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企業研究

コクヨのOB訪問注意点|企業理念や求める人材とニュースを事前確認

コクヨのOB訪問注意点|企業理念や求める人材とニュースを事前確認

文房具で有名なコクヨグループとは

コクヨグループに興味を持っている就活生も多いでしょう。内定に近づくためには、企業研究が必要不可欠です。その点において、OB訪問は非常に重要な情報収集の場となります。しかし、OB訪問の準備、あるいは質問はどうすればよいのか、何を聞けばよいのか分からない人もいるでしょう。コクヨのOB訪問で押さえておきたいポイントを知り、不安を払拭しましょう。

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企業概要

コクヨ株式会社は、1905年(明治38)の10月に創業しました。創業者の黒田善太郎氏が和式帳簿の表紙店を開いたのがはじまりです。1913年になると、洋式帳簿の販売をはじめ、伝票や仕切書や便箋などの製造もはじめました。そして徐々に紙製品メーカーとして大きく発展していきます。
1970年代には、紙製品や文具、家具や事務機器の4つの分野が中心となり、先進的な総合オフィスメーカーへと成長。2000年代に構造改革プランがはじまり、2005年、コクヨグループとなりました。2011年頃には、日本国内だけではなくアジア市場など海外でも事業展開をスタートさせています。

事業内容

コクヨグループがどのような事業を行っているのか知っておくことは、OB訪問の基本です。OBと話をしたり、質問をしたりする場合も事業内容を知らなければ、勉強不足と思われる可能性もあります。コクヨグループはどのような事業展開をしているか事前にチェックしておきましょう。

ステーショナリー事業
ステーショナリー事業では、紙製品の製造を中心に行っています。もともと、コクヨの歴史は帳簿の表紙からスタートしています。そして、時代の変化と共に近年ではPC関連用品なども手がけています。
また、ステーショナリー事業ではオフィスソリューションの提供も行っています。業務の効率化やその向上をはじめ、セキュリティ強化のための情報管理システムや会議システムも手がけています。防災ソリューションや販促活動をよりスムーズなものにするためのオーダーメイドの文具なども作成しています。
コクヨのメイン事業である文具を通じ、ソリューションを提供していることが特徴です。他にも、創育として、子どもたちが遊びを通して、ものを作る力を育てる商品などを開発しています。

ファニチャー
ファニチャーでは、オフィス家具や公共家具の製造販売を取り扱っています。単純に家具だけを提供しているわけではなく、企業の戦略や働き方、建物の特性に合わせた空間デザイン、プロジェクトのトータルサポートまでを行い、空間を作り上げます。
オフィス以外にも、ホテル、商業関連の場、病院や文化施設までの空間構築を行っています。さらに、使いやすさと美しさを両立させた製品などを製造。他にも、ショールーム、ライブオフィスサービスなども提供しています。

通販・小売
通販、小売事業では事業所向けのオフィス用品通信販売であるカウネットを設けています。大規模事業所のニーズに合わせた、一括購買システム、ウィズカウネットや、全社一括電子購買システムべんりねっとを展開しています。オフィス向け以外にも、個人向けのインターネットショップの運営も行っています。
小売事業では、オリジナル家具の作成、海外ブランドの家具の輸入から、雑貨、ファブリック雑貨などのプロデュースもしています。全国規模で直営店、卸事業、法人事業にて、インテリアプロダクトの提案や、最新のトレンド情報を提供している事業です。

海外
コクヨの主な事業として、ステーショナリー、ファニチャー、通販、小売関連などありますが、それぞれグローバル展開を行っています。ステーショナリーでは、2012年の中国のノート最大大手だった何如分化用品の事業継承を行っています。
上海には新工場があります。また、2011年にインド文具大手カムリン社の株式の過半数を取得。タイでは樹脂製ファイルの生産工場が稼働しています。
ファニチャーでは上海にショールームを開設し、シンガポールにもショールーム・ライブオフィスがあります。小売・通販事業では、2006年、中国におけるオフィス用品のカタログ通販事業を展開しています。

