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企業研究

【IDOM】入社2年目から事業を動かす〜「ビジネスクリエイター」というキャリアとは〜

中古車買取・販売サービス「ガリバー」を運営するほか、幅広い事業展開で自動車流通マーケットに変革を起こし続ける株式会社IDOM。同社は新卒採用において、中長期の視点に立ったビジネス企画全般に携わる「ビジネスクリエイター職」という採用ルートがある。 幅広い挑戦ができる環境と、人と車の未来をつくる仕事に魅力を感じ、ビジネスクリエイター職採用で入社した3年目の社員の方に話を聞いた。

企業紹介
1994年創業。「ガリバー」ブランドを中心に、日本全国に460店舗を展開する中古車買取・販売のリーディングカンパニー。1998年には、当時史上2番目の速さで株式上場を果たす。自動車流通業界の変革に「挑む」ことに想いを込め、2016年7月に「株式会社ガリバーインターナショナル」から、「株式会社IDOM(いどむ)」へ社名変更。ITとビジネスを融合した新サービス開発など、新たな挑戦を続けている。

人物紹介
株式会社IDOM
Brat事業推進セクション
森崎 さゆり
学生時代にはバックパッカーで世界を巡り、TOEICで満点を取得する経歴を持つ。2020年4月、「ビジネスクリエイター職」採用で新卒入社。ガリバーでの店舗経験を経て、2年目からカスタムカーを販売するBrat事業部に配属、マーケティング責任者を担う。


幅広く経験が積める、成長するための最短ルート

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―――学生時代はどんな就職活動をされていましたか?


とにかく好奇心が旺盛な学生だったので、若いうちからいろんなことをやりたいという想いが強かったです。若手でも挑戦できるチャンスがありそうなベンチャー気質の会社を中心に探していました。将来は起業をするのが夢だったので、幅広い経験ができる仕事がしたいという軸を大切にしていましたね。

―――起業するのが目標なんですね。どんなことをやりたいのか、もう具体的にイメージされているんですか?


自分のやりたいことを仕事にするには、フリーランスになるか起業をして自分でやるのが一番近いのかなと思っていて。ただ、人生経験として一度就職して社会人になった方がいいんじゃないかという助言もあり、就職する道を選びました。やりたいことはいろいろあるんですが、いつかは教育分野で起業できたらなと思っています。

―――学生時代にTOEICで満点を取得されたとお聞きしました。留学経験などがおありなのでしょうか。


帰国子女でもなく、留学経験があるわけでもないんです。大学に編入する前に通っていたビジネス専門学校が英語で授業をする学校だったんですよ。その時は英語がまったくできなくて、スタートラインにも立てない状態だったので、必要に駆られて猛勉強しまして・・・。そのうち、英語が喋れるってかっこいいかもと思うようになり、ハマっていきました(笑)。その後はバックパッカーで世界旅行がしたいと思いはじめて、資金を稼ぐために英語のプレゼンコンテストにいくつも参加して、賞金を狙ったりしましたね。おかげで、ヨーロッパ、南米、タイをまわることができました。

―――旅行資金をプレゼン大会で稼ぐなんて、すごいですね。IDOMに興味を持ったきっかけは何だったのでしょうか。その時の印象も聞かせてください。


きっかけはオファー型の就職サイトでした。大きな会社なのにベンチャーみたいな雰囲気がある会社だなというのが最初の印象です。いろんな方と話をさせていただいて、みなさんすごく楽しそうでしたし、若手にもチャンスがある社風を実感しました。幅広い経験ができそうな「ビジネスクリエイター職」という職種に興味を持ったのも大きかったですね。最短ルートで成長できると感じました。

―――最終的に入社した決め手は何だったのでしょうか。


一番印象に残っているのは、アフリカ事業を手がけている社員の方と話したことですね。
日本の中古車をアフリカに輸出し、Uberなどのライドシェアサービスを利用することで、現地の方が車を所有し稼ぐことを可能にするビジネスの話を聞いて、面白い仕事をされているなと。当時、私の中で「ガリバー」のイメージが強かったのですが、それとは違う新しいことを海外でされていて、すごいなと思ったことが決め手になりました。周りを見ても、ものすごく“車好き”という人もいますが、会社自体が面白そうだから入社したという人の方が多い気がします。


自由に企画提案し、実現できる環境が魅力

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―――入社後はまず、店舗で営業を経験したとのことですが。


はじめはガリバー東船橋店へ配属になりました。それまで、アルバイトといえばファミレスか英語の先生しかやったことがなかったので、とにかく最初は驚くことばかりでしたね。店舗での車の買取や販売の営業、納車や修理の受付などあらゆる業務を担いました。この時、人生で初めて洗車をしたんですよ。こんなこともするんだ!と思いました(笑)

―――店舗での仕事はまったくイメージしてなかったわけですね。やってみていかがでしたか?


