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選考対策

三井住友銀行のOB訪問|企業研究を深め準備を徹底すれば好印象に

三井住友銀行は、三井住友フィナンシャルグループの子会社です。同時に日本を代表する3大メガバンクの1つです。三井住友銀行に進みたいと考えている人は、OB訪問をしっかり行いましょう。その際のポイントについて知り、OB訪問を成功させましょう。

日本最大のメガバンクの一角三井住友銀行

三井住友銀行に就職したいなら、OB訪問を行いましょう。OB訪問なんてしなくてもよいと考えている人はもったいないです。OB訪問で得られる情報は貴重だからです。面接で使えることもありますし、OB訪問での印象が人事に伝わる可能性もあります。 ただし、OB訪問をするなら失敗しないことが大前提です。OB訪問でミスをしないために何が大切か、そのポイントを押さえましょう。 画像

企業概要

株式会社三井住友銀行は、三井住友フィナンシャル・グループの1つです。日本を代表する3大メガバンクの1つでもあり、銀行業界の巨人として大きな存在感があります。 2018年3月31日現在で、国内本支店数は441カ所、海外支店も18カ所あります。事業内容も銀行業やリース業だけではなく、投資顧問などさまざまな事業を行っています。

事業内容

事業内容は、銀行業務として預金業務や貸出業務を行っています。また、商品有価証券の売買、有価証券の投資業務、内国、外国の為替、社債受託や登録、金融先物取引関連の受託、証券投資信託の窓口販売業務などがあります。他にも、リース業や、証券、投資顧問なども行っており業務内容は幅広いです。では、部門別にどのような事業を行っているのかもチェックしましょう。

リテール

リテールは小売りを意味しています。銀行では、小口の金融業務となります。個人や中小企業を対象にした事業展開を行います。証券や保険の仲介業務や、個人の顧客に対しては相続、法人の場合は事業継承のサポートなどを行うことが主な業務です。個人、中小企業に対する金融関係のサービスなどを行うと考えればよいでしょう。

ホールセール

リテールが個人や中小企業を対象にしていますが、ホールセールは大手法人、機関投資家などを対象にしており、卸売を意味します。業務内容は、資産調達や運用までのサービスです。事業拡大や企業価値の向上に関してサポートを行います。三井住友銀行のホールビジネスは、スピードや先進性が強みです。

国際

商業としての銀行業務を考える中で、グローバル化については避けられない問題です。国際部門は、海外ビジネスをリードし、グローバルなネットワークを広げています。具体的には海外での事業展開、海外から日本に来ている企業に対して経営ニーズに対する商品やサービスなどを提供しています。 日系企業に限らず、非日系企業とも取引をしていて、実績も着実に伸ばしています。今後、欧米やアジアなどの新興国にもマーケットを広げていく流れとなっている事業です。

ファイナンシャルソリューション

金融に関する専門的な知識を持った部門です。シンジケーションの組成を含め、プロジェクトファイナンス、不動産、M&Aファイナンス、PEファンド、不動産エクイティ投資、M&Aのアドバイザリーなど専門性を持った事業を行います。 他にも、次世代エネルギーや環境、ヘルスケアなどの成長分野に関して新しい事業を生み出すため模索中です。既存にはない新しいソリューションの提供について「Team SMFGのエッジを創造」をメインのビジョンとして事業展開をしています。

市場営業

市場営業に関して、主な事業は3つです。顧客とグローバルな金融マーケットの間に入ってサポートをするカスタマー業務、銀行全体のバランスシートについてコントロールを行うバンキング、マーケットの変動を見据え、機動的に為替や債券の売買を行うトレーディング業務があります。

リスク管理

金融ビジネスを行う上で、リスク管理は最重要課題として存在しています。市場リスク、オペレーショナル・リスク、信用リスクなどを評価、軽量化、管理ルールを定める、リスクの上限管理などを行い経営を支えます。 グローバル化によって生じる問題にも対応します。国々の法規制、商慣習などに対応したリスクマネジメント体制を確立し、証券やリースなどの金融事業に関しても管理を行います。

