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選考対策

三菱UFJリサーチ&コンサルティングのOB訪問について必要なこと

三菱UFJリサーチ&コンサルティングに興味を持ち働きたい人は、OB訪問を行いましょう。OB訪問は、本選考を有利にする情報を多く得られる場だからです。OB訪問を有益なものにするために、ポイントを押さえてしっかり準備を行いましょう。

シンクタンク三菱UFJリサーチ&コンサルティング

三菱UFJリサーチ&コンサルティングの競争率は、非常に高いという話もあります。三菱UFJファイナンシャルグループの総合シンクタンク企業として、さまざまなサービスを提供しています。そんな三菱UFJリサーチ&コンサルティングの内定を得るために、OB訪問によって有益な情報を得るにはどうすればよいのでしょうか。 画像

企業概要

三菱UFJリサーチ&コンサルティングは、コンサルティング、グローバル・ビジネス、政策研究や調査、人材開発などを行う総合シンクタンクです。1979年7月に、まず株式会社東銀リサーチインターナショナルが設立されました。2001年に株式会社東京リサーチインターナショナルに社名を変更、2002年に株式会社三和総合研究所と株式会社東海総合研究所が合併し、社名が株式会社UFJ総合研究所 に変わったのです。 それから4年後、2006年1月に、株式会社UFJ総合研究所、ダイヤモンドビジネスコンサルティング株式会社、株式会社東京リサーチインターナショナルの三社が合併し、三菱UFJリサーチコンサルティング株式会社が誕生しました。子会社として、インドネシアにMU Research and Consulting Indonesiaなどがあります。

事業内容

三菱UFJリサーチ&コンサルティングのOB訪問を行うなら、まずはどのような事業をしているか理解しておきましょう。事業内容を理解するのは企業研究の初歩です。また、事業内容を理解していないと興味のある事業分野のことを深く質問することもむずかしくなります。 三菱UFJリサーチ&コンサルティングは、4つの事業展開を行っています。コンサルティング、グローバルビジネス、政策研究・調査、人材開発です。それぞれ、事業の詳細はどのような内容なのでしょうか。

コンサルティング

コンサルティングと一概にいっても、その内容はさまざま。三菱UFJリサーチ&コンサルティングで実績が多いのは、経営戦略の策定です。現状の調査分析も、コンサル業務の一つです。調査結果から、企業ビジョンや中・長期計画を作り上げます。 他にも新規事業や技術開発の分野、海外戦略、M&Aやグループ戦略、財務まで詳細に行います。企業再生や事業の承継についてのサポートも重要な事業内容です。会社経営を行う上で自社ではみえにくい経営課題を発見し、問題解決をすることは重要な仕事です。このような問題を解決するのがコンサルティングの役目です。実現性のない戦略ではなく、実情に合わせた戦略と共にサポートを行うのです。

グローバルビジネス

三菱UFJリサーチ&コンサルティングでは、市場に参入する際、市場分析などの支援、市場調査や分析、ビジネスモデルの構築などの支援を行っています。グローバル中期計画の策定、M&Aに関するもの、撤退に関する実務、海外拠点の構築を行います。グローバルビジネスを検討している企業がスムーズに海外進出できるようなサポートを行っているのです。

政策研究・調査

シンクタンクの高度な専門性が求められる分野が、政策研究や調査関連の業務です。三菱UFJリサーチ&コンサルティングが取り扱うテーマは幅広いです。環境や資源やエネルギー、社会政策からものづくり関連、官民協働などの分野も取り扱っています。 例えばエネルギー分野では、システム改革関連の調査やエネルギービジネスの支援業務、新エネルギー政策の制度設計や、地域エネルギー事業の実現可能性調査などを行います。得意としているのは、気候変動や温暖化対策、エネルギーや資源関係、森林や林業などの自然資本の管理などです。また、社会政策に関しても調査研究を行い社会への提言を行います。

