ユニリーバ・ジャパンを知り尽くすための準備
ユニリーバは、約190カ国にブランドを展開し、毎日25億人ものお客様に選ばれている、世界最大級の消費財メーカーです。ユニリーバ・ジャパンは、1964年にユニリーバの日本法人として設立され、以来50年に渡り日本の消費者へラックス、ダヴ、クリア、アックス、リプトンといったブランドを提供してきました。 そんなユニリーバ・ジャパンへのOB/OG訪問をより有意義な機会にするためには、できることは全て事前に準備しておくことが必要です。以下はその基礎にあたるものですが、さらに調査・検討を重ね、より自分らしいレジュメを作り上げることができるでしょう。
企業概要
ユニリーバはオランダとイギリスに本拠を置く世界有数の一般消費財メーカーです。食品・洗剤・ヘアケアなどの家庭用品を製造・販売する多国籍企業です。ユニリーバ・ジャパンはその日本法人として設立され、消費者にラックスやダヴ、リプトンといったメガブランドの商品を届けています。
事業内容
ユニリーバ・ジャパンは13ブランドを日本で展開しています。近年では選択と集中を推進するなどしてブランドマネジメントに積極的に取り組んでいます。
事業は大きく分けるとパーソナルケア用品事業、ホームケア事業、食品事業、リフレッシュメント事業の4つ。それぞれのブランドをうまく使い分け、収益を堅調に伸ばしています。
パーソナルケア用品事業
事業の中で最も大きな割合を占めるのがパーソナルケア用品です。パーソナルケア用品にはスキンケア製品やヘアケア製品、デオドラント製品、オーラルケア製品などが含まれます。
メガブランドの中でもLUX(ラックス)やDOVE(ダヴ)、Roxona(ロクサーヌ)、Axe(アックス)、Sunsilk(サンシルク)の5ブランドがこの事業にカテゴライズされています。
パーソナルケア用品の筆頭に挙げられるLUXは、石けんの誕生当時からその品質の高さとエレガントな香りで多くの女性たちに愛されてきました。誕生から100年経った今では、世界50カ国以上で販売されています。パーソナルケア用品は売上全体の約37%を占めますが、営業利益の約41%を占める稼ぎ頭です。
食品事業
パーソナルケア用品に次いで大きな割合を占めるのが食品事業です。日本でも有名なブランド「クノール」はこの事業に含まれます。食品事業の売上は全体の25%程度ですが、営業利益は全体の約45%を占め、パーソナルケア用品とともにユニリーバの大きな柱となっています。
ホームケア事業
ホームケアには住居用・衣類用の洗剤や手入れ用商品が含まれ、有名なブランドとしてDomestos(ドメスト)やジフがあります。利益率は低めですが、この事業の売り上げの80%を新興国市場が占めており、そのうち7カ国ではナンバーワン市場を占めています。
リフレッシュメント事業
リフレッシュメント事業は、アイスクリームやお菓子が対象です。日本ではリプトン(紅茶)やベン&ジェリーズ(アイスクリーム)がブランドとして展開されています。中でもリプトンは、「毎日にはずむ時間とひらめきを」をキャッチフレーズに、世界100カ国以上で販売されている人気の紅茶ブランドです。
過去3年間の売上/利益推移
これからはユニリーバの、過去3年間の売上と利益推移をみていきます。データは下記のサイトを参照しましたが、営業利益率は計算した後で、端数を切り捨てしています。
(単位/億ユーロ) | 2015年度 | 2016年度 | 2017年度 |
売上 | 532 | 527 | 537 |
営業利益 | 75 | 78 | 88 |
当期利益 | 49 | 51 | 60 |
営業利益率 | 9% | 10% | 11% |
次年度の戦略
ユニリーバは、今後の世界戦略として「環境負荷を減らし、社会に貢献しながらビジネスを2倍に」という目標を掲げ、サステナビリティ(Sustainability:環境・社会・経済の3つの観点からこの社会を持続可能にしていくという考え方)を重視し、各国のマーケティングでは商品を地域に最適化する「グローカル戦略」が取り入れられ、地域ごとにサステナブルなビジネスモデルを追求しています。
