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選考対策

名古屋工業大学の学生はどのようにOB訪問に取り組んでいるのか

創立1905年、設立は1949年の名古屋工業大学。この国立大学は、学生のOB訪問に関して、どのような取り組みをしているのでしょうか。この記事では、名古屋工業大学の就職・就活状況やOB訪問に対する考え方などについて詳しくみていきます。

名古屋工業大学のOB訪問に関する情報とは

「名工(めいこう)」、あるいは「名工大(めいこうだい)」という通称を持つ名古屋工業大学。所在地は愛知県名古屋市だからこそ、トヨタグループに入社する学生が多い歴史ある国立大学であり、大学院に進む人も割と多いです。
また、他の理系大学のように、留学する学生も少なくありません。そんな名古屋工業大学のOB訪問に対する向き合い方などについて本記事では紹介していきます。在籍している学生やこれから入学予定の人などは、ぜひ目を通してください。

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名古屋工業大学の就職・就活状況

まずは、名古屋工業大学の就職や就活状況について取り上げましょう。学部は、工学部しかありませんが、4年制の第一部、5年制の第二部に分かれており、それぞれで学科が異なります。また、大学院工学研究科があり、この道に進む人は少なくありません。ここでは、学部生の就職状況をピックアップして解説していきます。

名古屋工業大学の学部別就職状況

学部 業界 企業
第一部 メーカー、電機、化学など トヨタ自動車、NTTデータ東海、大成建設、トヨタ紡織、東海理化電機製作所、オークマ、本田技研工業、ニッセイ、ヤマハ発動機、アイシン精機、トヨタ車体、富士機械製造、ジェイテクト、村田製作所、大林組、中部電力、東海旅客鉄道、SCSK、アイヴィス、旭化成ホームズ、住友林業、小島プレス工業、積水ハウス、アビームシステムズ、愛三工業、愛知銀行、鴻池組
第二部 同上 デンソー、アイシン精機、トヨタ自動車、豊田自動織機、アイシン・エィ・ダブリュ、ブラザー工業、トヨタ紡織、トヨタ車体、マキタ、日本特殊陶業、アドヴィックス、三菱電機メカトロニクスソフトウエア、清水建設、リンナイ、東海理化電機製作所、富士機械製造、川崎重工業、豊田合成、パナソニック、三菱電機、住友理工、CKD、日本ガイシ、オークマ、本田技研工業、ジェイテクト、村田製作所、メイテツコム、西日本旅客鉄道、JSR、アイカ工業、シマノ、ソニーグローバルマニュファクチャリング&オペレーションズ、デンソーウェーブ、ノリタケカンパニーリミテド、パナソニックエコシステムズ、三菱重工業、小糸製作所、新日鐵住金、大同メタル工業、大同特殊鋼、東邦ガス、日立製作所、富士通、NTTデータ東海、大成建設、大林組、中部電力、住友電装、竹中工務店、名古屋鉄道、NTTデータ、セイコーエプソン、愛知製鋼


名古屋工業大学の学部別就職状況の平成28年度卒業生は、上記の通りです。名古屋という立地だからこそ、トヨタや名古屋を地盤にした企業が目立ち、また、工学部らしく、メーカーなどがも就職先に挙がります。他は、電機・精密機械、化学・素材、食品、情報通信、建築、エネルギー関連などの企業が主な就職先です。
こうした民間企業だけではなく、官公庁や非営利法人に入る人も少なくありません。そして、工学部第一部は98.6%、第二部も81.3%の就職率を誇ります。また、大学院工学研究科であれば、博士前期課程の就職率が99.4%、博士後期課程は97.1%です。
参考:https://www.nitech.ac.jp/campus/employment/course_employment.html

名古屋工業大学がさまざまな業界に強い理由

名古屋工業大学は、工学部しかないからこそ、工学部の各学科で学んだことを活かせる業界に就職率が高いです。トヨタ自動車を筆頭に、「名古屋」、「東海」、「愛知」などがついている企業への就職も多い傾向にあります。「理系は経済界においてアドバンテージがある」という世の中だからこそ、名古屋工業大学は非常に就職に強い大学だといえるでしょう。

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名古屋工業大学が実施しているOB訪問に向けた取り組み

就職率の高い名古屋工業大学は、どのようなOB訪問に向けた取り組みをしているのでしょうか。まずは、各研究室でOB訪問やOG訪問をサポートしています。キャリア形成ガイダンスでは、OB訪問やOG訪問のように、先輩たちのキャリアについて話を聞けるでしょう。こうした名古屋工業大学が実施しているOB訪問に向けた取り組みについて具体的にみていきます。

