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選考対策

関西学院大学のOB訪問とは|社会に貢献できる自分の強みを見出そう

常駐のキャリア・アドバイザーによる個人面談で、きめ細かい支援を行っている関西学院大学。スクールモットーである「Mastery for Service」を体現する人材を育成してきた就職活動の一環であるOB訪問について迫ります。

生涯をかけて取り組む人生の目標を見出す

関西学院はキリスト教主義による教育を理念として生まれました。兵庫県西宮市と三田市、宝塚市、大阪府箕面市、大阪梅田、東京丸の内にキャンパスがあり、幼稚園から大学院まで、あらゆる世代の教育に対応する総合学園です。
関西学院のスクールモットー「Mastery for Service」は、「奉仕のための練達」を意味する言葉であり、隣人・社会・世界に仕えるため、自らを鍛えるという関西学院大生のあり方を示しています。
また、このスクールモットーは、大学に集うすべての学生が、生涯をかけて取り組む人生の目標を見出せるように導かれることで実現されるものとしています。
これらのミッションを達成すべく、関西学院大学では就職活動にも全学を挙げてサポートに取り組み、高い就職率に示される成果を築いてきました。OB訪問もその活動の一環であり、社会で活躍する諸先輩との太いパイプは、就職を志す学生にとっても大切な資産です。

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関西学院大学の就職・就活状況

関西学院大学には11の学部があり、神学部を除いては軒並み90%台の就職率を誇ります。男女別には、男子91.6%、女子93.5%であり、女子の方が若干良い傾向がうかがえます。

