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選考対策

【内定者の例文あり】エントリーシート(ES)で使える採用担当に響く自己PRの書き方

就職活動において、自己PRは企業に自分の強みを伝える重要なポイントです。 しかし、「自己PRの書き方がわからない」「どのエピソードを使えば効果的か悩む」という方も多いでしょう。 本記事では、自己PRの基本構成や企業が求めるアピールポイントを詳しく解説し、強み別・エピソード別の自己PR例文26選を紹介します。 「ES(エントリーシート)や面接で魅力的な自己PRを作りたい」と考えている方は、ぜひ参考にしてください。適切な構成や効果的なフレーズを学び、選考通過率を高めましょう。

目次

なぜ企業は自己PRを聞くのか

ほとんどの企業が選考過程の面接などのいずれかのタイミングで自己PRを要求しています。なぜ企業はエントリーシートや面接の際に自己PRを聞くのでしょうか。

それは自己PRを見ることで「会社が求めるスキルや長所と合致しているか」を把握するためです。それにより採用担当者はあなたが入社後にどの部署で、どのように活躍できそうか明確なイメージを持つことができます。それでは企業側の意図を踏まえた上で、伝え方について紹介していきます。

自己PRでアピールする長所の選び方

自身の長所を知り、かつ企業が求める能力などと適合するかを調べる作業が必要になります。その方法についてここでは紹介していきます。

自己分析で長所を見つける

とは言え、自分の長所って何だろうと不安に思う就活生も多いかと思います。自分の長所を理解しないまま、適当に自己PRをしたところで、採用担当者はそれを見抜いてしまいます。

エニアグラムで自己分析

企業の求める人材を意識する

企業の求める人材を理解しないまま自己PRをしても、いまいち採用担当者に響かないものになってしまいます。企業に自分を欲しいと思ってもらえるように書く必要があります。

具体的には「私の長所は〇〇で、貴社では~という形で貢献することができます。その理由から、私を採用するメリットがあります。」などと伝えるのが理想的です。そのためには企業研究が必須になります。

企業研究についてはこちら

ビズリーチキャンパスの最新企業研究記事

自己PRでのエピソード抽出3つのポイント

自己PRでは、どのようなエピソードを選ぶかが重要です。成功体験だけでなく、長期的な取り組みや困難を乗り越えた経験、集団での役割を示すエピソードを選ぶと、企業に自分の強みをより説得力のある形で伝えられます。

自己PRに最適なエピソードの選び方を3つのポイントに分けて解説します。

長期的に取り組んだ経験を選ぶ

自己PRでは、一時的な成果ではなく、長期間にわたって取り組んだ経験を選ぶことで、継続力や責任感をアピールできます。数年間続けたアルバイト、大学での研究、部活動などは、忍耐力や成長のプロセスを示すうえで効果的です。

一方で、「長く続けた」だけでは十分なアピールになりません。そこに「どのような課題があり、それをどのように克服したか」を組み込むことで、企業が求める論理的思考力や問題解決力を示せます。
単に好きだから続けたのではなく、責任を持って続けた点を強調すると、仕事においても同じように責任感を持って取り組める人材であることを伝えられるでしょう。

困難を乗り越えた経験を語る

成功体験だけでなく、困難を乗り越えた経験を伝えることで、粘り強さや問題解決能力をアピールできます。企業が求めるのは、トラブルに直面した際にも冷静に対応し、解決に向けて努力できる人材です。

例えば、「アルバイトでクレーム対応に苦労し、お客様の要望を聞き入れる工夫をした結果でリピーターを増やせた」といったエピソードでは、交渉力や対応力の高さを示せます。

試行錯誤を重ねたことや、他者のアドバイスを取り入れながら改善したことを加えると、柔軟な思考力や協調性も伝わるでしょう。具体的な数字や結果を添えると、より説得力のあるPRになります。