その中核となるのがユニリーバ・サステナブル・リビング・プラン(USLP)であり、以下の3つの目標を掲げています。
その1つめは「10億人以上のすこやかな暮らしを支援します」、2つめは「製品ライフサイクルからの環境負荷を半減させます」、3つめが「原材料となる農産物すべてで持続可能な調達を実現し、バリューチェーンにかかわる人々の暮らしを向上させます」というものです。
2018年のユニリーバ・ジャパンに関するトピックス
ラックスやドメストなど、消費財メーカーとして有名なユニリーバ・ジャパンですが、その事業の性質から変わりゆく社会に合わせてその様相を変えることを求められています。
毎日の暮らしに欠かせないパーソナルケア用品・食品などを通してユニリーバ・ジャパンが社会へ向けたトピックスの中から現代の潮流に合うものをピックアップすると以下のようになります。
「ラックス プレミアム ボタニフィーク」から初のボディーソープが登場
ユニリーバ・ジャパン・カスタマーマーケティングは、トータルビューティケアブランド「ラックス」のボタニカルヘアケアシリーズ「ラックス プレミアム ボタニフィーク(BOTANIFIQUE BY LUZ PREMIUM)」から、同ブランド初となるボディーソープシリーズ「ラックス プレミアム ボタニフィーク ボディソープ ボタニカルフラワー」と「同ボタニカルリーフ」を発売しました。
ボタニカルは「植物由来のもの」を意味し、このボディソープはパラベンや合成着色料無添加で、厳選した植物由来の成分にこだわり、約5,500個のローズヒップから100gしか抽出できない100%アンデス産のピュアオーガニックオイルとオーガニックシアバターを配合しています。そのため使うと肌に潤いを与えつつ、きめ細かでクリーミーな泡がやさしく洗い上げ、なめらかな素肌へと導いてくれます。
またエッセンシャルオイルによる「贅沢アロマ」も特徴の一つで、「ボタニカルフラワー」ではフルーティなトップノートからフローラルなミドルノート、甘く落ち着いたラストノートへ、「ボタニカルリーフ」ではシトラスなトップノートから爽やかなミドルノート、やすらぎのラストノートへと変化しておく香りを堪能できます。
植物由来であることから「環境負荷を半減させる」というビジョンを達成するための商品といえますが、同時にオイルによるアロマ効果や素肌への効果など使う人の満足と心地よさを追求しています。この2つの要素を同時に備えた、実にユニリーバ・ジャパンらしい商品です。
タラノア対話で自然エネ100%社会を議論
サステナブルな脱炭素社会の実現を目指す「日本紀行リーダーズ・パートナーシップ」などはこのほど、シンポジウム「再生可能エネルギー100%の社会実現に向けて」を開きました。
シンポジウムは外務省、環境省、長野県と横浜市と、ユニリーバ・ジャパン、H&M、イオン、大和ハウス、自然電力、ロクシタンジャポンといった企業や、CAN、イクレイらNGOの協働による「タラノア対話」として実施されました。
「タラノア」とは、COP23(第23回国連気候変動会議)の議長国であるフィジーの言葉で「包括的・参加型・透明な対話プロセス」と意味し、今後気候変動を改善するにあたり「どこにいるのか」、「どこへ行きたいのか」、「どうやって行くのか」が確認され、今後パリ協定の「2℃目標」の達成を目指します。
自然エネルギーが予想を超える速度で広まっており、会議では日本に対し「世界の再生エネルギー潮流の仕掛け人としての役割を果たしてほしい」というエールの中、北島敬之ユニリーバ・ジャパン代表取締役は「ユニリーバ・サステナブル・リビング・プラン」として、10億人以上のすこやかな暮らしに貢献・製品ライフサイクルからの環境負荷を半減・数百万人の経済発展の支援を掲げ、イノベーションの加速が必須である」と述べました。
今まさに世界の関心は、どうやって温暖化対策を実施していくのかという「行動」の段階へパラダイムシフトが起こっています。今後、日本とユニリーバ・ジャパンを含む日本企業の底力が大いに期待されています。