人材開発

人材開発も三菱UFJリサーチ&コンサルティングの事業の一つです。どの企業でも優秀な人材の育成に取り組んでいるものです。そのためには、レベルの高い社員研修が必要となります。三菱UFJリサーチ&コンサルティングではコンサルタントによる、企業に合わせた研修プログラムを提供しています。 社員研修は新人だけに留まりません。中堅から管理職に対する労働基本研修、取締役研修、経営戦略策定研修など、経営者を対象にした研修も行います。また、個人に合わせた内容や、店長の研修、財務戦略研修など目的に合致した内容の研修も提供しています。

人材開発として通信教育など

人材開発では、研修以外にもさまざまな事業を行っています。通信教育、ビジネスセミナー、マネジメントリーダー養成塾、ビジネススクールなどがあげられます。 通信教育では、階層や職能、資格取得などがあります。知識ではなく実践的な内容で、通信教育団体とも提携しています。 ビジネスセミナーは、東京、名古屋、大阪という都市部で行っています。マネジメントリーダー養成塾では、経営者や、後継者、経営幹部を育成する講座です。三菱UFJリサーチ&コンサルティングのコンサルタント以外に、弁護士や公認会計士による講義なども行います。他にも企業経営に必要な知識を勉強するビジネススクールなどが主な事業内容としてあります。

過去3年間の売上/利益推移

(単位/億) 2015年度 2016年度 2017年度
売上 57,144 59,795 60,680
営業利益 17,336 12,079 12,328
当期利益 9,514 9,264 9,896
営業利益率 -1% 2% 2%
参考:https://finance.yahoo.co.jp/ 三菱UFJリサーチ&コンサルティングは、三菱UFJフィナンシャル・グループのシンクタンクとなっています。そのため三菱UFJフィナンシャル・グループとしてのデータを表記しています。また、営業利益率は、経常利益率のデータを記載しています。2013年に売上高は下がっていますが2014年に回復して、その後2017年まで上昇しています。

次年度の戦略

  • 独自性の高いソリューション開発に注力
  • コンサルタントが主体となって組織の機能や地域の特徴を生かした運営を行える体制を構築
  • 大企業とベンチャーのマッチング
  • インドネシアなどの拠点拡充など

三菱UFJリサーチ&コンサルティングはシンクタンクですが、コンサルティング業務を行い利益を得ています。コンサルティング事業では、2017年4月にプラットフォームの刷新が行われました。ここではビジネスユニット制が採用されています。また、コンサルティング人材開発室も新設されました。 今後、独自のソリューション開発に注力し、組織を横断した専門チームを作り、幅広い分野で問題解決ができるような取り組みが行われています。また、大企業とベンチャー企業をマッチングする取り組みも検討中です。今後、インドネシアやタイ、ベトナムでの拠点拡充が計画されています。 画像

2018年の三菱UFJリサーチ&コンサルティングに関するトピックス

三菱UFJリサーチ&コンサルティングのニュースをチェックしていきましょう。具体的な事業内容を知ることができます。

三菱UFJリサーチ&コンサルティングの担当者が知的金融セミナーで公演

特許庁が2018年6月6日、知財金融セミナーを行いました。このセミナーは、東北地方では初開催となります。金融機関や行政、民間企業の関係者に知財を活用した経営支援についての公演を行いました。第二部に、三菱UFJリサーチ&コンサルティングの担当者が登場しています。 特許庁がなぜ中小企業等知財金融促進事業を行うのか、その意義や目的、応募方法まで解説しました。知的財産はまだあまり意識が向けられていない分野かもしれません。ただ、中小企業にとって知的財産についての特許を出願したことは客観的な評価につながります。知的財産を活用し、社内のモチベーションアップなどが期待されています。

シーズプッシュ型マッチングをスタート

関東経済産業局が中堅や中小企業が抱える経営的な課題への解決を行うための取り組みをスタートさせました。これはシーズプッシュ型マッチングという取り組みで、三菱UFJリサーチ&コンサルティングが委託されています。ベンチャー企業の持つ斬新なアイディアや知識、技術を用い、中堅や中小企業が抱える課題を解決するというのが目的です。 関東経済産業局は、2019年2月にこの取り組みによる成果発表を東京都内で行います。ベンチャー企業も単純にアイディアや技術を提供するだけではなく、AI関係、ロボティクス、IoTといった分野で持っている技術を実証して、製品化につなげることも期待できます。