コーポレートスタッフ

コーポレートスタッフでは、経営企画、財務企画、広報や人事などに関する業務を行います。それぞれ専門的な知識や経験や技術が必要であり、持っている経営資源を活用して三井住友銀行の発展を目指します。 このような業務は、銀行経営を行う上で非常に重要であり、経営への影響は大きいです。新規ビジネスの企画開発などは、将来の三井住友銀行を左右する仕事といってもよいでしょう。また、グループ全体の経営の最適化なども行っています。

過去3年間の売上/利益推移

(単位/億) 2015年度 2016年度 2017年度
売上 47,721 51,332 57,641
営業利益 11,429 11,328 12,038
当期利益 6,466 7,065 7,343
営業利益率 14% 14% 13%
三井住友フィナンシャルグループのデータを表記しています。営業利益率は、経常利益率を出しています。2012年から2015年までは少しずつですが売上高はアップしています。ただ、2016年に少し減少、2017年には増加しています。2016年、2017年はほぼ横ばいとなっており、堅調に推移しているといえるでしょう。 参考:https://finance.yahoo.co.jp/

次年度の戦略

  • 最高の信頼を通じて、日本・アジアをリードし、お客さまと共に成長するグローバル金融グループというビジョン
  • ディシプリンを重視した事業計画
  • 強みにフォーカスした成長戦略
  • 持続的成長を支えるグループ・グローバルベースの運営高度化 三井住友フィナンシャルグループ全体での中期経営計画があります。2017年から2019年までの計画であり、三井住友銀行もその方針に従うこととなります。この中期経営計画では3つの基本方針が定められています。ビジョンは、「最高の信頼を通じて、日本・アジアをリードし、お客さまと共に成長するグローバル金融グループ」という内容です。 1つは、ディシップリンを重視した事業展開であり、資本、資産、経費効率にこだわった運営による収益の向上を目指します。また、健全なリスクテイク、クレジットコストコントロールを行うことが計画としてあげられています。2つめは、強みにフォーカスした成長戦略です。三井住友銀行の強みを持ったビジネスを強化すること、海外事業に関しても強みにフォーカスするという価値観を前面に掲げた成長戦略が模索されています。 他にも、事業部門制度、CxO制とグループ・グローバルベースの運営高度化が考えられています。事業部門性としてグループ全体での戦略共有、グループ全体での商品提供力の強化。さらにグループ各社での人材交流、経営資源の共有化、企画、管理機能の高度化、デジタル戦略の推進などが検討されています。 画像

    2018年の三井住友銀行に関するトピックス

    三井住友銀行を検討しているなら、ニュースはチェックしておきましょう。ニュースは現在の三井住友銀行の取り組みをチェックできるからです。OB訪問でも話題作りに役立ちますので、知っておいて損はありません。

    現金を取り扱わない出張所開設

    三井住友銀行が汐留シティーセンターに現金を使わないことをコンセプトにした出張所を開設しました。銀行の出張所なのに、現金を使わないことに疑問を感じる人もいるかもしれません。ただ、銀行の業務は何も現金を取り扱うだけではないのです。 口座の開設や、住所の変更手続き、資産運用相談サービス、振込などが汐留シティーセンターに開設した出張所の役割です。忙しいビジネスマンは、銀行に行く時間がなかなかとれないこともあります。現金を使わない出張所は、営業時間も19時までで完全予約制のため、待つ必要もないことが特徴です。

    磁気不良を自動修復できるATMをスタート

    キャッシュカードを使う時、カードが使えず、銀行に相談をしたら磁気不良だったということはないでしょうか。三井住友銀行では、キャッシュカードの磁気不良をATMで自動修復できるサービスを7月11日からスタートさせています。磁気不良の自動修復サービスは、約5,700台のATMで行われ、時間も10秒から20秒で迅速に行われるのがポイント。取引の待ち時間を利用して修復ができ、そのままキャッシュカードを使用することができます。 対象カードはICキャッシュカード、生体認証ICキャッシュカード、旧ICキャッシュカードとなります。他にもSMBCデビット一体型キャッシュカードと、クレジット一体型キャッシュカードは2019年以降に対応予定です。このサービスで再発行の手間が省けるのは大きなメリットです。