自動車の知識が本当に0の状態で入ったので、ものすごく苦労しました。私のいた店舗は買取のお客様がメインだったのですが、自分でお車の査定も行います。社内のアプリに車の情報を入力すると、本部から金額が返ってくる仕組みになっているのですが、その入力をするのにも知識が必要でした。最初はライトの種類とか、エンジンがどうとか、何もかもさっぱりわからなくて。ある程度できるようになるまでに、3~4ヵ月ぐらいかかったんじゃないかと思います。買取は査定価格だけでなく、どれだけお客様に信頼して任せてもらえるかが大事です。親身に話を聞いて商談を重ねることで、最後には買取も自信を持ってできるようになりました。

―――現在配属されている「Brat事業部」について聞かせてください。


ビジネスクリエイター職は1年目で現場を経験した後、2年目でそれぞれ別の部署へと配属になります。「Brat」はIDOMのグループ会社、東京マイカー販売株式会社が運営していて、アウトドアブームとともに人気が高まっているSUV・ハイエースなどにこだわりのカスタムデザインを施している事業です。「オンリーワンを創造する」という理念に基づいて、「遊びのクルマ」「オンリーワンなクルマ」「自分らしいクルマ」などの幅広いニーズに応える車を販売しています。

―――具体的にどんな仕事をされているのでしょうか。


「Brat」のマーケティングをメインに、集客全般が私の役割です。CMやWeb広告から、広報もやりますし、ブランディングなどの中長期戦略も担っています。上司や社長と相談しながらではありますが、3年目からは一人でそのほとんどを任せていただいています。

―――マーケティング職は花形の仕事というイメージですが、やってみていかがですか?


思い出に残っている仕事は、配属2か月ぐらいの時に提案した企画が通ったことですね。旅行系のインフルエンサーの方から、Bratに車の問い合わせがあったんです。すごく興味を持っていただいた様子だったので、「この方にBratの車で旅行する様子をSNSに投稿してもらえないだろうか」と考えました。普段レンタルはしていないので、ダメもとで社内に企画提案したところ、みんなが「ぜひやりましょう」と色々サポートしてくれて。実際に車を北海道まで届けて、SNS配信を実現することができました。この時は、こんなに自由にいろんなことをさせてくれる会社ってなんて素敵だろうと思いました。


自分の仕事が事業全体を動かしている実感

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―――マーケティングに携わってみていかがですか?


いやもう、本当に楽しいです。1から自分で考えて、提案して、自分で形にして、成果が出るとすごく嬉しくて。ただ、今やっている仕事のほとんどが、店舗経験なしではできなかったと思っています。マーケティング施策は私一人でできることは限られていて、店舗を巻き込みながらやっていかなければいけないことばかりです。通常業務に負担はないか、うまく運用するにはどうすればいいかという判断や調整にも、店舗での経験がとても役に立っています。

―――これから挑戦したいことはありますか?


今は、Brat事業部全体で「カスタムカー業界のNO.1」を目指しています。そのために、変えていかなければいけないこと、やれることがまだまだたくさんあります。その一つとして進めているのが、ホームページのリニューアルです。現在のホームページでは、アウトドアが好きな人への訴求が前面に出てしまって、一番の魅力である“カスタムへのこだわり”が伝わりにくくて。Bratは本当にこだわって良い車をつくっています。塗装やパーツ、組み合わせもすべて自社でおこない、ただカスタムをした車を大量につくるのではなく、1台1台オンリーワンの車をつくっている。そのコンセプトがもっとお客様に伝わるようにポイントを整理して、ブランディングをしっかりしていこうと動いています。

―――今後は、海外挑戦や起業なども視野に入っているのですか?


まずはこのBrat事業を大きくしていきたいというのが、今一番の目標です。
思っていた以上に今の仕事が楽しいですし、自分のやっていることがそのまま数字に表れて事業全体を動かしているという実感も、大きなやりがいになっています。
あとは、今の環境で「もっと成長したい」という気持ちが大きいです。

―――では最後に、これから就職活動をする学生に向けてアドバイスをいただけますか?


アドバイスといえるかわかりませんが、就活していた時の自分に言いたいのは、「きっちり決めすぎなくていいよ」ですかね。志望業界ややりたい仕事、目標など具体的にイメージして決めなければいけないと思っていましたが、正直働いてみないとわからないことばかりです。あれこれやりたい私には、決められなくてホントに悩みました。最終的に選んだのは、幅広くいろんなことが経験できる会社、面白そうだと感じられた仕事。当初考えていたこととは全然違っています。もっとざっくりした価値観の軸だけもって、仕事選びをしてもよかったなと今になって思います。就活生の皆さんにも、まずは幅広く業界や仕事を調べてみて、感覚的に「面白そう!」とか「もっと知りたい!」と思える仕事を探してみることをオススメします。

―――ビジネスクリエイター職は経験できる幅広さや、裁量権の大きさが魅力的なお仕事ですね。IDOMさまの若手が挑戦できる環境についても感じられました。本日はお忙しい中、ありがとうございました!


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