資系コンサル内定者のTくんは、修士1年6月から研究の傍ら、就活を始めました。
年内に内定を獲得し、2月ごろに進路を確定した彼の就活とは。
<やってよかった>
◆こつこつ選考対策
→地道な努力が身を結びました
◆早期内定後のOB訪問
→納得感を持って内定先を進路に選ぶことができる
<ここは失敗>
◆コンサル志望にしてはスタートが遅かった
→戦略コンサルも見てみたかった
◆もっと広く業界をみたかった
→就活を終えた後に知る楽しそうな業界
外資系を志望する方はなるべく早めに動きだすこと、秋冬に余裕をに持って自分のキャリア観を固めて本当に行きたい企業を探してゆくのが良いでしょう。日系企業を志望している方でも、年内に内定を獲得していれば焦ることなく就活を進めることができます。実際にTくんも外資コンサルから内定獲得後にメーカー系企業も視野に入れていたそうです。選考時期が被らないために実は落ち着いて就活を進められるかもしれません。
最初は志望業界が幅広かったHさんの動き
日系大手企業を志望していたHさんは3年5月からと比較的早めに就活をスタートしていました。
4年の2月から内定を獲得し始め、焦ることなく本選考に挑むことができていました。
<やってよかった>
◆サマーインターンにたくさん応募してたくさん参加する
→2月以降の早期選考でゆとりを持ちながら本選考に挑めた
→IS参加によって志望業界の幅が広がった
◆OB訪問を活用
→インターンで得た所感と実際の業務内容を知り、ギャップを埋めた
<ここは失敗>
◆夏以降の燃え尽き
→サマーIS頑張りすぎて、疲れてしまった。バランスが大切。
こちらが日系企業を志望する学生の一番目指すべき動きといえるのではないでしょうか。
夏の間に様々な業界のインターンに参加し、深い業界分析と早期選考ルートを獲得してしまうことで秋以降の動きが周りと大きく差が開きます。ただ、インターンに参加することがゴールではないので気力のピークは温存しておきましょう。
日系大手志向から一転、人材ベンチャー内定者Hくんの動き
3年の4月からと4人の中で1番先に就活を始めていたHくん。当初は有名企業を目指していたものの、ベンチャーに魅力を感じて現在の内定先に心を決めました。
<やってよかった>
◆早期からの選考対策
→春からセミナー等でレベルアップし、後々ゆとりが生まれた
◆興味のない業界にもエントリー
→食わず嫌いしていただけで実はすごく面白い企業に出会えた
<これは失敗>
◆インターンエントリーしすぎ
→面接やGDの日程に追われ、本命企業のエントリー漏れや選考辞退をせざるを得ない時も
Hくんは当初の志望業界以外にも積極的に触れたことで現在の内定先であるベンチャー企業に出会うことができました。秋・冬まではたくさんの業界に触れ、自分が本当に働きたいと思える業界を見定めていきましょう。夏に出遅れた筆者は自分の知りうる中で一番行きたいと思える企業に内定を頂きましたが、知っている母数が少ないがために「もっと魅力的な企業があるのでは?」と後悔することがあります。皆さんはそのようににならないことを祈っています。
最後に
いかがだったでしょうか。今回は21卒内定者の肌で感じたリアルな動きをお伝えしました。
4人の実態を見ただけでも個性があるように、皆さんそれぞれにあった就活のスタイルがあるはずです。
ぜひ私たちの体験が皆さんの就活をスムーズにするヒントになればと思います。