ビズリーチ・キャンパスは2021年12月にInternet Explorerのサポートを終了します。別ブラウザでのご利用をお願いいたします。

詳細を確認

BizReach Campus

App Storeから無料ダウンロード

ダウンロード
close
企業研究

SMBC日興証券株式会社のOB訪問とは?企業研究のための理解を深める活用法

SMBC日興証券株式会社の仕事はやり甲斐を感じることが多いでしょう。SMBC日興証券株式会社に入社するためには、OB訪問を通して企業研究を深掘りましょう。記事ではOB訪問で大切なことを紹介しているので、参考にしてください。

SMBC日興証券で働くために大切なことと、OBを活用した企業研究に関する内容を中心に紹介しています。 画像

企業概要

SMBC日興証券は総合証券会社ですが、三井住友フィナンシャルグループの子会社です。米国投資銀行シティグループの日本法人の親会社として投資銀行部門を拡大した後に、三井住友フィナンシャルグループの一員となりました。2011年4月に商号を日興コーディアル証券株式会社から、現在のSMBC日興証券株式会社に変更しました。

事業内容

SMBC日興証券はいくつかの事業を手がけていますが、いずれもグループ会社が運営しています。

コンサルティング業務
コンサルティング業務を行っているのは、日興アイ・アール株式会社です。日興アイ・アール株式会社が提供しているサービスには、個人投資家向けと法人向けサービスがありますが、両方のサービス内容をみていきます。
法人向けサービス

  • 新規公開企業支援サービス
  • 上場企業支援サービス
  • 自治体支援サービス

新規公開企業支援サービスでは、IPO(新規公開)を行う企業と投資家が円滑に対話し、相互に理解しあえるための、コンサルティング業務を行っています。
上場企業支援サービスでは、投資家に向けて訴求ポイントをアピールするための、戦略づくりをサポートしています。サポートの範囲はイベントなどの開催支援から効果測定までありますが、PDCAサイクルに基づいて実行しています。

個人投資家向けサービス
個人投資家向けサービスでは、個人投資家向け説明会情報サービス「説明会.com」を提供しています。他にはIR動画配信サービスの提供もしており、個人投資家に役立つ情報を常に発信しています。
個人投資家はあまり知られていない優良企業を常に探していますが、そのような優良企業を紹介するのも、個人投資家向けサービスでは、大切な職務内容になっています。

金融情報サービス業務
金融情報サービス業務ではリサーチのための研究所を設けていますが、リサーチした結果は年金・運用評価・投資工学・金融教育に活用されています。
証券会社では生き物である金融情勢を、常に先回りして分析する必要がありますが、それを専門に分析している事業部が、金融情報サービス業務を行っている事業部です。
金融情報サービス業務を行っているのは日興リサーチセンターですが、企業や団体が主催する各種セミナーや講演会で、分析結果を発表するサービスも提供しています。

保険代理業、事務用品等の販売業
保険代理業、事務用品等の販売業を行っているのは、日興企業株式会社です。日興企業株式会社内でも事業が分類されていて、保険部と商事部があります。
保険部では日興証券グループで勤務している方と退職者を対象に、さまざまな保険を提供しています。保険の内容は多種多様ですが、一部の内容をみていきます。

  • クルマの保険
  • 住まいの保険
  • いのちの保険
  • 長期間働けなくなったときの保険
  • 医療の保険
  • ガンの保険
  • 介護の保険
  • 海外旅行の保険

商事部ではグループ会社向けに、文房具・事務用品・コピー用紙・プリンターカートリッジ・オフィス生活用品・販促用粗品などを提供しています。
日興企業株式会社が行っている事業は、他の企業に向けての事業ではなく、日興証券グループに向けての事業であるのが特徴です。
その他のサービスにはグループ会社向けの、ノベルティ商品の企画・提案・調達、福利厚生関連業務、顧客郵送用各種帳票の手配などがあります。

金融システムに関する、システム開発・保守管理業務
金融システムに関する、システム開発・保守管理業務を行っているのは、グループ会社である日興システムソリューションズですが、ITの力で金融業務をサポートしています。
開発したシステムには、証券会社向けシステムと金融機関向けシステムがあります。両方のシステムは、あらゆるニーズに対応できるように、多様な機能を実装しています。まずは証券会社向けシステムをみていきます。

  • インターネットトレードシステム
  • 株式トレーディングシステム
  • コンプライアンスシステム
  • 顧客情報管理システム
  • アルゴリズムトレードシステム
  • 証券仲介業システム
  • 証券バックオフィスシステム
  • 債券トレーディングシステム
  • リスク管理システム
  • デリバティブ総合システム

金融機関向けシステムもあらゆるーニーズに対応できるように、多種多様な機能を実装しています。内容をみていきます。

  • 投信口座管理システム
  • 投信インターネット取引システム
  • コンプライアンスフロントシステム
  • 非課税口座管理システム
  • 投信情報検索システム
  • 投信公販ネットワークシステム
  • 特定口座管理システム
  • マイナンバー管理システム
  • イメージエントリー
  • 外国籍投資信託管理システム
  • 保振機構接続システム
  • 夜間・休祝日フロントシステム

