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選考対策

コンサルのインターンでの取り組み方|門戸が狭い業界でどうすべきか

コンサル業界は就職先として人気が高く、インターンへの参加を目指す学生も多いです。志望者が多いため、インターン選考を勝ち抜くことも難関です。業界やインターンへの理解を深めて事前準備を徹底し、インターンへの参加を目指しましょう。

コンサルインターンについて知りたい

コンサル業界は、就活生に人気の就職先であり、少しでも就活を有利に進めるべく、インターンへの参加を目指す人は多いでしょう。インターンに参加することで、さまざまなメリットが得られますし、実際に選考も有利に進めやすくなります。 しかし、コンサルは本選考が難関であるだけではなく、インターン時の選考も難関であり、ほかの業界に比べても門戸は狭いです。狭き門であるコンサルのインターンに参加するためにも、コンサル業界への理解を深め、上手な取り組み方を知っておきましょう。

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コンサル業界のインターンを知ろう

コンサル業界のインターンに参加するためには、業界についての理解を深めることが大切です。インターン先として、どのような選択肢があるか、またインターンで求められるものは何かなども知っておきましょう。

参加したいコンサルファームを選ぼう

インターンに参加するにあたっては、志望先を決めなければなりませんが、コンサル業界の場合、選択肢は幅広いです。ひとくちにコンサル業界といっても、企業にはさまざまな種類があるので、参加したいコンサルファームを選ぶことが大切です。

コンサルファームの種類

参加したいコンサルファームを選ぶためには、まずは、その種類について理解を深めておきましょう。コンサル業界でも、種類が違えば企業の特徴なども大きく異なり、活躍している領域も違っています。それぞれの違いを把握し、自分が求める仕事はどれに該当するのかを、知っておくことが大切です。

総合的に取り扱う総合系

コンサルファームはさまざまな種類に分けられますが、すべてが専門領域で特化しているとは限りません。幅広い領域を総合的に取り扱う、総合系と呼ばれるコンサルファームもあり、企業・事業戦略の策定からシステム構築など、さまざまなことを行います。 一部に限定するのではなく、基幹部分から細部まで、会社全体にかかわるサービスを提供することが、総合系コンサルファームの特徴です。

経営戦略を立案する戦略系

コンサルと聞いてもっともイメージされやすいのが、経営戦略を立案する戦略系のコンサルファームです。戦略系は、アメリカやヨーロッパを拠点とした外資系企業が多く、活躍の幅は全世界に広がります。M&Aなども含めた企業の経営戦略を考え、顧客の成長を目指すのが戦略系のコンサルファームです。

情報システムに特化したIT系

企業の経営を技術的にサポートするのが、情報システムに特化したIT系のコンサルファームです。企業の経営方針に併せてIT戦略を提案し、それを実現するためのシステム開発や、改善などを行います。コンサルとIT技術の両方の側面を持っており、高い技術力を持っている企業も多いです。

企業の再生サポートを行う事業再生系

企業の成長を目指す戦略系だけではなく、業績低迷に悩む企業の再生サポートを行う、事業再生系のコンサルファームもあります。事業再生系の場合は、単に経営戦略を打ち出すだけではなく、実際に企業内部に入り込み、実務的に支援を行うことが大きな特徴です。

民間企業相手がメインのシンクタンク系

シンクタンク系のコンサルファームは、政府など公的機関を顧客としているイメージがありますが、実は民間企業を相手にしていることも多いです。経済調査、官公庁向けのリサーチ、ITコンサル、マネジメントコンサルの4つの部門を持ち、幅広い領域で活躍していることが特徴といえます。

その他のコンサルファーム

コンサルファームは実に多様で、業界内で考えれば無数といえるほどに、多彩な種類があります。代表的なものでいえば、財務アドバイザリー系、組織人事系、医療・ヘルスケア系、業務・業界特化型系などが挙げられるでしょう。

