エントリーシートは、就職活動において非常に重要です。履歴書とは異なり、自己PRや志望動機、趣味などを通じて、具体的にアピールする必要があるからです。多くの応募の中で目をとめてもらえるように自分らしさを表現できる内容を準備しておくと良いでしょう。
この記事では、エントリーシートの構成から書き方まで、事例を交えながら詳しく説明します。
エントリーシートとは
就活の際に志望企業に提出するエントリーシートは、選考の最初のステップとも言えます。エントリーシートの正しい知識を身につけて、就活を有利に進めましょう。
エントリーシートの役割・履歴書との違い
エントリーシートと履歴書の最大の違いは、エントリーシートがあくまでも選考のための書類であるのに対し、履歴書が、氏名や生年月日、住所、学歴などの項目が、採用後も人事データとして使われる公的な書類である点です。
記入する内容は、それぞれ以下のとおりです。
・エントリーシート
志望動機や自己PR、学生時代の活動
・履歴書
学業や職業といった経歴。氏名などのデータやスキル、人柄など
人事が見る評価のポイント
人事がエントリーシートを評価するポイントは、就職意欲の高さや学生時代に何を経験したか、基本的なマナーが守れているか、自己分析ができているか、業界・企業の理解が進んでいるかなど多岐に渡ります。
高ポイントを得られるエントリーシートの特徴としては、しっかり軸が通っていることが挙げられます。例えば学生時代のアルバイトについて書くにしても、アルバイトで何を感じ、何を得たのか、それがどう志望企業に結びつくのかをしっかり盛り込みましょう。
また、学生時代に頑張ったことを書く際は、どうして頑張ろうと思ったのかを書くことで人となりが伝わり、好印象を与えられるでしょう。
客観的なスペック
客観的なスペックとは、学歴や資格、部活・サークルなどの所属団体や経験・実績、インターン参加・内定実績といった、客観的な事実のことを指します。
企業は客観的なスペックから、以下のように学生を判断します。
・学歴:大学や高校のレベルから、およその地頭の程度
・資格:持っている資格、資格から読み取れる能力や興味の方向性
・所属団体や経験・実績:評価できる経験や実績があるか、能力や興味の方向性
・インターン参加・内定実績:どのような企業から評価されているか、能力や興味の方向性
文章作成・情報伝達能力
社会人として仕事をするにあたり、物事を分かりやすく論理的に伝える能力は非常に重要です。また、選考する側は非常に多くのエントリーシートを読むため、読みにくいエントリーシートは、それだけで落とされてしまう可能性があります。
突出してうまい文章である必要はありませんが、伝えるべき項目がしっかり詰まっている、制限字数ギリギリまでしっかり書かれている、すらすら読みやすいといった文章であれば、高い評価を得られるでしょう。
エントリーシートの書き方4つのポイント
エントリーシートに記入する際に心がけるべきポイントは以下の4つです。
伝えたい内容を明確に絞り込む
・具体的なエピソードを交えて説明する
・働く人の視点を取り入れて考える
・簡潔かつわかりやすく文章をまとめる
それぞれのポイントについて、詳しく見ていきましょう。
伝えたい内容を明確に絞り込む
エントリーシートを書く際、相手にわかりやすく伝えるには、内容を絞り込むことが大切です。学生時代にサークルやゼミ、アルバイト、ボランティアなど様々な活動をしてきた人は、つい豊富な経験をアピールしたくなることでしょう。
しかし、エピソードを盛り込みすぎると、伝えたいことが曖昧になり、結果的にどれも浅い印象になってしまいます。伝えるエピソードは、「自分が主体的に行動し、何かをなし遂げた経験」に焦点を当てましょう。
例えば、ボランティアの内容を取り上げるのであれば、「ボランティア活動を始めるに至った経緯」「活動の内容」「活動を通して感じたこと」「活動中の印象的な出来事」など、どの話題を掘り下げるのかを考えておきましょう。
具体的なエピソードを交えて説明する
アピールポイントを効果的に伝えるためには、読み手がしっかりとイメージできるよう、具体的なエピソードを盛り込むことが大切です。
伝えたいポイントを絞り込んだら、そのエピソードを思い返し、「いつ、どこで、誰が(誰に)、何を、なぜ、どのように」行動したのかを軸に整理してみましょう。
仮に、地域のイベント会場で迷子の来場者対応をしたことをアピールしたいのであれば、以下のように整理できます。
■いつ:大学2年生のころ
■どこで:地域のイベント会場で
■誰が:自分とイベント関係者が