集団の中での役割を示すエピソードを選ぶ

企業は「職場で円滑に働けるか」を重視するため、自己PRでは個人の成功よりも集団での役割を示すエピソードが重要です。
ゼミの研究チームで対立を調整し合意形成に貢献した経験や、アルバイトで新人教育を担当しチームの生産性向上に寄与した話は、協調性やコミュニケーション能力のアピールに効果的です。
「頑張った」だけでなく、「どのような影響を与えたか」「工夫した点」を具体的に伝えると、企業が職場での適性をイメージしやすくなります。

企業が求めるのは、チームの中で力を発揮できる人材です。その点を意識し、適切なエピソードを選びましょう。

自己PRの型と伝え方

ここまでは自己PRで使う材料集めを行ってきました。次からはそのような要素をどのように組み合わせていくかについて紹介します。

自己PRの型

上記の図は自己PRの話す順序について示しています。この流れに沿って話せば完璧です。
ここからはそれぞれの要素について具体的な部分について説明します。

最初に結論を書く

結論ファーストで書くと採用担当者により伝わりやすくなります。
例として「自分の長所は~です」や「私の強みは協調性を大切にすることです。」などがあげられます。

経験の概要

話の前提を共有すると、採用担当者に伝わりやすい文章となります。

経験の中で生じた課題

採用担当者は
・どの点を課題として捉えたか
・施策の選択は正しかったか
以下の2点を見ることで学生の「課題発見能力」と「全体像を客観視するスキル」を見ることができます。

課題への施策

施策の部分では
・どんな工夫をしたのか
・どのような意図でその施策を行ったのか
の2点を書くことでより伝わりやすい自己PRになります。
採用担当者は文章からしかあなたを理解することができないため、行った経験がうまく伝わるように書く必要があります。

結果

定量的に成果を述べましょう。
成果がどれほど効果的なのかを示すために、比較できる対象についても追記することでより伝わりやすくなります。
具体的には「売り上げを〇倍に」や「他のインターン生より〇〇な成果を」など、定量的に述べることが望ましいです。

まとめ

「自分はこういうことができる」ということについてアピールしましょう。
具体的に言うと
「このような経験を通して自分は~の力を身に着けることができたので、それを貴社で貢献していきたいと思います。」
最終的にそのエピソードを用いて企業にどのような部分で貢献することができるか書いてみましょう。

【番外編】自分を表現するキャッチフレーズを見つけましょう

キャッチフレーズがあると自己PRのインパクトが倍増します。

人気企業の採用担当者は一枚のエントリーシート(ES)を数十秒で振り分けています。
その中で比較的よく言い回されている単語を選択してしまうと、大勢の記事の中に埋もれてしまいます。

その中で目に留めてもらうためには印象に残るようなコメントが必要となるのは明らかです。

例えば何でも前向きに捉えることをアピールしたい場合は「ミスターポジティブ」と言い表すなど、自分の長所をわかりやすく伝えられ、かつインパクトのあるフレーズを探してみましょう。

自己PR例文 20選 【強み別】

自己PRに役立つ「訴求したい強み20選」別で、それぞれの例文を紹介します。

■訴求したい強み20選
コミュニケーション能力・主体性・チャレンジ精神・協調性・責任感・忍耐力・粘り強さ・負けず嫌い・探究心・計画性・真面目さ・行動力・気配り・継続力・柔軟性・リーダーシップ・判断力・創造力・観察力・向上心

具体的なエピソード、課題の発見から成果までの流れ、というポイントが重要です。
自身が訴求したい強みと照らし合わせつつ、参考にしてみてください。

コミュニケーション能力

私の強みは、相手の立場や状況に応じて柔軟に対応できるコミュニケーション能力です。大学時代、ボランティアサークルに所属し、地域の高齢者との交流イベントを企画・運営していました。参加者の中には、初対面で緊張される方や、耳が遠く会話が難しい方もいらっしゃいました。
私は、相手の表情や反応を観察し、ゆっくりとした口調やはっきりとした発音で話すなど、相手に合わせたコミュニケーションを心掛けました。
その結果、多くの参加者から「楽しかった」「また参加したい」との声をいただき、イベントの参加者数は前年より20%増加しました。
この経験から、相手に寄り添ったコミュニケーションが信頼関係を築き、良好な結果を生むことを学びました。 貴社でも、このコミュニケーション能力を活かし、顧客やチームメンバーとの信頼関係を築き、組織の発展に貢献したいと考えています。