「人事から世界変える」ユニリーバの女性取締役が本気で目指す「一億総ワクワク社会」
「人事から、全ての人が笑顔で自分らしく豊かな人生を送れる世界に変える」と掲げ、まずは自社の働き方を大幅に変えてその知見を広く発信し続けているのが、ユニリーバ・ジャパンの取締役・人事総務本部長の島田由香さんです。
島田さんは、大学で人事や組織に関する分野を修め、人材派遣のパソナ、異動したアメリカで退職しコロンビア大学院で組織心理学を専攻、その後日本GEで戦略人事に携わり、ユニリーバ・ジャパンに入社しました。
ユニリーバ・ジャパンで2016年7月から始めたWAA(ワー:Work from Anywhere and Anytimeの略)は、工場や営業の一部を除くユニリーバ社員のほぼ全員が利用している「働く場所や時間を社員が自由に選べる」革新的な制度です。
「通勤ラッシュほど必要以上に体力を使うムダなことはない」という考えのもと、アンケートに回答した社員の75%がWAAによって「生産性が上がった」と実感しています。
人は誰でも「なにかをやるのであれば最高のものを作りたい」と思っているもの。その情熱があり上司や同僚と協働して取り組めばモチベーションが上がり生産性も上がります。そのために「どうすれば自分は生産性が上がるか」という問題に積極的に取り組み、答えを出すための1つの制度といえます。
今さかんに「女性活躍」と叫ばれますが、女性だけでなく「一億総活躍」、さらにその前に「一億総ワクワク」が必要です。「枠」という固定観念にとらわれることなくエネルギーやモチベーションが「湧く」ために、リーダーが新しい働き方を模範となって示せば働き方は変わるといいます。
ユニリーバ・ジャパンは、顧客や消費者だけでなく、社員も含めて「すこやかな暮らしを支援する」企業だといえます。「AかBのどちらを取るか」の選択問題ではなく「AとBのどちらも手にするにはどうすればよいか」という最も難しく面倒な命題にも果敢に挑戦しているのです。
消費財製造業界の動向
洗剤や石けんに代表されるパーソナルケア用品や、食品・リフレッシュメント・ホームケアがいくら暮らしに欠かせないとはいえ、これほどモノが潤沢にある世の中では業績を上げ続けることは簡単ではありません。今の消費財製造業界の大まかな動向から近い将来について考えます。
消費財製造業界の業績推移
戦後すぐのモノが不足した状況から、日本は消費財を含めモノを作り続けてきました。それが近年では、人口減少による販売数の減少、消費税増税による高付加価値商品の買い控えがあり、よい商品であれば売れるという時代ではなくなりつつあります。
さらに流通大手によるプライベートブランド商品の投入からの価格競争の激化、2008年のリーマンショック以降世界的な金融危機による消費の冷え込みから、食品や飲料、化粧品・トイレタリー・日用品メーカーは共通して国内市場の成長鈍化が顕著になっています。そのため大手でも成長率はほぼ横ばいから微減の状態が続いています。
アジアマーケットへの進出が業績を分ける
国内の消費が飽和状態にあるとし、消費財製造各社は積極的に海外進出を進めています。特に人口増加や所得水準の向上を背景に、中国など市場成長の著しいアシアマーケットへの進出をいかに成功させるかが、成熟産業とされるこの業界の業績の分かれ目といえます。
ユニリーバ・ジャパンは、国内で以前取り扱っていた柔軟剤「ファーファ」やマーガリン「ラーマ」などの市場から撤退し、今では国内売上の9割以上が化粧品関連となっています。同時に高い利益が見込めるパーソナルケア用品販売でアジアに進出し、高い業績を上げています。
今後は新しい商品や地域にあった商品の開発だけでなく、M&Aなどによるデジタル時代に沿った効率的なブランドの確立とビジネスモデルそのものの開発が業績の決め手になっていくと考えられています。
ユニリーバ・ジャパンへOB訪問に行く前に準備すべき3つの項目
ユニリーバ・ジャパンに就職すると考えると、グローバル企業であり多数のメガブランドを取り扱うこともあり一通りの準備が必要だとわかります。そんなとき下のような項目ごとに考えてみると、自分にとってより大切な「確かめたいこと」が絞れるかもしれません。