■何を:迷子の来場者対応をした
■なぜ:イベントの円滑な運営及び、参加者の安全を守るため
■どのように:メンバーと連携して役割分担を明確化し、周囲の状況把握や来場者へのヒアリングなどを行ってスタッフ間で共有しながら対応した
エピソードを書く際には、状況を具体的に書くことで、どのような背景でその行動をとったのか、その結果どのような影響があったのかがわかりやすくなります。経験や魅力が説得力を増し、より明確に相手に伝わるでしょう。
働く人の視点を取り入れて考える
エントリーシートにおいて、魅力を伝える目的は、入社後にどのような人材として活躍できるかを相手にイメージしてもらうことです。
「遅刻をしない」「締め切りを守る」といった特性や結果を強みとして挙げる人もいます。大前提、日々行っている行動結果は重要であると言えます。しかし、結果を出すまでの「そのためにどのような工夫をしているか」といった過程のほうがより重要なのです。
過程を明確にすることで、遅刻しないために10分前行動を意識して行動する、締め切りを守るためにオンラインスケジュール管理ツールを活用し毎朝確認を徹底するなど、具体的な行動が強みとして評価されます。
社会人として活躍する自分をイメージしながら、改めて自分の強みを見つめ直してみましょう。
簡潔かつ分かりやすく文章をまとめる
エントリーシートにおいて、長い文章は、内容が分かりにくくなってしまいます。読み手にきちんと伝わるように、一文を簡潔にまとめましょう。
エントリーシートでは、文字数は一文あたり30~40文字を目安にすることが理想です。句読点の多用は読みにくくなるため注意してください。
また、エントリーシートは文章の構成も大切です。結論を始めに書いたうえで、その根拠や具体的なエピソードを付け加えることで、伝えたいことが明確になります。
最後は「このような理由から、貴社で活躍できると考えています」「このような理由で貴社に入社したいと考えています」など、それぞれの項目に合わせた一文で締めくくりましょう。
エントリーシートの記入項目と書き方【事例あり】
エントリーシートの通過率を上げるには、正しい書き方をすることが大切です。コツをおさえて、人事に選ばれるエントリーシートを作成しましょう。
エントリーシートの基本項目の書き方と事例
エントリーシートの記入項目は、氏名、住所、メールアドレス、日付、生年月日、電話番号などです。それぞれの具体的な記入方法は以下のとおりです。
氏名:正式名称をフルネームで記入(「フリガナ」も指定されている場合はカタカナで記入)
住所:郵便番号、都道府県、マンション・建物名まで記入(省略しない)
メールアドレス:ニックネームや、ユニークなアドレスは避け、フォーマルな場にふさわしいものを選ぶ(taro.yamada@example.com等)
日付:提出日を和暦もしくは西暦で統一して記入する
生年月日:和暦もしくは西暦で統一して記入する(あわせて年齢の記入があると丁寧)
電話番号:普段使用している番号を選ぶ(ハイフンも入れると丁寧)
長期休暇中に企業から書類が届く可能性もあるため、現住所以外に連絡を希望する住所がある場合はエントリーシートに記載しましょう。
また、電話番号は、日中に連絡がとりやすいものを選び、日付は提出日を記入します。メールの場合は送信日、郵送の場合は投かん日、直接持参する場合はその日付を記入しましょう。
なお、エントリーシートで聞かれる代表的な設問についても覚えておくと、対策の際に有利です。
エントリーシートで聞かれる代表的な設問項目は以下のとおりです。
<インターンシップ>
企業はできるだけ優秀な人材を早期に確保したいという思いでインターンシップの募集を行っています。そのことを意識してエントリーシートを作成しましょう。以下のような意図に答える内容を記載することで、担当者に印象づけられます。
・短所や長所
短所や長所により、企業やチームに溶け込めるか、適応力があるかを見極めるための問いかけです。
・ガクチカ
学生時代に取り組んだ内容そのものよりも、担当者は応募者がどのように成長したのか知りたいという目的で質問しています。
ガクチカについては、以下でも詳しく触れているため参考にしてみてください。
・自己PR
自己PRは単なる長所ではなく、インターンシップでどう貢献できるのか、自分の力をどのように活かせるのかに焦点を絞って書きましょう。
自己PRについては、以下の記事で詳しく解説しています。自己PRの作成に不安を感じている方は以下を参考にしてみてください。
・このインターンシップで何を得たいか?
