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選考対策

北海道大学のOB訪問|多様な業界で活躍する先輩たちを参考にしよう

広大で豊かな自然に囲まれた北海道大学では、さまざまな就職支援サポートが用意されています。この記事では北海道大学のOB訪問に向けた取り組みを解説していきます。またOB訪問前に知っておきたい、大学側が用意する就活サポートについてもみていきます。

広大な敷地が育む自由な精神の北海道大学

1876年に設立された札幌農学校が前身の北海道大学は、教養を重んじ多数の優秀な人材を輩出してきました。北海道大学の大きな魅力として、日本一大きなキャンパスという点が挙げられます。札幌キャンパスだけでも、東京ドーム38個分に相当する面積を有しています。
また、敷地内では緑豊かな自然が広がっており、都会の喧騒とは違った落ち着いた環境のなかで勉学に励むことができます。その他にも、北海道大学では少子高齢化によって不足するであろう働き手の問題や、グローバル化する社会へ対応するために、様々な国際交流制度を用意しています。
留学先としてはアメリカのマサチューセッツ大学、オハイオ州立大学、カナダのアルバータ大学、中国の北京大学、南京大学、韓国のソウル大学校、全北大学校など、全部で48カ国180校を超える大学と交流協定を結んでいます。
もちろん、外国人留学生も積極的に進めているため、キャンパス内には多数の外国人国籍学生がいます。国際交流の下地となるようなキャンパスライフを送ることができます。

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北海道大学の就職・就活状況

北海道大学のキャリアセンターでは、全学部生を対象とした手厚いキャリア支援をおこなっています。キャリア相談窓口、ワークを取り入れた「就活ミニ講座」、インターン制度、公務員受験支援、教員志望者支援など、多岐に渡るサポートが受けられるのが特徴的です。充実した就活サポートが受けられる北海道大学の就職、就活状況をについて詳しくみていきましょう。

北海道大学の学部別就職状況

学部 業界 企業
文学部 出版、金融 講談社、北海道銀行、三井住友銀行
教育学部 教育、金融 遺愛女子中学・高等学校、三井住友銀行
法学部 公務員 経済産業省、厚生労働省
経済学部 製造、金融 トヨタ自動車、日立造船、北海道銀行、三井住友銀行
理学部 通信 共同通信社、富士通システムズウェブテクノロジー
医学部 医療 北海道大学病院、東京大学医学部附属病院
歯学部 医療 各都道府県へ研修医として赴任
薬学部 医療 アッヴィ合同会社、北海道大学病院
工学部 公務員、建設 国土交通省、大林組
農学部 公務員 農林水産省、農林中央金庫
獣医学部 医療 ダクタリ動物病院、ルカ動物医療センター
水産学部 公務員 北海道庁、札幌市役所


北海道大学では、国家総合職の公務員や金融業界への就職者が多い傾向にあります。その理由としては、キャリアセンターが指導する公務員支援講座や、民間企業志望者向け講座などのサポートによるものと考えられます。
公務員や金融といった堅実な業界へと進路を進める学生が多いのには、北海道大学の基礎教育を重んじるカリキュラムに拠るものだと思われます。北大生の一年次生は、全員がまず総合教育部に所属します。そこでは、教養の基盤となる基礎教育を学ぶため、文理の垣根をつくることなく幅広い知識を修得します。
二年次生からは、専攻学科へと進み専門的な知識を修めるのですが、学問の横のつながりを意識させるようなカリキュラム体制が、結果的に進路にも良い影響を及ぼし、堅実な進路を辿るように作用しているのではないでしょうか。

北海道大学が金融業界に強い理由

文系理系の垣根を意識させないカリキュラム制度が、堅実な業界を選ぶ学生を多数輩出しているのではないかと、上記では説明しました。その他には、キャリアセンターの充実した就職サポートが関係しているのではないかと思われます。
北海道大学では、全学部生に対してインターンの実施を推奨しています。インターンを教育の一環として位置づけ、学生時代のうちに就業体験をおこなうことを積極的に進めているのです。
そのため、多くの学生が自身の職業選択をしっかりと考え、堅実な金融業界へと進むのではないかと思われます。また、民間企業を志望する学生向けに、様々なガイダンスやセミナーを積極的に実施していることも、人気の高い金融業界への就職率を上げている要因となっていると考えます。

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北海道大学が実施しているOB訪問に向けた取り組み

北海道大学のキャリアセンターが実施する、OB訪問に役立つ取り組みについて解説していきます。社会人であるOBとどのように連絡を取り付ければよいのか分からないことも、大学のサポートを利用することで解決することが多いです。自分の大学がどのようなサポートをしてくれるのかを知り、有効的に活用していきましょう。