研究開発
研究開発にも力を入れています。WORKSIGHT LABは働き方と学びの研究する機関です。外部の専門家やパートナーと共に、次世代の働き方や学び方を対象に研究を行います。WorMo'(ワーモ)は、ワーキングマザーを対象にした応援情報サイトです。他にも、働き方とITCや感性研究などを行っています。また、環境面から働き方とエコ・環境に関すること、出版物や関連学術論文も世に送り出しています。

商品企画
コクヨの商品企画では、ユーザー視点が重要視されています。企業からの視点ではなく、ユーザーの視点からみえることはたくさんあります。そこから、新しい商品のアイデアが生まれるのです。
課題に対して、解決法を模索します。市場の規模や競合他社と商品なども分析して企画を行います。商品企画をしたからそれで終わりではなく、営業や生産管理などと連携して、プロモーション戦略を考えたり、販売予測なども行います。

商品開発
商品開発は技術系の仕事です。商品カテゴリーで別々に担当があります。試作品や評価を繰り返し、機能やデザイン性やコスト面などを基準に完成度を高めます。また、商品開発ができたとしても、設計しなければ商品となりません。開発担当者の商品アイデアを、効率面、安全面、大量生産の視点から設計図を作ります。

生産
生産の仕事では生産管理や生産技術の仕事があります。生産管理は事務系の仕事です。生産量のコントロール、原材料を安価に調達するための調達先の選定が行います。また、製造コストを下げて利益を最大化するための原価管理の仕事も行います。
生産技術ではスピーディに大量生産するための重要な仕事です。機械設備、作業工程の改善などが主な仕事となります。また、製造設備の新規開発や協力工場に対し技術的なサポートを行います。

営業
ステーショナリー事業、ファニチャー事業、オフィス通販事業、すべてに必要な業務として営業があります。コクヨの商品について魅力を伝えるためのサポートを行っています。
営業では事務系もあります。これは、顧客のニーズに合わせた商品やサービスを提供します。ステーショナリー事業では、販売店への営業、卸、卸販売会社への営業を行います。ファニチャー事業では、オフィス空間すべてを手掛けています。

その他多くの職種がある
コクヨには他にもさまざまな職種があります。商品選定や開発は、商品の専門知識を持ったプロフェッショナルです。顧客のニーズに合わせ、商品提供を行うパートナーと交渉し、選定します。媒体作成は、購入につながる媒体を作り提供します。
たとえば、カタログやwebページの作成が挙げられるでしょう。物流では、商品が顧客の手元に届けるまでの配送や在庫の計画を立てます。また、スタッフ部門はコクヨグループの基盤となる部門で、経理や、IT、人事、事業戦略を担当しています。

過去5年間の売上/利益推移

単位/億 2015年度 2016年度 2017年度
売上 3,043 3,076 3,156
営業売上 111 154 175
当期利益 63 121 150
当期利益率 2% 4% 5%

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2012年は東日本大震災による影響から少しだけ回復した時期でした。ただ、欧州での金融不安は依然として残っている年です。国内事業の強化、海外ではそれぞれの国に合わせた戦略を構築して売上高は増加しています。
2013年でも基本的にその戦略は継続して強みを最大化する努力を行いました。2014年は円安や株高が進み輸出産業などが持ち直して回復傾向となりました。
2015年も似た流れとなり、2016年には新しい中長期計画を策定しています。2017年には企業収益や雇用環境の改善が行われたことでやはり緩やかに回復した流れでした。

次年度の戦略

コクヨグループでは、中期経営計画「価値創造にこだわる自己改革~Value Transformation 2018~」を策定しています。

運営モデルの改革
収益体質のつくりこみ

中期経営計画では低成長から抜け出すため、持続的成長が掲げられています。その方法として、運営モデルの改革や、収益体質の作り込みなどへの取り組みがあげられています。
運営モデルの改革については、シェアと粗利率へのこだわり、メーカーと流通すべて全社一丸による運営モデルを目指しています。この考えのもと、ステーショナリー、ファニチャーなど、各事業の基本方針が作られています。

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2018年のコクヨに関するトピックス

OB訪問をするなら、昨今のニュースもチェックしましょう。2018年、コクヨにはどのような動きがあったかを知るには、ニュースを確認しましょう。事前にチェックしておけば、勉強不足を思われずに本気度を示すことができます。では、どのようなニュースがあったのでしょうか。