これらの金融機関向けシステムは、銀行・信託銀行・協同組織金融機関等に提供されています。

証券関連のバックオフィス業務の代行業務
証券関連のバックオフィス業務は、グループ会社の日興ビジネスシステムズが行っています。バックオフィース業務とは、各種事務手続きを代行するサービスです。
代行業務を詳しくみていくと、証券事務代行サービス・一般事務代行サービス・証券決済代行サービスがあります。

過去3年間の売上/利益推移

これからはSMBC日興証券の、過去3年間の売上と利益推移をみていきます。資料は過去のサイトを参照しています。
参考:過去5年間の売上/利益推移

(単位/億) 2015年度 2016年度 2017年度
売上 2,979 3,344 3,760
営業利益 469 690 848
当期利益 331 394 577
営業利益率 11% 12% 15%

画像
売上額は大きいですが、利益率も毎年安定しています。利益率が安定している理由には、業務の効率化のために、協力しているグループ会社の存在があるのではないでしょうか。 画像

2018年のSMBC日興証券に関するトピックス

これからはインターネットで、SMBC日興証券に関するトピックスをみていきます。

SMBC日興証券は働きやすい企業

転職サイト「キャリコネ」などを運営するグローバルウェイが、労働時間・やりがい・給与など6項目を評価した結果、SMBC日興証券は2位にランクインしました。
SMBC日興証券の働きやすさの理由には、「ウェルカムバック制度」があります。「ウェルカムバック制度」とは、育児や介護を理由に退職した社員を、離職から10年以内であれば再雇用する制度です。他には子どもが中学校に上がるまでは、残業が免除される制度も働きやすさに結びついています。

SMBC日興証券社員が子供相手に教師役

夏休みに合わせて、お金の大切さを学ぶイベントが高知市で開かれましたが、このイベントは毎年夏休みに開催されています。教師役のSMBC日興証券の社員は、お金の流れや金融機関の役割について話をしました。
参加した子供たちは物の大切さとお金の流れについて学びましたが、お金の流れを知ることでお金に親しみを感じたのではないでしょうか。

SMBC日興証券がLINEで情報提供

SMBC日興証券は2018年7月23日から同社に口座を持つ人専用のサービスとして、LINEアカウントを利用したリアルタイム株価情報の提供を開始しました。
LINEアカウントのチャット画面で、支店コードと口座番号と日興イージートレードのパスワードを入力すれば、利用できるサービスです。
ログインした後に銘柄名や銘柄コードを入力すると、AIチャットボットが瞬時にリアルタイムの株価を検索して、情報を提供するシステムになっています。AIチャットボットが回答できない問い合わせについては、オペレータによる対応に切り替わるシステムになっています。 画像

証券業界の動向

これからは証券業界全体の動向をみていきますが、大和証券・野村HD ・松井証券 ・SMBC日興証券のデータを集めました。データが一部でも欠けていた場合は、未記載としました。
参考:証券会社の業績

証券業界の業績推移

年度 2014 2015 2016 2017
売上(単位/億) 7,119 7,391 6,772 6,735

全体の売上をみる限りは、好調と言えます。

2016年度には売上が下がっている理由

2016年度には売上が下がっていますが、SMBC日興証券も2016年には売上を下げています。この理由として考えられることは、証券会社間でシェアの取り合いがあったことが推測されます。
証券会社の顧客は、比較的年齢層が偏っている傾向があります。顧客の年齢層が偏ってしまえば、必然的にシェアは狭くなります。その中で各証券会社がシェアを奪い合えば、一人勝ちする証券会社が出てくるかもしれません。
しかしSMBC日興証券は三井住友フィナンシャルグループの子会社なので、三井住友フィナンシャルグループの協力が得やすく、激戦区でもビジネスができる力があるのではないでしょうか。 画像

SMBC日興証券へOB訪問に行く前に準備すべき3つの項目

これからはSMBC日興証券のOB訪問に行く前に、準備しておいたらよいことをみていきます。

SMBC日興証券の強みを調べておく

SMBC日興証券の強みについては過去の面接でも訊かれることが多い傾向ですが、SMBC日興証券の公式ホームページでも、SMBC日興証券の強みについて説明しています。
強みの内容としては、オンライントレード・コンタクトセンター・支店で、お客様をサポートすることを挙げています。2つめの強みとして、SMBC日興証券が提供する投資情報が満載なことを挙げています。3つめの強みとして、豊富な商品ラインアップを挙げています。
この3つの強みの項目を知るだけではなく、詳しい内容も調べておくとよいでしょう。面接でも訊かれる可能性があることですが、OB訪問したときも話題に上ることがあるでしょう。OBは3つの項目をしっかりと勉強している応募者をみて、好印象を抱くでしょう。