コンサルインターンの内容

コンサルのインターンに参加するのであれば、事前にどのような内容で実施されるのかを、把握しておくことが大切です。企業ごとに実施内容の細部は異なりますが、大枠の部分では共通しており、コンサルタントとしての実務、あるいは模擬的に経験させる企業が多いです。

コンサルタントの問題解決プロセスを体験する

コンサルタントは、課題を見つけ、それをいかに解決するかが求められる仕事であるため、インターンでは問題解決のプロセスを体験することが多いです。課題が出され、それに対しての情報収集から仮説を立て、実際の戦略の提案からプレゼンなど、一連の流れを行います。

グループワークがメインとなる

インターンでは、グループワークがメインとなることが多く、自身の役割をきちんと担えているか、コミュニケーションが取れているかなどが見られます。とくにコミュニケーションは重要なポイントであり、個人プレーに走らないように注意しなければなりません。

課題へのアプローチ方法を学ぶ

課題へのアプローチ方法は、基本的には現状の分析に始まり、問題点の特定や原因の推測、そこから対策を考えて、仮説の提案となります。一連の流れを経験することで、思考のプロセスを磨き、コンサルタントとして必要な能力を養うことが、大きな目的といえるでしょう。

コンサルタントからのフィードバック

ひとつの課題に対しての取り組みが終われば、コンサルタントからのフィードバックがもらえます。実際に現場で働いている人から見て、自分たちの議論がどのように映っているのかを知ることができ、コンサルタントという仕事の厳しさや、面白さを知ることができます。

インターンで求められること

コンサル業界のインターンでは、論理的思考力や情報収集能力、コミュニケーション能力など、さまざまなものが求められます。また、求められる能力が多いだけではなく、それらすべてが高い水準で求められます。したがって、インターンであっても能力を提示できなければ、採用されないので注意しましょう。

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コンサルインターンへの準備

コンサル業界のインターンに参加するためには、事前に準備しておかなければならないことがたくさんあります。インターンに参加するためには、選考に合格しなければならず、インターンであっても、高い能力やコンサルタントとしての資質が求められます。 コンサル業界は、実力主義であることも多いため、インターン選考に合格するためには、しっかり実力を身に付けておかなければなりません。どんな準備をすべきかを知り、選考に向けて万全の態勢を整えておきましょう。

経済やビジネスに関する情報に通じておく

どのコンサルファームを志望する場合でも、経済やビジネスに関する情報に精通していることが大切です。経済やビジネスへの理解は、コンサルタントとして最低限求められるものであり、正しい知識が持てていなければ、インターンであっても選考に合格することは難しいでしょう。 日頃からニュースをチェックして、経済の動きや社会情勢などを把握しておくことはもちろん、日本経済新聞なども利用しながら、さまざまな情報を手に入れることが大切です。情報源を多く持ち、さまざまな角度から経済やビジネスについての理解を深めておきましょう。

情報リテラシーを高めておく

コンサル業界では、情報収集力は求められますが、情報は単に集めるだけではなく、その中から本当に信用できるものを精査しなければなりません。そのため、情報リテラシーが非常に重要であり、これを高めておくことが、コンサルタントとしての基礎能力を高めることにつながります。 ネットの情報などをすぐに鵜呑みにするのではなく、出典を確認したり、ダブルチェックをしたりするなど、常に情報を疑う意識を持つことが大切です。

マーケティング等に関する書籍を読む

コンサル業界では、マーケティングに関する知識や能力も求められるため、それらに関係した書籍を読むことも大切です。マーケティング関係の書籍はたくさんありますが、論理的思考力が高められるもの、思考のプロセスを解説したものなどを選ぶとよいでしょう。 また、マーケティング戦略について、実際の事例を使って紹介したものもおすすめですが、さまざまな視点から市場を見る能力や知識を養っておきましょう。

