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選考対策

内定をもらったときお礼状は出すべき?マナーと書き方を紹介

企業から内定をもらえば、そこで就職活動は終了というわけではありません。自分に内定を与えてくれた企業の採用担当者に感謝の意を表す手段として、お礼状を書くことをおすすめします。 内定のお礼状とは、どのような手段でどのような文章をつづれば人事担当者に好印象なのでしょうか。書き慣れていない人にとっては難しく感じるのかもしれませんね。 今回は、内定をもらったときのお礼状の送り方とマナーを紹介します。美しく、丁寧なお礼状を作成することで、社会人としてのスキルが上がるでしょう。

内定のお礼状を出すことは就活生の常識なの?

内定のお礼状を書かなかったからといって、決して内定が取り消しになるわけではありません。しかし、採用担当者によっては、お礼状を送ってこない内定者に不満を覚える可能性があります。他の内定者はお礼状を出しているのに、あなただけが出していなかった…ということになると、悪目立ちしてしまいますよね。 そのような事態を避けるためには、多少時間がかかったとしても、お礼状を書くことをおすすめします。

お礼状の送り方はどうすべき?

画像 お礼状はメールで送った方がいいのか、それとも手紙をしたためるべきか、迷うところです。 結論からいうと、内定の連絡方法によって送り方を変えましょう。もしもメールで内定通知を受け取ったのであれば、それに返信する形でお礼メールを送ります。 内定通知が電話、もしくは採用通知書であれば、手紙にお礼文を書いて送ることがおすすめです。 お礼状は内定通知を受け取ったその日に書きましょう。特にメールの場合は、できれば採用通知を確認した時点で返信をしたいものです。 内定を受け取ってからお礼状の書き方を勉強するのではなく、内定が出る前にある程度のフォーマットを整えておくと、急に内定が出ても慌てません。

お礼メールの書き方と例文

お礼メールは1~9の順番に構成します。
1. 件名
2. 本文は会社名+部署+採用担当者名から
3. 文頭は「お世話になっております。」
4. 自分の名前
5. 採用のお礼と感謝の言葉
6. 入社後の意欲表明
7. 今後お世話になることへの挨拶
8. 最後のお礼
9. 大学名・氏名・メール・電話番号・住所
手紙を書くときに使用する「拝啓」や「敬具」は、メールの場合は必要ありません。内定通知に返信する場合は、件名の「Re:」を消し、「内定へのお礼」を一文で入れましょう。 行間を詰めると読みにくくなるので、数行ごとに改行してください。 文頭で氏名を伝え、最後にはもう一度個人情報を入れておくようにしましょう。

例文
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<件名>内定をいただき誠にありがとうございます
<本文>
〇〇株式会社
人事部採用担当 〇〇様

いつも大変お世話になっております。
先日、貴社より内定通知を頂戴いたしました(氏名)でございます。

採用のご連絡、誠にありがとうございます。
また、採用選考では貴重なお時間を割いていただいたことを、重ねて御礼申し上げます。

採用のご連絡をいただき、これから貴社で働くことができる事を大変嬉しく思い、その喜びは現在も続いている次第でございます。
入社日を待ち遠しく思う気持ちとともに、身の引き締まる思いを強く感じております。

至らない部分も多々あるかと存じますが、1日でもでも早く仕事に慣れ、貴社に貢献できるよう努めたい所存でございます。
ご指導、ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願いいたします。
まずは取り急ぎ、御礼申し上げます。

氏名:〇〇
メールアドレス:〇〇@〇〇
電話番号:xxx-xxxx-xxxx
住所:〒〇〇〇-〇〇〇〇
〇〇県〇〇市〇〇町〇〇番地
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手紙で送るお礼状の書き方と例文

手紙でお礼をしたためる場合でも、本文の内容(お礼メールの構成5~8)はお礼メールとほぼ同じで構いません。 気を付けたいのは、「拝啓・敬具」の使い方と、時候の挨拶です。また、お礼状の場合は個人情報と一緒に手紙を書いた日付を入れるようにしましょう。 横書きの便せんがありますが、ビジネスの場においては縦書きの方がフォーマルな印象を与えます。カジュアルなデザインや色付きの封筒・便せんを避けて、白い無地のものを選びましょう。

例文
----
平成〇〇年〇月〇日
〇〇株式会社 人事部採用担当
〇〇様

拝啓
春風の候、貴社ますますのご清栄のこととお喜び申し上げます。

この度は内定を頂戴し、誠にありがとうございました。
また、採用選考では貴重なお時間を割いていただいたことを重ねて御礼申し上げます。

採用のご連絡をいただき、これから貴社で働くことができる事を大変嬉しく思い、その喜びは現在も続いている次第でございます。
入社日を待ち遠しく思う気持ちとともに、身の引き締まる思いを強く感じております。

至らない部分も多々あるかと存じますが、1日でもでも早く仕事に慣れ、貴社に貢献できるよう努めたい所存でございます。
ご指導、ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願いいたします。
まずは書面にて、取り急ぎ御礼を申し上げます。

敬具

〇〇大学
〇〇 〇〇(氏名)
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お礼状のこんなところにも気を配ろう

前章でも説明しましたが、お礼状は内定を受け取ったらすぐに書きましょう。できれば内定通知を受け取った当日、遅くても翌日には送信、または投函したいものです。 言うまでもなく誤字・脱字はNG。完成したお礼状は、人に読んでもらい、おかしなところがないかどうかをチェックしてもらいましょう。 お礼状がメールの場合はパソコン、またはスマートフォンでの作成になりますが、手紙の場合は、手書きにすると真心が強く伝わります。書字が苦手な人も、心を込めて丁寧に書けば大丈夫です。万年筆を使うと、より丁寧な印象になりますが、使い慣れていない人は水性ボールペンでもいいでしょう。

まとめ

堅いイメージのあるお礼状ですが、コツを掴めばそう難しいものでもありません。基本的なフォーマットを覚えておけば、すぐに書けるでしょう。 入社の決意表明であるお礼状は、あなたの印象を大きく左右します。採用担当者や人事担当者に「この応募者を採用してよかった」と思ってもらえるように、丁寧にお礼状を書くように心がけましょう。 便せんや封筒は事前に用意しておくことをおすすめします。今回紹介したお礼状に限らず、社会人の方とのマナーも母校の先輩であるOBの方々に聞いてみるとよいでしょう。ビズリーチ・キャンパスではOBの方々と気軽に連絡を取ることができます。先輩の方々に内定後のお話も聞いてみませんか?

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