関西学院大学の学部別就職状況

学部 業界 企業
神学部 金融、行政 徳島信用金庫、播州信用金庫、山口フィナンシャルグループ、阿波市役所、 関電プラント、赤坂印刷、イオンリテール
文学部 金融・保険、行政 日本郵便、全日本空輸、あいおいニッセイ同和損害保険、兵庫県教育委員会、日本年金機構、紀陽銀行、みずほフィナンシャルグループ、三菱UFJ銀行、大和ハウス工業、ANAウイングス、尼崎信用金庫、池田泉州銀行、関西アーバン銀行、かんぽ生命保険、野村證券、三井住友銀行、明治安田生命保険、大阪府教育委員会、兵庫県警察本部
社会学部 金融・保険 住友生命保険、みずほフィナンシャルグループ、国家公務員、日本電気、三井住友海上火災保険、全日本空輸、近畿大阪銀行、日本生命保険、東京海上日動火災保険、三菱UFJ銀行、JTB、パナソニック、三菱電機、イオンリテール、池田泉州銀行、京都銀行、損害保険ジャパン日本興亜、三井住友銀行、みなと銀行、日本郵便
法学部 行政、保険 国家公務員、神戸市、住友生命保険、日本生命保険、三菱UFJ銀行、国税専門官、兵庫県、旭化成ホームズ、池田泉州銀行、みずほフィナンシャルグループ、三井住友銀行、日本年金機構、大阪市、大阪府、グローリー、関西アーバン銀行、損害保険ジャパン日本興亜、大和証券グループ、東京海上日動火災保険、播州信用金庫、三井住友信託銀行、高砂市役所、兵庫県警察本部
経済学部 金融・保険、証券 三井住友銀行、第一生命保険、みなと銀行、スズキ、京都銀行、住友生命保険、日本生命保険、富士通、三菱電機、東京海上日動火災保険、三井住友信託銀行、三菱UFJ銀行、あいおいニッセイ同和損害保険、尼崎信用金庫、阿波銀行、池田泉州銀行、近畿大阪銀行、商工組合中央金庫、損害保険ジャパン日本興亜、野村證券、みずほ証券、みずほフィナンシャルグループ、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、りそなグループ、神戸市
商学部 金融・保険 住友生命保険、富士通、池田泉州銀行、三井住友海上火災保険、日本生命保険、三井住友銀行、みずほフィナンシャルグループ、あいおいニッセイ同和損害保険、野村證券、みなと銀行、船井総合研究所、旭化成ホームズ、パナソニック、三菱電機、鴻池運輸、SMBC日興証券、関西アーバン銀行、東京海上日動火災保険、三菱UFJ銀行、ゆうちょ銀行、りそなグループ、日本郵便
総合政策学部 金融・保険、行政 大和ハウス工業、三菱UFJ銀行、日本航空、池田泉州銀行、三井住友銀行、りそなグループ、住友林業、住友林業ホームテック、パナソニックホームズ、ダイキン工業、富士通、日本通運、みなと銀行、神戸市、一条工務店、朝日ウッドテック、オーエスジー、スズキ、シティ・コム、ニッセイ情報テクノロジー、マイナビ、ヤフー、ANAエアポートサービス、JALスカイ大阪、阪急阪神エクスプレス、花王カスタマーマーケティング、江綿、三菱電機トレーディング、ニトリ、ファミリーマート、ミサワ、あいおいニッセイ同和損害保険、近畿大阪銀行、住友生命保険、第一生命保険、中国銀行、日本生命保険、野村證券、百十四銀行、福井銀行、ゆうちょ銀行、住友不動産販売、住友林業レジデンシャル、兵庫県教育委員会、和歌山県教育委員会、日本郵便、船井総合研究所、レイスグループ、大阪市、京都市、国家公務員、兵庫県
人間福祉学部 金融・保険、福祉 神戸市、第一生命保険、三井住友銀行、西日本旅客鉄道、住友生命保険、野村證券、三菱UFJ銀行、大阪府、オリンパス、コーセー、クイック、アイリスオーヤマ、池田泉州銀行、SMBC日興証券、佐賀銀行、損害保険ジャパン日本興亜、日本生命保険、三井住友海上火災保険、みなと銀行、関西学院、神戸聖隷福祉事業団、聖隷福祉事業団、SOMPOケア、ニチイ学館、ライクグループ、法務省専門職員、三木市役所
教育学部 行政、金融 兵庫県教育委員会、神戸市教育委員会、大阪府教育委員会、大阪市教育委員会、神戸市、横浜市教育委員会、ジャヴァグループ、追手門学院、大阪府豊能地区教職員人事協議会、茨木市公立幼稚園、西宮市役所、静岡県教育委員会、広島県教育委員会、大阪YMCA、ファミリア、進研アド、京都中央信用金庫、南都銀行、日本生命保険、三井住友信託銀行、三菱UFJ銀行、愛知県教育委員会、愛媛県教育委員会、香川県教育委員会、京都府教育委員会、堺市教育委員会、徳島県教育委員会、奈良県教育委員会、春緒野学園、一樹会、神戸YMCA福祉会、サルビア、パーソルキャリア、大阪市、宝塚市役所
国際学部 金融・保険 全日本空輸、日本航空、みずほフィナンシャルグループ、三菱UFJ銀行、日本電気、プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン、日本アイ・ビー・エム、ファーストリテイリンググループ、東京海上日動火災保険、積水ハウス、スズキ、久光製薬、不二越、富士通、三菱ケミカル、LIXIL、三井倉庫ホールディングス、佐鳥電機、住友商事、ミスミ、あいおいニッセイ同和損害保険、アドバンスクリエイト、住友生命保険、日本生命保険、三井住友海上火災保険、三井住友銀行、三菱電機エンジニアリング、リクルートキャリア
理工学部 製造業、電気 兵庫県教育委員会、ダイハツ工業、パナソニック、大阪府教育委員会、テクノプロ、シャープ、デンソー、福田工業、富士通、三菱電機、興和、みずほフィナンシャルグループ、みなと銀行、瀧川学園、アルプス技研、国税専門官


関西学院大学卒業生の就職先としては、金融・保険や行政が目立ち、経済界や政治の分野での活躍が突出しています。特に総合政策学部は国連とのつながりも強く、世界における日本の役割をリードする人材を多数輩出している存在です。

