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業界研究

21卒より就活ルール廃止の方向へ

経団連の中西宏明会長は、2021年春入社の年代から、就職選考時のルールを廃止する意向を示しました。これによって、2021年卒業予定の学生の方々から大きく就職活動についての概念が変わることが想定されます。

経団連の中西宏明会長は、2021年春入社の年代から、就職選考時のルールを廃止する意向を示しました。 このルール廃止が現実のものとなれば、1953年から経団連加盟企業にて執り行われていた、「就活協定」から行われたいた就活ルールが廃止されることとなります。

経団連は現在、就活の日程に関する指針を、「3月に説明会情報を解禁」「6月に採用面接などの選考解禁」と定めていました。 (併せて、サマーインターンが選考前年度の6月解禁という文化もあります。)

多くの企業がこの経団連の「就活ルール」を守る形で選考情報を学生の皆さんにお伝えし、日本の文化として「新卒一括採用」というものがありましたが、2021年春入社の学生の方々、つまり2020年度に行われる就職活動よりこの就活時のルール廃止に伴い、今までとは大きく異なるスケジュールで各社の選考が進むと考えられます。

この就活ルールを守らなくても罰則は特になかったため、これまでも一定数の企業は前倒して選考情報の解禁や選考を実施しておりましたが、2020年度より、より多くの企業によりスケジュールの前倒しが進むと考えられます。

"前倒し" と聞くと、「就職活動の期間が長くなるだけなんじゃないか…」という声もありますが、裏を返せば、それだけ「自身のキャリアを考える機会、選択肢の幅、期間が広がる」ということになります。より本質的なキャリア形成ができ、納得のいくキャリア形成が進むはずです。

自分事となる、大学1年生・2年生の方は、先を見据えてこれを機会に、「自分はどう生きたいのか」「どう働きたいのか」を考えてみてはいかがでしょうか?

情報元:朝日新聞

一次情報を得て、自分の未来を見つけに行こう

採用ホームページやニュースなどのメディアを読んで、業界・企業研究に励むことはとても大事なことです。 しかし、それらの多くは二次情報に過ぎません。何かしらのバイアスがかかっており、正しい情報であるかどうかは自身で選択していかなければなりません。

情報収集で重要なことは、「どれだけ新鮮な一次情報」を得られるか、ということ。 そしてその一次情報を得る手段としては、「とにかく人と出会う」ことが重要になります。

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