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選考対策

損害保険ジャパン日本興亜のOB訪問前に求められる人材や事業を確認

損害保険ジャパン日本興亜へ就職を志望する学生は非常に多いです。損害保険ジャパン日本興亜は、情報を得ることで内定が近づきます。方法の1つにOB訪問があります。そのOB訪問を成功させるには、何が必要でしょうか。ポイントを押さえておきましょう。

メガ損保の代表格損害保険ジャパン日本興亜とは

損害保険ジャパン日本興亜は、東大生から中堅私立大学生まで志望する学生の層は広いです。その中で内定を得るには情報収集をきちんと行わなければなりません。情報収集の方法としては、ホームページやパンフレットなど、資料をチェックすることがあげられます。 ただ、それだけで満足してはいけません。OB訪問では、インターネットやパンフレットには記載されていない情報を得ることができます。そのためには、OBに気に入ってもらう必要も出てきます。損害保険ジャパン日本興亜のOB訪問へ行く際に、押さえておきたいチェックポイントを理解しておきましょう。 画像

企業概要

損害保険ジャパン日本興亜の創業は、1888年(明治21)10月です。2014年に損害保険ジャパンと日本興亜損害保険が合併して、損害保険ジャパン日本興亜が誕生しました。単体での損害保険会社として日本最大の規模を誇っています。 2018年で、国内の拠点は支店や営業部だと127を越えており、代理店数も56,340店を数えます。また、海外拠点も30カ国、218都市です。また、SOMPOホールディングスの完全子会社となっています。

事業内容

損害保険ジャパン日本興亜の内定を得るには、事業内容を理解しておきましょう。事業内容は、損害保険の引受、損害調査および保険金の支払いや、新商品の企画、開発、資産運用、国際関連事業、その他の各種事業となります。もっと深くみてみると、それ以上にさまざまな部門に分けることができます。部門の特徴を知ることで、事業内容を深く理解できるでしょう。

営業

営業部門は一般営業、企業営業、自動車営業部門に分けられます。代理店と共に、商品やサービスを取り扱います。保険商品自体は、代理店が取り扱います。一般営業では、保険専業代理店、整備工場代理店、金融機関の代理店を担当しています。主な対象は個人や、中小企業などになります。 企業営業では企業本体や、関連会社従業員、企業の取引先が対象です。また、自動車営業部門では、自動車販売会社の代理店が担当で、自動車ユーザーが対象となります。 マーケットに合わせた販売方法を考えることなども、営業部門の仕事です。代理店については、保険販売を専門にした専業と本業があり、その本業と関連した保険を取り扱う副業代理店に分けられています。

保険金サービス

保険金サービス部門は、事故対応業務などを行います。企業、個人に何かしらのトラブルが生じた際、受付、損害調査、交渉業務や保険金の支払いを行います。また、事故を減らすためのサービスなども提供しています。 保険料を支払っている時は、月々に支払いが生じます。ただ、損害など何かしらのトラブルが起こった時、過失割合にもよりますが損害賠償金が発生すると、莫大な金額になりがちです。人の人生を大きく左右する仕事ともいえるでしょう。

本社管理

本社管理部門は、営業部門や保険金サービス部門を支えている部門です。営業や保険金サービス部門のサポートや、業務品質の向上、事業効率化などを考えるのがこの部門です。会社運営にとって要の部門といってもよいでしょう。本社管理については資産運用や商品管理など、細かく分かれています。

資産運用

本社管理での資産運用管理は、顧客から保険料を預かって運用を行います。投資知識は大前提としてなければなりませんし、市場の動向や流れを正確に読み取る力が求められます。また、会計学、金融工学などの専門的な知識やスキルも必要です。

商品開発

その名の通り、商品開発や商品改定に関する業務を行っています。個別案件の引受審査、販売ツールの制作などを行う営業推進、営業店からの電話照会など幅広い業務を行うのが特徴です。これまでにない商品を生み出すためにも柔軟な発想が求められます。

営業推進

営業推進部門では、マーケット、代理店の特性を分析します。その分析結果から、目標を設定したり、問題がある場合は対策を検討します。また、損害保険ジャパン日本興亜全体の業務をどうすれば効率化できるのかなどを考えて、サポートを行います。