オフィス家具コクヨの意地を見せた「いす-1グランプリ2連覇

「いす-1GP北海道千歳大会2018」が8月4日に開催されました。車輪が装着された事務用椅子に乗って滑走する競技です。ニューサンロード商店街振興組合が主催し、2015年から始まりました。1チーム3人で、交代しつつ、1週180メートルの周回コースを後ろ向きで2時間周り、走行距離を競うという競技です。
シンプルにみえて、実際はなかなか過酷な競技です。7週程度で車輪が破損してリタイアするチームも出る場合もあり、後ろ向きに走らなければならないことも体力を奪います。その中で、チームコクヨ東京が2連覇を果たしています。

子供の勉強への意欲を高めるしゅくだいやる気ペン(仮)の開発に着手

コクヨが小学校低学年から中学年に向けて、新しい文房具の共同開発をスタートさせました。それが「しゅくだいやる気ペン(仮)」です。これは鉛筆に筆記の動きを認識させるアタッチメントを装着すると、どれだけ筆記したかを視覚情報で確認できます。このペンを使えば、自分がどの程度勉強したのかが分かるのです。
しゅくだいやる気ペン(仮)により、書くという行為に楽しみが生まれ、宿題に対する自発性が期待できます。また、クラウドファンディグサービス「Readyfor」で、8月31日までプロジェクトの支援者募集が行われました。発売予定は2019年春となっています。

コクヨ・インターナショナル・マレーシアがコクヨデザインアワードへの参加呼びかけ

コクヨグループマレーシア法人、コクヨインターナショナル・マレーシアが、8月13日、コクヨデザインアワード2018年への参加を呼びかけるコンペを開催しました。場所はクアラルンプールです。
コクヨ・デザイン・アワード自体は、2002年にスタート、2018年で16回目です。2018年8月31日までの募集で、テーマは「ビヨンド・バウンダリー」。境界を越えようという意味で、グランプリ賞金は200万円です。過去にはコンペティションのデザイン案が製品化されたという実績もあります。

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文具業界の動向

コクヨ単体ではなく、文具業界全体ではどのような動きがあったのかを知っておきましょう。動向を知ることで、コクヨについても理解することができます。また、OBと深い内容の話ができます。

文具業界の業績推移

文具業界は、平成17年から18年にかけて増加しています。そのまま成長という流れになればよかったのですが、平成19年に減少。20年に少しアップしましたが、21年、大きく減少しています。平成21年が底となり、それから徐々に増加傾向になっています。

リーマンショックなどの景気不安の影響から回復傾向に

平成21年は、リーマンショックの影響が非常に大きかったといえるでしょう。これは文具業界だけではなく、あらゆる業界に大きな影響をもたらしました。また、日本国内だけではなく、海外も同じく不景気が続きました。
平成21年に少し回復しましたが、それでもリーマンショックの影響を引きずりました。文具業界は個人だけではなく、企業の事務用品も販売しています。
その企業が不景気により文具などの消耗品の購入を抑える傾向となっていたことが影響しているようです。平成22年以降は、円安や株価の上昇が日本経済全体が少しずつ回復傾向にあり、文具業界の業績も増加傾向となりました。

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コクヨへOB訪問に行く前に準備すべき3つの項目

コクヨのOB訪問へ行くなら、事前にしっかりと準備をしましょう。しかし、どのような準備をすればよいか分からない人もいるかもしれません。OB訪問の際に、押さえたいポイントをみていきましょう。

コクヨの企業理念を理解する

企業には、理念があります。企業理念とは、その企業で働く際に価値観のベースになるものです。同時に社会人としての基本でもあります。
OB訪問では、コクヨで働く人間としてふさわしいかどうかチェックされていると考えましょう。その際、ポイントとなるのが企業理念です。企業理念を理解することで、どのような人材が理想とされているのかみえてきます。OB訪問を行う前には、コクヨの企業理念や行動指針をしっかり理解しておきましょう。

仕事について詳細に知る

OB訪問では、コクヨについて仕事内容などを詳しく知ることができます。ですが、そのような貴重な機会に浅い質問ばかりだと、OBから勉強不足とみられてしまいます。
例えば、コクヨはどのような事業をしているのか、どのような仕事をしているのかなど、調べればすぐに分かるような表面的な質問だけでは本気度にも疑問をもたれてしまうかもしれません。
コクヨの事業内容は、ステーショナリー、ファニチャー、通信販売や小売などがあげられます。さらに細かく分けると、商品企画や開発、生産や営業などがあります。他にも、事務、技術、建築系などさまざまな仕事があります。自分はどのような事業や仕事をしたいのか、具体的に考えておきましょう。