主体性

私の強みは、主体性を持って行動する力です。大学3年生の時、所属していた音楽サークルでメンバー間のコミュニケーション不足により、演奏の質が低下する問題が発生しました。
この状況を改善するため、私はサークル全体での合宿を提案し、企画から実施までを主導しました。合宿では、演奏練習だけでなく、メンバー同士の交流を深めるレクリエーションも取り入れ、その結果、メンバー間の信頼関係が強化され演奏の質も向上しました。
この経験から、主体的に課題を見つけ、解決策を実行することの重要性を学びました。貴社においてもこの主体性を活かし、組織の課題解決やプロジェクト推進に貢献したいと考えています。

チャレンジ精神

私の強みは、新しいことに積極的に挑戦するチャレンジ精神です。大学2年生の時、IT分野の将来性を感じ、未経験ながらITパスポートの取得に挑戦しました。当初は専門用語や技術的な知識に戸惑いましたが、講義やアルバイトの合間を縫って勉強を続けました。
特に苦手だったセキュリティ分野については、専門書を読み漁ったり、オフライン講座を受講したりして克服しました。また、受験日から逆算して定期的に模擬テストを行い、理解度の把握と改善を繰り返すことで、試験に合格しました。
この経験から、新しいことに挑戦する面白さだけでなく、計画的に進めることの重要性を実感しました。貴社に入社後も、このチャレンジ精神を活かし、さまざまなプロジェクトに積極的に取り組み、貢献していきたいと考えています。

協調性

私の強みは、異なる意見や立場を尊重しながら、チームの目標達成に向けて協力できる協調性です。大学時代、ゼミの研究プロジェクトで意見の対立が生じた際、私は双方の主張を整理し、共通のゴールを明確にする役割を担いました。
それぞれの意見を尊重しながら、チーム全体で納得できる解決策を見出し、円滑な研究活動を進めました。その結果、ゼミ内でのチームワークが向上し、研究発表では高評価を得ました。
この経験から、個々の強みを活かしながら協力することが、成果につながることを学びました。貴社においても、チームメンバーとの信頼関係を築き、協調性を活かして組織の成果向上に貢献したいと考えています。

責任感

私の強みは、責任感を持って物事に取り組む姿勢です。大学時代は、学園祭実行委員会の運営に力を入れていました。その際、長年後回しにされていた立て看板の製作に新たに取り組むことを心掛けました。
手間と時間がかかるこの作業において、人手の確保が課題でしたが、私は率先して製作を行い、他チームの人々と信頼関係を築くことで協力を得ました。結果として、仲間と共に9枚の立て看板を製作し、学園祭の成功に貢献しました。
この経験から、大きな仕事を遂行するには信頼が必要であり、信頼を得るには実績が重要であると学びました。貴社においてもこの責任感を活かし、チームの目標達成に貢献したいと考えています。

忍耐力

私の強みは、困難な状況でも粘り強く努力し続ける忍耐力です。大学時代、学園祭の実行委員として企業スポンサーの獲得を担当しました。
約100件の電話をしても、アポイントが取れたのは数件程度でした。成功率を上げるため、企業選定の見直し、電話のタイミング調整、提案の仕方を工夫しました。その結果、前年を上回るスポンサーを獲得し、学園祭の成功に貢献しました。
この経験から、諦めずに工夫し続けることで成果を生み出せることを学びました。貴社においてもこの忍耐力を活かし、粘り強く目標達成に向けて取り組みたいと考えています。