    低効率案件について出資停止を表明

    三井住友銀行が低効率案件への出資停止を表明しました。これは、メガバンクの中では初めてになります。先進国では石炭からの脱却の流れが生まれており、新興国では石炭火力需要はコストの低さから拡大傾向にあります。 温暖化対策では、国際的な枠組みであるパリ協定が発行された以降、欧米金融機関でも投資から撤退する傾向になっています。三井住友の場合、新規融資に関しては、二酸化炭素排出量が少ない効率的な発電技術の案件に絞って出資する方針を6月18日から適用しています。 ただし、新興国に関しての需要も考え、適用日以前に支援していた案件については、日本政府、更に国際開発機関などの支援が確認できることを条件として対応の検討を行うとしています。 画像

    銀行業界の動向

    三井住友銀行を取り巻く銀行業界についても確認しましょう。業界全体をチェックすることで、三井住友銀行が抱える問題を理解することができます。企業研究と共に、業界研究することも内定を得るための基本となります。

    銀行業界の業績推移

    平成17年から19年まで、銀行業界は安定的な増加傾向を保っていました。しかし、平成20年に減少して、21年から22年は減少したまま、横ばいの状態が続いたのです。ただ、平成23年に少し回復して26年にかけて徐々にですが規模の増加がみえてきました。ですが、平成27年になると再び減少しています。

    世界的な金融危機による業績悪化

    成長が続けばよかったのですが、リーマンショックによる世界的な金融危機が起きたことで状況は一気に変わりました。日本の株価も大きな影響を受けて、銀行が持っていた有価証券の評価損が生まれたのです。結果として、メガバンクも含めて軒並み巨額の赤字計上が発生しました。 ただ、ここから三井住友も含めたメガバンクは、安全な運用に重きをおいた方針となります。国債を大量購入したのですが、同時にメガバンク以外でも、日本の国債が買われる傾向になりました。そのため国債が価格上昇して、業績や規模は回復したという流れとなったのです。 平成27年になると、マイナス金利政策や海外事業が低調な状態であり、それが収益性を低下させる要因となっています。 画像

    三井住友銀行へOB訪問に行く前に準備すべき3つの項目

    三井住友銀行のOB訪問へ行くなら、徹底した準備が必要です。準備をしておくことでOB訪問で何を聞けばよいか、どのような振る舞いをすれば評価されるのかがみえてきます。OB訪問へ行く前に準備しておきたいポイントを押さえましょう。

    三井住友銀行の経営理念を知っておこう

    三井住友銀行に限りませんが、企業は理念を持っています。これは、経営における普遍的な考え方や価値観です。経営理念は、実際に三井住友銀行で働く際の価値観になります。この経営理念にそった人材であるかどうかも採用の判断材料になることもあります。 そのため、自分なりの考えを明確にしておきましょう。例えば三井住友フィナンシャルグループの経営理念の1つに「勤勉で意欲的な社員が、思う存分にその能力を発揮できる職場を作る」というものがあります。それはどういうことか、OB訪問で聞く前に自分でも考えておきましょう。

    取り組みについて知っておこう

    三井住友銀行の取り組みについて知っておいた方が、深い質問がしやすいです。これからの三井住友銀行の方向性など、質問に入れておきたい所でしょう。三井住友銀行の取り組みについて知りたいなら、中期経営計画をチェックしておくことが大切です。 次年度の戦略でも触れましたが、中期経営計画では、具体的にどのような戦略を考えているかが分かるものになっています。その戦略の中で、自分はどう働いていけばよいのかという参考にもなるはずです。

    人材育成のシステムを知っておこう

    人材育成をきちんと行っている企業は、働く人のレベルが高いです。三井住友銀行の人材育成では、銀行員としての基礎的な能力をアップさせるだけではありません。銀行員である前に、社会人としての基礎を学ぶチャンスでもあります。 自分のスキルを磨くことで、自信にもつながります。また、三井住友銀行の人材育成には公募制度や、自己啓発サポート、アンカー制度など、さまざまな取り組みがなされています。スキルアップを目指し、キャリアプランを立てる際の参考にしましょう。 画像

    OB/OGへの質問を準備

    OB/OG訪問を行うメリットは、すでに三井住友の銀行員としてキャリアを積んでいる人に、疑問や質問に答えてもらうことです。その答えには、三井住友の内定を得るためのヒントがたくさん詰まっています。ライバルに負けないためにも、企業研究をしっかり行い深い質問をして、より三井住友を理解しましょう。