IT

近年、ITのシステム、知識やスキルは企業にとってなくてはならないものになりました。ITにより、サービスや業務の品質を、格段にレベルアップすることができるからです。IT部門では、IT技術の活用を促進することや管理までを行います。 システムの企画から構築、システムに関するコストの見直しや削減にも関係しています。損害保険ジャパン日本興亜の情報システムすべてに対応している部門です。

国際

海外保険事業に関する戦略や施策の企画、各部門と連携を行って日系企業などの海外事業に関するサポートをします。また、すでにある事業を拡大したり、M&Aなどによるマーケットの開拓やオペレーションなども行います。グローバルな見識や感覚、レベルの高い分析能力や検証能力が必要です。また、チャレンジ精神も必要とされる部門でしょう。

過去3年間の売上/利益推移

(単位/億) 2015年度 2016年度 2017年度
売上 32,561 34,195 37,700
経常利益 2,168 2,417 1,418
当期利益 1,595 1,664 1,398
営業利益率 5% 5% 4%
参考:https://finance.yahoo.co.jp/ 損害保険ジャパン日本興亜株式会社の利益推移を数値化したものです。2014年に合併して誕生したため、それ以前の数値は記載していません。営業利益率に関しては、経常利益÷経常収益×100で計算しています。端数は四捨五入をしています。 損害保険ジャパンでは、2015年から2017年まで徐々にですが堅実に売上を伸ばしている傾向にあります。

次年度の戦略

親会社であるSOMPOホールディングスの中期経営計画の主なポイントは、安心・安全・健康のテーマパークというものです。各事業について他企業との競争に対し優位性を確立させ、強化を行います。また、デジタル技術を活用したサービスの拡充などが計画されています。 また、事業間で連携をして、M&Aや新しい事業領域への参入が考えられているのもポイントでしょう。国内損保事業ではビジネスプロセスとシステム基盤の刷新、国内生保事業では、健康応援企業への進化など、介護・ヘルス事業では、介護・ヘルスケアの総合サービス提供、海外保険事業ではリテール分野にける市場平均を上回るオーガニック成長などを目指します。 画像

2018年の損害保険ジャンパン日本興亜に関するトピックス

OB訪問に臨む前には、ニュースなどもチェックしておきましょう。ニュースには損害保険ジャンパン日本興亜の取り組みなどが紹介されているからです。その取り組みを知ることは、企業研究の大きな助けになります。また、OBに本気度を示す材料にもなります。では、2018年にはどのようなニュースがあったのでしょうか。

介護に関する新商品「親子の力」を発売

5月27日、損害保険ジャパン日本興亜は、介護に関する保険商品を10月に発売します。「親子のちから」という商品で、介護費用を補償する保険です。対象者は補償対象者の子供で、任意に加入できる団体保険です。加入者の親や加入者の配偶者の親から、保証対象を指定することで加入できます。 補償対象者である親が所定の要介護状態になったとします。その介護のために加入者が負担した実費を補償する内容です。所定の要介護状態とは公的介護保険制度の要介護2から5、また、公的介護保険制度の要介護1かつ、認知症高齢者の日常生活自立度2以上などとなります。 少子高齢化時代を迎えた昨今、介護に係る経済的な負担は大きな社会問題となっています。そこを保険という方法でサポートする商品を損害保険ジャパン日本興亜は打ち出したのです。

12時間でも自動車保険に加入できる「乗るピタ!」

8月21日に、損害保険ジャパン日本興亜が新しい自動車保険の商品を発表しました。特徴は12時間単位で加入できるもので、名前は「乗るピタ!」です。発売は2019年1月からとなります。 12時間単位での自動車保険は損害保険会社を通して初の試みです。例えば実家に帰った時、自動車で運転を代わるという一時的なニーズに対応できます。手続きもスマートフォンやPCで行えますし、12時間から最長で7日間まで加入可能です。また、値段もリーズナブルな400円ですから加入しやすいのもポイントでしょう。 自家用普通乗用車、自家用小型乗用車、自家用系四輪乗用車が対象です。ただ、法人所有の自動車、レンタカー、記名被保険者、またはその配偶者が所有する自動車は対象外となります。