インターンシップで学びたいことと合わせ、それを学びたい理由を書くことをおすすめします。
・キャリアについて
応募者が企業でキャリアを形成する際、企業をどれだけ理解しているかを知りたいのが担当者の意図です。
<本選考>
インターンシップのエントリーシートと大きく差をつける必要はありません。むしろ、インターンシップの時のエントリーシートと内容が異なると、矛盾を指摘されることがあるため注意しましょう。とはいえ、エントリーシートと全く同じ内容にするのではなく、やや視点を変えてアピールすると良いでしょう。
・短所や長所
自分のどのような力を活かして何に貢献できたのか、自分の性格を改善するためにどのような対策をしたのかなど、より踏み込んだ内容がおすすめです。
・ガクチカ
学生時代の経験をもとにして、成長の成果や、即戦力として期待できる経験などについて触れてみましょう。
ガクチカの作成に不安がある方へ向けて、以下では書き方についてご紹介しています。ガクチカを作成する際のマニュアルとして活用してみてください。
・自己PR
自分の強みを掘り下げ、企業にどう貢献できそうか、実務にどう応用できそうか、などをわかりやすく解説しましょう。
・志望動機
本選考での志望動機は、応募者がどれだけ企業に入社する意志があるのかという確認になります。他社と比較してその企業でなければならない理由を明確にしましょう。
・キャリアについて
インターンやこれまでの経験をふまえ、どのようなキャリアビジョンを描いているのかを具体的にまとめましょう。「学びたいこと」にフォーカスすると、より洗練されたアピール文に仕上げやすくなります。
学歴の正しい書き方と実例
学歴の書き方には、明確な決まりはないものの、新卒の就職活動では、義務教育修了の中学卒業から書き始めるのが一般的です。学校名は省略せず、正式名称で記載しましょう。
なお、大学受験や資格取得のために通った予備校などは、通常記入しません。
ガクチカの書き方と例文を紹介!
企業は、あなたがこれまでどれほど自主的に思考し、工夫し、努力してきたのかを知ることで、その人となりが企業に合うか、入社後に活躍できるかを判断します。
エントリーシートに自己PRとガクチカの両方を書く場合は、エピソードを使い分けましょう。自己PRではチームでの経験、ガクチカでは個人の取り組みを伝えるなど工夫が必要です。
ガクチカでは、成果よりもプロセスが重要視されるので、失敗や平凡な経験でもまったく問題ありません。
1. 学業に関する事例
私は学業において、データ分析を用いた経済研究に力を入れました。 所属する経済学ゼミでは「地方経済の成長要因」をテーマに掲げ、統計データを活用した実証研究に取り組みました。当初は統計学やプログラミング知識が不足していましたが、独学でPythonや回帰分析を学習し、数千件のデータを収集・分析しました。仮説構築と検証を繰り返す中で新たな成長要因を発見し、学内の研究発表会では「分析の精度と論理構成が高い」と評価され、優秀賞を受賞しました。 この経験を通じて、課題に対する徹底的な探求心と論理的に結論を導く力を培いました。貴社でも、この姿勢を活かし、複雑な問題を解決することで価値を創出していきたいと考えています。
2. アルバイトに関する事例
私はアルバイト先のカフェで、売上向上に貢献するための施策に力を入れました。 新規競合店の出店により客足が減少する中、状況打開のために顧客動向を調査し、課題を分析しました。具体的には「作業する顧客向けにフリーWi-Fiを導入し告知する」「回転率向上のためにピーク時の業務フローを再設計する」施策を提案し、実行しました。結果として、3ヶ月で売上が20%回復し、店舗責任者から「自ら考え、行動する姿勢」を高く評価されました。 この経験を通じて、現状分析から具体的な施策を立案し、実行して成果を出す力を培いました。貴社においても、この行動力を活かし、課題解決と価値創出に貢献したいと考えています。
3. 趣味に関する事例
私は趣味のマラソンにおいて、目標達成のための計画性と継続力を培いました。 初めてフルマラソンに挑戦した際、完走はおろか20km地点で足が止まる状態でした。しかし、現状を打破するために自らトレーニング方法を分析し、「週3回の長距離走」「筋力強化」「栄養管理」を柱とした計画を立て、3ヶ月間継続しました。その結果、初挑戦から半年後の大会で4時間を切るタイムで完走し、自分の成長を実感しました。 この経験から、目標を設定し、課題を分析して着実に改善する力を養いました。貴社でも、この計画性と粘り強さを活かし、困難な課題にも戦略的に取り組み、確実な成果を生み出していきたいと考えています。