研究室ごとにOB訪問やOG訪問をサポートしている

OB訪問やOG訪問のサポート体制は、研究室ごとに異なるようです。先輩たちが研究室に来て、会社の説明をしてくれたり、OBたちと交流できる飲み会では、通常のOB訪問では聞けないことも質問できるでしょう。
教授たちとOBやOGが積極的に交流している環境があるからこそ、わざわざ会社まで訪問しなくても話を聞けるチャンスがあります。

大学内で行うキャリア形成ガイダンスではOBやOGの話を聞ける

名古屋工業大学では、キャリアデザインの授業で、社会人として必要な能力を磨くだけではなく、業界研究なども行います。業界研究は、OB訪問やOG訪問をする前に対応すべきことです。
また、キャリア形成ガイダンスとして、就活前にやっておくべきことや先輩たちのキャリア選択を聞ける機会もあります。有名企業を招いた企業研究セミナーも行い、会社に対して理解を深めることもできるでしょう。
ほかにも、活躍している先輩たちの話を聞ける「名工大OBトップセミナー」といった取り組みや、少人数で行う「就職ミニ講座」では、企業研究セミナー事前相談会もあります。OB訪問やOG訪問する際に必要な企業・業界研究だけではなく、マナー講習やエントリーシート対策など就活に活かせる取り組みが満載の大学です。

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名古屋工業大学のOB訪問に対する考え方

名古屋工業大学は、OB訪問に対してどのような考え方を持っているのでしょうか。大学では就職・キャリア支援を充実させ、各研究室では、OBやOGに会えるような環境があるため、OB訪問やOG訪問に対して積極的といえるでしょう。しかしながら、就活生と先輩が近い距離だからといっても、社会人としてのマナーをしっかりと守らなければなりません。

OB訪問の目的

そもそもOB訪問の目的は、会社と自分は合うのか確認するためであり、そして、就活に活かせる情報を聞き出すためでもあります。こうした基本的なOB訪問の目的は、名古屋工業大学も同様に持っているといえるでしょう。
わざわざ訪問しなくても、先輩たちが各研究室に来てくれることもありますので、話を聞ける機会は多いともいえます。また、企業・業界研究だけではなく、職種や業種を研究できるガイダンスもありますので、OB訪問前に必要な情報は、収集できる環境です。

OB訪問をするときの注意点

OB訪問をするときの注意点は、いくら学内のガイダンスが充実しているからといっても、企業・業界・職種・業種研究は自身でもするべきです。すべてを網羅しているとは限りませんので、OB訪問する会社についての周辺情報は、しっかりと調べておきましょう。
また、先輩たちと交流できる機会が多く、それを当たり前と思ってはいけません。OBとはいえども、立派な社会人であるため、ビジネスマナーなどには気を付けましょう。頻繁に会えるとは限りませんので、時間の許す限り、会社や仕事のことなどを聞いてください。また、研究室によっては、OBやOGに会えるチャンスがないかもしれませんので、この点も注意が必要です。

名古屋工業大学とその他の大学の違い

名古屋工業大学とその他の大学の相違点は、工学系の大学ということもあり、メーカーや建設会社、製造業、重工業などに関わっている先輩たちの話を聞けます。また、トヨタグループに入社する先輩も多いので、世界のトヨタについて理解を深めることができるでしょう。

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OB訪問前へ行く前に準備すべきこと

OB訪問前へ行く前には、なにを準備しておくべきなのでしょうか。まずは、企業や業界について入念に調査してください。ホームページなどを参考にすれば、会社について調べることができます。
そして、その研究内容をもとに、聞きたいことをリストアップしましょう。調べればすぐにわかるようなことは、質問してはいけません。最後に、作成した質問事項をメールで送付します。こうしたOB訪問前へ行く前に準備すべきことについて詳しく解説します。

入念に企業や業界について調べる

名古屋工業大学では、就職・キャリア支援として、業界や企業研究を行える環境ですが、自分でも調査するべきです。企業研究は、採用ページなどが非常に役立ちます。業界研究は、「業界地図」などの資料を読み込んでおくとよいでしょう。
ニュースサイトを利用して、最新の情報をピックアップすることもおすすめします。気になる職種があれば、仕事内容についても研究してください。