関西学院大学が金融・保険業界に強い理由

文系の学部が多いということも理由のひとつではありますが、確固としたスキルを証明する資格取得へのサポート体制も、その一因でしょう。資格は、望む進路を開き、目標とする仕事へと直結しています。
関西学院大学では、一人一人の目的に合わせた各種資格取得講座・教職課程カリキュラムを編成。それらを補完するさまざまなエクステンションプログラムも開講しており、難関資格の習得にも万全のサポート体制で支援するプログラムが充実しています。

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関西学院大学が実施しているOB訪問に向けた取り組み

関西の私立大学の中でも、継続的に屈指の就職率を維持する関西学院大学では、入学時から就職支援のプログラムが活発です。OB訪問も、単体として存在する活動ではなく、そのプログラムの中に自然と取り込まれています。

「ライフデザイン・プログラム」を通じたキャリア支援

関西学院大学では、ライフデザイン・プログラムを教養教育として位置づけており、入学から卒業までの四年間を通じたキャリア支援を行っています。ライフデザイン・プログラムは、正課・正課外・エクステンションの各プログラムの連動で構成されます。
「社会にはどんな仕事があり、そこで求められる能力とは何か」を正課プログラムで体系的に学びつつ、正課外プログラムで実際の仕事に触れます。さらに、自らの強みを発揮する舞台としての天職を明確に見据え、その実現に向け、エクステンションプログラムで必要な能力が強化されるのです。

自らの強みを活かす教育

関西学院大学では、就職活動を進める中で「人生観、職業観を確立し、人生における働く意味を明確にする」、「自分の長所を知り、強みを活かす」の二点を重要視しています。就職活動が本格化すると、どうしても企業の研究に偏りがちになるのは止むを得ません。
しかし、就職活動で苦戦しないためには、自分がいかなる生き方をし、どのような人物になりたいのか、人生の「軸」を明確にし、その上で、「自分の良さ」を認識することが大切です。
「強みを活かす」ことに徹すれば自然と道が拓けることを指導し、思いもよらない大きな力を発揮できるように支援している教育方針が、高い就職率を実現しているといえるでしょう。

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関西学院大学のOB訪問に対する考え方

常に変化する就職事情を的確にとらえ、高い就職率を維持している関西学院大学のOB訪問に対する考え方はどのようなものか、みていきましょう。

OB訪問の目的

大学で実施される、学内企業研究セミナーなどは、忙しい授業の間にも利用できる企業研究のための場です。しかし、セミナーでは知ることのできない企業の新たな魅力を発見したり、先輩からリアルな現場の実情を聞いたりすることは、OB訪問でしかなしえません。
関西学院大学では、志望動機を学生自身の中で確立することをOB訪問の重要な役割と位置づけて支援しています。「自分らしく働き、生きるにはどうしたらよいか」を考えるきっかけとしても、OB訪問を積極的に推進しています。

OB訪問をするときの注意点

日本経済団体連合会「採用選考に関する企業の倫理憲章」により、インターネットを通じた不特定多数向けの情報発信以外の「広報活動」や学生の個人情報を取得するための活動の開始日が12月1日になりました。従来より2カ月遅れのスタートです。
しかし、企業が選考を開始する時期は、これまで通り4月からで変更がありません。企業による説明会の時期が遅くなった分、学生が企業にコンタクトできる期間が短縮されています。したがって、従来以上に、「業界・仕事に関する研究」を徹底して行うなどの事前準備が求められるので、OB訪問の準備も10月~11月を目安に進めるとよいでしょう。

関西学院大学とその他の大学の違い

関西学院大学では、さまざまな業界で活躍する卒業生を招いたセミナーの開催など、在学生との交流を促進しています。またキャリアセンターでは、約1万名を超える卒業生の名簿閲覧が可能となっていることも、他大学にはない魅力でしょう。
さらに、卒業生に対する支援も充実。求人情報の閲覧や個別相談の実施はもとより、OB訪問に関する相談も受けています。卒業後も手厚い支援が継続するのは、関西学院大学ならではの特徴といえるでしょう。