職種が専門的なので質問も職種に沿ったポイントに絞る
ユニリーバで非常に特徴的なのは、「選択と集中」とはいえ数多いメガブランドの存在です。もし希望の事業やブランドがあればそれを中心に次の段階「希望の職種」に進めばよいのですが、ない場合はまず自分が活躍できそう、力を発揮したい事業がどれなのかから考えるのは1つの方法です。
最も花形といえる「パーソナルケア用品」でと考えるなら、そのうちの技術・開発職、営業職、事務職、クリエイティブ職といった職種までを考え、自分の最も得意・興味があると仮定して実際にどんな職場なのかを想定してみると自ずと「どんな研修があるのか」、「最初はどのような仕事に携わるのか」といった不安や疑問が湧いてくるはずです。
それを起点に「1週間の仕事が実際にどのように割り振られているか」、「それからわかる必要な能力やスキル」など自由に興味を広げます。
また事務職・クリエイティブ職なら、職種から入ってもよいかもしれません。実際にどのような手順でどのような作業があるのか、過去に採用された広告戦略やその結果など気になることはきっとどんどん広がります。
「どんな事業でも」や「職種は問いません」ではなく、自分が考える最も適切な事業や職種に絞ってより深く考えてみることが大切です。それをいくつかのパターンで用意しておけば、情報を集めるための時間をきっと有意義に使えます。
職種を縦糸として横糸となる競合他社も同じくらい調査する
また、ユニリーバだけでなく他の一般消費財メーカーについて同じように考えてみると、横糸を通すように具体的にユニリーバと比較することができます。そのとき注意したいのは「業績やコンセプトがどうなのか」ではなく「どんな特徴があるか」を極めて客観的に知ることが大切だということです。
他の企業がユニリーバ・ジャパンの特定の商品に対抗して差別化するのは当然ですし、逆にユニリーバ・ジャパンも同じ手法をとる商品やブランドがあります。商品やブランドはその「方針」を表しています。企業ごとに違う商品の特徴、すなわち方針を比較するために役立ちます。
広く同じ業界に属する企業を知ることは、業界全体を知ることです。消費財業界の中のユニリーバ・ジャパンのポジションや特色を知ることにつながり、力を入れるべき事業やブランドがわかってくるかもしれません。
そうすればOB/OGへの質問に具体性が増し、さらに自分が仕事を始めるにあたって必要な心構えや「社内でしかわからない常識」の理解に近づくことができます。
希望の職種があるなら事業や競合の状況を横糸に、業界をより広い目で客観的にとらえようとすることは、入れ込み過ぎない冷静な判断には欠かせません。
少し先のキャリアについていくつかの計画を立てる
今から就職しようとしているのに将来のキャリアプランを立てるのは難しいことです。しかし15年後、20年後は難しくても、5年後、10年後くらいでぼんやりとでもいいならできないことではないはずです。
希望の事業や職種があるならそれをベースにして熟練度を上げるなどして、管理職に向かうか、大きなプロジェクトに携わるかなどいくつかのプランが考えられます。
また、プライベートを基本軸に据えるのも1つの方法です。例えば28歳までに家庭を持つ、33歳までに家を買うとすれば、それに伴う収入を確保するためにどういった方法があるか、その年齢に間に合わせるためにはどのような方法をとるべきか、自然と絞られてきます。
OB/OGへ尋ねるにしても、質問内容があまりに漠然としていては的を射ず一般論に止まってしまいます。今の時点でベストだと考えるキャリアプランを少し先まで考えておくと、そのプランについての評価が具体的にもらえます。一般論ではなく、少なくとも自分にとってはとても貴重なアイデアを得られるでしょう。
OB/OGへの質問を準備しよう
より具体的にOB/OGへの質問を考えます。下に示したのはあくまで大枠でのポイントですから、これらを起点としてより自分の聞きたかった質問につなげることも自在にできます。なんといっても実際にユニリーバ・ジャパンで仕事をしているOB/OGのナマの声を聞く貴重な機会です。しっかり準備して有意義な時間にしたいものです。