粘り強さ

私の強みは、困難な状況でも諦めずに目標達成へ向けて努力し続ける粘り強さです。大学時代、ゼミの研究プロジェクトでデータ収集が難航し、研究の進行が滞る事態に直面しました。
多くのメンバーが解決策を見出せずにいる中、私は地域の商工会議所や観光協会に直接足を運び、協力を依頼しました。さらに、SNSを活用した新たなデータ収集方法を提案し、実行に移しました。
その結果、目標の3倍以上のデータを収集し、研究の質を大幅に向上させることができました。この経験から、粘り強く取り組むことで困難を乗り越え、成果を上げられることを学びました。貴社においても、この粘り強さを活かし、課題解決やプロジェクト推進に貢献したいと考えています。

負けず嫌い

私の強みは、負けず嫌いな性格で、常に自分の限界に挑戦し続けることです。大学時代、マーケティングゼミのプロジェクトで思うような結果が得られず、強い悔しさを感じました。
そこで、消費者リサーチの方法を見直し、データ分析に基づいてターゲット層を再定義しました。ゼミのメンバーと議論を重ね、新しいアイデアを取り入れて戦略を改善しました。その結果、販売数が20%増加し、プロジェクトは成功を収めました。
この経験から、負けず嫌いな性格は「成果を生む原動力」になると実感しました。貴社においても、この負けず嫌いな性格を活かして常に手法を改善し、貴社の商品やサービスの売上アップに貢献したいと考えています。

探究心

私の強みは、物事を深く追求する探究心です。大学時代、ゼミで商店街の再生について研究していましたが、文献だけでは抽象的な論文になってしまうと感じました。
そこで、実際に人気のある商店街へ足を運び、現地での聞き込み調査を行いました。お年寄りや観光客など、多様な視点から意見を収集し、何度も訪問することで商店街の人々と打ち解け、貴重な話を伺うことができました。その結果、論文に客観的な内容を盛り込むことができ、高い評価を得ました。
この経験から、課題に対して徹底的に調査し解決に導く力を培いました。貴社においても、この探究心を活かし、顧客により良い提案を行いたいと考えています。

計画性

私の強みは、目標達成に向けて綿密な計画を立て、着実に実行する計画性です。大学時代、ゼミの研究プロジェクトにおいて、限られた期間内で高品質な成果を求められる状況がありました。
私はまず、全体の目標を明確化し、必要なタスクを洗い出しました。それぞれのタスクに優先順位を付け、1ヶ月・1週間・1日のスケジュールを詳細に組み立てました。
さらに、進捗状況を定期的に確認し、必要に応じて計画を修正することで、柔軟性を持って対応しました。結果、プロジェクトは予定よりも早く完了し、指導教官から高い評価を得ることができました。
この経験から、計画性と柔軟性を持って行動することの重要性を学びました。貴社においても、この計画性を活かし、プロジェクトの成功に貢献したいと考えています。

真面目さ

私の強みは、目標に向かってコツコツと努力を積み重ねる真面目さです。大学時代、野球部に所属し、当初はレギュラーになれず悔しい思いをしました。しかし、監督からバントの技術を評価されたことをきっかけに、その技術を極めることを決意しました。
毎日の練習後、追加でバント練習を行い、休日も自主トレーニングを欠かしませんでした。その結果、試合の重要な場面で起用され、チームの勝利に貢献することができました。
この経験から、地道な努力が成果を生むことを学びました。貴社においても、この真面目さを活かし、与えられた業務に対して責任を持ち、着実に成果を上げていきたいと考えています。

行動力

私の強みは、目標達成のために主体的に行動し、周囲を巻き込む力です。大学時代、空手部のキャプテンを務めていましたが、経験者と初心者の間に大きな技術差があり、初心者のモチベーション低下が課題でした。
そこで、初心者向けの食事・筋力トレーニングメニューを個別に作成し、毎週の個人目標を設定。さらに、悩みを抱える部員には積極的に声を掛け、問題解決を図りました。この取り組みにより、初心者部員の技術向上が実現し、新人戦で5人中3人が入賞する成果を収めました。
この経験から、主体的に行動し、周囲と協力することで困難を克服できると学びました。
貴社でも、この行動力を活かし、チームの目標達成に貢献したいと考えています。

