給料ありのインターンと無給インターンの違いとは?
給料ありのインターンと無給のインターンは、内容に違いがあります。内容にどのような違いがあるのかを具体的に確認していきましょう。また、給料があるならアルバイトとの違いも疑問に思うところです。給料ありのインターンとアルバイトとの違いも理解しておきましょう。
大きな特徴はこの3つ
そもそも、インターンは「Internship(インターンシップ)」の略称であり、「学生が企業や組織の中で業務に従事すること」を意味します。給与ありのインターンの特徴は以下の3つです。自分が今後どういった企業でインターンをするべきかの指標にもなるのです。
1. 給料ありのインターンは実施する期間が長い
給料ありのインターンの場合、最低でも1カ月程度実施しますが、無給の場合は実施期間が1日~1週間ほどです。実施する期間に違いがあるのは、給料ありのインターンは期間中も育成することを目的にしているから。実際に仕事を任せられるようになるには、最低でも1カ月程度の期間が必要です。
2. 給料ありのインターンは実務に携わる
給料ありのインターンは、実際に社員と同じように実務に携わり、その対価として給料をもらうことができます。一方で無給のインターンの場合は、企業についての説明会のような内容です。企業側は、自社をアピールして学生の理解を得るために行っています。また、グループワークやディスカッション、職業体験の一環として行うこともありますが、いずれにしても実務には携わりません。
3. インターンシップで給料ありは全体の5%
インターンシップで給料ありは全体の5%とほんのわずかです。なぜ無給のインターンが圧倒的に多いのかというと、企業の説明会の代わりとして短期間で行われているから。就活の説明会に参加するのに報酬が出ないのと同じで、説明会のような内容のインターンでは給料が発生しません。
給料ありのインターンとアルバイトの違い
そもそもアルバイトは、非正規雇用の1つの形態であり、「社会人や学生が本業や学業のかたわら収入を得るための仕事をする」ことを意味します。給料ありのインターンとアルバイトとでは、「目的」に大きな違いがあります。給料ありのインターンは、実際に企業で実務を経験することで自分の経験値を上げることを目的にしています。一方でアルバイトは、経験値よりも給料を目的にしていることがほとんどです。 インターンの場合は、今後社員として一緒に働く可能性があるため、アルバイトでは経験できない仕事を経験できることがあります。企業によりますが、成果を出せば責任ある仕事も任せてくれるようになり、将来に役立つスキルを習得することができるのが給料ありのインターンの特徴です。
給料ありのインターンの給料の相場
給料ありのインターンの給料の相場は、時給に換算すると1,000円ほど。企業によっては、昼食代+交通費という内容で日給5,000円が支払われるケースもあります。 時給の場合、日給の場合、または成果報酬が支給される場合と、企業によって給料の発生の仕方が異なることも特徴です。
給料ありのインターンが見つかる求人サイト
就活に繋げるためにはアルバイトよりも給料ありのインターンのほうが魅力的なので、給料ありのインターンを探してみましょう。
時給1,500円以上のインターンが見つかる求人サイト
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有給インターン専門の求人サイト
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インターンの価値は給料ではない
インターンには給料「あり」と「なし」とありますが、インターンの価値は給料ではありません。自分の経験値を上げて就活に役立たせるのがインターンに参加する目的です。 将来働く場所を実際に体験できる貴重な時間になるので、インターンで働く機会を活かしましょう。