4. サークル・部活動に関する事例
私は弓道部の主将として、チームの戦略設計と成果向上に取り組み、県大会準優勝に導きました。 就任当初、チームは個々の技術力や意識にバラつきがあり、目標達成に向けた一体感が欠けていました。私は現状を打開するために、各部員の課題を徹底的に分析し、技術レベルに応じた個別練習メニューを策定。加えて、練習効率を高めるために全体練習に戦略的要素を取り入れ、メンタル面の強化にも注力しました。さらに、定期的なフィードバックミーティングを実施し、部員同士が互いに成長を促す文化を醸成しました。
その結果、部員一人ひとりが自ら考えて行動する主体性を身につけ、チーム全体の実力が向上。県大会では過去最高の準優勝を達成し、組織としての成長を実感しました。 この経験から、現状を冷静に分析し、最適な施策を実行して成果を最大化する力を培いました。貴社においても、戦略的な思考とリーダーシップを発揮し、組織の成長と価値創出に貢献したいと考えています。
5. 日常生活に関する事例
私は日常生活において「習慣の最適化」に取り組み、目標達成のための効率的な行動基盤を構築しました。 大学入学時、学業、インターン、資格取得の両立を目指す中で、日々の時間の使い方に非効率さを感じていました。そこで私は、自身の生活を徹底的に分析し、「無駄な時間の排除」と「重要タスクの最適化」を軸に習慣を見直しました。具体的には、タスクごとに優先順位を設定し、1日の計画を15分単位で管理するタイムブロッキングを導入。さらに、朝活を習慣化し、学習や自己研鑽の時間を確保しました。 この取り組みを3ヶ月継続した結果、TOEICスコアを600点から800点に向上させるとともに、ゼミ活動やインターン業務でも高いパフォーマンスを発揮できるようになりました。また、日常生活の管理を通じて、限られたリソースの中で最大の成果を生み出す力を実感しました。 この経験から培った自己管理能力と生産性の追求は、ビジネスの現場でも再現可能だと確信しています。貴社においても、限られた時間やリソースを最適に活用し、課題解決と成果創出に貢献したいと考えています。
自己PRの書き方と記入例
自己PRは、あなたらしさが感じられる具体的なエピソードを交えて書きましょう。人事担当者が知りたいのは、あなたの長所や個性、スキルといった結果だけではなく、それに至る過程や努力の背景です。
あなたがどのような人であるのかを具体的に伝えることで、これから一緒に働く姿をイメージしてもらいやすくなります。
経験が仕事にどう生かせるのか、入社後の意欲もあわせてアピールすると、より説得力のある自己PRになります。
チームをまとめる力をアピールする例文
私は、どのような性格の人とも良好な人間関係を築き、チームをまとめる力がある人間です。高校時代、クラスで意見が対立し、一時的に孤立した経験があります。その時、私の手を差し伸べてくれたクラスメートのおかげで、再びグループに溶け込むことができました。 この経験を通じて、人が孤立しているときは、その人に寄り添い声をかけることで関係性が改善できることを実感しました。 以来、グループ活動やチームでの役割を通じて意識的に支え合い、全員が安心して参加できる環境作りを心がけています。 大学のサークル活動においても、私がリーダーシップを発揮するような場面では、メンバーそれぞれの個性や意見を尊重し、全員が活躍できる環境作りを意識しました。その結果、サークル活動が円滑に進み、やりがいのあるサークルだと言ってもらえるようになりました。 社会人としては、全員が自分の力を発揮できるようなチーム作りや成果の向上を目指していきたいと思っています。
視野の広さや気配りできる性格をアピールする例文