気配り

私の強みは、周囲の状況を的確に把握し、相手の立場に立って行動できる気配り力です。大学時代、飲食店でのアルバイト経験があります。お客様に快適な時間を提供するため、常に気配りを大切にしてきました。
例えば、お子様連れのお客様には、事前に席の配置を工夫し、注文を伺う際にはお子様が好きそうなメニューを提案していました。また、常連のお客様の好みを把握し、来店時にはスムーズにご案内できるよう努めました。
このような気配りが評価され、リピーターの増加やスタッフ間の連携向上に貢献することができました。貴社においても、この気配り力を活かし、顧客満足度の向上やチームワークの強化に寄与したいと考えています。

継続力

私の強みは、目標達成のために粘り強く努力を続ける継続力です。大学時代、英語が苦手だった私は、TOEICで高得点を取得することを目標に掲げました。毎日1時間のリスニング練習と30分の問題演習を半年間続けましたが、思うような成果が出ませんでした。
そこで、学習方法を見直し、疑問点が出るたびにしっかりと調べてわずかな疑問もなくしていき、理解を深めるよう努めました。その結果、目標としていた700点に近いスコアを取得することができました。
この経験から、継続的な努力と柔軟な対応が成果につながることを学びました。貴社においても、この継続力を活かし、困難な課題にも粘り強く取り組み、成果を上げていきたいと考えています。

柔軟性

私の強みは、状況に応じて臨機応変に対応できる柔軟性です。大学時代、飲食店でアルバイトをしていた際、急なスタッフ欠勤でピーク時の人手が不足する事態に直面しました。このままではサービス品質が低下すると考え、私は素早く対応策を考えました。
具体的には、スタッフ同士で役割を再分担し、自分は通常業務に加えて会計も担当。提供時間を短縮できるメニューを優先的に案内し、オペレーションの効率化を図りました。その結果、大きな混乱なくピーク時間を乗り越えることができ、店長からも評価されました。
この経験から、突発的な問題にも冷静に対応し、柔軟に行動する力を身につけました。貴社においてもこの柔軟性を活かし、あらゆる業務の課題解決に貢献したいと考えています。

リーダーシップ

私の強みは、メンバーの意見を尊重しながらチームをまとめ、目標達成へ導くリーダーシップです。大学時代、ゼミの調査プロジェクトでグループリーダーを務めました。しかし、調査活動に不安を感じるメンバーが多く、このままでは目標達成が難しいと判断しました。
そこで、一人ひとりと話し合い、適性に合わせた役割分担を行いました。その結果、全員が自信を持って取り組めるようになり、予定より早く目標を達成できました。資料作成にも十分な時間を確保し、プレゼンテーションで高評価を得ました。
この経験から、メンバーの強みを活かしながらチームを牽引する大切さを学びました。貴社においてもこのリーダーシップを活かし、チームの成果向上に貢献したいと考えています。

判断力

私の強みは、状況を素早く分析し、最適な選択を行う判断力です。大学時代、ゼミの研究プロジェクトで発表直前にデータの一部に誤りが見つかりました。修正には時間がかかるため、このまま発表するか、別のアプローチを取るかの判断が求められました。
私はすぐにチームと話し合い、正しいデータのみに焦点を当て、補足説明を加える形で発表を続行する決断をしました。その結果、スムーズにプレゼンを進めることができ、審査員からも論理的な説明力を評価されました。
この経験から、状況に応じた柔軟な判断の重要性を学びました。貴社においても、この判断力を活かし、迅速かつ的確な対応で貢献したいと考えています。