北大内定者プロジェクト

北海道大学キャリアセンターでは、すでに内定を決めた先輩たちに、これから就活を始める在校生に向けて就活時に役立つ情報を発信する有志を募っています。北大内定者プロジェクトとは、有志で募った卒業生たちが、積極的に就活生の進路に役立つ情報を発信する企画です。
内定者が主催する就活セミナーや、就活に役立つ情報を交換する懇親会など、実際に就活をした経験から後輩が本当に必要とすることを伝えることをモットーとして、価値ある情報を提供することを心掛けているようです。
その他にも、在学生のOB訪問への協力や、キャリアセンターがおこなう就職支援事業への参加など、積極的に卒業生たちには、就職活動の支援をするように呼びかけています。

充実した就職支援システム

キャリアセンターは、在校生に向けて求人情報の発信をおこなっています。そのほか、キャリア支援のための就活セミナーや就職活動時に役立つ情報を、電子メールを利用して配信するシステムを採用しています。
この就職支援システムは、キャリアセンターが主催する就活セミナーへの予約や、インターン情報の配信などもおこなっており、キャリアセンターが用意する就職サポートのほとんどが活用できるような仕組みになっています。就活時は何かと情報量が増えてくるため、情報元が一元化されていることは有難いといえるでしょう。

多様なインターシップ制度

北海道大学は、インターンを教育の一環として積極的に取り入れています。在学時に就業体験をすることで、社会に触れ学習意欲を向上させることができるだけでなく、職業意識を高めるきっかけになると考えられているためです。
そのためキャリアセンターでは、国内に向けた「全学インターン」、各学部が個別に実施するインターン、海外インターンなど、さまざまなインターンを制度を用意しています。職場体験を通して、自分の適性を見極めることができるため、早い段階で希望する業界の目星をつけることができます。

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北海道大学のOB訪問に対する考え方

北海道大学からは、多種多様な業界へと就職するOBを多数輩出しています。そのため、さまざまな業界で活躍するOBとコンタクトをとることができます。ただ、道外に就職する卒業生が多いため、OB訪問をする際は通常よりも多くの時間がかかることを覚悟しておくほうがよいかもしれません。

OB訪問の目的

企業で実際に働いている人の生の声が聞けるOB訪問の目的はなんでしょうか。それは、インターネットや説明会では聞けない、リアルな職場環境を知ることにあるのではないでしょうか。ホームページや説明会で知ることができる企業情報は、会社の魅力を伝えるためにデフォルメされている部分が少なからずあるものです。
適性に合った企業を選ぶためには、実際に働いている社員から話を聞くことが重要な参考材料となるでしょう。もちろん、実際に働いている人の話を聞いたことで、自分の進路先を大きく変える必要が出てくることもあるかもしれません。
「自分が思っていたものとは大きくかけ離れていた」と気落ちするのではなく、本格的に就職活動をする前に気づくことができて良かったと前向きに考え、足を止めないようにしましょう。

OB訪問をするときの注意点

待ち合わせ場所に遅刻したり、相手の気分を害するような振る舞いはしないよう注意しましょう。また、挨拶や受け応えなど、基本的なコミュニケーションは、しっかりとハキハキした口調を心掛けるようにしましょう。
そのためには、「時間を割いてまで自分に会ってくれているんだ」という意識を忘れないことが大切です。OB訪問の実施を会社で推奨しているところでは、OBが学生たちに会った印象によって、特別選考に優遇されることがあり、選考が有利になることもあるからです。
ただ、必要以上にかしこまる必要はなく、素直な気持ちでその会社のことを教えて頂こうという気持ちで会うのがよいでしょう。

北海道大学とその他の大学の違い

北海道大学は、道外に就職するOBが多いです。そのためOB訪問をする際は、慎重に吟味しておこなう必要があります。卒業生の情報はキャリアセンターで開示されているので、アポイントをとる前に、キャリアセンターの職員に相談するのがよいでしょう。
ただそれでも、就職活動は何かとやることが多いため、時間があまり作れず、たくさんのOBとは出会うことは難しいかもしれません。キャリアセンターでは、卒業生たちを読んだ就活セミナーを多数実施しているので、在学生はチェックし積極的にOBとの交流をはかることをおすすめします。
そのほかにも、北大OB生による「就職サポーター」では、内定を受けた先輩たちが情報を共有してくれるので、積極的に活用していくことで、志望する業界への就職活動がスムーズに進めていくことができるでしょう。

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OB訪問へ行く前に準備すべきこと

希望に適った進路、適性に合った企業を選ぶためにも、OB訪問前にはしっかりと準備をすることが大切です。ここでは、OB訪問をする前にしておきたい最低限の準備事項を説明していきます。

事前に質問事項をいくつか用意しておく

OB訪問を有意義なものにするためにも、事前に聞いておきたいことをまとめておくことが大切です。希望の企業へと就職するうえで参考となるような、意味のある質問を考えておきましょう。その際は、質問内容が抽象的にならないよう注意し、具体的な質問事項を用意しましょう。
具体的な質問を用意することで、OBの主観的な意見ではなく、事実に近い客観的な意見を聞き出すことができます。働き手の客観的な意見は、面接時のアピール材料ともなり、他の学生と比べて有利に選考を進めていくことができるでしょう。