課題特定と改善案の策定を日々意識する

コンサルタントの仕事は、大きく考えれば、課題特定と改善案の策定の繰り返しです。これは、頭の中で考えておくだけでも思考力を高められるので、日々意識しておくことが大切です。何かの課題となるものを見つければ、それに対しての改善案を考え、自分の中で言葉にできるように、具体的なアイデアを出していきます。 自分の考えを、明確な言葉にできるまで落とし込み、それを再度、別の方向から考え直して弱点を見つけるなど、思考のトレーニングを積んでおくことが大切です。

コンサル業界ならではの試験対策

コンサル業界のインターンでは、面接だけではなく、筆記試験などが選考に含まれていることも多いです。コンサル業界ならではの試験もたくさんあるので、それらの対策をしておくことが大切です。 フェルミ推定、ケース問題、玉手箱、判断推理・数的推理などは、選考でも頻出なので、必ず押さえておきましょう。過去問を解いて試験問題に慣れておくなど、事前にしっかり対策をしておくことが、インターン参加への近道です。

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コンサルインターンおすすめ書籍

コンサル業界のインターンに参加するためには、事前の勉強は必須であり、特に書籍を使った対策がおすすめです。しかし、コンサル業界に関連する書籍は非常に多く、どれを使って勉強すればよいのかと、悩んでしまう人も多いでしょう。 書籍はさまざまありますが、コンサルに必要な知識が学べる、口コミ評価が高い、インターンでも役立つ内容という3つの観点で、とくにおすすめの書籍をご紹介します。

日本実業出版社 コンサルの基本

コンサルの基本は、コンサルやコンサルタントとは何かについての理解を深められる一冊です。コンサルの入門書として最適の内容となっており、基本から実践的なテクニックなど、幅広く解説されています。 紹介されている領域は、「戦略」「IT・業務」「組織人事」「財務」の4つであり、コンサル業界全体を理解するのにも役立つでしょう。業界の動向や専門用語なども解説されていますし、予備知識がなく初めての勉強にもおすすめです。

東洋経済 ロジカル・シンキング

ロジカル・シンキングは、「ロジカル・コミュニケーション」という新たなコミュニケーションの手法について紹介した一冊です。コミュニケーション能力を高めるためにはどうすればよいのか、そもそもなぜコミュニケーション能力が低下するのかなどが言及されています。 コミュニケーションについて基本部分から考え直せることはもちろん、上手にコミュニケーションを取るための実践的なテクニックなども学べます。コンサルタントに必要なコミュニケーション能力と、論理的思考力を同時に学べ、効率良く勉強を進めることが可能です。

ダイヤモンド 考える技術・書く技術ワークブック 上・下

考える技術・書く技術ワークブックは、書き込み式のワークブックなので、実践的に考える能力を養えます。ワークに沿って進めれば、能力が身に付く仕組みになっているので、単に本を読むよりもスキルが身に付きやすく、勉強したという実感もわきやすいでしょう。 上下巻となっており、上巻では基礎が学べ、下巻では応用的な能力の実践となっているため、両方合わせて取り組むことが大切です。

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コンサルは個人のスキルや経験が高められる

コンサル業界はインターン先としても人気ですが、個人のスキルや経験を高め、成長につながりやすいからです。インターンに参加するためには、事前に準備を徹底しておくことが大切であり、いかに対策ができたかが合否にも大きく影響します。 コンサルのインターンは狭き門ですが、きちんと準備していれば合格を目指すことは可能です。コンサル業界やインターンについての理解を深め、インターンに参加することで、大きく成長しましょう。

社会を知る方法はインターンだけじゃない

インターンシップに参加することで、その会社を深く知ることが出来ます。 ですが、インターンシップに参加できる社数は限られているはず。1人あたり平均して3~5社程度受けられるはずですが、スケジュールの関係でそれ以上は難しいことも。 では、それ以外の会社や業界のことを知るにはどうしたら良いのでしょうか?

答えは、OB/OG訪問にあります。ビズリーチ・キャンパスには多様な業界、会社に所属する先輩社会人が登録しています。あなたのキャリア選択にきっと力になってくれるはず。

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