創造力

私の強みは、既存の枠にとらわれず、新しいアイデアを生み出す創造力です。大学時代、地域活性化に関するプロジェクトに参加し、地元の伝統産業の認知度向上に取り組みました。
多くのメンバーがパンフレットやSNSを活用した情報発信を提案する中、私は伝統工芸を体験できるワークショップイベントの開催を提案しました。地元の職人と連携して、観光客が実際に製作体験をできるブースを設け、伝統技術の魅力をより身近に感じてもらう試みです。この提案はプロジェクトチーム内で注目を集め、最終的に採用されました。イベント当日は多くの観光客が参加し、メディアにも取り上げられるなど、大きな反響を呼びました。
この経験を通じて、創造力を活かして新たな価値を生み出し、課題解決につなげることの重要性を実感しました。貴社においても、この創造力を発揮し、革新的なアイデアで事業の発展に貢献したいと考えています。

観察力

私の強みは、周囲の状況や人々のニーズを的確に把握する観察力です。大学時代、飲食店でアルバイトをしていた際、週末の混雑時にお客様が料理を待つ時間が長く、不満を抱いている様子に気付きました。
そこで、調理スタッフと連携し、人気メニューの仕込み量を増やす提案を行いました。待ち時間を楽しく過ごしていただくために、簡単なアンケートや会話を通じてお客様とのコミュニケーションの機会を設けました。その結果、お客様の満足度が向上してリピーターの増加にも繋がったのです。
この経験から、観察力を活かして問題点を見つけ、改善策を実行する重要性を学びました。貴社においても、この観察力を活かし、顧客のニーズを的確に捉え、サービス向上に貢献したいと考えています。

向上心

私の強みは、常に新しい知識やスキルを吸収し、成長し続ける向上心です。大学時代、ゼミの研究発表で高度なデータ分析に挑戦しましたが、初めは知識不足で苦戦しました。
しかし、「このままでは終われない」と考え、専門書を読み込み、オンライン講座で学びながら独自に分析方法を研究しました。さらに、教授やゼミ仲間にも積極的に質問し、理解を深める努力を重ねました。その結果、研究発表では「斬新なアプローチ」と高く評価され、自身の成長を実感しました。
この経験から、新しいことに挑戦し、継続的に学ぶ姿勢が成果につながることを学びました。貴社においてもこの向上心を活かし、常に自己成長を続けながら、会社の発展に貢献したいと考えています。

自己PR例文 6選 【エピソード別】

ここでは、自己PRをより具体的に伝えるために、6つの異なるエピソードを用いた例文を紹介します。
アルバイト、サークル、ゼミ、インターンなどの経験を基に、強みを効果的にアピールする方法も参考にしてください。

アルバイト(飲食店)のエピソードを用いた自己PRと書き方

■アルバイト(飲食店)の自己PRの書き方とポイント
・飲食店での具体的な役割を明確にする(ホールスタッフ、キッチンスタッフ、レジ担当など)
・業務の中で直面した課題と、それに対してどのように対処したかを具体的に書く
・改善策を実行した結果、どのような成果が得られたのかを述べる
・そこで得た学びやスキルを、応募先の企業でどのように活かせるかを伝える

■具体的なエピソードの落としこみ方
・接客やチームワークを通じて得た経験を強調する
・問題を解決するために主体的に行動したことを具体的に示す
・成果を数値化し、客観的な評価ができるようにする

■例文
私の強みは、お客様のニーズを的確に捉え、満足度向上に貢献する力です。これは、大学時代にカフェでホールスタッフとして勤務していた経験で培いました。
当初、店舗ではピーク時の回転率が低く、お客様からの待ち時間に対するクレームが多いことが課題でした。そこで、私は注文時に「テイクアウトのご提案」や「提供時間の短いメニューの紹介」を行うことで、スムーズな対応を心掛けました。
また、レジの待ち時間を短縮するために、オーダーと会計を別のスタッフが同時進行で行う仕組みを提案して実施しました。その結果、回転率が約15%向上し、待ち時間のクレームも減少しました。
この経験を通じて、現場の課題を見つけ、改善策を考え実行する力を身に付けました。貴社でも、お客様のニーズを的確に捉え、より良いサービス提供に貢献したいと考えています。