企業情報や採用要項は目を通しておく

時間を割いてまで会ってくれたOBに対して、調べれば知れる話を聞くことがないようにしましょう。事前準備を怠っていることが一目瞭然となってしまうので、相手方への無礼とも受け取られます。OB訪問をする前に、ホームページの企業情報や採用要項はしっかりと読み込み頭に入れるようにしましょう。
そうすることで、貴重な時間を無駄にすることなく、重要な質問だけに絞ったOB訪問をすることができます。もちろん、調べてもどうしても理解できないないことや、調べていく中で疑問に思ったことは聞き忘れが無いようにしましょう。

身だしなみやマナー、当日の流れを確認する

社会人と会うときは、第一印象が大事ですのでスーツを着ていくのがベターです。もちろん、私服で来るようにとの指示があれば、清潔感のある格好を着ていけば間違いありません。マナーに関しては、約束の時間の15分前に到着することや、名刺の受け取りに注意することなど、基本的なビジネスマナーを守るようにしましょう。
当日の流れを予習することも忘れずにおこないましょう。集合場所の確認や、集合時間、どのような質問をするのかあらかじめ予習をしておき、質の高いをOB訪問をしていきましょう。

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北海道大学の学生がOBに聞いている質問内容

OB訪問をすることで志望動機に説得力が生まれます。それはOB訪問によって、ホームページにはのっていないような、会社のリアルな部分を知ることができるからです。ここでは、北大生が聞いている押さえておきたい質問内容をみていきます。

現在の会社へ就職を決めた理由はなんでしょうか。

現在への会社へと就職した動機を聞くことで、内定をもらった志望動機がどのようなものか知ることができます。もちろん、志望動機はそれぞれの価値観によるものですので、応えてくれた志望動機が唯一正解のものとはいえません。
しかし、内定をもらっているのも事実ですので、OBから聞き出した志望動機を元に、その企業がどのような人材を求めているのか、把握する手掛かりとなるでしょう。それ以外にも、数ある中からなぜその企業を選んだのか、OBが学生時代にどのような軸で就職活動をしていたのか知るきっかけにもなります。

入社後の配属制度はどのようになっていますか。

社会に出てやりたいことが明確になっている就活生は、この質問を忘れないようにしましょう。また、職種で就職先を選んでいる人や、将来を見据えて成長していきたいと考えている就活生も聞いておくとよいでしょう。
聞くポイントとしては、「どのような機会で配属が変わるのか」や、「どの程度の頻度でおこなわれるのか」といったように、具体的な質問をすることです。

競合他社と比べて、御社の強みはどういうところにありますか。

働いている会社の強みを質問することで、どのような意識でその会社で働いているのか、自分の会社に対する熱意を知ることができます。自らが取り組んでいる仕事への思い入れが強ければ強いほど、情熱をもって会社のことを説明してくれるでしょう。
会社に対して思い入れが強いということは、働き手がやりがいを持って仕事に従事しているからです。強みを聞き出すときには、相手方が会社の中でどのような役割を担っているのかを聞くようにし、自分の仕事のやりがいについて語ってもらうようにしましょう。

10年後こちらの会社はどのような事業を展開されますか。

会社の将来性や方向性を知る質問は、自分に合った会社選びをするためにも、忘れてはならない質問事項です。会社の方向性が自分の思い描くキャリアプランと合わない場合、会社に愛着を持つことは難しいからです。
また、面接時に「入社後の抱負は何か」と質問されることがありますが、その際にあまりにもかけ離れたビジョンを答えてしまうと、面接官に「うちの会社に本当に入りたいのか」と思われてしまうこともあります。会社の方向性は必ず聞くようにし、会社と自分の将来性に齟齬がないか確認しましょう。

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後輩思いの北大OB生を参考に、自分に合った職場をみつけよう

広大な敷地を有する北海道大学は、全国に多数の優秀な人材を輩出しています。そのため、OBとコンタクトをとることは、それなりの労力が掛かり困難に思われるかもしれません。
しかし、北海道大学では後輩思いの卒業生が多数おり、「就職サポーター」として就活生のサポートをする体制が整えられています。
その他にも、キャリアセンター内で「就職活動レポート」という企業ごとの選考内容、選考を振り返っての後輩へのアドバイスやメッセージをまとめた報告書を閲覧することができます。
このように北海道大学のOBは、後輩思いの先輩たちから手厚いフォローを受けられます。北大生だからこそ受けられるOB生たちのサポートを積極的に受けて、希望する就職先へと目指しましょう。

学生の皆さんのキャリア選択を応援します!

ビズリーチ・キャンパスでは、早期から将来を意識し、キャリア選択に前向きな学生の皆さんを応援します!
対策や企業研究よりも前にやるべきことがある…それは「どんな生き方をしたいか?」を考えること。その方法はネットで検索することでも、内定者の先輩に聞くことでもありません。実際に働く社会人の先輩たちに聞くことです。