こんにちは。ビズリーチ・キャンパス編集部です。業界研究や面接対策と並び、もしくはそれ以上に就活において重要な自己分析。あなたのことを何も知らない人事に自身の魅力を伝えるためには、 いかに自分について良く知っているか が肝心です。
自己流で行うと手間がかかる割に精度の低い結果になってしまいがちなので、体系化された手法に従って対策することをオススメします。
今回は自己分析に関する書籍の中から、 必携クラスの5冊 を紹介します!
目次
・なぜ自己分析が必要なのか?
企業に自らを売り込むため
ミスマッチを防げる
・自己分析本を使うメリット
とっかかりを掴める
考えを整理しやすい
・本を使うときの注意点
読破して満足しない
結果を鵜呑みにしない
・自己分析におススメの本5選
・対策本だけでは不安な人は・・・
なぜ自己分析が必要なのか?
企業に自らを売り込むため
就活は「自分という商品を売り込みにいく場所」です。 広告で目にする商品と同じで「あなたにはどういった特徴があるのか?」ということを十分に伝えることができなければ、内定はおろか採用担当者の記憶にさえ残らないといった事態になってしまいます。
商品を営業する際、その商品のことを良く知っていないと良い営業はできません。それと同じで、 あなたの魅力を最大限に伝えるためには、最大限に自分のことを知っておく必要があるのです。
ミスマッチを防げる
社員を新しく採用するからには、企業側からするとできるだけ長く結果を出す働き方をしてほしい訳です。そのため面接官も 「業界や業務内容がその就活生の特性(好き嫌いや才能)にあっているか?」 ということを見ようとしてきます。
その点で 「自分はこんな価値観を持っている」 ということをしっかりと伝えることは必須なのですが、その価値観が勘違いしたものであったり、自分の本音ではないなどの 「思い込み」 であるというケースはよくあることです。
人間という生き物は、思っている以上に自分のことをよく理解していません。そういった勘違いを防ぐためには、 過去の経験をベースとして自分という人間を可視化していく のが最良の解決策になります。
自己分析本を使うメリット
とっかかりを掴める
冒頭でも述べたように、自分自身の経験や行動を年単位あるいは人生単位で振り返って熟考する機会というものはなかなかありません。
いざ取り組もうとしても、どこを切り口にしてどういった基準でやれば良いのかという具体的な方法なんて独力で考えていてはキリがないですよね。
一人で考え込むよりも受験勉強と同じ要領で、分かりやすく解説されている書籍から入るとスムーズです。
考えを整理しやすい
自己分析は直感によるものではなく、受験勉強のようにれっきとした方法論があります。
書籍の中には、就活における自己分析が体系化されたノウハウとなっており、読み進めながら内容に沿って実際に自己分析をしていく形をとっているものもあります。
そういった書籍は、ステップバイステップでストレスなく取り組むことができるようになっているので、無理なく自らを俯瞰することが可能です。
本を使うときの注意点
読破して満足しない
当然ながら、自己分析の方法というノウハウを手に入れただけでは、自分の価値観や性格は分かりません。結局やらないといったことを避けるため、読むだけ読んで先延ばしにすることも避けましょう。
また精度の高い自己分析をするためにも、適当に設問に答えたり就活直前に焦って終わらせるといったことをしないようにしましょう。
結果を鵜呑みにしない
「あなたは積極的に周りを巻き込むリーダータイプ!」
「向いている職種は営業マン」
といった分析結果が出たからといって、それをそのまま志望動機や自己PRに転用すると内容の薄いものになってしまいます。
就活に非常に有効な自己分析ですが、 分析結果が100%正しい訳ではありません。
自己分析におススメの本5選
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0(日本経済新聞出版社)
2001年に出版され、人々の持つ「34の資質」について解説した 国内累計50万部のベストセラー「さあ、才能に目覚めよう」の新版。
本書では旧版で明らかにした34の資質をそれぞれどう活かすかにフォーカスしており、 それぞれの資質について10項目の「行動アイデア」と3項目の「人の活かし方」を解説している。
また、自らの回答を膨大なデータベースと比較することのできるWebテスト 「ストレングス・ファインダー2.0」を実施するためのアクセスコードが記載されている。 (中古の場合は使用することができない)
就活だけではなく、人生の大きな羅針盤としても使うことのできる良書。
受かる!自己分析シート(日本実業出版社)
就活における自己分析のバイブル。本書は 「自己分析」→「他己分析」→「企業研究」 の3部構成となっており、読みながら実際に進めていくことで自分の強み・エピソードを徹底的に洗い出すことができる。
ページ右のワークシートに直接書き込めるというのも嬉しい。
巻末に自己PR事例集がついており、 実践ベースで対策することが可能。
あなたが「一番輝く」仕事を見つける 最強の自己分析(KADOKAWA)
著者は、キャリアコンサルタントとして4000人以上の面接現場を見てきた梅田幸子氏。
ありきたりな自己分析本ではなく 「個性と能力を活かす」 ということを主軸として、
「強みがどう仕事に結びつくか」
「企業でどのような活躍ができるか」
について見える化されている。
ハーバードの自分を知る技術 悩めるエリートたちの人生戦略ロードマップ(CCCメディアハウス)
元ゴールドマン・サックス副会長、現ハーバード・ビジネススクール教授ロバート・スティーブン・カプランによる 「潜在能力をいかに引き出すか?」 ということをテーマとした書籍。
個人の成長、人間の可能性、リーダーシップについて研究を重ねてきた著者の長年のノウハウが詰まった一冊。
9つの性格 エニアグラムで見つかる「本当の自分」と最良の人間関係
エニアグラムとは、日米の一流企業で人事研修にも採用されている 「すべての人は、9つのタイプに分けられる」 というキャッチコピーを持つ、科学的に検証された人間学の理論のことである。
本書では20の質問に答えることにより、自分が9つのうちのどのタイプに属しているのか知ることができる。
キャリアデザインにも活用したい良書。
対策本だけでは不安な人は・・・
自己分析は体系化されたやり方が存在しているため、関連書籍を1冊読破するだけでも内定に大きく近づくことができます。
その一方、客観的に見た自分の第一印象を知ることも自己分析に役立ちます。
「本だけじゃ不安!」
「自己分析やってみたけどなんだか納得いかない・・・」
という方は、より精度の高い自己分析をするために OB訪問 を利用してみてはいかがでしょう?
一次情報を得て、自分の未来を見つけに行こう
採用ホームページやニュースなどのメディアを読んで、業界・企業研究に励むことはとても大事なことです。 しかし、それらの多くは二次情報に過ぎません。何かしらのバイアスがかかっており、正しい情報であるかどうかは自身で選択していかなければなりません。
情報収集で重要なことは、「どれだけ新鮮な一次情報」を得られるか、ということ。 そしてその一次情報を得る手段としては、「とにかく人と出会う」ことが重要になります。
ビズリーチ・キャンパスでは、様々な社会人と出会える機会をご用意しています。 学生ならではの特権を使って、今しか聞けない話を聞きに行ってみませんか?