アルバイト(塾・家庭教師)のエピソードを用いた自己PRと書き方

■アルバイト(塾・家庭教師)の自己PRの書き方とポイント
・指導した科目や対象(小学生・中学生・高校生)を明確にする
・生徒の課題や指導中に直面した問題を具体的に示す
・どのような工夫を行い、どのような成果を得られたのかを書く
・指導経験を通じて得たスキルを、社会人になった際にどう活かせるかを伝える

■具体的なエピソードの落としこみ方
・生徒との関係構築や、信頼を得るために行った工夫を述べると効果的
・指導方法の創意工夫や、結果につながった具体的なエピソードを交える
・学習面だけでなく、生徒のモチベーション向上に貢献した点もアピールすると良い

■例文
私の強みは、相手の立場に立った最適なコミュニケーションが模索できるところです。
大学時代、塾講師として中学生の数学を担当していました。当初、成績が伸び悩む生徒が多く、特に苦手意識の強い生徒は学習意欲も低下していました。
そこで、私は「生徒が理解しやすい方法を見つけること」を意識し、授業の進め方を工夫しました。具体的には、問題の解法を生徒の興味のある分野(スポーツやゲーム)に例えて説明し、学習を身近なものと感じられるようにしました。
また、生徒が自主的に学習に取り組めるよう、宿題の内容を本人の理解度に応じて調整。その結果、授業への積極性が増し、数ヶ月後には苦手だった単元のテストで平均20点以上向上した生徒もいました。
この経験から、相手の立場に立ち、適切な方法でアプローチすることの重要性を学びました。貴社でもこの経験を活かし、顧客やユーザーに寄り添った対応で成果を上げていきたいと考えています。

サークル経験のエピソードを用いた自己PRと書き方

■サークル経験の自己PRの書き方とポイント
・所属していたサークルの活動内容を明確にする(運動系、文化系、ボランティア系など)
・サークルでの役割や貢献したことを具体的に書く(イベント運営、会計管理、代表など)
・直面した課題と、それをどのように解決したのかを述べる
・その経験を通じて得たスキルを、社会人になった際にどう活かせるかを伝える

■具体的なエピソードの落としこみ方
・チームワークやリーダーシップを発揮したエピソードを盛り込むと効果的
・困難な状況をどのように打開し、成果を出したのかを具体的に示す
・成果を数値化すると、より説得力のある自己PRになる

■例文
私の強みは、チームワークを大切にしながら目標達成に向けて主体的に行動する力です。
大学では音楽サークルに所属し、学園祭のライブ運営を担当しました。しかし、出演者や機材の手配が遅れ、リハーサル日程の調整が難航していました。
そこで私は、メンバーのスケジュールを調整し、効率的なリハーサル計画を立案しました。さらに、事前に音響スタッフと打ち合わせを行い、当日のトラブルを最小限に抑える準備を実施。その結果、ライブはスムーズに運営され、来場者数も前年より30%増加しました。
この経験を通じて、問題を整理し、周囲と協力しながら計画的に行動する重要性を学びました。貴社でも、この経験を活かし、チームと連携しながら成果を上げていきたいと考えています。

ゼミのエピソードを用いた自己PRと書き方

■ゼミの自己PRの書き方とポイント
・ゼミの研究内容や取り組みを明確にする(マーケティング、統計分析、社会調査など)
・自分がどのような役割を果たしたのかを具体的に記述する(リーダー、調整役、データ分析担当など)
・直面した課題と、それに対してどのような解決策を講じたかを示す
・研究の成果や得られた学びを伝え、社会人としてどのように活かせるかを述べる

■具体的なエピソードの落としこみ方
・研究の過程でどのような困難があったかを明確にする
・グループワークやディスカッションの経験を活かし、協調性やリーダーシップをアピールする
・成果や教授・企業担当者の評価を具体的に示し、説得力を高める

