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選考対策

その自己分析間違っているかも!本当の自己分析教えます。

「自己分析なんてやったことないし、何したらいいかわからない…」という方のために、正しい自己分析の方法を伝授します。企業へのアピール上手に向けた第一歩を踏み出しましょう!

こんにちは!ビズリーチ・キャンパス編集部です。
突然ですが、就活生の皆さん!「自己分析」、きちんとやっていますか?
就活において、自己分析は最も大切にすべきプロセス。だけど、いざ自分のことを分析しようとなると、どこからどう手を付けたらいいかわからなくなってしまいがちですよね。
そこで今回は、自己分析で何をしたらいいかわからないという方のために、正しい自己分析の仕方を伝授します。
自分のことをよく理解して、企業へのアピール上手になりましょう!

自己分析って何?

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そもそも「自己分析」とは、読んで字のごとく「自己を分析すること」なのですが、それでは少し抽象的すぎますよね。
では具体的に、何をすることが就活における自己分析なのでしょうか。
大きく言えばそれは、「自分が大切にしている価値観を知る」こと。
だけど、それが一体なぜ大事なのか、それによって何が得られるのか、よく分からない方も多いと思います。
これから、ビズリーチ・キャンパス編集部がそんな皆さんの疑問にお答えします!

自己分析はなぜ大事なのか?

価値観は、自分の人生に大きな影響を与えた出来事によって形作られています。それらを一つずつ振り返っていくうちに、あなただけの価値観が見つかっていくのです。そこで大事にしていただきたいのは、その価値観をもとに「社会や人にどう貢献したいか」を考えること。あなたが誰のために頑張れるのか、社会にどんな影響を与えられるのかを、企業は見ています。
では、なぜ価値観を知ること、すなわち自己分析が大事なのでしょう。
たとえば、自己分析の結果、「一から何かを作り上げることにワクワクする」という価値観を見つけた人がいたとします。そんな人が、すでに確立されたルールに則った仕事をする組織に組み込まれてしまったら、ワクワクもやりがいも感じられませんよね。
こんな風に、自分の価値観がわからないと、自分に合った仕事を見つけるのが難しくなってしまうのです。

自己分析によって得られるメリットとは?

自己分析の大切さはご理解いただけましたか?
「そうはいってもやっぱり面倒くさい」と思ってしまっているそこのあなた!
自己分析には、たくさんのメリットがあるんですよ。これをやらない手はありません!

長所や短所がわかる

長所や短所は、あなたという人間を企業にアピールするために必要不可欠な情報。自己分析は、それらを見つけるのに有効な手段です。
過去に何かを頑張った経験を、「どうして頑張ろうと思ったのか」「どうしてモチベーションが保てたのか」「頑張った結果何を得たのか」を自分に問いながら掘り下げてみましょう。そうして得られた答えは、あなたの長所や強みに繋がっています。また、長所と短所は紙一重であることが多いもの。たとえば、協調性が高い人は裏を返せば人に気を遣いすぎる、と言えるように、長所が分かれば自ずと短所も見えてきます。
さて、自己分析の結果、自分のアピールポイントが分かっても、いざ人に説明するとなると案外難しいものですよね。
しかし、面接官に長所や短所を一言で伝えても、面接官は納得しません。それらに説得力を持たせるためには、具体的なエピソードとの紐づけが必要です。そこで必要になってくるのが、自己分析を通して過去を振り返ることなのです。

就活の軸が定まる

進学先や部活、アルバイトなど、あなたはこれまでの人生で様々な決断をしてきたはず。なぜその決断をしたのか、振り返っていくうちに分かってくることがあります。
「何を楽しいと感じ、なぜそれを楽しいと感じるのか」。
「何に喜びを覚え、なぜそれに喜びを覚えるのか」。
「絶対に譲れないものは何か、それを譲れないと思うのはなぜか」。
これらは「就活の軸」と直結しています。「なぜ?」を丁寧に突き詰めていくことによって、自分の志向が明確になり、就活を進めていくうえで大切な「軸」が出来上がっていくのです。

自分に合った仕事を効率的に見つけることができる

さて、就活の軸が定まると、どんなことが起こるでしょう?
当然、自分の軸と照らし合わせながら企業を見ていくことになりますよね。すると、その軸からズレている企業は自然と選択肢から外れていき、ただ闇雲に興味のある企業を見ていくよりも効率的に自分に合った仕事を見つけることができます。さらに、入社後のミスマッチの可能性も低くなるので、「こんなはずじゃなかった…」と思いながら働く、なんてことも防げます。

自己分析はいつから始めるべき?

自己分析を始める時期に、はっきりとした正解はありません。ただ1つ言えることは、自己分析をやらなければ、と「意識したとき」が始め時だということです。
自己分析は答えのない問いであるだけに、納得のいくところまでたどり着くにはそれなりの時間を要します。ESの締切が迫ってから慌てて始めているようでは遅いので、選考が本格化する前の今この瞬間からスタートして、しっかりとした軸を持った状態で選考に臨めるようにしましょう。

自己分析の方法6選

ここまで読んでいただいて、「よし、自己分析やってみよう!」という気は起きてきましたか?だけど、手探りの状態で自己分析をしていても、なかなかうまくはいきません。そこでここからは、自己分析を進めていくうえで有効な方法をご紹介していきます。

自分史

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あなたがこれまで歩んできた人生は、いわば1つの歴史です。これを「自分史」といいます。紙とペンを用意して、あなたの歴史上に起きた出来事を洗いざらい挙げていってみましょう。どんな些細なことでも構いません。そこには必ず、「真剣に取り組んだ経験」があるはずです。その経験に対して、「なぜ真剣に取り組めたのか」「どんな課題をどう解決したのか」「その結果何を得たのか」という問いを投げかけてみてください。そうして出てきた答えには、あなたの強みや志望動機につながるヒントが散りばめられています。