ドローンで賠償責任が生じた時に助かる商品を販売

ドローンが登場して多くの現場で利用されるようになりました。空撮や、農薬の散布など、さまざまなシーンで活用されています。ただ、ドローンは完璧なものではありません。操縦方法も非常にむずかしいものです。 ドローンが急にコントロールを失って、落下する場合もあります。その落下地点に人がいたり、物があればどうなるでしょうか。人なら怪我をする場合もあるでしょう。窓にぶつかれば割れる可能性もあります。そのような事故に対し、損害保険ジャパン日本興亜では保険制度を新たに作りました。 これは、ドローンの事故による賠償責任について補償をするというものです。業界初の日本産業用無人航空機工業会の型式に認定を取得したものに付帯されます。この保険制度により、安全性の高いドローンの普及も期待されています。 画像

損害保険業界の動向

業界を知ることは、間接的に損害保険ジャパン日本興亜を知ることにつながります。また、業界について知ることで、OBへの質問にも幅がでます。損害保険業界の動向を知りましょう。

商社業界の業績推移

損害保険業界を見ると、平成17年から19年まで、順調に規模は大きくなっていました。しかし平成20年に水を差されることになります。平成20年と21年は低迷した状態となりました。平成22年になると回復をし、そこから平成27年まで増加傾向となっています。

メガ損保すべてに暗い影を落とした金融危機の影響が大

平成17年から19年の増加から平成20年で一気に減少したのは、リーマンショックによる金融危機の影響が大きかったといえます。この金融危機の影響で、損害保険ジャパン日本興亜だけではなく、他の損害保険会社が保有していた有価証券が軒並みに評価損となりました。そのため、平成21年3月の決算をみると赤字計上となった企業が頻発したのです。 ただ、平成22年から回復傾向に変わりました。平成24年には株高ともなり平成25年のアベノミクスも好材料となって国内景気が復活傾向になったのです。また、消費税増税の前にあった駆け込み需要などで自動車を購入する人も増えました。結果、自動車関係の保険に加入する人が増加し、損害保険業界の規模は順調に拡大しているという流れになったのです。 画像

損害保険ジャパン日本興亜へOB訪問に行く前に準備すべき3つの項目

OB訪問へ行く前には準備をきちんとしておきましょう。何事も準備をしていなければ、1つのミスが大きな失敗につながる場合もあるからです。では、OB訪問でどのような準備をしておけばよいのでしょうか。

経営理念や行動指針を知る

損害保険ジャパン日本興亜の経営理念や行動指針を知っておきましょう。損害保険ジャパン日本興亜の親会社であるSOMPOホールディングスのグループ経営理念や行動指針は、グループ全体の価値観などが示されています。 この価値観をきちんと理解しておくことは、OBと話す時に、何を注意すればよいかが分かるポイントになります。どれだけ能力があったとしても、損害保険ジャパン日本興亜に相応しくないと感じられれば高い評価は得られません。 例えば、「ひとりひとりがグループの代表であるという自覚のもと、お客様の声に真摯に耳を傾け、行動することに努めます」という行動指針があります。この行動指針は、企業人としても通用する価値観でしょう。そのことを理解し、OBとコミュニケーションを取ることが大切です。

事業内容と共に保険商品を知る

事業内容を知ることは、企業研究の基本です。事業内容について、なんとなく把握するのではなく細かい部分まで理解しておきましょう。例えば、損害保険を取り扱っているのは当然ですが、ひとつひとつの商品についてはなかなか分からないものです。例えば、自動車、バイク、火災や地震、怪我や病気、海外旅行まで、あらゆる保険を取り扱っているのが、損害保険ジャパン日本興亜です。 保険については学生の立場だとなかなか縁がない人も多いかもしれません。しかし保険商品のことまである程度理解しているなら、OBに本気度を示せますし、勉強をきちんとしているアピールにもなるのです。

人材育成について確認

人材育成の制度には、どのようなものがあるのかも知っておいたほうがよいでしょう。就活の目的は内定をもらうことです。損害保険ジャパン日本興亜の内定をもらうことが一番ですが、本質的には、入社して以降、長期的に仕事を続けられるかどうかは最も重要なことです。 仕事を続ける、あるいは、キャリアアップを目指す場合、自分のスキルを磨ける体制が整っているかは重要なことでしょう。どのような人材育成の体制が整っているか理解しておきましょう。 画像