私は、「こまやかな注意を払い、周囲に気配りをすること」を大切にしている人間です。 大学時代、グループ活動や所属していた軽音サークルのイベントで、メンバーそれぞれの状況をしっかり把握し、サポートが行き届くよう心がけてきました。 とくに、大きなライブハウスを借りるイベントでは、準備段階から参加者やスタッフの動きに目を配り、スムーズに進行できるよう事前に細かな調整を行いました。その結果、参加者やスタッフから感謝の言葉をもらうことができ、全体の運営が円滑に進んだことに大きな達成感を得られました。 チーム内の役割分担の際も、メンバーが困っている様子を見逃さず、協力を惜しまないよう努めています。こうした細かな気配りやサポートが、チーム全体の士気を高め、よい結果につながることを実感しています。 社会人になってからは、チーム内外の人々に対してより良い環境を提供するために、気配りの精神を生かしていきたいと考えています。
志望動機の書き方と実際の文章例
エントリーシートでとくによく聞かれるのが志望動機です。
志望動機を書く際は、「仕事選びの軸」を明確にし、「その企業に魅力を感じた理由」を考え、「入社後の活躍イメージ」を伝えることが大切です。仕事選びの軸と企業との接点、企業のどこに魅力を感じたのかを具体的に伝えましょう。
自分の強みを含めながら書くことで、思いをしっかり伝えられるだけでなく、入社後の活躍をイメージしてもらいやすくなります。
志望動機例文①
ソフトウェア開発に携わりたく、貴社を志望します。私は大学でコンピュータサイエンスを学びました。その中で、インターンシップをきっかけに、技術を使って人々の生活を改善することに強い興味を持つようになりました。貴社の優れた技術力を生かし、ニーズに応える革新的なソフトウェアの開発に貢献したいと考えています。
志望動機例文②
「既存の枠にとらわれない」という貴社の理念に共感しました。私は、マーケティングサークルで「従来のやり方に頼らず、新しい視点を持つこと」を意識して活動しています。昨年度、プロモーションにおけるSNSの活用方法を提案し、参加者数を大幅に増やすことができました。貴社でもこの視点を生かし、成果を挙げたいと考えています。
研究内容の書き方
研究内容を書く際には、簡潔でわかりやすい表現を心がけましょう。研究のテーマや目的を明確にし、その背景や意義を示します。取り組んだ具体的な手法やプロセスについて説明し、得られた成果や学びを具体的に伝えましょう。
専門用語は極力避け、誰でも理解できる言葉で記述することが重要です。今後の展望やその研究が社会でどう役立つかを述べると、説得力が増します。
企業が知りたいのは、学生が研究を通して何を学び、どのような考え方やスキルを持っているかです。研究を通じて得た経験や学びを具体的に記載し、面接で質問されることを想定して準備を進めておくとよいでしょう。
自分の長所と短所の書き方と実例
長所や短所とは、その人の能力や性格、価値観にもとづいた特徴的な行動や思考のことです。自分の長所・短所を考える際には、「冒険心がある」「人と話すことが好き」「計画性がある」など、特徴を書き出してみましょう。その中から、長所・短所になり得るものを選んでいきます。
特徴を表現する言葉には、裏表があるため、一見短所に思える特徴があっても強みとして言い換えることが可能です。例えば、「心配性」は「リスク管理能力が高い」と書くことで、状況を分析しつつ仕事ができる印象を与えられます。
また、採用の場面では「時間にルーズ」など、ポジティブに捉えにくい特徴は正直に書かず、不採用の決め手になるような情報を避けることが賢明です。
<サークル活動のエピソードを交えた長所・短所の記入例>
「私の長所は、計画を立てて物事を着実に進める力です。大学では〇〇サークルの副代表を務め、新入生歓迎イベントを企画しました。限られた予算と時間の中で、タスクをリスト化してスケジュールを作成し、メンバーと分担して進めました。その結果、前年を上回る新入生を迎えることができ、サークル活動の活性化につながりました。この経験を通じて培った計画力を、貴社でもプロジェクト推進に活かしたいと考えています。
一方の短所は、完璧を求めるあまり慎重になりすぎる点です。〇〇サークルでイベント企画を担当していた際、細部にこだわりすぎて準備が遅れる場面がありました。しかし、この課題を克服するために、優先順位を意識して進行管理を徹底することを意識しました。その結果、限られた時間でもメンバーと協力して効率よく準備を進めることができました。この経験を活かし、貴社でも柔軟性を持って取り組みたいと考えています。」
上記をヒントにしながら、自分のエピソードをうまく取り入れ、オリジナル性の高い内容を書いていきましょう。
インターンシップで学びたい内容の書き方と事例