モチベーショングラフ

モチベーショングラフとは、その名の通り、自分のモチベーションをグラフに書き起こしたものです。書き方はとっても簡単。まず、縦軸にモチベーション、横軸に時間をとります。そして、今までの経験を時系列順に書き出していき、いつモチベーションが上下したかを折れ線グラフとして可視化します。
それができたら、次はモチベーションが高いとき、低いときに共通している要素は何かを洗い出してみましょう。この作業を行うことによって、どんな環境下で自分はモチベーションを高く保てるのか、どんな場合は保てないのかに気づくことができ、就活の軸を定めるのに役立ちます。

他己分析

自分の力だけで自己分析をしていると、短所に直面したくないという思いや理想的な姿でありたいという思いから、主観的な視点になってしまうことがあります。そんなときは、身の回りの人に「他己分析」をお願いしてみるのもひとつの手です。自分では気づかなかった強みや改善点を知ることができるだけでなく、分析結果に客観的な視点が加わるので、自己PRの説得力もアップします。
他己分析は、いろいろな人にお願いしてみましょう。親しい友人とお互いに分析しあうのも良いですし、自分のことを長い間一番近くで見てくれている家族に聞いてみるのも参考になるでしょう。また、OB訪問等で会う面識の浅い人に他己分析をお願いすると、面接でのイメージと重なる第一印象がどうであるかを聞けます。ぜひ、距離の近い人だけでなく、顔見知り程度の人にも意見をもらってみてください。

診断ツール

人の手による自己分析に疲れてしまったときや、まずは手軽に自己分析を始めてみたいときは、診断ツールを使うのがおすすめです。簡単な質問に答えていくだけで、あなたらしさが見つかります。参考までに、いくつかオススメのツールをご紹介します。

AnalyzeU+

https://app.offerbox.jp/sadduser/1082
251問の設問に回答すると、社会で働くうえで求められる力のうち、どの面に強くどの面に弱いのかを教えてくれるツールです。(利用にはスカウト型就活サイト「Offerbox」への登録が必要です。)

適職診断MATCH

https://job.mynavi.jp/19/pc/forward/forwardMatch/index
マイナビが運営する「適職診断MATCH」は、仕事における特徴(能力や適した職場環境など)と、仕事において求める価値観(成長や調和など)の2要素から、あなたの適性を診断してくれます。(利用にはマイナビへの登録が必要です。)

キャリタスQUEST

https://quest.career-tasu.jp/
20問の質問に答えていくと、あなたの性格をRPGのキャラクター風に教えてくれるツールです。就活に関することだけでなく、人間力や恋愛力なども診断されるので、楽しみながら自己分析ができると思います。キャリタス就活にログインすると、さらに詳しい結果が見られます。

エニアグラム

http://shining.main.jp/eniatest.html
「エニアグラム」とは、人間の性格を「完璧主義者」「芸術家」など9つのタイプに分類する診断のことです。各タイプへのアドバイスや、どのタイプの人から学べばいいかなども示してくれるので、今後の行動指標として役立ちます。

SWOT分析

最後にご紹介するのは、企業戦略の策定にも用いられる「SWOT分析」です。
「自分の強み(Strength)・弱み(Weakness)」「企業の特徴や今後の展開などの外的環境を考えたときに強みを生かせる機会(Opportunity)・強みや弱みと合わず脅威となりうるもの(Threat)」を表にまとめて、機会を最大限活かす方法や、どう脅威を回避すべきかを考えてみましょう。
そうすることで、単に強みや弱みを羅列しただけの自己PRから、企業にどう貢献できるのかが伝わりやすい優れた自己PRになるはずです。

自己分析にオススメの書籍

自己分析が一人ではなかなかうまくいかないという方は、本の力を借りてみてはいかがですか?その道のプロが説く教えを受けることで、何か光が見えてくるかもしれません。

『ハーバードの自分を知る技術 悩めるエリートたちの人生戦略マップ』


筆を執ったのは、ハーバード・ビジネススクール教授を務めるロバート・スティーヴン・カプラン氏。あなたが本当にやりたいことは何か、あなたにとって何が本当の幸せなのか、考えるきっかけを与えてくれる一冊です。

『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0』


本についているアクセスコードをWeb上で入力することで、自分の強みを非常に高精度に分析してくれる「ストレングス・ファインダー」という診断を受けられます。診断の結果見つけた強みをどう活かすのか、というところまで言及されているので、客観的に見た自分の強みを知りたい方にも、見つけた強みの活かし方がわからない方にもオススメです。

より充実した自己分析をするには…

自己分析をしていると、不安が次々と出てくることと思います。
そんなときは、先輩に頼ってしまいましょう!
不安を和らげてもらったり、客観的な視点から分析をしてもらったりするには、就活を乗り越えて社会人として活躍する先輩に会うことが一番の近道です。
そのために、ぜひとも積極的にOB訪問をしてみてください。

一次情報を得て、自分の未来を見つけに行こう

採用ホームページやニュースなどのメディアを読んで、業界・企業研究に励むことはとても大事なことです。 しかし、それらの多くは二次情報に過ぎません。何かしらのバイアスがかかっており、正しい情報であるかどうかは自身で選択していかなければなりません。

情報収集で重要なことは、「どれだけ新鮮な一次情報」を得られるか、ということ。 そしてその一次情報を得る手段としては、「とにかく人と出会う」ことが重要になります。

ビズリーチ・キャンパスでは、様々な社会人と出会える機会をご用意しています。 学生ならではの特権を使って、今しか聞けない話を聞きに行ってみませんか?