現場に出るからこそ学び、成長する
いま新卒2年目なのですが、データサイエンティストとしての勉強をしながら、専門性を生かすかたちでさまざまなプロジェクトに参加させていただいています。ファッション系企業の店頭在庫配分を最適化するプロジェクトに携わった時は、モデル生成におけるビジネスロジックの定義やデータ可視化などを担当しました。
決して楽な1年ではありませんでしたが、お客様としっかり対話して、一緒に考えながら課題解決に向かっていくというのは、非常にやりがいがありました。とくに大変だったのは、自分が思っていたよりも高い論理性を要求されること。新人でも任される裁量は大きいのですが、そのぶん求められるものも大きい。求められるということは期待もされていると思うのですが、それに応えられない自分にもどかしさを感じることもありました。必死についていった感じです(笑)。
先輩方のアドバイスは、とにかくたくさん経験を積むようにというものでした。コンサルタントは、あちこちの現場で学んだことが積み重なって、ふと振り返った時に成長を感じるものだと思います。だから食わず嫌いをせず、いろいろなプロジェクトを経験するようにしています。Ridgelinezには年功序列の文化はまったく無く、誰の意見かどうかにかかわらず、良いものが採用されます。ですので、女性向けの商品を扱っていた時などは、とくに積極的に意見を出しました。
高い専門性と幅広い知識を兼備する
Ridgelinezの持ち味のひとつは、さまざまな専門性をもつ部署同士の連携にあると思います。私が所属しているビジネスサイエンスという部署でも、他の部署と連携したプロジェクトがいくつもスタートしています。これまではデータ分析などベース部分の仕事が多かったのですが、これからは経営の部分から一気通貫で関わっていくようなケースも増えてくるのかなと思っています。
自分の知識を現場でどうやって生かしていくか、どのようにデータを可視化したら役に立つかを考えると、これからは専門性だけではなく、より幅広い基礎知識が求められてくると思っています。つまり、知識の縦と横を同時に伸ばしていく必要があるんですね。私も会計スキルやマーケティングの勉強もしましたし、新人だった去年より数倍は本を読んでいます(笑)。もちろん疲れることもありますが、勉強したぶんだけ貢献できる仕事なので、やりがいも大きいです。
私の目標は、マネジメントのトップからビジネスロジックを作り、現場までの一貫した流れでコンサルティングしていくような、バイタリティのある人材になることです。データサイエンティストとしての高い専門性をもちながら、クリエイティブにいろいろな発想ができて、お客様の課題の本質をつかんで提案できるコンサルタントになりたいなと思っています。
何ごとも面白いと思う感性が大切
Ridgelinezは、たくさんのプロが身近に所属し相談をしやすい会社です。上司に「この部分はどんな勉強をしたらいいですか?」と聞くと、山ほど本を教えてくれます(笑)。社内のプログラムでも、ロジカルシンキングなどの基礎的な講座をやってくれています。自分から積極的に講座に参加するなど、いろいろなことに興味をもって自主的に勉強している人が多いのも、この会社の特徴かもしれません。
私の場合、外を歩いていて、一緒に仕事させていただいたお客様の商品を見かけると、つい反応してしまいますし、陳列棚ひとつが気になって、いろいろなことを考えてしまいます。そんな風に仕事を通して得た知識で世の中を見るのは、すごく楽しいことですよね。私が一緒に働きたいと思うのも、いろいろなことに探究心をもっている方です。物事を面白いと思う感性が豊かなほうが、何にでも前向きなアクションが起こせると思います。これからのRidgelinezにそういう方々が増えていけば、ディスカッションもより活発になるでしょうし、会社としての可能性も広がっていくのかなと思っています。