■例文
私の強みは、チームをまとめながら目標達成へ導く調整力です。大学のゼミで、企業のマーケティング戦略を分析するプロジェクトに取り組みました。チームメンバーの意見が分かれ、議論が進まない状況が続いたため、私はリーダー役として調整に入りました。
各メンバーの意見を整理し、共通の方向性を見つけるためのミーティングを設定。意見のすり合わせを行いながら、役割分担を明確にしました。その結果、全員が納得できる調査方針を決定し、スムーズにプロジェクトを進行。最終発表では、教授や企業担当者から「分析が的確で実践的」と評価を受けました。
この経験を通じて、意見の異なる人々をまとめ、共通の目標に向かって協力する力を身につけました。貴社でも、チームの調整役として円滑なプロジェクト運営に貢献したいと考えています。

部活のエピソードを用いた自己PR例文と書き方

■部活経験の自己PRの書き方とポイント
・どの部活に所属し、どのような役割を担っていたかを明確にする(選手、マネージャー、キャプテンなど)
・努力や課題に向き合った経験を具体的に書く(技術向上、チームのサポート、試合の戦略など)
・その経験を通じて得た学びや成長を述べる(継続力、協調性、リーダーシップなど)
・社会人になった際、どのようにその経験を活かせるかを伝える

■具体的なエピソードの落としこみ方
・目標に向かって努力した経験や困難を乗り越えたエピソードを具体的に書く
・チームプレーや組織の中での役割を通じて得た学びを強調する
・試合の結果や部の成績など、成果を数値や実績として示すと説得力が増す

■例文
私の強みは、目標達成のために粘り強く努力し続ける継続力です。
大学ではテニス部に所属し、レギュラー獲得を目指して練習に励んでいました。しかし、入部当初は技術面で経験者との差を感じ、自信を失いかけたこともありました。それでも諦めずに練習方法を工夫し、毎日の自主練習に加えて、上級生からアドバイスを受けながら課題を克服しました。
また、試合でのメンタル強化のため、試合動画を分析し、自分のプレイスタイルを見直すことも行いました。その結果、3年生の時にレギュラー入りを果たし、大会で準優勝することができました。
この経験を通じて、目標に向かって努力を続けることの大切さを学びました。貴社でも、この継続力を活かし、困難な課題にも粘り強く取り組み、成長し続ける姿勢を持ち続けたいと考えています。

長期インターンのエピソードを用いた自己PR例文と書き方

■長期インターン経験の自己PRの書き方とポイント
・インターン先での具体的な業務内容を明確にする(営業、マーケティング、エンジニアリングなど)
・直面した課題と、それに対してどのように取り組んだかを詳しく説明する
・具体的な成果を示し、どのような成長があったかを伝える
・その経験が社会人になってどのように活かせるのかを述べる

■具体的なエピソードの落としこみ方
・業務を通じて得たスキルや成長した点を強調する。
・主体性を持って行動した経験を具体的に伝えると、積極性をアピールできる。
・成果を数値で示すことで、説得力のある自己PRに仕上げる

■例文
私の強みは、主体性を持って課題解決に取り組む力です。
大学3年生の時、ベンチャー企業の長期インターンに参加し、マーケティング業務を担当しました。最初は業界知識も乏しく、上司の指示を受けながら業務を進めていましたが、次第に「自ら考え、提案する姿勢」が求められることを実感しました。
そこで、競合他社の市場調査を独自に行い、自社サービスの強みを明確にする提案書を作成。上司にプレゼンを行ったところ、提案が採用され、新たなプロモーション施策に繋がりました。その結果、Web広告のクリック率が15%向上する成果を生み出しました。
この経験から、主体的に考え行動する力の重要性を学びました。貴社でも、この経験を活かし、自ら課題を見つけ解決に向けて積極的に取り組み、事業の成長に貢献したいと考えています。

まとめ

長所やエピソードの伝え方などについてご理解いただけたかと思います。
どのエピソードにおいても共通して言えることは、これまでの自分の経験を振り返ってみることです。
自分の強みを見つけて、誰にでもわかりやすい自己PRを作成しましょう。

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