インターンシップのエントリーシートでは、具体的な経験にもとづいた理由を述べると説得力が増します。また、短期間での劇的な変化を望むよりも、「自分の強みを伸ばしたい」といった表現のほうがポジティブに映ります。
マーケティング企業の市場調査をもとに新商品をプロモーションするプログラムに応募する場合の例とすると、以下のような内容にまとめられます。
「このプログラムを通じて、市場調査の方法とデータ分析を学び、プロモーション戦略に生かす方法を理解したいと考えて応募しました。大学のゼミで消費行動について研究しており、その経験を生かして企業プロジェクトのデータをもとに戦略を立て、チームで成果を出すことに挑戦したいと思っています。」
具体的に何を学びたいのかを明確にすると、担当者からの印象が良くなります。「きちんとビジョンを持っていること」のアピールにつながるため、上記を参考にしてみてください。
取得資格の書き方
取得資格を記入する際には、正式名称と取得年月を明記し、企業に関連する資格を優先的に記載します。他に勉強中の資格があれば、その旨を添えて努力を示すことも有効です。
また、資格がない場合は「とくになし」と書くことで空欄を避け、他の項目でアピールポイントを強調しましょう。
エントリーシート作成時の基本マナー
エントリーシートを書く際の最低限のポイントは以下のとおりです。基本となるため、以下の点はしっかりと、おさえておきましょう。
・口語表現を避ける
・顔文字や記号の使用を控える
・大きな余白を作らないように工夫する
・手書きの場合は、丁寧で読みやすい字を書く
・誤字・脱字をしっかりと確認する
それぞれのマナーについて、詳しく解説していきます。
口語表現を避ける
エントリーシートを書く際は、文章を客観的に見直し、社会人としてふさわしい言葉遣いができているかを確認することが大切です。
ふだんよく口にしている話し言葉を使用していないかを見直し、よりフォーマルな表現を意識しましょう。
例えば、「なんか」「~というか」「~な感じ」などのカジュアルな言葉は、エントリーシートや面接では不適切です。これらを使うと、軽い、あるいは不誠実という印象を与えてしまう可能性があります。
顔文字や記号の使用を控える
エントリーシートは、企業への正式な応募書類であるため、日常的によく使う顔文字や記号の使用は避けるべきです。「☆」や「!」、(^^)、(泣)といったカジュアルな表現は、ビジネスシーンにはふさわしくありません。
自分が社会人として意識が高い人材であることを伝えるために、フォーマルな言葉を使用して表現しましょう。
大きな余白を作らないように工夫する
「志望動機」や「自己PR」などの記入欄は、余白を残さず記入しましょう。記入スペースは、企業がその質問に対する適切な回答を受け取るために設定されています。
余白を残してしまうと、熱意が欠けていると感じさせてしまう可能性があるため好ましくありません。
また、文字を大きくしすぎると、内容の不足を感じさせ、誤解を招く恐れがあります。記入スペース内に適度におさまるサイズで、最後の行まで埋められるように情報量を調節してみてください。
手書きの場合は、丁寧で読みやすい字を書く
手書きの場合は、丁寧に読みやすい文字で記入するよう心がけましょう。字が汚いと、内容が伝わりにくくなり、印象も悪くなるため注意が必要です。とくに急いでいるときは、文字が雑な印象になりやすいため注意が必要です。
適切な行間や段落も意識し、見た目も整えることで、丁寧な印象を与えられます。
誤字・脱字をしっかりと確認する
誤字や脱字がない状態で書類を提出することは、社会人としての基本です。エントリーシートの提出段階においては、企業の判断材料はその書類のみだからです。
ケアレスミスは、「不注意」や「丁寧さに欠ける」といった印象を与える可能性があります。提出前に何度も読み返し、誤字や脱字がないか確認しましょう。
まとめ
エントリーシートの書き方に絶対的な正解はありません。そのため、まとめ方を迷ってしまう人も多いでしょう。
そのような場合でも、今回ご紹介したポイントを意識すれば、読みやすく、かつ伝わりやすい文章に仕上げられるはずです。
「特別な経験や目立った実績がない」と感じている人がいるかもしれませんが、これまで自分がどのような努力をしてきたのか、自信を持って伝えることが大切です。あなたの努力や成長を積極的にアピールしましょう。
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