    マッチング度をはかれる質問 

    どんなに優秀な人材でも、企業と相性が悪ければ続けられないものです。マッチングしているかどうかチェックする質問も大切です。

  • 人材育成について力を入れていると思います。そこで、公募制度があることを知りました。研修エントリー、ジョブエントリー、ポストエントリーというものがあります。具体的な内容を教えてください。

三井住友銀行では、専門性を高めるため、自分の実力が発揮できる領域を自ら選べる公募制度が用意されています。この中には、研修エントリーやジョブエントリー、ポストエントリーというものがあります。ただ、具体的にはこれらがどのような内容なのかは分かりにくいものです。実際に利用している人はどれぐらいいるのかなど、詳しいことを聞いてみましょう。

  • ホールセール部門を志望しています。その中で働く際には、特にどのようなスキルが必要となるでしょうか?

複数の部門があり、それぞれに特色があります。銀行業務の1つといっても、部門ごとに求められる能力は大きく変わります。例えばリテール部門と、ホールセール部門では価値観が異なる場合もあるでしょう。志望している部門について、必要なことや考え方などの詳細を質問してみましょう。

企業研究に役立つ質問

企業研究をすることで、より深く三井住友銀行のことが分かります。OB訪問は、さらに理解を深めるチャンスです。

  • リテール部門かホールセール部門を志望しています。この2つの部門で、業務内容や異なる特徴について教えてください。

部門それぞれで業務内容も異なり、価値観も違う可能性もあります。ただ実際に働いていないと、分からない部分は多いでしょう。例えば、どのような考え方の人が多いのか、雰囲気はどうか、業務内容の違いなど、OB訪問で聞くことで、実際にイメージすることができます。

  • リテール部門とホールセール部門で働いている人の意識が異なる点はあるでしょうか?

どのような働き方をしているのか、志望する部門の流れを知っておいて損はありません。リテールは個人から中小企業、ホールセールだと機関投資家や大手企業を対象にしています。そこには仕事のやりかただけではなく、意識の違いも出てくるかもしれません。どちらかを志望している人はチェックしてみるとよいでしょう。

選考に役立つ質問

どんなに志望しても選考を突破しなければなりません。そのため、選考に役立つ質問もチェックしておきましょう。

  • リテール部門で営業を志望しています。ホームページに先輩社員のインタビューがありました。その中で、信頼されるための人間力が必要という話がありました。具体的に、信頼される人間力を持った人とはどのような人でしょうか。

リテール部門でもセールホールでも、必要なスキルは何かというのは、ある程度ホームーページでもチェックできます。例えば、信頼される人間力を持った人間とはどのような人か、具体的に聞くことで、志望する部門で求められている人材がみえてきます。

  • 外国為替業務を志望していますが、困難に感じる取引をする必要もあると思います。その時、どのような力が必要でしょうか。

銀行業務は、大きな金額が動く世界です。少しのミスが銀行だけではなく、顧客の利益にも大きく影響する仕事でもあります。むずかしい問題に直面した時にどのように乗り越えるのか、OBの意見を聞いてみましょう。 画像

求められる人物像をチェックしよう

三井住友銀行はお金を取り扱う、重要な業務をしています。お金は生活や心さえ左右する存在です。だからこそ毎日、緊張感が求められます。OB訪問を行う際には、企業理念や業務内容はしっかりとチェックしておきましょう。三井住友に関するトピックスなども、押さえておきたいところです。OB訪問では細かい業務内容だけではなく、求められる人材像のヒントも得られます。その答えは、本選考を有利にするものになるでしょう。

三井住友銀行のOB訪問なら、ビズリーチ・キャンパス

ビズリーチ・キャンパスには様々な企業の社員が登録しており、皆様の訪問依頼を歓迎します。

ご協力いただいている社員たちは、様々なバックグランドを持ち、自身のストーリーを歩んでいます。
もしかしたら、あなたのバックグラウンドを理解し、あなたのキャリア形成に寄り添ってくれる先輩がいるかもしれません。
まずは行動をしてみましょう。社会人は皆さん学生の味方です。