こんにちは!ビズリーチ・キャンパス編集部です。 みなさん、もう「自己分析」はきちんとできているでしょうか? 就職活動において最初にしっかりと自分を理解できていると、その後の仕事選びはスムーズに進めることができます。 今回は、そんな自己分析の方法の一つである「自己分析シート」を使いこなせるように紹介していきます!
自己分析の目的
「自己分析」とは自分を理解することです。自己分析の手順を踏むことで自分を見つめ、自分の感じ方や考え方を把握することができるでしょう。自己分析は以下の目的をもとで就活において役立ちます。
仕事選びの軸を定め、自分に合った仕事を見つける
自分に合っていない仕事や企業風土を知らずに就職するとどうなるでしょうか?やりたくない仕事を一日中こなし、ウマの合わない人たちと付き合うことになるでしょう。そんな我慢尽くしの肩身の狭い社会人生活を送っていると、せっかく新卒入社した企業を転職することになるかもしれません。だからこそ、最初に自己分析によって自分の仕事や組織に対する適性を知っておくことは重要です。
長所や短所を自覚し、自身を分かりやすくアピールする
就活とは志望企業に自分の潜在的な能力を売りこんでいく活動でもあります。そこで、自分という商品の特性を理解できていないまま、ESを書いたり面接を受けたりしても、採用担当者に響く見込みはありません。自分の強みや弱みを自覚し選考に臨むことで、自分自身を分かりやすくアピールすることができます。
過去の経験から洗い出し
それでは自己分析の方法を見ていきましょう。自分のことを理解するには、まず自分の過去を振り返ることから始めてみましょう。皆さんはこれまで習い事や部活、アルバイト、進学と様々な経験を重ねてきたと思います。それらを決める時や日常の中の小さな出来事からでも、その時の自分の考え方を理解する良い材料になります。
過去の経験から導かれる自分の価値観を見つける
洗い出した経験から、その時に自分はどう感じていたのか振り返ることで、そこに自分の考え方の基準になる価値観を見つけられると思います。その時のポイントは「なぜ?」を繰り返すことです。「なぜそれをやりたいと感じたのか?」「なぜその活動に打ち込めたのか?」「なぜいやな気持になったのか?」 この様に考え方の基準を知っておくと、基準をもとに自分に合った企業を探しやすくなり、早い段階で入社後のミスマッチをある程度まで防ぐことができます。
自分の長所、短所を見つける
過去のエピソードを振り返る中で自分の長所と短所についても把握できます。また、長所と短所は紙一重なので、なかなか長所が見つからない人でも気にすることはありません。例えば「行き当たりばったり」な人は「柔軟に対応できる」や「目の前のことに正面から向き合える」、「人見知り」な人は「深い友好関係を大切にする」や「慎重に物事を考えることができる」と言い換えることができます。この様な長所と短所を洗い出したエピソードとともに伝えることで、自分がどういう人間なのか非常に分かりやすく伝えることができます。
自分が頑張れるのはどんな環境か
洗い出したエピソードの中で特にアピールしたいのはやはり自分が頑張った経験でしょう。そして「なぜ頑張った/頑張れたのか」の自問自答を繰り返すことで、それらに共通する環境があることに気が付くと思います。 例えば、チームプレイの部活や勉強を教えあって頑張ってきた人は、助け合いや協調性が求められる環境で活躍することができます。 これまで多くの新しいことにチャレンジしてきた人であれば、若いうちから挑戦する機会が与えられる環境で能力を活かすことができるでしょう。 この様に自分の過去を振り返り、自分の活躍できる環境を分析した上でアピールすることによって、志望企業の採用担当者は学生がどの様に会社で貢献してくれるのかイメージしやすくなります。
おすすめ自己分析シート
こちらはジョハリの窓と呼ばれる、自分について理解する心理学の手法です。 自分の特徴について、自分と他人の認識を書き出して上図に当てはめることで、自己認識のズレを把握することができます。自己分析だけでなく他己分析も同時に行うことができるのが特徴です。
こちらのリンクからダウンロードできるエクセルシートを用いて、記入例を参考にして年代別に自分史をまとめることができます。また、その時の満足度についても記入できる欄があるのでモチベーショングラフも一緒に作成することができます。
このサイトでは、「社会人基礎力」と呼ばれる、経済産業省が提唱する、これからの社会人に必要な基礎的な能力について詳しく紹介されています。 上記のリンクからダウンロードできるシートでは、その「社会人基礎力」を自分がどれほど持っているのか、具体的なエピソードとともにまとめることができます。 また、同時に今の自分に足りない力をどうつけていくのかといった、今後の目標を決める際のガイドとしても活用できます。
こちらは「私は、」から始まる、自覚している自分の性格・行動を書き連ねていくシートです。この性格・行動に対して「だからどうなの?」と自問自答を繰り返しまとめていきます。これによって自分の強みに論理性が加わり、より説得力のある自己アピールをすることができます。
こちらの自己分析シートでは、ESや面接で問われる質問に答える形式になっているので、そのまま選考に利用することができます。他にも他己分析シートや、仕事選びの軸を書き留めておくキャリアプランシートなど、様々な就活で役立つシートをダウンロードできます。
こちらは会員登録することでダウンロードできる自己分析シートです。シートは大きく「中学・高校時代編」「勉学・ゼミ編」「グループにおける特別な活動編」「特技や長所編」に分かれています。それぞれの分野に沿った質問の誘導に従って答え、最後にその答えを穴埋め式の自己PR文章に当てはめることで一気に選考対策まで進めることができます。また、昔のことをなかなか思い出せない人のためのウォームアップ質問を通して、より密度の濃い自己分析ができます。
おわりに
今回紹介したシートに手で書き込むことで、頭で考えるよりも早く効果的に自己分析をすることができます。自己分析を通して自分の価値観を把握することは、就活が上手くいくかどうかのネックになるので、ぜひじっくり取り組んでみてください。自己分析がある程度進むと次は選考対策です。そこで、先輩たちはどのような対策をしたか気になりませんか?OB・OG訪問をするならビズリーチ・キャンパスで! ビズリーチ・キャンパスには、学生の皆さんのキャリアを応援したいという想いを持った社会人がたくさん在籍しています。 OB訪問を通して、志望企業の先輩方から有益なアドバイスがもらえるはずです!
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