聞きたいことをリストアップ

企業や業界について理解を深めた後は、聞きたい質問をリストアップしていきます。企業や業界について調べることで、先輩たちに聞かないとわからない情報がみつかりますし、そもそもすぐに調べてわかるような質問は、OBやOGに失礼ですので避けましょう。
質問を作るコツは、企業と自分が合うのか確認できる内容にすることです。選考時に役立つような質問もおすすめ。質問タイムは限られた時間内ですので、「本当に聞きたいことが聞けなかった」と後悔しないように、事前にしっかりとリストアップしておきましょう。

質問事項などをメールで送る

可能であれば、作った質問を、当日前に送付してください。このメリットは、OBとはいえどもすべての質問をその場で答えられるとは限りませんので、詳しい人に聞いておいてくれるなどの可能性があることです。質問を共有することで、当日スムーズに質問タイムを進められることもできるでしょう。
また、メールを送る際、日程や集合場所なども添えることにより、「リマインドメール」として効果的です。先輩たちも日々の業務で忙しく、もしかしたらうっかり日程を忘れていることもあるからです。

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名古屋工業大学の学生がOBに聞いている質問内容

名古屋工業大学の学生がOBに実際に聞いている、あるいは聞くような質問内容について確認していきます。就職先にメーカーなどが多く、会社が注力している事業や今後の展望について質問するとよいでしょう。
自分と会社がマッチするのか知るために、どのようなタイプの人が多いのかを質問することもおすすめ。また、工学系出身者の仕事は「ハードワーク」というイメージがあることから、休日や休暇についても確認してみてください。

御社が力を入れている事業は何でしょうか。

企業が注力している事業については、各会社のホームページや会社資料などもチェックできますが、現場の人から話を聞くとより具体的にイメージができるでしょう。
昨今では、人工知能やロボットなどがビジネスの中で重要な位置を占めようとしています。メーカーなどにOB訪問するのであれば、こうした新しいテクノロジーにどのように向き合っているのかヒアリングすることはおすすめです。
また、10年後などの長期的なビジョンを聞くことで、腰を据えて働ける環境なのか判断することもできるでしょう。会社や部署によっては、工学系の専門的な知識や大学で自分が研究している内容を活かせるかもしれません。研究職や開発職などを志望している人は、どのような設備があるのかも質問してみてはいかがでしょうか。

どのようなタイプの人が多い職場でしょうか。

就活生にとっても、会社にとっても、人の合う・合わないは重要です。OB訪問ではなく、会社説明会などでどんな人が働いているのかレクチャーがあるかもしれませんが、現場の人にどのようなタイプの人が多い職場なのか聞いてみてもわるくありません。
また、先輩自身が会社にマッチしているのかヒアリングしてみましょう。公になった情報よりも、個人の感想のほうが就活に役立つ可能性は往々にしてあります。
「早いうちから仕事を任せてもらいたい」という人は、若手の活躍できる環境なのか、併せて聞いてみてください。さらに現場の雰囲気を追求したいのであれば、社員同士のつながりはあるのか、社風などを詳しく質問してみましょう。

有給や産休などはしっかり取れる環境でしょうか。

「ノー残業」がさけばれている昨今。残業時間だけではなく、休暇制度についても気になるところ。残業や休暇については企業の採用ページなどに情報があるものですが、より具体的にイメージできるようOB訪問の際に質問してみましょう。
福利厚生が充実している企業であれば、「しっかり休んで働ける」、「無理を強いることはない」と安心感を覚えます。名古屋工業大学生は、研究、開発、技術職などに携わることが多く、どれもハードワークな印象のため、休みや残業についてヒアリングしてもよいでしょう。

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名古屋工業大学が取り組んでいるOB訪問について知ろう

名古屋工業大学は、工学系の国立大学であり、ほとんどの学生が就職に成功しています。トヨタグループやメーカー、電機、化学関連の企業に入る傾向があり、官公庁なども主な就職先です。
名古屋工業大学が実施しているOB訪問に向けた取り組みとしては、各研究室ごとにサポートし、学校全体では、さまざまな就職・キャリア支援を行っています。有名企業で活躍している卒業生が多い大学であり、しかも直に話を聞けるチャンスも豊富にあります。
企業のOB訪問前には、企業や業界研究を入念に行い、そして気になることをリストアップし、質問事項をメールなどで送付しておきましょう。当日は、聞きたいことを聞くべきですが、工学部だからこそ、研究や開発、技術職に関する質問がおすすめ。大学のサポートを活用して、OB訪問を有意義なものにし、自分の志望企業への入社を目指しましょう。

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