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Ridgelinez株式会社

社員インタビュー「それぞれの想いをもって変革という高い山に挑む集団でありたい」

社員インタビュー

現場の最前線で活躍するスタッフのインタビューをご紹介します。

個の力を活かし、企業の変革に伴走する

私の所属しているイノベーション&ビジネス・クリエイションという部署は、社内すべてのグループと連携し、お客様と一緒にビジネスを立ち上げる伴走型で変革を手助けしていく役割を担っています。お客様と対等なパートナーとして一緒に考え、一緒に作っていく。そういう立場になっていきたいと思っています。
その際には、Ridgelinez内のリソースだけではなく、フリーランサーの方や発想の豊かなスタートアップなど、優れたスキルをもった人々との連携を模索していくことになります。彼らが日本を変革していくプロジェクトに参画しやすくする、そうした役割も私たちが担いたいと考えています。

現代は様々なものがすごいスピードで立ち上がり、どんどんイノベーションを起こしていく時代。その源流には、デジタル・テクノロジーによって個人が様々な情報にアクセスできるようになったことがあります。個の力が社会を変えていくという時代に、日本の企業は少し立ち遅れている部分があるのではないでしょうか。個の力を活かそうと考えても、取引基準などの問題に直面してしまうことが往々にしてあります。
一方でRidgelinezは、まだ立ち上がったばかりの会社とはいえ、大企業に信頼していただけるガバナンスや人材管理のできる主体であろうとしています。私たちがマネジメントすることにより、今まで採用やパートナリングの難しかった個人・グループへのアクセスを提供できます。お客様の考える新しいビジネスに対して、スピード感をもって、そして社内だけでは発想できなかった先進性をもって取り組んでいく。その入口を作りたいと考えています。今まで大企業では難しかった「まずやってみる」ということを、迅速かつ簡単にできる仕組みを私の部署で作りたいと思っています。

2030年の“あるべき姿”を描く

私は直近の7年間、ヨーロッパで会社を経営していました。Ridgelinezの掲げるトランスフォーメーションのビジョンや方向性に共鳴して入社したのですが、それはまさに日本企業が絶対にやらなければならないことだと感じています。変革しなければグローバルな競争に勝てないだけではなく、現代社会のスピード感にもついていけません。
そういった観点で、私の部署では2つの側面にフォーカスしようと思っています。ひとつはこれからの人材マネジメント。一人ひとりの個性を企業や社会がどう活かしていくのかという課題です。もうひとつはテクノロジーですが、私が強く意識しているのは、国連が2030年のあるべき姿を定めたSDGs(持続可能な開発目標)です。

従来の日本社会は、現状をベースに改善していくボトムアップ・カルチャーでやってきました。でも、あえて私のチームで意識したいのは、2030年のあるべき姿を描き、そこから今何をすべきか、現在との差分は何なのかを逆算して考えることです。この“あるべき姿”を描くことが、これからの企業にとって、あるいは社会や個人にとっても非常に重要だと思います。私たちも社内外を問わず様々な議論をしながら、2030年のRidgelinezの姿、そして日本という国や社会の姿を描き出していきたいと思っています。

私が考える2030年の日本は、もう少し個の力が強い国になっていてほしい。個の力が強くなることで、本当の意味でのダイバーシティも実現されます。その時に企業がどういう存在になっているかも重要なテーマです。企業とは大勢の人が集まっている場所で、実はそれ以上でも以下でもありません。だとすると、個が強く意識されることで、企業内での単位もよりフレキシブルに動かせるものになる。今は企業と企業の間に明確なボーダーがありますが、その境界線も曖昧になり、かなりの仕事がプロジェクトベースで動くようになっていくのではないでしょうか。
そうした状況は、ある意味で厳しい競争社会といえるかもしれません。でも基本的には、自己責任で生きていきやすい社会です。その中で島国の日本人が、グローバルというものをどう意識していけるのか。ある意味では、それこそが今後の日本における最も大きなチャレンジかもしれないと私は思っています。

一人ひとりのビジョンが響き合う会社

これからRidgelinezに来る方には、自分なりのビジョンをもってほしいと思います。自分はどうありたいかというのもひとつのビジョンですし、人生の目標をこの会社で実現したいということでもいいと思います。いろいろなビジョンを共有しあい、それをRidgelinezという企業のビジョンとしてまとめ上げることができれば、とてもパワフルなのではないでしょうか。

企業のビジョンというのは、トップダウンで従うべきものと思われがちです。でも、そういうものに従属する必要はまったくありません。やはり一人ひとりが自分なりのビジョンをもっているべきで、仕事を通してそれを見つけていく、作っていくことができるように、少しでも力になれたら嬉しいです。そういうかたちでの企業づくり、仲間づくりをしていけたらと思っています。こういう人間でありたいという想いをそれぞれがもち、お互いを認め合うのがダイバーシティ。そんな気持ちをもっていらっしゃる方に来ていただきたいと思っています。

今のRidgelinezのメンバーも、そういう人間が多いと思います。個性派集団のように思われるかもしれませんが、ヨーロッパのマネジメントを経験した立場から見れば、まだまだです。2030年のこの会社を私なりに考えると、あらゆる国籍の人がたくさんいて、性別なども意識しなくていい仕事のあり方、働き方が当たり前な会社にしたい。私の部署のディレクターは女性ですが、人材トランスフォーメンション系には女性も非常に多いです。そうしたパワフルな女性たちとも連携できる主体として、Ridgelinezが機能できればと思っています。

また、Ridgelinezの重要なテーマに「人を育てる」ということがあります。社内の人材だけでなく、仕事として関わる企業の人材を育てることも必要でしょう。我々とインタラクションすることによって、相手に良い影響を与える。そんな人材を積極的に採用していきたいと思っています。まず自分がロールモデルになり、追いかける人がいろいろな企業から出てくる。それを掛け算していくことで、10年、20年というスパンで日本社会を変革できる。そんなことをイメージしながら、私の部署を運営していきたいと思っています。

Ridgelinezは、まだ形になっていないものを集団のエネルギーで作っていこうという会社です。私もマネジメントの一員として、そういう集団のカルチャーを作っていきたいと思います。トランスフォーメーションを担う会社として生まれた以上、変革にコミットしなければ立ち位置もない。そこには覚悟が必要です。ただし背水の陣ではなく、エベレストのような高い山に登る感覚でしょうか。あの山に登りたい、どうしたら登れるだろうと考え、状況を解析し、計画を立て、でも命は落とさないように。そんな集団でありたいと思います。

新型コロナウイルスの社会へのインパクトは非常に大きいですが、私たちはこの状況を2030年に向けて変わっていくきっかけにしなければならないと思います。Ridgelinezが2020年4月という困難なタイミングに立ち上がったのも、ある種の運命なのかもしれません。2030年を迎えた時、Ridgelinezに関わる人たちが「あの時に立ち上がったことには意味があったのだな。大変な時だったからこそ、山頂に登ることができたのだな」と言えるよう、私も力を尽くしたいと思っています。

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