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OB訪問へ行く前に準備すべきこと

いかに大学側の支援が充実していても、OB訪問を成功させ、実りある経験として就職活動に活かしていくためには、事前の入念な準備が欠かせません。

キャリアセンターでの個人面談

関西学院大学では、学生への支援に際して個人面談を基本としています。キャリアセンターには有資格者や企業の人事経験担当者がキャリア・アドバイザーとして常駐しており、学生にじっくりと向き合って話に耳を傾け、適切なアドバイスを行います。
豊富な知識・経験を持つアドバイザーが進路や就職活動の悩み、企業研究の方法やエントリーシートの相談、資格取得に関することなど、幅広い相談に対応してくれることは非常に心強いことです。OB訪問についても、積極的にアドバイスを受けてみましょう。

オリジナル刊行物での事前学習

関西学院大学のキャリアセンターでは、四年間の大学生活や進路選択に役立つ刊行物を独自編集で作成し、ガイダンスやセミナーを通じて在学生に情報提供しています。関西学院大学の学部構成や進路の状況に合わせたオリジナルな内容で、学生の「いま知りたい情報」をタイムリーに提供しています。
刊行物には、「K.G.STAGE」、「就職活動ハンドブック」、「進路データブック」などがあり、入学時やキャリアガイダンスの際に配布されますが、就職活動が本格化する前にあらためて読み直してみましょう。OB訪問に際してのヒントも得られるはずです。

KGキャリアナビの活用

KGキャリアナビは、キャリアセンターでの個人面談予約が可能で、求人・インターン情報など、タイムリーな情報を得られるWebシステムです。スマートフォンからのアクセスも可能ですので、講義や研究の間のスキマ時間を利用して、OB訪問のための事前情報収集に役立てましょう。

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関西学院大学の学生がOBに聞いている質問内容

ここからは、関西学院大学の学生がOB訪問の際に聞いている質問内容をとりあげながら、OB訪問成功の秘訣を探っていきましょう。

革新的なビジネスを継続していくために重要なことは何でしょうか。

あきらめない心、優れた観察眼はどうやったら身につくのか。オンリーワンの世界企業であり続けるために、どのようにモチベーションを維持していけばよいのか。研究、開発などの仕事を進めていくうえで、強い興味を持ち続ける熱意のはぐくみ方をきいてみましょう。

グローバル社会で成功するための心構えを教えてください。

平成26年度文部科学省「スーパーグローバル大学創成支援事業」に採択された関西学院大学には、数多くの教育プログラムが揃い、「世界市民」として成長したい学生のチャレンジを積極的に受け入れています。
グローバル教育とは単に外国語を学ぶだけではなく、政治経済・文化歴史・思想・地域環境・自然科学などあらゆる領域を世界規模で幅広く学ぶことを意味します。広く世界を見渡すことができる人材の育成を目的とした関西学院大学の教育が、実社会でどのように役立てられるのかをきいてみましょう。

関西学院大学での過ごし方について教えてください。

関西学院大学では、人生における働く意味を「ライフデザイン」として長いスパンで考えています。そして、就職活動を一つの時期として捉えながら、就職についてじっくり考えていくことを目標とします。
これらの取り組みを最大限活用し、大学生活の早い時期から人生観や職業観を養うことが、これからの社会に求められている人格形成の在り方とも言えるでしょう。
学生一人一人が「社会にどう貢献するのか」、「自分らしく働き、生きるにはどうしたらよいか」を考える力を身につけるための学生生活の過ごし方について、経験を踏まえてきいてみましょう。

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ライフデザインを展望する就職活動

関西学院大学は、三年生から本格化する就職活動の支援とあわせて、一、二年生のキャリア教育を重視していることも特徴です。そこには、長い人生のライフデザインを展望し、その時期の一つが就職活動の期間であるという考え方が根底にあるといえます。
社会に貢献できる実力を備えた社会人として羽ばたくためにも、大学や先輩諸氏の支援体制を活用し、OB訪問を成功させましょう。

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