OB/OGへの質問を準備

OB/OG訪問でメインになるのが質問です。どの企業でも通じるような質問もよいですが、それ以外にも、損害保険ジャパン日本興亜ならではの質問をすることも大切です。それは、企業研究を深めていけば自然と出てくるでしょう。一例として、質問例を挙げてみます。

マッチング度をはかれる質問

どんな人材でも企業との相性が悪ければ、つらくなり長くは勤務できないでしょう。入社してから後悔することのないように、OBへ質問をしてマッチング度をチェックしましょう。

  • グループ人事ビジョンでは、行動や事実を重んじて実力主義があげられます。実力主義という部分についての感想を教えてください。

損保ジャパン日本興亜では、実力主義を徹底するとしています。この実力主義について、OBはどのように感じているか聞いておくこともよいでしょう。実力があり、モチベーションがあがる人もいます。OBに率直な感想を聞くことで、会社の雰囲気が感じられることでしょう。

  • 日本全国に拠点があり、総合系エリアなら地元で働くこともできると聞きました。ただ、総合系エリアとして入社してから、例えば総合グローバル系に希望したら異動することはできるのでしょうか?

配属先というのは長期的に働く中で非常に重要な問題です。地元で働くのか、それとも異なる地域で働くのかはそれぞれ個別の事情があるでしょう。働いていく中で価値観が変わり、他の地域や部門で働きたくなることもあります。その時、自分の希望がある程度叶えられるかどうかは知っておいたほうがよいでしょう。

企業研究に役立つ質問

企業研究が深ければ深いほど、内定を得られる可能性は高くなります。企業研究に役立つ質問もぶつけましょう。

  • 営業部門では一般から企業営業、自動車などに分けられています。部門同士で雰囲気が異なったり、社員の特徴などに違いはあるでしょうか?

営業といっても、損害保険ジャパン日本興亜では主に3つの部門に分けられます。仕事をする時、部門同士の連携がスムーズであるかどうかは、円滑に業務を進めるにあたり重要になります。

  • 資産運用部門を志望しているのですが、保険料の運用についてはどのような意識でしょうか?また、絶対に必要なスキルなどはありますか?

顧客の保険料を運用することになるので、資産運用部門ではプレッシャーもあるでしょう。OBが資産運用部門の人なら、どのような意識で行っているかを知ることで、仕事の姿勢や自分の抱いているイメージと相違ないか、知ることができます。また、会計学や金融工学の知識は必要ですが、それ以外にも必要なスキルがあれば教えてもらいましょう。

選考に役立つ質問

選考を突破しなければ、どんなに企業研究をしても就活の成功となりません。選考に役立つ質問もOB訪問で聞くことができます。

  • 御社ではチャレンジ精神を持った人材を求めているという話を聞きました。失敗した時にどのような対応ができる人間が求められているのでしょうか?

チャレンジ精神を推奨する風土はできあがっていたとしても、失敗した時にどう対応するのかといった部分は非常に重要です。損害保険ジャパン日本興亜では、失敗を受け入れる風土があるという話もあります。失敗した時に、どのような対応ができる人間が求められているのか質問してみましょう。

  • チャレンジと主体的な行動を積極的に評価すると知りました。例えばどのようなチャレンジなどが推奨されるのでしょうか?

一言でチャレンジといっても、これまでやったことがない仕事のアイディアを提案して実行できる、また、それまでとは違う環境に身を置くことをいとわないなどさまざまです。どのようなチャレンジが推奨されるか知ることで、求められる人材が分かります。また、自分の考えと比べて、損害保険ジャパン日本興亜との相性も分かるでしょう。 画像

チャレンジ精神がポイント

損害保険ジャパン日本興亜は、日本を代表する損害保険業界のメガ損保の1つです。やりがいも感じられるような大きな仕事を任されることもあるでしょう。ただ、どのような人材が求められているのか、事業内容や業務を知らずにOB訪問をしても、就活に有効になるどころか、失敗を招いてしまうかもしれません。そうならないように、事前にしっかりと準備を行い、その上で分からなかったことをOBに質問しましょう。OB訪問から、一歩内定へ近づけましょう。

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