仕事内容について
- 現在はどのような仕事に従事されていますか。
- ○○(部署や職種)は、どのような業務を行うのでしょうか。
まず最初に、OB/OGが携わっている業務について尋ねます。それが属する事業のどのような役割を果たしているのか、重要度はどれほど高いのかを確かめ、それについての本音の評価や考えを聞けば、少しずつかもしれませんが仕事現場の状況や勤務環境を想像できるようになります。
職種によっては専門性が高く、希望する職種と違えばうまく理解できない場合もあります。そのときは遠慮せず詳しく尋ねるようにするのがおすすめです。直接参考にはならなくても、少なくともユニリーバ・ジャパンの職場環境の一端を知ることができますし、もしかするとその職種に興味がわくかもしれません。
たとえ希望と違う職種や事業であっても、仕事をする中でその部署に携わることになるかもしれませんし、大きなプロジェクトで協力し合うことになることも考えられます。せっかくの機会ですから、教えてもらえることを1つでも多くしっかりと受け取ることが重要です。
キャリアアップについて
- 将来はどのようにキャリアアップする計画でしょうか。
- 具体的にとっている行動はありますか。
次に気になるのは、将来のキャリアプランです。OB/OGは具体的にどのようなプランを立て、なにに励みモチベーションを感じているかを知れば、ただ仕事をこなすだけでない「本当の心持ち」を知ることができます。
将来に明確なプランがあれば、具体的に資格取得の勉強をどれくらいしている、週末は別の事業の同職種の同期と交流を深めているといった何か特別な行動をとっているはずです。もしそれが理解できないなら詳しく知るチャンス。その場で尋ねると一つキャリアを進める方法を得ることができます。
長い期間仕事をしていれば、モチベーションが大事な要素になってきます。それを維持するためにOB/OGは何か「目標」を持っているはずです。
営業職なら花形部署での活躍、技術職なら話題の技術開発といったように具体的な目標を知ることができたら、それがユニリーバ・ジャパンでは大切なモチベーションになるということがわかると同時に、相当の目標を定めることがどれほど重要かがわかります。
福利厚生などの制度について
- WAAや福利厚生制度は全社でどのくらい利用されていますか。
- 一番あってよかったと思う制度は、どのようなものでしょうか。
ユニリーバ・ジャパンには他の企業にないユニークな制度があります。WAAもその1つですが、それについての正直な感想を尋ねるのもよいことです。広報とは違った側面を知ることができますし、広報されていないメリットやデメリットがあることがわかるからです。
どんな制度にもよい面とそうでない面があります。それがよい・悪いということではなく、そういった制度がなにを目指しているのかを知ることで、ユニリーバ・ジャパンが今後どのような方向に向かおうとしているのかがわかります。
暮らしに欠かせない消費財メーカーの将来を担う人材
ユニリーバ・ジャパンの社員数は500名ほど。一般消費財メーカーの中でも「少数精鋭」で知られています。メーカーであるがゆえにBtoBの営業活動が主で、絶えず消費者の評価に注意しながらブランドの維持に努め、より環境にやさしい商品の開発が求められます。
それを成し遂げるのは、あくまで「人間」です。消費者感情を敏感にとらえて素早く対処する、よい商品を作るだけでなくそのよさをわかりやすく伝えること、それにモチベーションを感じてより社会に役立つことは人間にしかできません。ユニリーバ・ジャパンはそんな将来を担う人材を求めています。
暮らしに欠かせない消費財だからこそ、競合他社とは違ったより役立つ商品を作ることででき、広く知らしめることができる人材を必要とします。ユニリーバ・ジャパンを「職場として」具体的に知るには、OB/OG訪問は絶好のチャンスです。有意義な時間にしてあなたのキャリアに大いに活用しましょう。