農泊の実態を調査

三菱UFJリサーチ&コンサルティングが農泊に関する実態調査を4月に行っています。農泊は、農家の民泊、古民家を活用した宿泊施設で宿泊するという取り組みです。 農家や漁村には都市部とは違う文化や生活があり、その農泊を通じて生活体験、地域交流を行うことが可能です。2017年から取り組まれ、国内での調査結果では、教育旅行が67%という結果が出ています。このような調査も、三菱UFJリサーチ&コンサルティングが行っています。 画像

コンサルタント業界の動向

三菱UFJリサーチ&コンサルティングはシンクタンクでありますが、コンサルティングも行っています。そのコンサルティング業界の動向もチェックしましょう。

コンサルティング業界の業績推移

コンサルティング業界では、平成20年から21年にかけてほぼ横ばいの業績でした。そして、22年に少し増加しています。また、22年から徐々にですが24年まで規模が増加傾向となりました。平成27年までは堅調な増加となっています。

グローバル化需要で景気は上向きに

他業界と異なり業績が減少したということはありません。ただ、クライアントになる他企業も不況が続けば経費を削減する傾向になります。そのため人事や研修などコンサルティング分野に対する予算の縮小がコンサルティング業界にも影響を与えました。 ただし、平成24年から経済や金融政策が政府により行われ円安となり、その結果、株価もアップして景気回復への兆しがみえるようになりました。平成25年にはグローバル化を意識する企業が増えて、コンサルティング需要が高まりました。例えば海外への販路拡大、グローバル人材などによる需要があげられます。このような海外進出へのサポート、クラウド、AIなど、さまざまな分野でコンサルティング需要が高まっています。 画像

三菱UFJリサーチ&コンサルティングへOB訪問に行く前に準備すべき3つの項目

三菱UFJリサーチ&コンサルティングの内定を得るために、ライバルに負けないだけの準備をしましょう。

事業内容以外にコンサルティング業務を理解する

企業への知識を深めることは大切です。事業内容はもちろん、シンクタンクやコンサルティング業務はどのようなものなのか、基礎的なことを理解しておきましょう。また、同業他社の業務内容などを調べて、なぜ三菱UFJリサーチ&コンサルティングなのかといったことも、分析しておきます。セミナーも多く行っているため、内容をチェックすることも企業を知る材料となるでしょう。

どの事業を志望しているのかを明確にしよう

事業内容はしっかり頭に入れておく必要があります。コンサルティングに興味があるのか、それとも海外で仕事をしたいのか、政策に関連すること、調査を行うなど、それぞれ業務内容は異なります。 絞れないかもしれませんが、自己分析をしてどの分野なら自分の力を発揮できそうか考えましょう。また、新卒採用情報にはそれぞれの分野における募集内容が記載されています。それをみれば、志望する事業でどのような知識を持っておけばよいかがみえてきます。

企業理念をチェックする

企業理念について目を通すことも大切です。三菱UFJリサーチ&コンサルティングにも企業理念や、経営方針、行動指針が設けられていて、そのような理念に共感できる人材が求められています。企業の考え方に共感できるかどうかは、重要なポイントになるでしょう。 また、三菱UFJリサーチ&コンサルティングでは、環境や社会貢献活動にも力を入れています。実際に、環境方針の中には地球環境問題に取り組むことが、最重要課題の一つとして取り上げられているほどです。社会貢献についてもどのように考えているのか、自分の意見を明確にしておくようにしましょう。 画像

OB/OGへの質問を準備

三菱UFJリサーチ&コンサルティングのOB/OG訪問でも、レベルの高い質問を意識しましょう。ホームページなど、調べればわかる情報を質問することは失礼です。仕事内容や働きやすさなど、実際に働いている人にしか分からないことを質問してみましょう。

マッチングを確かめる質問

自分の想像と現実に、ギャップがないか確認してみましょう。

  • 御社のコンサルティング業務で特に求められるスキルは何があるでしょうか?

