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選考対策

【面接を制する者は就活を制す! 面接徹底対策講座】

就活においての最難関、それが面接。 初対面での会話、予測できない質問や正解のない答え…、さらにそれが人生を左右する可能性もある最初の一社を賭けた場となれば、どうあがいてもしどろもどろな返答になってしまいそうです。特に、緊張しやすい学生や口下手な学生であればなおさら、そんな面接というステップに苦手意識を持ってしまうのも仕方がないことなのかもしれません。 しかし、ポイントさえ押さえて対策しておけば、どんな場面でもしっかり受け答えができるはず。今回はそんな面接のコツをご紹介します!

就活の面接で評価される学生の特徴とは


面接官が学生を判断するポイントは、話す内容だけでなく、話し方や受け答えする学生自身の姿勢です。

「第一印象が大事」とは、就活の面接だけでなく、どんなシーンでもよく言われることですよね。
特にその場で評価が決まってしまう面接は、評価がそんな第一印象に左右されることも多いのです。
あいさつがしっかりできるか、アイコンタクトしながら話せているか、ハキハキと話せているか…などがチェックされ、
第一印象がプラスに評価されなければ、どんなに中身が良い回答だったとしても社会人として不適格と判断されてしまうかもしれません。


面接に臨む際は、こんなことも基本的で小さなことと甘く見ないで、きちんと対策していくことが大切です。

面接の質問で頻出なものと回答例

          

【学生時代頑張ったこと】

面接でよく聞かれるのが「学生時代にもっとも頑張ったことは何ですか?」という質問。
志望動機を問われることがなくても必ずこの質問は聞かれるというほど就活の面接では基本的な質問です。
ただ、この質問を通して問われているのは、バイトでの売り上げやサークルの運営経験など具体的なエピソードのすごさではなく、

・論理的に話せるかどうか
・自分しか知らない個人的な経験をどう伝えるか
の2点です。

この答え方で、面接官は会社のとの相性やあなたが会社に貢献できそうかどうかなどを判断することになるのです。

解答例:「ESSでディベート活動と部活の運営を経験したことです。ディベートは、与えられたテーマに対して賛成派と反対派に分かれ、
説得力のある主張を競うゲームです。自分自身がプレイヤーとして活動に参加するだけでなく、ディベートの面白さを伝えるために部活の運営をしてきました。
部活を運営することやメンバーをまとめることは、時に意見の食い違いも起こるため難しい役目でしたが、
皆の意見を聞きながら一つのことに向かって取り組めたことにやりがいを感じました。」

【志望動機】

次によく聞かれるのが「志望動機を教えて下さい」という問いです。この問いから評価されることは、

・会社への志望度
・やりたいことや興味関心と会社の方針がマッチしているか

の2点です。
人事や会社が知りたいのは、あなた自身のキャリアパスと会社の進んでいく方向があっているかどうか。
新卒採用は、学生だけでなく企業にとっても長い時間と大きなコストが発生する一大プロジェクト。
なるべく合う人材を採用しアンマッチを防ぐためにも、様々な角度から学生を判断していきます。

解答例;「ITを通して、多くの人の暮らしを支えたいと考え、貴社を志望しています。
子どもの頃からコンピューターが好きで、大学では情報工学を専攻しました。学生時代はITベンチャーでのインターンシップも経験し、
ITがインフラや社会の基盤を支える様子を目の当たりにしたことから、ITを使って効率化することに興味を持ちました。
貴社の強みは、公共性の高い大規模システムを開発できることだと感じています。
貴社でなら、より多くの人々の生活を支えられるシステム作りが可能だと思い志望しました。」

【今までで一番の困難を乗りこえた経験】

基本的な3つの質問の中で、最も個性が現れるのがこの「困難を克服した経験」を問われる質問です。この質問が評価されるのは、

・どんなことにどのように熱中して取り組んできたか?
・その困難を解決するための思考のプロセス

学生時代よりも、大きなお金とたくさん人が動く企業の中でのチームでは、より制限も多くなり失敗も許されなくなります。
そんな時に、“素”のままのあなたはどう考え行動するのか?そんな思考の断片がこの質問から明らかになるのです。