求める人物像をチェックしておく

企業理念を知ることにも通じますが、求める人物像がホームページでも紹介されています。OB訪問で聞く前に、どのような人物が求められているのか理解しておきましょう。
また、コクヨには創業時から大切にされている考え方があります。それは、「自己変革をしない人間に商品が変えられるはずがない」というもの。コクヨで商品開発部門などを志望しているなら、大切なポイントです。

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OB/OGへの質問を準備

OB/OG訪問をする目的は、インターネットやパンフレットを少し調べたぐらいでは分からない情報を聞き出せることです。質問例をみていきましょう。

マッチング度をはかれる質問

コクヨがどんなに魅力的な企業でも、相性が悪ければ長く働き続けることはできません。どのような人材がマッチングするのか質問しましょう。

- 御社はパフォーマンスに対して公正に評価を行っているという話を聞きました。実際に、公正に評価されていると感じますか?
コクヨではダイバーシティの取り組みに力を入れています。そのため性別や人種や年齢などに関係なく、パフォーマンスに対して評価する傾向にあります。ただ実際にどうなのかは、働いている人でなければ分からないこともあるでしょう。実際に社員がどう感じているか知ることで、社風がみえてきます。

- 挑戦を推奨する社風だと考えています。ただ、その挑戦が失敗した時、挑戦前と失敗後では、何か変化はあるでしょうか?
コクヨでは、どんな困難でも負けずに立ち向かえる気力を持った人を求めているとありますが、たとえば挑戦をして失敗した時、どのような変化があるのかを知ることで、より企業を知るヒントになります。

企業研究に役立つ質問

企業を深く知ることは、内定に一步近づくことになります。特に、自分が志望する部門についてを知ることは、マッチングを考えるうえでも重要なことです。

- ステーショナリー事業からスタッフ部門への異動など、事業や部門間での自発的な異動について柔軟性はあるでしょうか?
事業や部門が異なれば仕事も変わります。コクヨでは通常でも、他部門への異動や他職種への異動があります。働き始めると、自分に合った仕事がみえてくるかもしれません。その場合、ステーショナリー事業よりオフィス通販事業で働きたいと考えることもあるでしょう。その際に、自発的な部門間での異動や職種の希望は受け入れてもらえるのかを確認しておきましょう。

- コクヨ本社とグループ会社は、雰囲気も異なるのでしょうか?
コクヨではグループ会社への出向などがあります。その際、本社と、グループ会社では、人や雰囲気も異なる場合があります。その点を確認することで、コクヨ本社とグループ会社の人間関係などの情報を得られます。

選考に役立つ質問

選考を有利にするには、コクヨが求めている人材へ近づく可能性があります。どのような人材が必要とされているのか、詳しく知り理解しておきましょう。

- 綿密な計画力や調整力、バランスが取れる人を求めていると聞きました。具体的にはどういった能力が求められるのでしょうか?
綿密な計画力や調整力といわれても、どの程度のレベルを求められているか分からないことも多いでしょう。どの程度のスキルが必要であるのか、また、役に立つ資格などがあるのかも確認しておきましょう。

- 今までにどのような困難にぶつかり、どう感じ、どのように乗り越えてきたか教えてください。
困難にもさまざまな種類があります。人間関係やミスをした際、また、自分の能力以上のことを求められる場合もあるでしょう。どのような困難があったか、そしてどう感じたか、乗り越えたか知ることで、自分に不足しているものなども感じ取れるでしょう。

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OB訪問では一步踏み込んだ質問もしましょう

OB訪問をする前に、コクヨのHPをしっかりチェックし、企業への理解を深めておくことが大切です。HPにはコクヨが求める人物像だけではなく、企業理念や風土など、押さえたいポイントが掲載されています。
OB訪問では、企業の基本情報を理解した上で、外部から調べただけでは分からないことについて質問するようにしましょう。社員にしか分からないことを知ることで、より深く企業を理解することができます。