ネットセミナーの動画を見ておく

SMBC日興証券の公式ページでは、ネットセミナーの情報も提供しています。SMBC日興証券の口座を持っている人であれば、完全版を見ることができますが、口座を持っていない人であっても、一部は視聴できるようになっています。
一般利用者向けのネットセミナーですが、大まかなセミナーの内容を知ることにより、SMBC日興証券の職務内容の一部を知ることができるし、証券会社の全体像が見えやすくなります。
ネットセミナーでSMBC日興証券の具体的な情報を仕入れておけば、OB訪問したときも実りある話ができるようになるでしょう。SMBC日興証券のことを、ネットから調べている応募者をみて、OBはやる気を感じるでしょう。

OBには支店訪問に行きたいことを伝える

面接でも支店訪問のことを訊かれることがありますが、SMBC日興証券では支店訪問する学生に好印象を抱く傾向があります。実際に支店を訪問することによって、現場の雰囲気に触れることができるからではないでしょうか。
内定のときに支店訪問が重要視されるのであれば、OBにも支店見学の希望を伝えておくとよいでしょう。依頼はOB訪問したときにするのではなくて、OB訪問する前のメールの段階でしておくことが大切です。
メールの段階でリクエストを伝えておけば、OBも段取りがしやすくなります。支店見学は見学される社員にも、それなりの準備が必要です。そのためには絶対にメールの段階で伝えておくことが大切です。 画像

OB/OGへの質問を準備

これからはOBやOGにする有益な質問例をみていきます。有益な質問をすることによって、不安が払拭されたり、役立つ情報を得ることができます。

働くために大切なことを知る質問

- 活躍している社員の特徴は何ですか?
- 困ったときにするべきことは何ですか?

SMBC日興証券のような証券会社で活躍するために、必要なことは何かが分からない人は多いでしょう。それでも活躍している社員の特徴を知ることによって、必要なことが明確化されます。活躍している社員と同じことをするのは難しいかもしれませんが、活躍している人の特徴を知ることは、面接においても役に立つことがあります。
SMBC日興証券の仕事は複雑で、マニュアル通りには仕事が進まないことが多いと推測されます。そのような職場では、困ったことに遭遇することが多いでしょう。困ったことに遭遇したら誰でも焦ったり途方に暮れたりするものですが、困ったときの対応方法を知ることは大切なことです。
対応方法を知ることで、SMBC日興証券で働くために大切な心構えが分かります。その心構えは、トラブルに遭遇したときに役に立つでしょう。

入社前に役立つ質問

- 他部署に異動は多いですか?
- 新人研修の予習は何をすればいいですか?

SMBC日興証券では部門別の採用がありますが、勤務する部署によっては、他部署に容易に異動できないケースはあるでしょう。応募者によって希望する部署は違いますが、自分が希望する部署から、他部署に異動した人のケースを聞くことは、将来の選択肢が増えることなので意味のあることです。
SMBC日興証券の新人研修では多くのことを学びますが、先輩であるOBやOGが経験した研修内容を訊くことは意味のあることです。研修内容の概略を聞くだけでも、予習には役立つでしょう。
比較的単純作業が多い企業であれば、研修のための予習は必要ないかもしれませんが、SMBC日興証券の職務内容は複雑なことが多いと推測されます。そのような企業では、何事も予習が大切になってきます。

人生設計に役立つ質問

- 一般的なキャリアパスを教えてください
- どのような資格が必要で、どのような勉強方法をすればよいですか?

証券業務が好きでSMBC日興証券で、定年まで勤務したい人はいるでしょう。しかし定年まで勤務するには、それなりにキャリアアップしていく必要があります。いつまでも進歩がない社員は、定年まで勤務できない可能性があります。
一般的なキャリアパスを知ることで、入社後の目標が立てやすくなります。目標を立てることによって、自分も成長しやすくなります。
SMBC日興証券にはさまざまな事業部があり、求められる資格は違いますが、自分が希望する事業部で必要な資格は、前もって訊いていた方がよいです。前もって必要な資格を知ることによって、資格のための勉強を早く始めることができます。
OBやOGが働いている事業部が、自分が希望する事業部と同じであれば、必要な資格を訊くのは当然のことですが、資格のための勉強方法も訊いていた方がよいです。
社会人になってからの勉強は時間が少ないので、効率的に勉強する必要があります。資格を取得したOBやOGは、効率的に勉強してきたでしょう。その経験を訊くことは、実際に勉強するときの役に立つはずです。 ストレスと疲労画像

SMBC日興証券のOB訪問なら、ビズリーチ・キャンパス

ビズリーチ・キャンパスには様々な企業の社員が登録しており、皆様の訪問依頼を歓迎します。

ご協力いただいている社員たちは、様々なバックグランドを持ち、自身のストーリーを歩んでいます。
もしかしたら、あなたのバックグラウンドを理解し、あなたのキャリア形成に寄り添ってくれる先輩がいるかもしれません。
まずは行動をしてみましょう。社会人は皆さん学生の味方です。