コンサルティング業務全般ではなく、三菱UFJリサーチ&コンサルティングで求められるスキルは何か、なかなか外部からでは分かりません。専門的な知識があることは大前提ですが、それ以上に求められるスキルはあるのか聞いておきましょう。自分に不足している部分を知ることができます。

  • 経営に関するコンサルティングを行う時、プレッシャーなど辛いこと、逆によかったと感じられることはあるでしょうか?

三菱UFJリサーチ&コンサルティングにおけるコンサルティングの対象企業は大手企業も多く、自分の考えた戦略により経営状態が左右される可能性もあります。その中では辛いことも、よかったと感じられることもあるはずです。企業とのミスマッチを防ぐには、具体的に仕事内容を知り理解しておくことが大切です。

仕事に関する質問

具体的な仕事に関する質問もしておきましょう。

  • 研究員として政策研究事業本部を志望していますが、1日の仕事の流れを教えてください。

三菱UFJリサーチ&コンサルティングの調査分野は、社会政策や、交通や運輸、観光だけではなく、環境にまでわたり幅広いものです。デスクワークでパソコンや書籍などから情報を収集することが多いのか、それとも自分で足を運ぶ機会が多いのかも分からないものです。志望している職種の仕事内容について、具体的に聞いてみることもわるくありません。

  • 海外拠点管理では、さまざまなトラブルを解決する場面も多いかと思います。どのようなトラブルが多く、どのように解決しているのか具体的に教えてください。

コンサルティング業務の1つに海外拠点管理があります。ただ、日本国内ではなく海外には海外の苦労があり、解決方法も異なることもあるでしょう。どのようなトラブルが多く、どのような解決法があるか具体的に知ることで、海外での仕事内容をイメージしやすくなります。同時に、会社や先輩、同僚のフォローがあるかどうかも聞いておくとよいでしょう。

働きやすさについての質問

どんなに大手企業でも、働きづらい環境ではすぐにつらくなるものです。働きやすさについても聞いておきましょう。

  • 御社はダイバーシティも含めて女性の活躍推進への取り組みを行っていると聞きました。その取り組みからどのような結果が得られたでしょうか?

三菱UFJリサーチ&コンサルティングでは、女性活躍推の取り組みを行う上での客観的評価として、えるぼし認定の取得を受けています。また、女性の積極的採用も進められています。その取り組みを行いどのような結果を得たのか聞いてみましょう。女性が働きやすい環境かどうかを判断するポイントになります。

  • 在宅勤務や育児、介護負担などの支援について取り組みが行われていますが、具体的にどのような内容でしょうか?

男性でも女性でも、仕事と家庭の両立ができるかどうかはひとつのポイントです。三菱UFJリサーチ&コンサルティングでも、力を入れて取り組んでいます。ただ、具体的にどのような取り組みがされているかはなかなか分からないものです。すでに実施されているなら、どのようなことが行われているのか、そのことで所属する部署に影響は出ないのかなども、しっかりと聞いておきましょう。 画像

知の専門集団の一員になるためには深い企業研究がポイント

三菱UFJリサーチ&コンサルティングは、大手企業だけではなく、国の政策など社会に大きく関わる事業も行っています。OB訪問を行う際には、事業内容や企業理念などはしっかりと頭に入れておきましょう。もちろん、興味のある分野において専門的な知識を持っておくことも必要です。知のプロフェッショナル集団であることを理解して、OB訪問に臨みましょう。

三菱UFJリサーチ&コンサルティングのOB訪問なら、ビズリーチ・キャンパス

ビズリーチ・キャンパスには様々な企業の社員が登録しており、皆様の訪問依頼を歓迎します。

ご協力いただいている社員たちは、様々なバックグランドを持ち、自身のストーリーを歩んでいます。
もしかしたら、あなたのバックグラウンドを理解し、あなたのキャリア形成に寄り添ってくれる先輩がいるかもしれません。
まずは行動をしてみましょう。社会人は皆さん学生の味方です。