解答例「これまでで一番の困難は、オーケストラの部活でのことです。中学時代から6年間続けてきたバイオリン、
高校時代は全国大会の常連校でもあったため、部活一色の生活でしたが、それが楽しくもありました。
しかし、大学では部員のモチベーションもそれぞれ異なり、今まで自分が当たり前だと思ってきた価値観が打ち砕かれてしまいました。
それでも、それぞれの意見を聞きながら自分がやりたいことを伝え、一つのチームとして活動していくことで、自分の価値観や考え方を広げることができました。
気の合う仲間とトリオを組み病院に慰安訪問に行ったり、ゼミでの研究に集中することができたのも、そんな経験から学ぶことができたからだと感じています。」

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個人面接と集団面接の違い

【個人面接】

質問数:5個以上
一人当たりの面接時間:30分~1時間
他の学生との比較:なし

個人面接は、集団面接と異なり自分だけが面接官に注目される面接のスタイルです。

時間もたっぷりあるため、回答をさらに掘り下げられたり予想外の質問をされる可能性も。
さらに、個人面接は、常に自分に質問が来るため考える時間があまりないのも特徴です。
回答がブレたり、考え込んで黙ってしまうということがないように、しっかりと準備をして挑みましょう。

【集団面接】

質問数:2~3個
一人当たりの面接時間5分~10分
他の学生との比較:あり

個人面接と異なり、他の学生と比較されてしまうのが集団面接。

時間の制限もある中で、自分の思いを率直に語るというより、他の学生に埋もれずいかに印象に残る回答ができるかが問われます。
ただし、派手なエピソードが必要なわけではなく、エピソードの切り口や展開の仕方など自分らしいオリジナリティがある回答になるように心がけて下さい。

面接対策

【面接官の意図を酌んで回答する】

質問される側に立つと、つい自分自身の話に夢中になってしまうことや自分がしたい話をしてしまうことがあります。
どんなに緊張したとしても“どのような意図でその質問がなされているのか”を常に念頭に置きながら回答しましょう。

さらに、たわいない質問でも、ここは面接、その質問の裏にはその企業との相性を図るという意図が隠されています。
面接官が本当に知りたい回答をすることで、内定にもぐっと近づくことができるはずです。

【結論ファーストで答える】

基本的なことですが、どんな質問に回答する時も忘れてはいけないのが結論から先に話すこと。
理由やエピソードから話してしまうと、面接官にとってもすんなり理解できずストレスです
話す内容や話す順序など、初めてそのエピソードを聞く面接官が理解できるように分かりやすく話すことが大切です。

自分自身の回答もズレることなく最後まで話すことができます。

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最後に緊張を緩和する方法とは

最後にご紹介したいのは、面接の前に取り入れたい緊張を緩和する方法です。

時には厳しい質問をされることもある面接ですが、上手く答えられなかったとしても、
決して自暴自棄になったり自分自身を否定してしまわないようにしてください。どんな答え方になったのだとしても、これが“素”の自分!
と開き直るくらいの心構えで挑むくらいがちょうどいいのです。

また、面接前日はゆっくり入浴したり軽く運動したりしてリラックスしたコンディションに持っていくことで、面接本番はいつも通り話すことができるはずです。

しっかり準備することで、一対一の会話を楽しめます。いつもの自分の姿を評価してもらえるよう、がんばって対策していきましょう!

面接対策は必要。でも、本質的なキャリア形成をしたいなら

面接対策は、内定の確率を上げるのに必要なことですが、はたして「内定を獲得すること」は真のゴールといえるのでしょうか?

「仕事」という時間は人生の大半の割合を占めています。そんな中、周りの意見や評価に流され、自分の心の中の意思に反する形でキャリアを選ぶことは将来の自分の首を苦しめるだけなのではないでしょうか。 面接対策に取り組む前に、ぜひ自分自身と語り合ってみてください。

意味のあるファーストキャリア形成をビズリーチ・キャンパスは様々な形で応援をしています。 我々のサービスを覗いてみませんか?